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本当は、誰にも教えたくない至宝の街『ヴェルトハイム』。川と山城に囲まれた街としては、個人的には最もお薦めの小さな街のひとつ。<br />1.ハイデルベルクなどの様に、日本人を含めたアジアの方々が居ない、ドイツ人が静かに時を過ごす観光地だから。<br />2.かといって、決して鄙びていない、オシャレな街。お店やレストランも充実しているし。<br />3.見事なお城『Burg Wertheim』からは、「マイン川」と「タウバー川」に囲まれた、木組みの家の街が見渡せる、素敵な眺望を楽しめるから。<br /><br />煌きの街『ヴェルトハイム』は、バイエルン州のヴュルツブルクとミルテンベルクの間に、食い込んでいるバーデン・ヴュルテンベルク州の北端に位置します。<br />フランクフルト空港からも80Km強の距離にあり、ヴュルツブルクへの観光バスが立ち寄る定番スポット『ヴェルトハイム・ヴィレッジ(巨大アウトレット)』にも近く便利。

美しき至宝 『ヴェルトハイム』 − 二つの川に挟まれたお城の街

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2009/05/23 - 2009/05/23

114位(同エリア534件中)

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ココア

ココアさん

本当は、誰にも教えたくない至宝の街『ヴェルトハイム』。川と山城に囲まれた街としては、個人的には最もお薦めの小さな街のひとつ。
1.ハイデルベルクなどの様に、日本人を含めたアジアの方々が居ない、ドイツ人が静かに時を過ごす観光地だから。
2.かといって、決して鄙びていない、オシャレな街。お店やレストランも充実しているし。
3.見事なお城『Burg Wertheim』からは、「マイン川」と「タウバー川」に囲まれた、木組みの家の街が見渡せる、素敵な眺望を楽しめるから。

煌きの街『ヴェルトハイム』は、バイエルン州のヴュルツブルクとミルテンベルクの間に、食い込んでいるバーデン・ヴュルテンベルク州の北端に位置します。
フランクフルト空港からも80Km強の距離にあり、ヴュルツブルクへの観光バスが立ち寄る定番スポット『ヴェルトハイム・ヴィレッジ(巨大アウトレット)』にも近く便利。

  • アウトバーンを降りて、(日本の会津から新潟へと向かう阿賀野川や只見川に似た、静かな流れの)マイン川に沿って、15分程走ります。<br />この、白鳥達や、観光船が停泊しているのが目印の、ヴェルトハイムの街に到着です。

    アウトバーンを降りて、(日本の会津から新潟へと向かう阿賀野川や只見川に似た、静かな流れの)マイン川に沿って、15分程走ります。
    この、白鳥達や、観光船が停泊しているのが目印の、ヴェルトハイムの街に到着です。

  • 向こうには、ちょっと小さめの観光船。その先が、タウバー川との合流点です。

    向こうには、ちょっと小さめの観光船。その先が、タウバー川との合流点です。

  • 街の入り口には、Spitzer Turmがあります。

    街の入り口には、Spitzer Turmがあります。

  • マイン川に面した所には、各レストラン兼ホテルが立ち並んでいます。

    マイン川に面した所には、各レストラン兼ホテルが立ち並んでいます。

  • 「なんだお前、よそ者だな」と威嚇してきます。

    「なんだお前、よそ者だな」と威嚇してきます。

  • 街中で、多くの米語を話す観光客に出会いましたので、もしかしたら、右の大型観光船で来られた団体さんかもしれません。

    街中で、多くの米語を話す観光客に出会いましたので、もしかしたら、右の大型観光船で来られた団体さんかもしれません。

  • さて、街中への入り口です。<br />こんなお店が迎えてくれます。

    さて、街中への入り口です。
    こんなお店が迎えてくれます。

  • 裏路地を進むと、先程のSpitzer Turmが見える、オシャレな一角へ出ます。<br />絵を売っているお店でしょうか。

    裏路地を進むと、先程のSpitzer Turmが見える、オシャレな一角へ出ます。
    絵を売っているお店でしょうか。

  • 後ろを振り返ると、この建物が。

    後ろを振り返ると、この建物が。

  • 屋根の下のこの部分、何と呼ぶのでしょうか?

