小倉日記?　　　趣味の献血

2008/08/31 - 2008/08/31

いきなりここで【北九州のトリビア】です。

ある日のおばちゃんＡ＆Ｂの会話
Ａ「Ｂさん、どこに行きよんなさあと？」
Ｂ「ちょっと街まで行きよおとですよ」

こんな会話が市内のＪＲ駅やバス停で聞かれます。

この”街”とは繁華街＝小倉北区魚町界隈のことです。
北九州人にとっての繁華街がここ一箇所しかないって言うのは寂しい限りです。

私も久しぶりに”街”に行きました。
目的は二つ。
１．愛用のウォーターマンの万年筆を修理に出す。
　（私、手紙魔でメールの返事は急ぎでない限り手紙で返信しま　　す。他にモンブランやカルティエなど５本の万年筆を愛用。
　　便箋も自分でデザインしたものを印刷してもらって利用して　　います。）

２．献血が趣味で（変ですか？）４２回目の献血をすること。
　（私、血液だけは美人の自信があります。）

今回もなあんちゃない、ジモティの街歩記です。

エリア 小倉・北九州市中心部(福岡)

この日は車で行ったので、クエスト馬借駐車場に停めました。
地下１階は文房具売り場、１・２階が北九州でも有数の本屋です。
時間がある時は入り浸っています。

駐車料金は、１時間４００円。
井筒屋デパートで２０００円以上お買い物をすれば、２時間半無料です。

この日は２時間３６分駐車しました。
たった６分の超過でしたが、しっかり２００円の超過代金を取られました。

たった６分やん。まけてくれてもよかろうもん。と言いたかった。

駐車場から井筒屋本館まで無料のシャトルバスがありますが、近いのでこの日は歩きました。

左の大きなビルが、北九州市役所です。
北九州市には、個性的なビルがいくつもあるのに、さすがお役所ですね。
堅苦しく全くセンスレスな建物だと思います。

その横にちょこんと見えるのが、小倉城です。

右のビルは、現在売り出し中のマンションです。

市役所と小倉城の遠景です。
子どもの頃、小倉城って何て大きな建物なんだろうと見上げたものです。
周囲に建物がないので、市役所がやたらでかく感じます。

手前の川は、小倉の中心を流れる”紫川”

