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今回の旅行は、<br />ドイツ ロマンチック街道~スイスアルプス~パリ・モンサンミッシェルへの母娘の旅。<br /><br />6日目のテーシュ、ツェルマット、マッターホルン観光。<br /><br />6日目:6月23日(月)<br /><br />この日は朝が早い。<br />5時台にモーニングコール。6時45分からご飯で、7時台にはホテルを出発。<br /><br />今日も晴天。でも、行き先は山をひとつ隔てたマッターホルン。<br />雲行きは分かりません。<br /><br />目指すはテーシュ。<br />その前にカンデルシュテーク。そこからゴッペンシュタインまでカートレインに乗ります。<br />カートレインとは、車ごと電車に乗ってしまうというもの。<br />貨車に乗せるんだけど、今回のバスは大型バス。<br />本当に上も横もギリギリ。<br />貨車と貨車の継ぎ目は揺れるし、そもそもこのカートレイン、<br />考えられないくらい長い!<br />その本当にギリギリのところを保ったまま、一番後ろから乗って、<br />一番前まで行かなければならないんです。<br />(乗り場が一番後ろの貨車で、降り場が一番前の貨車だから)<br />しかも、ドアミラーを出していたら即破損だから、ドアミラーもなしの状態で。<br /><br />やっぱり観光バスの場合は、結構な割合で、<br />ドアミラーとか破損する人が多いらしいと添乗員さんが言ってました。<br /><br />今回の運転手さんは相当なベテランで、<br />そういうこともなく、無事無傷で通り終えました。<br />バス車内からは拍手。<br />恥ずかしがり屋のドイツ人ドライバー。手をあげただけでした。<br /><br />なぜカートレインかというと、ここには車が走れる道路が走っていないからです。<br />それと環境保護なのかな。やっぱり。<br />道路を走っていこうと思うと、山をひとつ越えなければならないので、相当時間がかかるそうです。<br /><br />このひとつの山を超えた時点でも、晴天。<br />これなら麓のツェルマットからもマッターホルンが見えるかも!?<br /><br /><br />降りたゴッペンシュタインからテーシュまでまたバスでひた走る。<br /><br />ツェルマットは、ガソリン車・ディーゼル車は走れません。<br />環境保護のため、馬車と電気自動車しか走れないそうです。<br />そのため、バスで行けるのはテーシュまで。<br /><br />そこからは、電車にのってツェルマット。<br />ツェルマットの中心街を抜け、この地区では最古のホテルモンテローザを通り抜け、<br />マッターホルンがきれいに見える場所まで歩きました。<br />時間が限られているのもあって、添乗員さん歩くの早い。<br />私はまだいいけど、70代の人たちは完全にどんどん離れて行ってました。<br /><br />マッターホルン、本当にあんな形なんだ!!<br />自分の目で見えてるのが信じられないような気分でした。<br /><br />時間がないのですぐに引き返して、<br />ツェルマットからゴルナーグラート展望台を目指して、<br />ゴルナーグラート鉄道に乗り込む。<br />昨日のユングフラウ鉄道と同じようにかなりの急勾配を上がっていく。<br /><br />この鉄道、進行方向右側に乗るのがお勧めです。<br />左側だと雪よけとかの影響で景色があんまり見えません。<br />マッターホルンも右側に見えます。<br /><br />ゴルナーグラート鉄道は約1時間くらいで、展望台に着きます。<br />展望台からはアルプスの山々が360度パノラマです。<br />アルプスの山々のうちのかなりの割合のものがここから見えるらしいです。<br /><br />とにもかくにも印象的なのは、マッターホルン。<br />本当に目立つ。<br /><br />ほかの山は、山脈みたいな感じで、山が連なってるから。<br /><br />360度どこ見渡しても山なんだけど、<br />昨日のユングフラウとは全く違う感じで、<br />どっちも行けてよかったなぁーと思いました。<br /><br />ロマンチック街道、スイス、パリっていうツアーだと、<br />ユングフラウとマッターホルン、どっちかっていうツアーが多いけど、<br />どっちも行くのがおすすめです。<br />全然違った印象が残るので。<br /><br /><br />さて、展望台でお昼を食べて、帰り。<br />今回の旅行のメインともいえる、逆さマッターホルンをみながらのハイキング。<br /><br />駅でガイドさんと合流。<br />ガイドさんによると、逆さマッターホルンの見えるハイキングコースは、<br />まだ雪が残っていたり、ぬかるんだりしているから、<br />ツェルマットから1駅目駅からツェルマットまでのコースにしましょうと。<br /><br />で、帰りも急勾配な電車で駅を目指します。<br />当初の予定コースだった駅で、ハイキング客がいっぱい降りていきます。いいなぁ~。<br />そして、ハイキングする駅まであと1駅というところで、事件は起こりました。<br /><br />ドイツ語でのアナウンスのあと、フランス語、イタリア語、英語、日本語とアナウンスが続きました。<br />「設備故障のためしばらくとまります。」<br />えーーーーーっ!?どういうこと。<br /><br />結局2時間近く電車の中に閉じ込められた挙句、<br />時間の関係で、ハイキングはなし。<br /><br />電車が止まっているうちに、後続の電車が到着。<br />その中には、当初の予定のコースを歩き終わった人たちも…。<br />同じ旅行会社だったのに…。<br />ツアーの人たちの不満は募るばかり。<br /><br />結局、ガイドの一存に決められているらしく…、添乗員さんにはどうしようもないことらしい。<br /><br />さらに、今回のハイキング、ちょっと問題がありました。<br />旅行会社に事前にハイキングの服装について問い合わせをした人が多数いたわけですが、<br />相手によって、服装のニュアンスが違ったらしいのです。<br /><br />うちの母は説明会に行って聞いてきたのですが、<br />レインウェア(できればゴアテックス製)必須。靴もハイキングシューズ~トレッキングシューズ。<br />ストックもあった方がいい。両手があくようにリュックで。<br />あとは、吸汗性のある服や、透湿性のあるものをとか。<br />こんな格好してるのは5,6組でした。<br /><br />ほかはだいたい普段着とか、普段着よりちょっとカジュアルみたいな感じで。<br />電話で問い合わせた人は、普段どおりで大丈夫ですよ。雨具だけは必要ですがと。<br />同じツアーの中には、なんと普段どおりのジャケットに、革靴、ビジネスバッグみたいな格好のおじさんがいたり。<br /><br />なんかそういうのってちょっとおかしいなと思ったのでした。<br />うちは二人分ほとんど新品そろえる形になってしまったので。<br /><br /><br />ま、そんな話はおいといて、<br />今日はあとはジュネーブを目指すのみです。<br />ジュネーブは、明日パリに行くための単なる通過点なのですが…。<br /><br />ジュネーブは人生二度目。<br />4年前、大学院の卒業旅行できてます。(このときも1泊のみ)<br />テーシュからひたすらレマン湖沿いを進みます。<br /><br />途中、ジュネーブ手前で、スイス三大名峰のモンブランが見えました~。<br />ユングフラウ、マッターホルン、モンブラン。<br />今回の旅行では3つとも見ることができました。<br />この点は、運がよかったみたいです。<br /><br />この日のホテルは、holiday inn。<br />確かバスタブなしの部屋でした。