    屋根の下のこの部分、何と呼ぶのでしょうか?

  • ちょっと進んでいくと、街のハイライトMarktplatzへと出ます。

    ちょっと進んでいくと、街のハイライトMarktplatzへと出ます。

  • 皆、観光客ですが、著名な川とお城の某観光地と違って、あくせくと観て回っている人など誰も居ません。ここでは、テーブルに座って、じっと何もしない時を過ごせば、それでいいのです。

    皆、観光客ですが、著名な川とお城の某観光地と違って、あくせくと観て回っている人など誰も居ません。ここでは、テーブルに座って、じっと何もしない時を過ごせば、それでいいのです。

  • 蛇の看板は、初めて見ました。

    蛇の看板は、初めて見ました。

  • 街灯には、フランスの様に花が添えられています。

    街灯には、フランスの様に花が添えられています。

  • おしゃれな尖がりのお家。

    おしゃれな尖がりのお家。

  • 路地があると、何故か入りたくなる、本能(^_^;)

    路地があると、何故か入りたくなる、本能(^_^;)

  • 奥では、誰かがくつろいでいました。

    奥では、誰かがくつろいでいました。

  • Marktplatz。北の方角を振り返るとこんな感じ。

    Marktplatz。北の方角を振り返るとこんな感じ。

  • Marktplatzの南側には、個人的に最も惹かれるスポット、Engelsbrunnenのある小さな広場があります。<br />ここの二つの木組みの建物は、見事というしかありません。

    Marktplatzの南側には、個人的に最も惹かれるスポット、Engelsbrunnenのある小さな広場があります。
    ここの二つの木組みの建物は、見事というしかありません。

  • Engelsbrunnen(英語で言うとAngel&#39;s well)のこの場所、どの角度から撮っても絵になるのです。

    Engelsbrunnen(英語で言うとAngel's well)のこの場所、どの角度から撮っても絵になるのです。

  • Engelsbrunnenの反対側に出ると、素敵な空間に出遭えます。<br />右のKilianskapelle(英語で言うとSt. Kilian&#39;s Chapel)は、one of the most beautiful gothic chapels in germanyと、Wertheimの街発行のパンフレットに記載されています(ドイツの政府観光案内にも同様の記載が)。

    Engelsbrunnenの反対側に出ると、素敵な空間に出遭えます。
    右のKilianskapelle(英語で言うとSt. Kilian's Chapel)は、one of the most beautiful gothic chapels in germanyと、Wertheimの街発行のパンフレットに記載されています(ドイツの政府観光案内にも同様の記載が)。

  • 反対側から観ると。<br />あのパラソルの下で、ゆったりとワインでディナーを楽しみたい、そんな誘惑に駆られます。

    反対側から観ると。
    あのパラソルの下で、ゆったりとワインでディナーを楽しみたい、そんな誘惑に駆られます。

  • ヴェルトハイム城へは、Kilianskapelleの横のこの階段を登って行きます。<br />すれ違う方々の多くが、米語を話しています。<br />団体ご一行様?それにしても、随分とマニアックなツアー。結構、ここやこの周辺、観光バスが沢山行き交っています。

    ヴェルトハイム城へは、Kilianskapelleの横のこの階段を登って行きます。
    すれ違う方々の多くが、米語を話しています。
    団体ご一行様?それにしても、随分とマニアックなツアー。結構、ここやこの周辺、観光バスが沢山行き交っています。

  • 階段を登ると、あとは舗装道路。ここをゆっくりと登れば直ぐにお城です。

    階段を登ると、あとは舗装道路。ここをゆっくりと登れば直ぐにお城です。

  • 直ちにみえてくる、Burg Wertheim。

    直ちにみえてくる、Burg Wertheim。

  • その美しきシルエット。

    その美しきシルエット。

  • 日本のガイドブックには載っていないけれど、圧巻の要塞でしょ!

