2008/07/13 - 2008/07/13
287位(同エリア452件中)
アリヤンさん
先月、美杉村行きを途中でギブアップして以来、長距離持久走の体力をつける為の努力をしてきたが、竹垣(塀&地面を覆う竹垣)づくりもいそがしく、一日の走行距離はままならなかった。
かわいいマゴも大きくなるにつれ(現在1.7才)熱をだす機会も少なくなりアリジイの出番がナカナカになってしまった。
でも時には調子が悪くなるのでジイジは必要だ。
(バアバもいるのだが)。
厳しい自転車走行訓練をどうしようか?と悩んでいたころ、ひょんなトコロから「児童日中一時支援員募集」に参加。
夏休みの間、子供のお世話をする役割だ。
(かつて大むかしに大学で社会福祉を専攻していて、当時は社会福祉士になろうとしていたことがある。縁なく社会福祉士にはなれず悪徳商人[商社員]になる道に進んだのであった)
生意気なキョウビの子供のお世話をするなんてご免である。
でも障害を持つ子供達のお世話をするのなら社会福祉学士さんとして多いに役立つ!のではなかろうか?っと勝手に思い、その支援の一員になることにした。
一生懸命に生きて行こうとする彼等からは学ぶことが非常に多いのです。
7月22日から8月29日までの夏休み中フルで出動するのだ(土日、盆休みあり。正味29日間の午前+午後のフルタイム)。
ところが、一時支援をする施設がわが住まいから大変遠いのだ。
最短距離で行っても(山中を突き抜ける)30KMはある。
往復60KMだ。片道2時間、往復4時間。(坂があるので平坦の35KM以上相当=往復70KM以上)。
これを毎日自転車で通うことにしました。
何せ、ユーラシア大陸一日100キロは走破せねば、、、っと、土台無理、無茶を真剣に真面目に考えておりますから(でも一日走っては一日休む、と言う具合ですケド)(ちょっとオーバーなところ、誇大宣伝気味なところはご容赦下さい)。
今回の山中サイクル2は自分の体力がどんなものか???を探るよい機会でもあります。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自転車
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左記地図中の赤い線が、今回ワタクシが走破したルート約30KMx2+10KM(帰路途中道を間違えて青山高原に通じる道に迷い込んでしまい[登りばっかり]途中引返した分の10KM)。
全部県道でマイナーな道ばかりでした。
そのほうがサイクリングには適しているのです。
国道は歩道が付いていないところもあり、交通量も多いので危ないし、気分も良くない。
しかも排気ガスで空気も悪い。
いつも、交通量の極めて少ない県道や農道を選んで走ります。 -
日本はどこでも緑のじゅうたん!
お米の国、ニッポン。
素晴らしく美しい! -
イチオシ
この旅行記の写真は、サイクリングしながらのランニング・ショットがほとんどです。
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これは農道。
広々としてそこいらの3ケタの国道より良かったりする。
日曜日のせいか?車一台、イヌ一匹も見当たらない。 -
田んぼを越え、川を越え、進んで行きます。
朝7時台とはいえ、気温はすでに30度近いと思われる。
暑いです。 -
近鉄伊賀線をまたいで東に進み、ヒジキ(比自岐)村を目指します。
右に行けば名張市or津市、左に行けば伊賀市に通じる国道422号線。 -
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田舎の家はどれも大きいし、立派です。
我が家のような住宅団地のチャチな家とは違いますよ。
塀も立派、庭もさぞかし立派なのだろう。
車は3台ほどありそうです。
おそらくおジイちゃん、おバアちゃんが田んぼと畑を耕しており、息子は上野か名張の役場か工業団地の工場に勤めたりしているのだろう。
つまり、トリプル・インカム&2キッズあたりか?
奥さんまでがスーパーでパートでクワトロ・インカムか?
当方の勝手な推測ですが。 -
アスパラガスの畑。
朝7時台ですが、今日生えてきたアスパラはもう引っこ抜かれて見えません。
葉の茂った大きくなったアスパラの足元に新芽のイワユル、アスパラガスが生えてくるのです。
それらを毎朝根元から切り取って、毎朝の食卓に出るのではないだろうか?
アスパラにマヨネーズ!おいしいネッ! -
見渡す限りのミドリの絨毯。
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この辺りだと、夜に来てみれば幻想的なホタルの乱舞が見れるだろう。
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比自岐神社。
歴史がありそう。 -
イチオシ
神社の前に立つ「道しるべ」
「右 いせみち」
ワタクシの走るは?
