パラオ旅行記(ブログ) 一覧に戻る
 パラオは名古屋からの直行チャーター便で、わずか4時間で行けるミクロネシアの楽園です。<br /> 機内食の後、ひと眠りして、目が覚める頃には珊瑚礁に囲まれた大小200の島々からなるパラオの景観が眼下に広がります。息をのむほど美しいその変化に富んだ海に自然の雄大さを感じずにはいられません。<br />周りの人を見渡しても皆、窓の外の景色に釘づけです。<br /> やがて飛行機は小さな小さなパラオ国際空港に到着。<br />3月における日本とパラオの平均気温差は約20度。燦々と輝く太陽が照りつけ、暑いですが、意外にも湿気がないことに驚きます。<br />夕方になると涼しい風が吹きはじめ、夜にはかなり過ごしやすくなります。<br /> 翌朝、早く目が覚めてしまったので、ホテル内を散歩することにしました。滞在先のホテル、パラオ・パシフィック・リゾートは広大な敷地に14棟のコテージが配置され、緑の庭先からは白砂のプライベートビーチにつながり、ちょっとした散歩コースにもってこい。爽快感溢れるオープンテラスのレストランで朝食後、まずはプールでひと泳ぎ。その後はジェットスキーやバナナボートなどのマリンスポーツを存分に楽しみます。バナナボートは思いっきり、ハメをはずして、揺れるたび、弾むたびに大歓声。バランスをとりながら踏ん張っても5,6回、海へ振り落とされてしまいました。<br />バナナボートをジェットスキーで引っ張ってくれた現地スタッフのお兄さんは途中、海の小島に咲く花を取って来て、私と友人の髪にそっと挿すという粋な計らいもしてくれました。体は大きく、たくましいのに、きっと繊細な心の持ち主なのでしょう。人なつっこい笑顔のパラワンと心が通じ合えたような気がしました。<br /> 3日目は“パラオ松島”と呼ばれ、パラオ一の景観を誇るロックアイランドツアーに参加しました。木々が生い茂ったマッシュルーム状の島々をモーターボートでクルージングしながら、釣りをすることもできます。釣った魚は無人島でバーベキュー、南の島ならではの楽しみです。<br /> 午後からはいくつかのポイントにボートを停泊し、シュノーケリング。海の中は色とりどりの熱帯魚が回遊し、大きなシャコ貝に、たおやかな指珊瑚、まるで水族館の中にいるようで、感動の一言。陸には陸の世界があるように、海には海の世界があるのだと改めて感じた一瞬でした。<br />餌付けをすると面白いようにたくさんの魚たちが寄ってきます。小さいながらもナポレオンフィッシュにも出会えました。透明度抜群のパラオの海はちょっと顔を水につけてみるだけで、そんな世界が広がっています。<br /> 4日目はホテルのプライベートビーチで、のんびり過ごすことにしました。<br />パラオを訪れる旅行者の約7割はダイビング目的ということもあり、ビーチはサイパンやグァムでは考えられないような静けさです。<br />ここでは目に入るものすべてが抜けるようなブルー。<br />海を眺め、砂浜に寝転び、貝拾い。ヤシの葉音を子守唄にお昼寝など贅沢な時間がゆっくりと流れ、ハンモックに横たわりながら、行き交うボートを桟橋越しに見るサンセットは最高にロマンティックでした。<br /> 今回の旅で、普段の生活で忘れてしまった何かを取り戻せたような気がします。いつかまた、この美しい国を訪れたいです。