    日本のガイドブックには載っていないけれど、圧巻の要塞でしょ!

  • この日立ち寄ったのは、夕方でしたので、逆光です。街の眺望写真撮影には、午前中をお薦めします。<br />右がマイン川、そして見えにくいですが、ちょっと向こうがタウバー川との分岐点。つまり、街は、二つの川に挟まれた、三角形みたいな形なのです。

    この日立ち寄ったのは、夕方でしたので、逆光です。街の眺望写真撮影には、午前中をお薦めします。
    右がマイン川、そして見えにくいですが、ちょっと向こうがタウバー川との分岐点。つまり、街は、二つの川に挟まれた、三角形みたいな形なのです。

  • マイン側の左側が、街です。

    マイン側の左側が、街です。

  • 寄ってみると、街のシンボルである、Spizer Turmが見えます。

    寄ってみると、街のシンボルである、Spizer Turmが見えます。

  • Ehem Fuerstliche Hofhaltung(英語で言うとFormer Princely Residence)のWeissen Turm(White Tower)が眼下に見えます。

    Ehem Fuerstliche Hofhaltung(英語で言うとFormer Princely Residence)のWeissen Turm(White Tower)が眼下に見えます。

  • マイン川まで下りてきて、下から見上げるBurg Wertheim。見事な容姿です。

    マイン川まで下りてきて、下から見上げるBurg Wertheim。見事な容姿です。

  • こちらは、第二駐車場から街の入り口。

    こちらは、第二駐車場から街の入り口。

  • その奥の路地には、ドイツの他ではなかなか見られない形の看板があります。<br />落ちてきて頭に当たったら痛いだろうな、とあらぬ心配をしてしまいます。

    その奥の路地には、ドイツの他ではなかなか見られない形の看板があります。
    落ちてきて頭に当たったら痛いだろうな、とあらぬ心配をしてしまいます。

  • 倹約家のドイツ人の多くは、ホテルに泊まるよりも、こういった車に泊まる人が結構多いですね。川の畔にだなんて、日本人も見習いたいライフスタイルですね。

    倹約家のドイツ人の多くは、ホテルに泊まるよりも、こういった車に泊まる人が結構多いですね。川の畔にだなんて、日本人も見習いたいライフスタイルですね。

  • 白鳥もそろそろ就寝タイム。

    白鳥もそろそろ就寝タイム。

  • ドイツ人に倣って、ゆっくりと時を過ごすべく、マイン川沿いの上品なホテル兼レストランで、乾いた喉を潤します。

    ドイツ人に倣って、ゆっくりと時を過ごすべく、マイン川沿いの上品なホテル兼レストランで、乾いた喉を潤します。

  • ドイツでは、飲酒運転への処罰は厳しいので、毎度、美味しいPANNAを飲みます。(左は見るだけ。)<br /><br />聞こえてくるのは、鳥の声だけ。それだけで十分です。

    ドイツでは、飲酒運転への処罰は厳しいので、毎度、美味しいPANNAを飲みます。(左は見るだけ。)

    聞こえてくるのは、鳥の声だけ。それだけで十分です。

  • Spitzer Turmに別れを告げます。

    Spitzer Turmに別れを告げます。

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この旅行記へのコメント (2)

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  • rimigardenさん 2009/06/18 00:10:15
    ココアさん素敵な古城ですね。
    ココアさん今晩は♪
    先週お陰様で無事帰国しました。

    素敵な町と素敵な古城ホテルですね。
    この古城は上の部分が廃墟に見えますね。
    こういった趣☆私も好きです。
    ところで
    この街の風景の近くには線路がありましたぁ?
    もしあるのならば
    列車から私、見たのかも(*^_^*)


