2007/12/02 - 2007/12/02
888位(同エリア968件中)
もろずみさん
3回目の「紅葉回廊」。タイトルを深大寺としましたが、お寺に直接行ってもつまらないので紅葉を追いながら最後に蕎麦と地ビールを味わいたい。
スタート地点は武蔵小金井。ハケの道を下って野川に出ればずっと川沿いを歩けます。ほどほど距離はあるけど紅葉の名所の繋がりは良いです。
正式名称は「浮岳山昌楽院深大寺」。開創は天平5年(733年)と関東では浅草寺に次ぐ古刹です。
境内はそれほど広くなくて短時間で一回りすることができますが、門前には名物の蕎麦屋が軒を連ね、裏手には神代植物園が控えています。
武蔵野の面影を色濃く残す地にあり、蕎麦・花・寺と日帰り行楽に適した条件がすべてあります。
師走に入ったというのにポカポカ陽気で野川沿いも気持ちよく歩けました。
紅葉もおそらくピークの日曜日。ちょっと長めのウォーキングを楽しめました。
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
-
いきなり深大寺ではありません。
武蔵小金井からハケの道へと下るとすぐの金蔵院です。
山門脇の紅葉があまりに鮮やかだったので、最初の一枚はこれ。 -
銀杏、ケヤキ、モミジと三拍子揃った小金井神社にも寄ります。
いつもこのコースを歩くのは新緑のシーズンですので、全く雰囲気が違いますね。 -
おー、ここにも立派なモミジがあるじゃないですか。
ケヤキや銀杏が大樹なので境内に入るまで気づきませんでした。
この見事な紅葉をここでは独り占め。 -
ぶらぶらとハケの道を辿れば「はけの森美術館」に到着。
目の前にも紅葉。これは枝振りが良かったです。
「はけの森美術館」は洋画家の中村研一さんのアトリエだった所で、去年まで「中村研一美術館」でした。 -
美術館の裏手の庭は「美術の森」と名付けられています。
美術館に入るのはパスして庭だけ散策です。
竹林と紅葉がしっとりして良い感じ。ここは嵐山ですか? -
『土地の人はなぜそこが「はけ」と呼ばれるかを知らない。』
という書き出しは大岡昇平の「武蔵野夫人」です。
ハケですから当然湧き水があります。
そこに紅葉が映って湧き出した水に揺れていました。
何だかここだけで十分満足できちゃいますね。 -
「ハケ」とは国分寺段丘から立川段丘に落ちる崖のこと。
地面にしみ込んだ雨水が崖の至る所から湧き出しています。
その水が一つになって野川の流れとなるわけです。
はけの小径はそんな流れの一つです。 -
野川に出て少し下ると急に開けます。
ここが最初の紅葉スポットである武蔵野公園。
天気も良いし紅葉はどんな様子かと、わくわくしてきます。 -
一列に並んだ紅葉の数は30本くらいあるかな?
去年見つけた紅葉ですが色が良いのにびっくりしました。
しかも並木になっているのが凄いです。 -
ここは午前中だけしか撮れません。
これだけ連なっていれば赤一色の絵も撮れます。
今年も良い色を出してますね。 -
紅葉のトンネルの下が遊歩道というシチュエーション。
実はこのコースの紅葉のメインはお寺ではなくて、ここです。
駅から離れているし、歩いて来る場所なのでそんなに大勢来てません。穴場かも知れませんね。 -
武蔵野公園は街路樹の苗を育てる目的で作られた樹木中心の公園です。
もちろん銀杏や桜などもありますが、全般的に花は少なめ。
銀杏も葉を落として綺麗ですけど、この時期はやはり紅葉が主役です。 -
こんな開放的な風景も広がっています。
落ち葉の絨毯も敷きつめられて晩秋の武蔵野という感じ。 -
もう少し早いとトウカエデが良い色でカナダみたいなのですが、だいぶ葉を落としてました。
去年も同じ時期に来ましたが今年の方が早いですね。
燃えるようなトウカエデが林立する様子は来年でお預け。 -
同じ木が区画毎に集まって植えられているのが武蔵野公園の特徴。
周囲の遊歩道はそうでもなくて大きなケヤキがポツリポツリとあります。
ケヤキの紅葉もこうしてみると無視できないですね。 -
1時間ほども黄葉や紅葉を撮ってそろそろ次へ。
すぐ隣りが野川公園です。
川沿いは柳が中心ですので、やはりここは新緑が良い。
でもこの景色を撮らずに野川公園は語れません。 -
園内に紅葉は少なめ。紅葉の時期は武蔵野公園へというのが暗黙の了解事項。
野川に「もみじ橋」という橋が架かっているのですが、そこの紅葉より東八道路を渡った所が良いです。
少し光を待って下から見上げてみました。 -
野川公園は元は近くの基督教大のキャンパス内のゴルフコースだったとか。
道理で広々とした芝生がたくさんあるわけです。