パラオの休日

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1998/03/05 - 1998/03/10

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kyona

kyonaさん

 パラオは名古屋からの直行チャーター便で、わずか4時間で行けるミクロネシアの楽園です。
 機内食の後、ひと眠りして、目が覚める頃には珊瑚礁に囲まれた大小200の島々からなるパラオの景観が眼下に広がります。息をのむほど美しいその変化に富んだ海に自然の雄大さを感じずにはいられません。
周りの人を見渡しても皆、窓の外の景色に釘づけです。
 やがて飛行機は小さな小さなパラオ国際空港に到着。
3月における日本とパラオの平均気温差は約20度。燦々と輝く太陽が照りつけ、暑いですが、意外にも湿気がないことに驚きます。
夕方になると涼しい風が吹きはじめ、夜にはかなり過ごしやすくなります。
 翌朝、早く目が覚めてしまったので、ホテル内を散歩することにしました。滞在先のホテル、パラオ・パシフィック・リゾートは広大な敷地に14棟のコテージが配置され、緑の庭先からは白砂のプライベートビーチにつながり、ちょっとした散歩コースにもってこい。爽快感溢れるオープンテラスのレストランで朝食後、まずはプールでひと泳ぎ。その後はジェットスキーやバナナボートなどのマリンスポーツを存分に楽しみます。バナナボートは思いっきり、ハメをはずして、揺れるたび、弾むたびに大歓声。バランスをとりながら踏ん張っても5,6回、海へ振り落とされてしまいました。
バナナボートをジェットスキーで引っ張ってくれた現地スタッフのお兄さんは途中、海の小島に咲く花を取って来て、私と友人の髪にそっと挿すという粋な計らいもしてくれました。体は大きく、たくましいのに、きっと繊細な心の持ち主なのでしょう。人なつっこい笑顔のパラワンと心が通じ合えたような気がしました。
 3日目は“パラオ松島”と呼ばれ、パラオ一の景観を誇るロックアイランドツアーに参加しました。木々が生い茂ったマッシュルーム状の島々をモーターボートでクルージングしながら、釣りをすることもできます。釣った魚は無人島でバーベキュー、南の島ならではの楽しみです。
 午後からはいくつかのポイントにボートを停泊し、シュノーケリング。海の中は色とりどりの熱帯魚が回遊し、大きなシャコ貝に、たおやかな指珊瑚、まるで水族館の中にいるようで、感動の一言。陸には陸の世界があるように、海には海の世界があるのだと改めて感じた一瞬でした。
餌付けをすると面白いようにたくさんの魚たちが寄ってきます。小さいながらもナポレオンフィッシュにも出会えました。透明度抜群のパラオの海はちょっと顔を水につけてみるだけで、そんな世界が広がっています。
 4日目はホテルのプライベートビーチで、のんびり過ごすことにしました。
パラオを訪れる旅行者の約7割はダイビング目的ということもあり、ビーチはサイパンやグァムでは考えられないような静けさです。
ここでは目に入るものすべてが抜けるようなブルー。
海を眺め、砂浜に寝転び、貝拾い。ヤシの葉音を子守唄にお昼寝など贅沢な時間がゆっくりと流れ、ハンモックに横たわりながら、行き交うボートを桟橋越しに見るサンセットは最高にロマンティックでした。
 今回の旅で、普段の生活で忘れてしまった何かを取り戻せたような気がします。いつかまた、この美しい国を訪れたいです。

同行者
友人
一人あたり費用
15万円 - 20万円
航空会社
JAL
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)

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  • パラオ・パシフィック・リゾートはパラオで唯一、砂浜のプライベートビーチを持つホテルです。

    パラオ・パシフィック・リゾートはパラオで唯一、砂浜のプライベートビーチを持つホテルです。

  • リゾートと言えば、ハンモック!?<br />これでお昼寝するのが夢でした。

    リゾートと言えば、ハンモック!?
    これでお昼寝するのが夢でした。

  • ホテルのプールにて、元レースクィーンのお友達の美希ちゃんと。

    ホテルのプールにて、元レースクィーンのお友達の美希ちゃんと。

  • 無人島にて。<br />本当に美しい海です。

    無人島にて。
    本当に美しい海です。

  • ホテル内にて。

    ホテル内にて。

  • 耳にハイビスカス。<br />これもやってみたかった…。

    耳にハイビスカス。
    これもやってみたかった…。

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