小倉の新しいスポット”リバーウォーク北九州”です。
新しいと言ってもオープンして５年経ちましたが。

今回初めてこの辺を歩いてみて、小倉にもこんなオサレなカフェがあることを初めて知りました。

もう少し涼しくなったら、このテラスでコーヒータイムを過ごそうと思います。
似合わんやろなあ・・・私。

タリーズカフェ

最初の目的地、井筒屋デパート正面玄関横のブロンズ像です。
彫刻のことは(も)わかりません。

今まで何十回となくこの前を通ったにもかかわらず、気付きませんでした。

デジカメを持ち歩くようになって、てれーっと歩くのがもったいないと思うようになり、とりあえず何でもカメラに収めるようにしています。

ここが、小倉の中心地で一番にぎやかな交差点です。

ビルはヤマハビルです。

音楽をやっているので子どもの頃からお世話になっています。

かつては路面電車が走っていました。
廃止決定後に、映画のロケが行われていました。

裸足の三浦友和が、電車に鎖を引っ掛けて引っ張っていました。
暑い時期だったと記憶しています。
仕事とは言え、役者も大変だなあと気の毒に思ったものです。

街一番のにぎやか交差点に建つマンションです。

つい数年前まで、『三愛』や映画館などが入る『東映会館』と言うファッションビルでしたが、取り壊されて５階までがテナント、その上がマンションです。

こんな一等地のお部屋ってお幾らかしら。って、知ったところで買えませんが。

再度ご紹介します。

アーケード商店街発祥の地『魚町商店街』です。

次の目的地、献血ルームはこのアーケード内にあります。

献血ルームです。

受付は、左の階段を上がった２階にあります。
階段途中に無料のロッカーがあるので、買い物帰りにでも寄ることができます。

２階の受付に行って、ちかっぱびっくり！！
若い人が沢山待っていました。
しかもカップルで。

これが、今回の献血のご褒美です。

中には、歯磨き粉と歯ブラシが入っていました。

この日は、【２４時間テレビ】の日で、献血ルーム前にも募金箱が置かれていました。

特別に、読売新聞社からもお礼状とプレゼントをいただきました。

今どき、ほとんど見られなくなった社名入りタオルです。

介護用のからだふきタオルです。

時代の流れでしょうかねえ。

以前は、抽選ではありましたが、ヴィトンのポーチがご褒美の品として用意されていたこともありましたが。

献血も無事終わり、小倉駅に向かって歩きました。

モノレールの車両が駅ビルから出て行っていました。

小倉駅から商店街に入ってすぐのところにある人気のパン屋【シロヤ】です。

６月に寄った時は、お値段据え置きでしたが、さすがにこの時は値上がりしていました。

人気のパンは１個７０円でした。１０円の値上げです。

この物価高の影響か、今まであまり見かけなかった男子大学生の姿が多く見られたのは、驚きでした。

gooブログで出張先のマンホールの写真を載せていた娘に刺激され、私も下を向いてパチリ。

北九州市の市花”ひまわり”がデザインされたマンホールの蓋です。

井筒屋前に戻って来ました。

創業昭和１２年の老舗”四方平”と言う、すし屋＆ラーメン屋です。

入り口は、ラーメン屋とすし屋と分かれていますが、中はひとつです。

以前、とあるアンケートで好きな食べ物を問われ、「寿司とラーメン」と答えたことがありましたが、二つを一緒に頂きたいとは思いません。

とんこつスープの匂い立ち込める中で食べる握り寿司って、どんなものなんでしょう？

入口横に架けられたメニュー

右から、ラーメンセット６５０円
　　　　とんこつラーメンと巻き寿司のセット

　　　　スペシャルセット１４５０円
　　　　とんこつラーメンと握り寿司のセット

　　　　ビールセット１６００円
　　　　これにはラーメンは付いていません。

お寿司とラーメンのコラボってどうなんでしょう？

寿司はすし屋で、ラーメンはラーメン屋で別々に頂きたいと思うのは、頭が固すぎるのかしら？私。

ＮＨＫ北九州放送局

隣の黒いビルは、ゼンリン本社ビルです。

ＮＨＫのビル前にある池です。
何かオブジェがあります。

白いポールは外灯でしょうか？
上の方に何やら子ども服のようなものが被せてありますが、一体何の目的があるのかさっぱりわかりません。

アップしてみました。

これを見て「カワイイ〜」って言うぶりっ子はいるのでしょうか？

私に、このセンスは理解できません。

リバーウォークから見た、井筒屋デパートです。

北九州の老舗百貨店で、外壁のタイルは私が子どもの頃から全く変わっていません。
　
古い建物がどんどん取り壊され、新しい建物に変わることが悪いとは思いませんが、子どもの頃の思い出が少なくなっていくのは、寂しいものです。

何十年も前から変わらない数少ない建物の一つで、いつまでも変わらないで欲しいなあと思います。

無知な私は、”虎ノ門”って東京にある地名だと思っていましたが、ここにもありました。（あ〜恥ずかしや）

小倉城側から見たリバーウォーク北九州です。

カラフルでしょ？
５色に塗り分けられたビルは、それぞれに意味があります。

茶色；大地を表す。ＮＨＫ北九州放送局

白　；漆喰壁の色。商業施設

赤　；漆の色。商業施設。

黄色；収穫前の稲穂の色。駐車場、映画館。

黒　；日本瓦。地図で有名なゼンリン本社ビル。

この中には、主に演劇上演のための”北九州芸術劇場
大・中・小ホール、”北九州市立美術館分館”などがあります。

小倉城お堀

こんもりした木々の向こうに天守閣があります。

勝山公園跡

子どもの頃、この辺にはジェットコースターなどの遊園施設がありました。

保育園の親子バス旅行で来たことを思い出します。

紫川にかかる橋の一つ”鴎外橋”

明治の文豪　森鴎外は、小倉に住んでいたことがあります。
それに因んで名づけられました。

今回の献血記録です。

いわゆる献血手帳は薄っぺらいカードに変わりました。

また、数年前から、渡航先の報告が義務付けられました。
海外へ行くたびに自分で記入します。
裏にも書き込めます。

＊７月４日の日本経済新聞　文化面に、旅先で献血をする飯島正泰さんの”旅血”の記事を読み、私も国の内外を問わず、献血目的の旅行をしてみたいと思いました。
そのために、さらに日々の健康に気をつけて６０歳までに５０回の献血をしたいと思います。

この旅行記へのコメント （5）

• シンバさん 2008/09/22 22:27:54

  私に代わって・・・

  ARICさ〜ん　こんばんは♪
  完成しましたねぇ!(^^)!
  