ロマンチック街道~スイスアルプス~パリ・モンサンミッシェル【4】

4いいね!

2008/06/18 - 2008/06/27

1281位(同エリア1980件中)

0

7

halkaさん

今回の旅行は、
ドイツ ロマンチック街道~スイスアルプス~パリ・モンサンミッシェルへの母娘の旅。

6日目のテーシュ、ツェルマット、マッターホルン観光。

6日目:6月23日(月)

この日は朝が早い。
5時台にモーニングコール。6時45分からご飯で、7時台にはホテルを出発。

今日も晴天。でも、行き先は山をひとつ隔てたマッターホルン。
雲行きは分かりません。

目指すはテーシュ。
その前にカンデルシュテーク。そこからゴッペンシュタインまでカートレインに乗ります。
カートレインとは、車ごと電車に乗ってしまうというもの。
貨車に乗せるんだけど、今回のバスは大型バス。
本当に上も横もギリギリ。
貨車と貨車の継ぎ目は揺れるし、そもそもこのカートレイン、
考えられないくらい長い!
その本当にギリギリのところを保ったまま、一番後ろから乗って、
一番前まで行かなければならないんです。
(乗り場が一番後ろの貨車で、降り場が一番前の貨車だから)
しかも、ドアミラーを出していたら即破損だから、ドアミラーもなしの状態で。