忍者街道か。 -
ここら辺りから緩やかな起伏が繰り返し続く。
ちょっとした山ん中。
片側が山で、もう一方は渓谷になっている地形を走っているのです。
これがもし、
まわりが見渡す限りの丘陵地帯で、草原が続いておりかなたには海原が見えるならば、イギリスのウェールズからコーンウオール地方の田舎をサイクリングしているような気分にもなります。
想像力を働かせて、暑さと上り坂の苦しみから逃れようとしています。 -
上り坂はひたすら下を向いて、ひとこぎ、ひとこぎ、ゆっくりと確実に進むことにしています。
前を見ると、長い上り坂が見えて、この苦しみから逃れたくなるからです。
苦痛はランナーを哲学者にします。
哲人ランナー、アベベ(古ーッ!)の気持ちが分かります。 -
「滝川ダム」の標識。こんなところにもダムがあるのだ。
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「百地砦」跡。
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イチオシ
こんなところにあの悪名高い?「百地三太夫」の城塞があったのだ。
百地三太夫は、織田信長時代、伊賀忍者の頭であって、決して悪人なんかではなかった。
ただ、弟子に石川五右衛門がいたので、庶民芸能の伊賀忍法帳や漫画などではよく悪役の親方のような立場でよく起用されていた。
それでワレワレの頭には「百地三太夫=悪役」とインプットされているのだろう。 -
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イチオシ
百地砦跡へ続く山道には沢山の墓石、墓標が。
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かなり古そうな墓標が並んでいるが、これらは織田信長の伊賀攻めで全滅させられた伊賀忍者たちの墓標なのだろうか?
もしそうならば、ここはスゴイところ?? -
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百地砦見学後、県道を進んでいるとアチコチにかわいらしいPTAの標識が。
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イチオシ
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「服部川」
川の名前にも服部半蔵の名ごりが。 -
「大山田工業団地」の標識。
伊賀市(旧上野市)周辺は工場が多く、日本でも有数の外人労働者の多い街でもある。
通勤時間帯に伊賀市郊外をバイクで走っていると、多くのブラジル人らしき人たちが工場に出勤している姿を見かけます。
ここは伊賀市からかなり外れているので、大手企業の下請け孫受けの工場が多いようです。 -
家をでてから約2時間のサイクリング。
「夏休み障害児童日中一時支援」をする施設に到着。
一休みと着替えの余裕をみて30分前には到着。
来週から平日は毎日ここに通ってくることになる。
往復4時間の自転車通勤となる。
これをこなしてこそ中国サイクリングの旅にも出られるであろう。
明日もこのルートを往復してみよう。
体力づくりだ。 -
帰りも緑のじゅうたんをながめながらサイクリング。
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これは何の木?
良く見ると銀杏の木。
ぎんなんの栽培である。 -
季節柄、あじさい の花群。
っといろいろ季節を味わいながら進んでいて、どうも違う道に来てしまったようだ。 -
帰りは気が抜けるのか?往きしより緊張感に欠けているのでどこかで方向を間違い、青山高原のある青山町方面に入り込んでしまった。
上りばかしでクタクタ。
清流で一息。 -
山々はどこまでも蒼い「美しい国、ニッポン」
どこかの首相に言われなくとも、この国はもともと美しいのです。 -
ルートをやっと修正。1時間半のロス。
往復約10キロ以上のロスでした。 -
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正しい道を順調に我が家へひた走り。
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もうお昼近いので気温は確実に35度以上だろうなあ。
でも田んぼはあくまでミドリで美しい。 -
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川に架かる昔の生活橋。
なかなか風情のあるものです。 -
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村の祠。
綺麗に保存され、今でも村人たちの信仰の対象だ。
ここの近くには菖蒲池というのがあって、その池の上にはワラ作りの大きな’わらじ’や’ぼんぼり’がぶら下がっていて「ニッポン昔ばなし」を地でいく様子でした。
(最近新しい国道ができて、そのような風習も廃れてしまった) -
さて、大きな庄屋造りの家と竹林にていっぷく。
これ、ワタクシの息子夫婦が最近あらたに購入した家屋です。
「夕日の三丁目」が流行るゆえんの昭和時代ファンの若者夫婦で、その子供がワタクシのかわいいマゴなのですが、ここはワタクシの住まいより自転車で20分、車で15分の過疎化進むある村にあります。
村人たちは若者夫婦の移住を大歓迎してくれています。
庭は広大で、ムスコ夫婦は仕事が終り次第、また各休みには畑を耕し家庭菜園をやっています。
将来は田んぼも入手してお米栽培もやるそうです。
ワタクシはここの竹林の整備をしながら竹を切り出しては我が家の竹垣を建設しているのです。
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