横濱チャイナタウン・香港路界隈

2007/12 - 2007/12

今日はジャスト仕事あがり、つかの間のオフしようかなと思い、東横線特急で４０分ちょっとの元町中華街へ。渋谷から直通でほんと便利になったよね〜、としみじみ感じます。
あの怪しい「オリエンタル旅館」の謎を解明。中華街一番の「香港路」をチェック､名店海員閣も､今日は平日なので久しぶりの待たずに堪能しました。
昔は中華料理の店よりバーの方が多かった、日本のバーの発祥の地。小粋なバーと「おっとっ〜・・・！？」のバーめぐりのエンジョイの夜でした。

エリア 横浜(神奈川)

宿泊は、山下公園前の「スターホテル」楽天で低層階シングル、街側で、当日価格６，０００円でした。
泊まったのは、海側、６Ｆ、ダブルでした。空いていれば、良い部屋を提供しようという姿勢が好感度した。
隣は、老舗の「ホテルニューグランド」いい感じをかもし出しています。

あれっ？マリンタワー？閉鎖されたんじゃんなかった？と思ったけど、灯台なんですよね。あれ。
で、また新しい経営者が見つかり、氷川丸とともに再建されると、あとで行くバーのマスターに聞きました。

右がスターホテルです。

今年で創業８０周年とのことです。
日本の昭和の戦後史に印を残す横浜のＮｏ１の名宿ですよね。
歴史とともに建造物としても、こういうクラシックホテル少なくなりましたね。
ちょい先に昔「バンドホテル」というホテルがありました。古き横浜のホテル、上階には、「シェルガーデン」といういい感じの店がありました・・。

ニューグランド風景。
１Ｆには、粋なバーのシーガーガーディアンがあります。
ここは､きっと大切な人と横浜にいるこの時間を過す店・・なんだなと思います。

山下公園から歩道を渡り、正面がスターホテル。
この先が、中華街。

山下公園側の､東門。
ここから一挙にチャイナタウン中華街がスタートです。

南門通りにある１軒残る「横濱」の古きグロバールな安宿なのかな。
アジアンテックな構え、昔のタイ・マレーシアなんかにあった華僑の安宿そのものの感じを残す､日本唯一の宿ではないかと思います。

もう十数年前に見つけ、行く末には必ずチェックしてました。
マージャンの音が響きわたってこともあったような・
１泊３，５００円とのことでした。
思わず泊まろうかと思ったけど、今度オフの日泊にしました。

入り口。
通るたびに、あった・・と確認して。
今回は、外の看板の電気が消えてました。気になります。
近いうち泊まってみようと思います。

関帝廟通りにある「東園」日本中国調理師会の会長ということで、小泉総理から表彰をもらった店。
あまり話題には出ない店ですが、ここの蟹肉魚翅（カニ肉入りフカヒレスープ）はなかなか。お勧めの店です。

関帝廟。ここにきたらとりあえずの「名所」

中山路ねけ、中華街大通りへ。平日なのでお休みの店もちらほら。いつ来てもこの雰囲気はいいもんです。
やたらアジア系の観光が多かった。

崎陽軒を右の入ったところが「香港路」この筋は名店がそろっています。写真が暗く見えないけど、香港路のゲート？があります。

すぐに「喫茶ブラジル」
今度１回入って見たい店。なんで中華街で「ブラジル」なんですか〜？？と。きっと「へえ〜そうなんですか！！」っていう話が聞けるんじゃないかと思って。

ブラジルを過ぎ、「順海閣酒家」そして「安記」。左右に両名店です。

順海閣は３店舗を構える、元祖シュウマイの店。
カジュアルな酒家、フォーマルな代表格の本館、バイキングで有名な新館が香港路に並びます。
以前本館で食べました。しゅうまい・・元祖・・、うむっ､まずくはなかったです。

本館の立派な構え、なかなかです。

今日は休みでした。お粥の名店「安記」店内雰囲気は、古き良き頃の中華街ってこんな店ばっかりだったんだろうな！？と思わせる店です。個人的には､とてもオキニの店です。十数種のお粥があります。
つぶ貝の炒め物をつまみに一杯がいけます。
本当は、朝のお粥が食べたいところですが、朝はやってません。（昔は朝から営業だったそです）
もう１つのお粥の名店「謝甜記」前に行ったのですが、午後の中途半端な時間で、昼休み中。上海路の謝甜記２号館は、日中の昼休みがなく便利、ピンク基調のお洒落な感じです。
朝粥は長安路の「馬さんの店龍仙」しか食べられないと思います。朝早くからやっます。ここは結構大盛りのお粥でした。

「牡丹園」人気の店。小さい店でいつも満員状態。
ここは、生うに中華風茶碗蒸しが名物。単品は高いから、コースに入っているのがリーズナブル。
賛否両論、「うに」生で食べるものでしょ派には？？です。
家族的で感じのいい店です。
いまどこも安いコースを売り物にしている店続出ですが、作り手の都合でどんどん出してくる店も多いので注意です。さめちゃうし、落ち着かないですよ。
ここは大丈夫。オススメのお店。