やっぱり観光バスの場合は、結構な割合で、
ドアミラーとか破損する人が多いらしいと添乗員さんが言ってました。

今回の運転手さんは相当なベテランで、
そういうこともなく、無事無傷で通り終えました。
バス車内からは拍手。
恥ずかしがり屋のドイツ人ドライバー。手をあげただけでした。

なぜカートレインかというと、ここには車が走れる道路が走っていないからです。
それと環境保護なのかな。やっぱり。
道路を走っていこうと思うと、山をひとつ越えなければならないので、相当時間がかかるそうです。

このひとつの山を超えた時点でも、晴天。
これなら麓のツェルマットからもマッターホルンが見えるかも!?


降りたゴッペンシュタインからテーシュまでまたバスでひた走る。

ツェルマットは、ガソリン車・ディーゼル車は走れません。
環境保護のため、馬車と電気自動車しか走れないそうです。
そのため、バスで行けるのはテーシュまで。

そこからは、電車にのってツェルマット。
ツェルマットの中心街を抜け、この地区では最古のホテルモンテローザを通り抜け、
マッターホルンがきれいに見える場所まで歩きました。
時間が限られているのもあって、添乗員さん歩くの早い。
私はまだいいけど、70代の人たちは完全にどんどん離れて行ってました。

マッターホルン、本当にあんな形なんだ!!
自分の目で見えてるのが信じられないような気分でした。

時間がないのですぐに引き返して、
ツェルマットからゴルナーグラート展望台を目指して、
ゴルナーグラート鉄道に乗り込む。
昨日のユングフラウ鉄道と同じようにかなりの急勾配を上がっていく。

この鉄道、進行方向右側に乗るのがお勧めです。
左側だと雪よけとかの影響で景色があんまり見えません。
マッターホルンも右側に見えます。

ゴルナーグラート鉄道は約1時間くらいで、展望台に着きます。
展望台からはアルプスの山々が360度パノラマです。
アルプスの山々のうちのかなりの割合のものがここから見えるらしいです。

とにもかくにも印象的なのは、マッターホルン。
本当に目立つ。

ほかの山は、山脈みたいな感じで、山が連なってるから。

360度どこ見渡しても山なんだけど、
昨日のユングフラウとは全く違う感じで、
どっちも行けてよかったなぁーと思いました。

ロマンチック街道、スイス、パリっていうツアーだと、
ユングフラウとマッターホルン、どっちかっていうツアーが多いけど、
どっちも行くのがおすすめです。
全然違った印象が残るので。


さて、展望台でお昼を食べて、帰り。
今回の旅行のメインともいえる、逆さマッターホルンをみながらのハイキング。

駅でガイドさんと合流。
ガイドさんによると、逆さマッターホルンの見えるハイキングコースは、
まだ雪が残っていたり、ぬかるんだりしているから、
ツェルマットから1駅目駅からツェルマットまでのコースにしましょうと。

で、帰りも急勾配な電車で駅を目指します。
当初の予定コースだった駅で、ハイキング客がいっぱい降りていきます。いいなぁ~。
そして、ハイキングする駅まであと1駅というところで、事件は起こりました。

ドイツ語でのアナウンスのあと、フランス語、イタリア語、英語、日本語とアナウンスが続きました。
「設備故障のためしばらくとまります。」
えーーーーーっ!?どういうこと。

結局2時間近く電車の中に閉じ込められた挙句、
時間の関係で、ハイキングはなし。

電車が止まっているうちに、後続の電車が到着。
その中には、当初の予定のコースを歩き終わった人たちも…。
同じ旅行会社だったのに…。
ツアーの人たちの不満は募るばかり。

