2008/03/30 - 2008/03/30
48位(同エリア52件中)
くろちゃんさん
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歩いてお遍路をしようと、思い立って歩き始めて10年が経ちました。前回ようやく愛媛県に入り、そして今回、ようやく札所を半分お参りすることができました。今回、2年ぶりのお遍路になるので、歩き始める前は体のことが気になります。しかし、回数を重ねるごとに体の調子がいい感じがします。今回は初日に、いきなり40?歩きました。それでも、体の痛みは少なかったです。最終日、石手寺でいただいた冊子に「菩提とは、今まで分からなかったことが分かるということ」と書いてありました。なるほど、納得。
今回も道中で出会うお遍路さんは少なかったです。それでも、最終日に日本ウォーキング協会の「空海のみち全ウォーク」の団体さんといっしょに歩きました。
<本日のデータ>
行程:民宿和佐路→45番岩屋寺→三坂峠→旅館民宿長珍屋
天気:雨
距離:31.8?
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JR特急 JRローカル 徒歩
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7時15分、レインウエアを着込み、最小限の荷物だけ持って、宿を出発しました。雨の中を歩くのはいい気分ではないですが、それほど苦になる雨ではありませんでした。
宿を出るとすぐに県道を離れて、未舗装の遍路道になります。民家の間を抜けると、八丁坂越えを目指す石畳の遍路道が表れました。石畳の遍路道は風情があるのですが、雨の日はとても滑りやすくなるので、ありがたいものではありません。 -
だらだら続く上り坂を一気に登ること20分、8時25分、八丁坂の頂上にあたる茶屋後に到着しました。
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多少の上り下りを繰り返していると、礫岩の岩肌が見えてきました。岩屋寺は近い。
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足を滑らせないように石段を下りていくと、赤い不動明王像が現れ、さらに迫割禅定の入り口にやってきました。ぜひ扉の向こうへ行ってみたかったのですが、天気が悪いので、止めることにしました。
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9時10分、裏口の仁王門をくぐりました。雨にも関わらず、多くの人であふれていました。
本堂、大師堂のお参りを済ませた後、本堂横のはしごを登ってみました。 -
9時50分、岩屋寺を後にしました。
車道は直瀬川の左岸を通っていますが、遍路道は右岸を通っているので、岩屋寺を降りたところで橋を渡らずに左に曲がりました。川の流れを間近に見ながら、次第に鬱そうとして木々の間の道になっていきます。木々の間から対岸の車道が見え、歩き遍路さんを何人か見ました。この先で、古岩屋トンネルと合流し、トンネルを通行しました。 -
10時25分、古岩屋が見えてきて、国民宿舎古岩屋荘に到着しました。ここで、温泉でもと思ったのですが、温泉は12時からなので、断念。ここから山の中の紅葉谷経由か、県道経由か、どちらを歩くか悩んだ末、雨が降っているし、できるだけ先を急ぎたい思いが先に立ち、ここは県道を歩くことにしました。
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民宿「和佐路」で荷物を受け取り、高野経由の未舗装の遍路道に進路をとりました。雨の中の山道は辛いが仕方がありません。今は放置されている棚田の横を黙々と登り続け、杉林の中を下りました。
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高野集落から下ってくると、やや開けたところに出ました。この集落を抜けると、国道33号と合流します。
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国道33号に合流し、雨の中をただ黙々と歩き続けて、霧に包まれた三坂峠に到着しました。車道は左ですが、遍路道は右を進みます。しばらくは車が進入することができるのですが、突然、山道に変わります。
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三坂峠を下る道は、かつて松山と久万、遠くは高知を結ぶ街道だったそうで、行き交う人で賑わったそうです。ところどころに石畳が残っています。でも、雨の日は滑りやすくなるので、困りました。
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峠の山道を抜け、舗装道路になり、集落が見えたと思ったら、かつての宿を営んでた「坂本屋」がありました。土日は近所のボランティアの方々が、ここに集まり歩き遍路に接待をしているそうで、わたしもそれに呼ばれました。囲炉裏端に通され、味ご飯、豚汁、つくしのおひたしをいただきました。まともな昼食をとっていなかったので、助かりました。
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