2009/05/23 - 2009/05/23
114位(同エリア534件中)
ココアさん
本当は、誰にも教えたくない至宝の街『ヴェルトハイム』。川と山城に囲まれた街としては、個人的には最もお薦めの小さな街のひとつ。
1.ハイデルベルクなどの様に、日本人を含めたアジアの方々が居ない、ドイツ人が静かに時を過ごす観光地だから。
2.かといって、決して鄙びていない、オシャレな街。お店やレストランも充実しているし。
3.見事なお城『Burg Wertheim』からは、「マイン川」と「タウバー川」に囲まれた、木組みの家の街が見渡せる、素敵な眺望を楽しめるから。
煌きの街『ヴェルトハイム』は、バイエルン州のヴュルツブルクとミルテンベルクの間に、食い込んでいるバーデン・ヴュルテンベルク州の北端に位置します。
フランクフルト空港からも80Km強の距離にあり、ヴュルツブルクへの観光バスが立ち寄る定番スポット『ヴェルトハイム・ヴィレッジ(巨大アウトレット)』にも近く便利。
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アウトバーンを降りて、(日本の会津から新潟へと向かう阿賀野川や只見川に似た、静かな流れの)マイン川に沿って、15分程走ります。
この、白鳥達や、観光船が停泊しているのが目印の、ヴェルトハイムの街に到着です。 -
向こうには、ちょっと小さめの観光船。その先が、タウバー川との合流点です。
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街の入り口には、Spitzer Turmがあります。
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マイン川に面した所には、各レストラン兼ホテルが立ち並んでいます。
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「なんだお前、よそ者だな」と威嚇してきます。
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街中で、多くの米語を話す観光客に出会いましたので、もしかしたら、右の大型観光船で来られた団体さんかもしれません。
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さて、街中への入り口です。
こんなお店が迎えてくれます。 -
裏路地を進むと、先程のSpitzer Turmが見える、オシャレな一角へ出ます。
絵を売っているお店でしょうか。 -
後ろを振り返ると、この建物が。
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屋根の下のこの部分、何と呼ぶのでしょうか?
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ちょっと進んでいくと、街のハイライトMarktplatzへと出ます。
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皆、観光客ですが、著名な川とお城の某観光地と違って、あくせくと観て回っている人など誰も居ません。ここでは、テーブルに座って、じっと何もしない時を過ごせば、それでいいのです。
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蛇の看板は、初めて見ました。
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街灯には、フランスの様に花が添えられています。
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おしゃれな尖がりのお家。
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路地があると、何故か入りたくなる、本能(^_^;)
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奥では、誰かがくつろいでいました。
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Marktplatz。北の方角を振り返るとこんな感じ。
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Marktplatzの南側には、個人的に最も惹かれるスポット、Engelsbrunnenのある小さな広場があります。
ここの二つの木組みの建物は、見事というしかありません。 -
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Engelsbrunnen(英語で言うとAngel's well)のこの場所、どの角度から撮っても絵になるのです。
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Engelsbrunnenの反対側に出ると、素敵な空間に出遭えます。
右のKilianskapelle(英語で言うとSt. Kilian's Chapel)は、one of the most beautiful gothic chapels in germanyと、Wertheimの街発行のパンフレットに記載されています(ドイツの政府観光案内にも同様の記載が)。 -
反対側から観ると。
あのパラソルの下で、ゆったりとワインでディナーを楽しみたい、そんな誘惑に駆られます。 -
ヴェルトハイム城へは、Kilianskapelleの横のこの階段を登って行きます。
すれ違う方々の多くが、米語を話しています。
団体ご一行様?それにしても、随分とマニアックなツアー。結構、ここやこの周辺、観光バスが沢山行き交っています。 -
階段を登ると、あとは舗装道路。ここをゆっくりと登れば直ぐにお城です。
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直ちにみえてくる、Burg Wertheim。
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その美しきシルエット。
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日本のガイドブックには載っていないけれど、圧巻の要塞でしょ!