結局、ガイドの一存に決められているらしく…、添乗員さんにはどうしようもないことらしい。

さらに、今回のハイキング、ちょっと問題がありました。
旅行会社に事前にハイキングの服装について問い合わせをした人が多数いたわけですが、
相手によって、服装のニュアンスが違ったらしいのです。

うちの母は説明会に行って聞いてきたのですが、
レインウェア(できればゴアテックス製)必須。靴もハイキングシューズ~トレッキングシューズ。
ストックもあった方がいい。両手があくようにリュックで。
あとは、吸汗性のある服や、透湿性のあるものをとか。
こんな格好してるのは5,6組でした。

ほかはだいたい普段着とか、普段着よりちょっとカジュアルみたいな感じで。
電話で問い合わせた人は、普段どおりで大丈夫ですよ。雨具だけは必要ですがと。
同じツアーの中には、なんと普段どおりのジャケットに、革靴、ビジネスバッグみたいな格好のおじさんがいたり。

なんかそういうのってちょっとおかしいなと思ったのでした。
うちは二人分ほとんど新品そろえる形になってしまったので。


ま、そんな話はおいといて、
今日はあとはジュネーブを目指すのみです。
ジュネーブは、明日パリに行くための単なる通過点なのですが…。

ジュネーブは人生二度目。
4年前、大学院の卒業旅行できてます。(このときも1泊のみ)
テーシュからひたすらレマン湖沿いを進みます。

途中、ジュネーブ手前で、スイス三大名峰のモンブランが見えました~。
ユングフラウ、マッターホルン、モンブラン。
今回の旅行では3つとも見ることができました。
この点は、運がよかったみたいです。

この日のホテルは、holiday inn。
確かバスタブなしの部屋でした。

同行者
家族旅行
一人あたり費用
30万円 - 50万円
交通手段
鉄道 観光バス
航空会社
エミレーツ航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • カートレインです。<br />見づらいですが、車が電車に乗っていっています。

    カートレインです。
    見づらいですが、車が電車に乗っていっています。

  • ツェルマットの町からみたマッターホルンです。<br />雲ひとつなくてホントきれい。<br /><br />駅からまっすぐ最古のホテルモンテローザを目指し、<br />ちょっとすぎたところを左に曲がったところ。<br />そこが、この撮影ポイントです。<br />手前の杉(松?)とのバランスがいい感じ?

    ツェルマットの町からみたマッターホルンです。
    雲ひとつなくてホントきれい。

    駅からまっすぐ最古のホテルモンテローザを目指し、
    ちょっとすぎたところを左に曲がったところ。
    そこが、この撮影ポイントです。
    手前の杉(松?)とのバランスがいい感じ?

  • 登山鉄道からみたマッターホルン。<br />登りの電車、進行方向右側に見えてきます。<br />右側に乗りましょう。<br /><br />帰りは左側で。

    登山鉄道からみたマッターホルン。
    登りの電車、進行方向右側に見えてきます。
    右側に乗りましょう。

    帰りは左側で。

  • ゴルナーグラート展望台からのマッターホルン。

    ゴルナーグラート展望台からのマッターホルン。

  • 鉄道の傾斜分かりますか?

    鉄道の傾斜分かりますか?

  • あの電車とすれ違ったときにものすごい音がしました。<br />それこと電車がぶつかったのか!?と思うくらい。<br />その後、私たちの乗っていた下りは動きましたが、<br />すれ違ったその電車はずっと止まっていました。<br />それが今回の故障??<br /><br />右端は窓ガラスにうつった乗客です。。

    あの電車とすれ違ったときにものすごい音がしました。
    それこと電車がぶつかったのか!?と思うくらい。
    その後、私たちの乗っていた下りは動きましたが、
    すれ違ったその電車はずっと止まっていました。
    それが今回の故障??

    右端は窓ガラスにうつった乗客です。。

  • ピンクで囲ったあたりがモンブラン。<br />真っ白に冠雪した山です。<br /><br />ホント真っ白できれいでした。

    ピンクで囲ったあたりがモンブラン。
    真っ白に冠雪した山です。

    ホント真っ白できれいでした。

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