  正直に言いますが・・・実は、既に2度ほど拝見させて頂いております<(_ _)>　
  
  「お洒落なカフェ」と「リバーウォーク北九州」は、私の全く知らない小倉です。
  ちょっと調べて驚いたのが・・・朝日新聞西部本社がこの「リバーウォーク北九州」に移転してたってこと。
  学生時代、サークル活動の関係で、当時砂津にあった朝日新聞にはよく行っていたんです。
  「東映会館」も建て替えられていたのですね。
  
  一方・・・「北九州市役所」「井筒屋」「紫川」「ゼンリン」「小倉城」「勝山公園」「モノレール」「魚町」「森鴎外」・・・小倉を象徴する懐かしい響きです。
  
  ARICさ〜ん、馬借の南に「TOTO」があって、もう少し南に「小倉記念病院」があるのをご存じですか？
  私は飲み過ぎた友人を、何度かこの病院に運びました・・・で、看護婦さんに「親の脛かじリのくせして〜！！！」と叱られてました。
  
  そんなこともあり、私は小倉の医療に恩返しをしたいと思っています。
  しかし、遠くて。。。
  
  ARICさ〜ん、献血がんばってくださぁ〜い♪
  
  シンバ

  ありママさん からの返信 2008/09/23 16:50:49

  RE: 私に代わって・・・

  シンバさん、こんにちは。
  
  小倉記念病院・・もちろん存じております。
  朝日新聞主催のアトピーキャンプに息子が参加した時のＤrが記念病院小児科の先生でした。
  そのご縁で、何度か受診しました。
  現在、小児科がなくなったので、旦過市場の近くでアレルギークリニックを開業され、昨年私もお世話になりました。
  
  シンバさんは、ぜんそくキャンプのボランティアをなさっていたとのこと。
  娘が参加しました。
  シンバさんがご卒業された後だと思います。
  
  > そんなこともあり、私は小倉の医療に恩返しをしたいと思っています。
  > しかし、遠くて。。。
  ＊旅血にいらっしゃいませんか？
  
  > ARICさ〜ん、献血がんばってくださぁ〜い♪
  ＊は〜い、頑張りますよ〜。趣味ですから(*^_^*)
  
  それでは、ごきげんよう。
  
  ＡＲＩＣ
  
  

  シンバさん からの返信 2008/09/23 20:32:32

  RE: RE: えっ・・・

  ARICさん、こんばんは。
  
  私は小倉で4年間の学生生活を送りました。
  が、学生生活と言っても、勉学に勤しんでいたわけではなく、
  黙々とサークル活動およびその仲間と乱れた毎日を送っていました。
  夏休みに、大分県の九重で行われる朝日新聞主催のキャンプを企画・運営することを目的としたサークル。
  当時は、
  少年１次キャンプ・・・健常児小学生
  合同キャンプ・・・健常児と障害児が合同
  ぜんそくキャンプ・・・ぜんそく児
  自閉症キャンプ・・・自閉症児
  少年2次キャンプ・・・小学生高学年〜中学生
  の５つのキャンプを順に行っていました。
  長者原の少し先にあったあのキャンプ場は今はなくなってしまったようで、サークルの活動内容も変わったようです。
  
  公園でのタンバリンとアコーディオンの練習、皿倉山でのトレーニングキャンプ、朝日新聞での勉強会、部室でのミーティング、医師団との打ち合わせ・・・
  それなりに忙しくて、貧乏学生でありながらアルバイトはどうしても制限されました。
  
  ぜんそくキャンプのドクターは、日本でも指折りと言われていた小倉記念病院の先生・・・
  
  まさか・・・ご縁ですね。
  
  シンバ
  
  追伸
  決してボランティアをしていた訳でなく、みんなで楽しくやっていました。

• ちょんたさん 2008/09/15 21:38:11

  すてき！

  ちょんたです。
  先ほどボストンの娘のところから帰ってきましたので、久々の訪問です。
  
  まあ、素敵なところですね!
  一瞬、アメリカのカフェかと思いました。
  ちょっと太めの方がいらしたもので・・・。(笑）
  
  アメリカの人って、何故あんなに太れるのかと思う人が結構いますね。
  安心しちゃって・・・。
  
  危険!危険!!
  
  またお邪魔しますね。

  ありママさん からの返信 2008/09/16 08:48:57

  RE: すてき！

  ちょんたさん、おかえりなさ〜い。
  
  お疲れのところ、ご訪問いただいた上に、コメントまで寄せてくださりありがとうございます。
  
  ボストンはいかがでしたか？
  未踏の地なので、興味があります。
  旅行記を楽しみにお待ちしています。
  
  > 一瞬、アメリカのカフェかと思いました。
  ＊いわゆるシアトル系カフェなので、アメリカ風なのかもしれませんね。
  　
  > ちょっと太めの方がいらしたもので・・・。(笑）
  ＊よくお分かりになりましたねえ(*^。^*)
  
  > アメリカの人って、何故あんなに太れるのかと思う人が結構いますね。
  > 安心しちゃって・・・。
  ＊私も、我ながらよく太れるもんだ！と感心した時期がありました。
  　身の危険を感じ、ダイエットに励み１１キロ減量し、リバウンドもなく２　年以上 維持しています。
  　
  それでは、また。
  私もお邪魔します。
  
  ＡＲＩＣ