    りみ

    ココア

    ココアさん からの返信 2009/06/19 00:59:02
    RE: ココアさん素敵な古城ですね。
    > ココアさん今晩は♪
    > 先週お陰様で無事帰国しました。
    こん晩は、りみさんの旅行記、拝見しました。大作シリーズになりそうですね、日々、アップされていくお写真が増えていくのでしょうから、これからも楽しみにしております。

    > こういった趣☆私も好きです。
    ドイツは、川の無いスポットも入れると、丘の上のお城とその下に広がる木組みの街という魅惑の街は、たくさん、たくさんある筈ですから、このヴェルトハイムに限らず、日本のガイドブックに乗っていない、お城の街をどこもかしこも訪問し尽せたらいいなぁ、と思います。
    これからも、そういう街をアップし続けられたらいいなぁと思っていますので、時々見て頂けたら嬉しい限りです。

    お手軽な丘の上のお城で、一点、ご紹介したいのが、シュロス・モンテバウアーです。普通、シュロスは、平野の低地にありますが、ここは何故かしら、ブルクではなく、シュロスが丘の上にあるのです。黄色い色が素敵なのです。夕方の光で順光となり、ヴェルトハイムのお城の様に、遠方から観ての容姿がたまらないものがあります。
    フランクフルト空港からケルン方向へアウトバーン33を走っていると、先ず、素敵なリンブルクの街に目が行っちゃいますが、そのままさらに進むと、ICEの大きな駅、Montabaurがありますが、丘の上の輝くお城が電車からも見える筈です。ICEにお乗りになる機会があれば、観てみて下さい。
    ご参考Websiteが幾つかありました。
    http://de.wikipedia.org/wiki/Schloss_Montabaur
    http://www.montabaur.de/haupt/index.html?ionasFrameCheckName=frmInhalt&ionasFrameCheckUrl=http%3A%2F%2Fwww.montabaur.de%2Fhaupt%2Fbuerger%2Foeffentl_einrichtungen_a_z%2Fschloss_montabaur%2F%3Freferrer%3Dhttp%253A%252F%252Fsearch.yahoo.co.jp%252Fsearch%253Fp%253DSchloss%252BMontabaur%2526search_x%253D1%2526tid%253Dtop_ga1_sa%2526ei%253DUTF-8%2526pstart%253D1%2526fr%253Dtop_ga1_sa%2526b%253D11%2526qrw%253D0
    http://www.adgonline.de/hotel_schloss_montabaur/haupt/index.phtml?PHPSESSID=0528e5a8d6f955a859b6b1b1ae5fb16c&ionasFrameCheckName=ADGmain&ionasFrameCheckUrl=http%3A%2F%2Fwww.adgonline.de%2Fhotel_schloss_montabaur%2Fhaupt%2Fhotel%2Finhalt%2Findex.phtml%3FPHPSESSID%3D0528e5a8d6f955a859b6b1b1ae5fb16c%26referrer%3D


    > ところで
    > この街の風景の近くには線路がありましたぁ?
    > もしあるのならば
    > 列車から私、見たのかも(*^_^*)
    うわっ!凄いです、もしかしたら、フランクフルトから、ハーナウ経由の、マイン川沿いを走る列車にご乗車されたのですか?羨ましい限りです。マイン川に沿っての線路が南下し始めていくと、しばらく、ずっと、ヴェルトハイム城が見えている筈です。道路からも同様、お城の景観が暫く見えています。そのまま、Ulmへ向かわれた列車だとしたら、間違い無いです。
    線路は、タウバー川が分岐するところで、タウバー川に沿って走るので、マイン川と共にヴェルトハイムの街に接するタウバー川の対岸に、線路があります。
    いつか、列車にも乗ってみたくなります。
    これからも、色々と情報など宜しくお願いします。

    ココア

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