これが「生うに中華風茶碗蒸し」３，６７５円

とんかつ「つね勝」・・・・
香港路のど真ん中にあるとんかつ屋。
非中華系の名店か！！？？ランチが旨いとか？

中華風たこやきが名物との保昌、満員状態。と庶民的店、上海飯店は、評判いろいろみたいすね、両店とも、まだ未開拓。

保昌の上海蟹。

上海飯店。
街のラーメン屋風、興味ある店です。今度チェック。

さッ､今日の本命、香港路というか中華街の名店「海員閣」へ。
誰も並んでいないよ、今日は。
平日なんだよね。二十年ぶりかな。

昔、港の古き良き横浜の海員相手の店だったでしょうね。
中華街には、昔の雰囲気を残す、内外装ともに洗礼された店と二分されているのかな。
どうしても「古き良き」を訪ねてしまいます・・。

１Ｆは、４人がけ２卓、２人がけ１卓、８人がけの小さな丸テーブル１卓です。合計１８人。すべて相席です。

絶品のしゅうまい。絶対注文すべしの１品ですね。４つで４８０円。

炒三海鮮（イカ、エビ、ホタテと野菜のうま煮）１，９００円、旨い！！
丸テーブルで２組と相席。和服姿の熟年カップルと相席で、お似合いのご夫婦？でした。いろいろな人生のシーンを楽しみに来ているんだな・・と感じました。
そいういう店です。

店内風景。一番引いて撮ってもこんな感じの小さな店です。

もうすぐクリスマスで、いいムードのイルミネーション。

「ＧＲＥＡＴ　ＷＡＬＬ」ジャズの流れるカウンターバー。凄くいい雰囲気。
ここは山下町生まれの華僑２世がオーナー＆マスター。
一人でこの時間を楽しむか、素敵な人とさりげなく寄る店ですね。
ギネスの店は､結構いってますが、注ぎ方からのこだわりはさすが！！

こんな明かり、いい雰囲気出しています。

知らなかったけど、ギネスは注いだときは、透明に近い色していて、だんだん色が濃くなりギネス色になってくるんでよね！！知らなかった・・・。
マスターに教えてもらいました。

ＢＡＲ[ノーザンライト」
入った瞬間ヤバッ・・・。
怪しげな、くたびれた（ごめんなさい）女性が２名座っている。カウンターの中は、経営者と思われるママ（おばさま）が１名。
明るい照明の店内のカウンターに座ると、一人がスルッと隣に。「こんばんわ〜・・・」
おいおい、静かにしておいてくれよ！って感じなんだけど、そういう店？？
ハイネケンのビンを注文。
「私にもご馳走して〜」「いくら」「千円よ〜」仕方ないな一杯は。ということで。
ママは、もう３０年この店をやっていて、３０年前の賑やかで流行っていたころ、この店のホステスを１４年やっていたそうで。今では、風営法に届ける唯一残る歴史のバーだそうです。
まだ外人の方が多かった時代の話をしてくれました。
結果、明朗会計の安心の店でした。
「もう一人の子にもご馳走してあげて〜」「笑×」
「もう一杯いい〜」「ごめんね〜×」
あの２人は、なんだったんだろう・・・

カウンター奥がママ。左の怪しい・・
ここレコードのジュークＢＯＸがあるんです。
２曲１００円。なっかしー、でプラターズをかけました。

最後に名店「ケーブルカー」
３０人は座れる長いカウンターのバー。流行ってます。日本人が半分ぐらいで。

野菜を食べたくて、サラダ頼んだら長大盛りで！！
いい感じの比較的賑やかなお店です。
「ＧＲＥＡＴ　ＷＡＬＬ」の大型店って感じで、雰囲気なかなかでした。

ホテルのベランダからの眺め。スターホテルの眺望はＧＯＯＤです。６Ｆ以上がいいかな。

この旅行記へのコメント （2）

• kodeyanさん 2007/12/13 14:03:29

  旅館オリエンタル

  swalさん　おじゃまします。
  
  中華街には年に何度か行きますが、旅館オリエンタルには
  気がつきませんでした。
  なんか渋いですね。
  なかも見てみたい、どんな感じなんでしょう。
  
  気になるというと、中華街入り口にある「パン・アメリカン　ホットドッグコーナー」とハマスタ近くの「カフェ・ド・ルミエール　コーヒーの大学院」です。
  
  どちらも昭和で時が止まっているようなところなので
  今日こそは入ってみようかな〜
  と、思うものの躊躇しちゃうんですよね。
  
  ではでは☆彡

  swalさん からの返信 2007/12/14 00:16:09

  RE: 旅館オリエンタル

  kodeyanさん
  ご訪問ありがとうございます。
  パン・アメリカンホットドッグコーナー、カフェ・ド・ルミエール・コーヒーですね、時代の店なんですね〜。ありがとうございます、近いうちに行ってみます！！
  オリエンタル旅館、ぜひのぞいて見てください〜。アジアですよ。
  泊まりは３５００円のことでした。