鳥見の人たちを発見。肝心の鳥はセグロセキレイしか発見できず。 -
モミジの代わりにまるで絵のような雑木林でも。
真っ赤なモミジばかりにとらわれていて見逃すところでした。
ヨーロッパの晩秋の森の中みたい。 -
人見街道に出て野川に戻る途中にある竜源寺。
昨日は土方歳三、今日は新選組局長・近藤勇です。
今日は新選組史跡を訪ねるのが目的でないので門前で失礼します。 -
自然に近い形に護岸された野川は歩くには絶好の河川です。
人工的でも美しい隅田川とは両極です。川のスケールは違いますけどね。
どこまでもこの景色が続いています。 -
川沿いを歩いて行くと水車経営農家・峯岸家があります。
新車(しんぐるま)と呼ばれる水車で、多くの新田が作られた昔からこの辺りには水車がたくさんあったそうです。
新車は文化5年(1808年)からここがあったと言いますからざっと200年にもなります。
今は文化財として動態保存されています。 -
川沿いの遊歩道をズンズンと進みます。
師走とは思えない陽気で、少し速度を上げると汗ばむほど。
野川の表情も春みたいですね。 -
桜並木もありますが、さすがに色づいた葉をわずかに残した晩秋の桜です。
お花見の時期に歩いたことはないですが良さそうですね。 -
やがてゴールの深大寺に到着。
お出掛け日和に参道も賑わっています。
これは紅葉も期待できるかも。 -
参道の入口にある鬼太郎茶屋です。今ではすっかり深大寺参道の顔になりました。
近くの布田天神社の辺りも鬼太郎や妖怪一色で、これはこれで一つの散策テーマができそうです。
今は鬼太郎より畠中恵さんの「しゃばけ」シリーズでしょうか? -
まずは山門から入るとしましょう。
このモミジは初夏の新緑の時から目をつけていました。
期待通りの色に染まっていました。 -
境内に入って右手には鐘楼。
あと数週間で除夜の鐘ですね。一年の早いこと。
深大寺は年越しのお詣りでは人気があるお寺です。
何故なら蕎麦があるから。 -
鐘楼の裏から参道を覗いてみます。
ここは撮影スポットかも知れませんね。
京都の鳥居本あたりに似ていないこともないです。 -
境内は広くはありません。
紅葉越しに撮るポイントは一ヶ所のみ。
昨日の高幡不動より紅葉が赤いのは進み方の違いかな? -
本堂と元三大師堂とをつなぐ渡り廊下の下は池です。
池の畔の紅葉の鮮やかなこと。
思わず周囲から歓声が沸き上がるような色合いでした。 -
境内には句碑が点在。胸像があるのは高浜虚子です。
「遠山に 日の当りたる 枯野かな」
「遠山」というので深大寺で詠んだ句ではなさそう。
もっと広大な風景で詠まれたのでしょうね。 -
本堂より御利益のあるといわれる元三大師堂です。
元三大師とは天台座主の慈恵大師のことで、ずば抜けた霊力の持ち主だったお坊さんです。
正月に開かれるダルマ市はこのお堂が舞台です。 -
ちょうど本堂の裏手に登って行くと建っているのが開山堂。
ここまで登ってくる人はほとんどいません。
かと言って、そんなに静かでないのは植物園の入口に近いからです。 -
開山堂から下って来ると釈迦堂です。
貴重な白鳳仏が安置されています。一体、何故ここに白鳳仏があるのかは謎です。
法隆寺の夢違観音にそっくりと言われているお顔。
いつもあまり人がいない釈迦堂ですので、今日もじっくりとお話ししてきました。 -
境内から東に離れた斜面に建つのは不動堂です。
昔はここに不動の滝があったと言いますが、湧水が枯れてしまったのかお堂だけが建っています。
一応、深大寺のお堂はこんなところでしょう。 -
鬼太郎茶屋も良いけれど、植物園へ向かう坂道の茶屋の方が風情があります。
深大寺も以前はこんなに人は来なかったのですが、最近は人気が出てきました。
人気が出ると観光地化が進むという具合で、武蔵野らしさは少なくなって来ました。 -
今日は植物園には入らず。参道の戻ります。
弁天池の紅葉もなかなか見事でした。
紅葉の先は蕎麦屋の青木屋さんです。 -
水生植物園の脇に蕎麦畑がありました。
どこで蕎麦を作っているのか気になってました。
それにしても、この時期にまだ花をつけているのにはびっくり。 -
いつも入る蕎麦屋は決まってます。
もう通い始めて30年になりますが、店構えは昔のままです。
蕎麦屋は何軒もありますが、店によって微妙に違います。
これが深大寺蕎麦(もり)です。野川の川縁りでお弁当を食べたので今日は並盛りです。
良い紅葉も見たし、日溜まり歩きも気持ち良かったし、何度歩いても満足できるコースです。
また新緑の頃に歩きたいですね。
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