2009/02 - 2009/02
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Weiwojingさん
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2月末に早春の奈良に行って来ました。いろいろな寺院を訪れて仏像を見てまわりましたが、寺院の奥深く安置されている多くの仏像に大変興味をおぼえました。
これまで仏像には、その造形美といった方面からは関心がありましたが、信仰の対象としての仏像にはそれほど興味を抱いていませんでした。しかし、今回寺院に安置されている数々の仏像を見ていると、その背後で人々が長年守ってきたその強い信仰といったものに惹かれました。
今、テレビや雑誌で仏像ブームが起きていますが、これは東京上野の東京国立博物館平成館で開かれている「国宝阿修羅展」の開催をきつかけにしたものです。阿修羅像を表紙にした雑誌や書籍が続々と出版され、首都圏を中心に大手書店もこぞってブックフェアを開催。また、大学やカルチャーセンターの講座が一般向けに多数開かれるなど、これまでにない層に波及しています。
テレビ各局の看板ワイドショーも「社会現象」として取り上げています。「阿修羅像に会えた?」というコピーで、4月発売された「BRUTUS」は男性カルチャー誌としては異例の実売11万部に迫る勢いです。同誌の編集長は「阿修羅は全世代、全国民のアイドル」だと話しています。
そんなブームをきっかけにして、仏像に一段とのめり込んでいきましたが、ただ仏像と言っても様々な様式があり、理解するのが大変難しいです。
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興福寺国宝館に収められている「阿修羅像」(奈良時代制作)です。
現在、「国宝 阿修羅展」が開催されていて、身近に見ることができます。見に行きたいと考えていますが、難しそうです。そこでこの阿修羅像に関する本や雑誌を購入して、読んでみました。 -
あまりにも有名な、広隆寺に安置されている「弥勒菩薩跏像」です。端正な顔つきをしていますね。朝鮮系統の仏像でしょうか。
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法隆寺に置かれている「釈迦如来坐像」(部分)です。
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目を閉じて、穏やかな表情の、秋篠寺本堂に安置されている「伎芸天立像」(奈良時代制作)です。
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唐招堤寺金堂に安置されている「千手観音立像」(奈良時代制作)です。
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飛鳥寺安居院にある、飛鳥大仏とも言われる「釈迦如来坐像」(飛鳥時代制作)です。
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夢違観音(観音菩薩像)です。法隆寺宝蔵殿に置かれています。白鳳時代の作です。
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奈良時代に製作された「月光菩薩像」です。東大寺法華堂に安置されています。
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いかにも穏やかな顔付きの「山田寺仏頭」です。これは白鳳時代に作られ、現在興福寺国宝館に収められています。
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新薬師寺本堂に置かれている、怒りを露わにした「伐折羅大将像」(十二神将のうち)です(奈良時代制作)。
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瑠璃色のステンドグラスの光を背にした伐折羅大将像です。これを見て、お寺にステンドグラスがあるのに驚かれるかもしれませんね。正直、小生自身も大変驚きました。
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薬師寺金堂に安置されている「日光菩薩像」です。奈良時代前期の作と伝えられています。
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優美な美しさを有する「弥勒菩薩半蹴像」(伝如意輪観音)です。飛鳥時代に作られ、中宮寺に収められています。
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東大寺華法堂に安置されている「不空羂索観音立像」です。奈良時代の制作です。
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奈良時代の制作と言われる「広目天立像」です。東大寺戒壇堂にあります。
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