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この日立ち寄ったのは、夕方でしたので、逆光です。街の眺望写真撮影には、午前中をお薦めします。
右がマイン川、そして見えにくいですが、ちょっと向こうがタウバー川との分岐点。つまり、街は、二つの川に挟まれた、三角形みたいな形なのです。 -
マイン側の左側が、街です。
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寄ってみると、街のシンボルである、Spizer Turmが見えます。
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Ehem Fuerstliche Hofhaltung(英語で言うとFormer Princely Residence)のWeissen Turm(White Tower)が眼下に見えます。
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マイン川まで下りてきて、下から見上げるBurg Wertheim。見事な容姿です。
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こちらは、第二駐車場から街の入り口。
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その奥の路地には、ドイツの他ではなかなか見られない形の看板があります。
落ちてきて頭に当たったら痛いだろうな、とあらぬ心配をしてしまいます。 -
倹約家のドイツ人の多くは、ホテルに泊まるよりも、こういった車に泊まる人が結構多いですね。川の畔にだなんて、日本人も見習いたいライフスタイルですね。
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白鳥もそろそろ就寝タイム。
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ドイツ人に倣って、ゆっくりと時を過ごすべく、マイン川沿いの上品なホテル兼レストランで、乾いた喉を潤します。
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ドイツでは、飲酒運転への処罰は厳しいので、毎度、美味しいPANNAを飲みます。(左は見るだけ。)
聞こえてくるのは、鳥の声だけ。それだけで十分です。 -
Spitzer Turmに別れを告げます。
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この旅行記へのコメント (2)
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- rimigardenさん 2009/06/18 00:10:15
- ココアさん素敵な古城ですね。
- ココアさん今晩は♪
先週お陰様で無事帰国しました。
素敵な町と素敵な古城ホテルですね。
この古城は上の部分が廃墟に見えますね。
こういった趣☆私も好きです。
ところで
この街の風景の近くには線路がありましたぁ?
もしあるのならば
列車から私、見たのかも(*^_^*)
りみ
- ココアさん からの返信 2009/06/19 00:59:02
- RE: ココアさん素敵な古城ですね。
- > ココアさん今晩は♪
> 先週お陰様で無事帰国しました。
こん晩は、りみさんの旅行記、拝見しました。大作シリーズになりそうですね、日々、アップされていくお写真が増えていくのでしょうから、これからも楽しみにしております。
> こういった趣☆私も好きです。
ドイツは、川の無いスポットも入れると、丘の上のお城とその下に広がる木組みの街という魅惑の街は、たくさん、たくさんある筈ですから、このヴェルトハイムに限らず、日本のガイドブックに乗っていない、お城の街をどこもかしこも訪問し尽せたらいいなぁ、と思います。
これからも、そういう街をアップし続けられたらいいなぁと思っていますので、時々見て頂けたら嬉しい限りです。
お手軽な丘の上のお城で、一点、ご紹介したいのが、シュロス・モンテバウアーです。普通、シュロスは、平野の低地にありますが、ここは何故かしら、ブルクではなく、シュロスが丘の上にあるのです。黄色い色が素敵なのです。夕方の光で順光となり、ヴェルトハイムのお城の様に、遠方から観ての容姿がたまらないものがあります。
フランクフルト空港からケルン方向へアウトバーン33を走っていると、先ず、素敵なリンブルクの街に目が行っちゃいますが、そのままさらに進むと、ICEの大きな駅、Montabaurがありますが、丘の上の輝くお城が電車からも見える筈です。ICEにお乗りになる機会があれば、観てみて下さい。
ご参考Websiteが幾つかありました。
http://de.wikipedia.org/wiki/Schloss_Montabaur
http://www.montabaur.de/haupt/index.html?ionasFrameCheckName=frmInhalt&ionasFrameCheckUrl=http%3A%2F%2Fwww.montabaur.de%2Fhaupt%2Fbuerger%2Foeffentl_einrichtungen_a_z%2Fschloss_montabaur%2F%3Freferrer%3Dhttp%253A%252F%252Fsearch.yahoo.co.jp%252Fsearch%253Fp%253DSchloss%252BMontabaur%2526search_x%253D1%2526tid%253Dtop_ga1_sa%2526ei%253DUTF-8%2526pstart%253D1%2526fr%253Dtop_ga1_sa%2526b%253D11%2526qrw%253D0
http://www.adgonline.de/hotel_schloss_montabaur/haupt/index.phtml?PHPSESSID=0528e5a8d6f955a859b6b1b1ae5fb16c&ionasFrameCheckName=ADGmain&ionasFrameCheckUrl=http%3A%2F%2Fwww.adgonline.de%2Fhotel_schloss_montabaur%2Fhaupt%2Fhotel%2Finhalt%2Findex.phtml%3FPHPSESSID%3D0528e5a8d6f955a859b6b1b1ae5fb16c%26referrer%3D
> ところで
> この街の風景の近くには線路がありましたぁ?
> もしあるのならば
> 列車から私、見たのかも(*^_^*)
うわっ!凄いです、もしかしたら、フランクフルトから、ハーナウ経由の、マイン川沿いを走る列車にご乗車されたのですか?羨ましい限りです。マイン川に沿っての線路が南下し始めていくと、しばらく、ずっと、ヴェルトハイム城が見えている筈です。道路からも同様、お城の景観が暫く見えています。そのまま、Ulmへ向かわれた列車だとしたら、間違い無いです。
線路は、タウバー川が分岐するところで、タウバー川に沿って走るので、マイン川と共にヴェルトハイムの街に接するタウバー川の対岸に、線路があります。
いつか、列車にも乗ってみたくなります。
これからも、色々と情報など宜しくお願いします。
ココア
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