じんべいが守る寺＠小田原山　浄瑠璃寺（九体寺）2004年9月23日

2004/09/23 - 2004/09/23

京都といってもほとんど奈良にある「浄瑠璃寺」は、以前から気になっていたのですが、なかなか訪れる機会がなく、このたびやっとチャンスがめぐってきました(*^^)　母が芭蕉を訪ねて伊賀上野市に行きたいと言い出したので、その前にちょっと寄ることにしたのです♪　朝8：00ごろ広島を出発し、三木SAで昼食、浄瑠璃寺に到着したのはもう15：30過ぎです。「今日はもう浄瑠璃寺の拝観でおわりだねぇ！ゆっくり拝観しようやぁ(^^」といいつつ、参道をすすみます。何も考えずの寄り道でしたが、この日はちょうど彼岸中日で、本堂の中央に日が沈む特別の日だったのです\(^｡^)/　そのため、普段は秘仏になっている三重塔の薬師如来さま（重要文化財）もご開扉中！日ごろの行いが良いとちがうねぇ！

エリア 木津・加茂(京都)

駐車場から浄瑠璃寺までの参道脇には、いろんな花が咲いています♪　この馬酔木ったら、うまく実らなかった稲みたいに小さくてすかすかだから、気候の不順が馬酔木を狂わせて未熟な花をつけようとしてるんだわ(T.T)って哀れんでたら、どうやら花を咲かせるのは春だけど、夏のおわりごろから来年春の準備をこんな風にしてるのね、しらなかったσ(^｡^)ｱﾀｼ　

萩の花(*^ｰ^*)　面相筆であとから色を添えたような、色刷け具合♪

観賞用の菊も華やかでいいけど、こういう楚々とした野菊もいいなぁ(*^｡^*)

いよいよ、浄瑠璃寺の入り口「北大門」です。本瓦が葺かれて、趣のある門ですね(*^ｰ^*)　参道が結構長いのは、往時他にも多くの塔頭があったのでしょうね。

浄瑠璃寺 寺・神社・教会

もともと、京都の一条大宮にあった三重塔が、引っ越してきたのは平安時代だそうです。秘仏なので普段は拝顔できない薬師如来さまにも今日はお会いできましたわ♪　現実もある四苦八苦を乗り越える力を薬として与えてくださるありがたい仏さまです。藤原時代に生まれたそのお姿はとても穏やかで優美でした。

浄瑠璃寺三重塔 祭り・イベント

国宝の三重塔の前には、お彼岸の中日だし、開扉中だから、きれいにお花がいけてありました(*^｡^*)

まだ葉があおあおしてて秋のお彼岸の雰囲気でないけど、三重塔の木組みの美しいこと！

少し高台にある三重塔からみた、九体阿弥陀堂(*^ｰ^*)　もう現存する唯一になるそうです。今日は、この九体阿弥陀堂の真後ろに夕日が沈むはずなのですが･･･どうやらお天気が悪いようで･･･大きなカメラや三脚をもってきてる人も居たけど、残念でした。でも、またお彼岸をねらってきてみたいなぁ♪

浄瑠璃寺 寺・神社・教会

赤とんぼ(*^｡^*)　三重塔にあわせたようなカラーだね♪

三重塔からさらに浄土指揮の浄瑠璃庭園を回遊して進み、九体阿弥陀堂を南から見たところです(*^ｰ^*)

九体阿弥陀堂の北側にまわりこんだ所に、九体阿弥陀如来像の拝観受付所があります(*^ｰ^*)　そして、その前に名犬じんべえ君が待機中♪　聡明そうなこの表情にほれぼれ･･･。かたつむりくんもお友達です(^^

拝観受付をすませて、下駄箱で脱いだくつをしまっていたら、そこにこの花が(*^ｰ^*)　何の花かわかりますか？これね、ミョウガの花♪　ほら、よくみるとミョウガがいけてあるでしょう？透明感があって、素敵な花だよね！

九体阿弥陀堂の前から三重塔をのぞむ(*^ｰ^*)

雨にぬれる芙蓉の花(*^ｰ^*)　九体阿弥陀如来を拝観するあいだ、雨は音をたててふっていましたが、拝観をおわってでてみると雨があがってこの風情です♪

桔梗(*^｡^*)つぼみから花開くとき、あのはなびらの糊付け部分は、「ぽ」とか音をたてそうだよね♪

コスモス！あなたは宇宙だ\(^｡^)/

門前の土産物屋さんで、あまりにもかわいかったので写してしまいました(*^｡^*)　招き猫の表情ひとつひとつが違って楽しい♪

このあたりの細い道沿いには、こうして１００円ショップがならんでいます(*^ｰ^*)　１００円ごとに袋にこわけして、ぶら下げてあるのってなんだか楽しい♪　立ち止まって物色したくなる衝動をかきたてる。んでわたしは、ショウガを買いました(*^ｰ^*)　無人じゃなくてちゃんと有人販売なんだよ。

今回は、浄瑠璃寺しか拝観できませんでしたが、周辺には、石造仏がたくさんおられるようで、またゆっくり訪れたい場所になりました(*^ｰ^*)　今夜のおとまりは、上野市の「いとう旅館」です。外観は普通のちいさな旅館ですが、中はとても複雑で不思議な出口や戸口がたくさん♪　探検するのもどきどきしてたのしいお宿です。

湖月堂の丁稚ようかんについてきたおまけのあゆ(*^ｰ^*)　せっかくだから食後のデザートにいただきます♪

母がどこで聞きつけたのか、「湖月堂の丁稚ようかんをお土産に買いたい」と言い出して、宿のひとに聞いたら･･･「親戚がやってるのでもってこさせましょう」って言ってくれた(^^　母はよろこんで700円を二つたのみ、「それじゃわたしも」で合計三つ。届いてみたら･･･昔ながらの大釜で作られ、原料は糸寒天、吉野本葛、黒砂糖、生飴で添加物は一切入っていません･･･てことで冷蔵で賞味期限3日だって！お土産にはできませんわ(*^ｏ^*)　結局、あゆのあとに寝る前、翌朝食事後、そして10時のおやつに･･･丁稚ようかん三昧をすることになりました(^^ヾ　でもね、うんざりしないおいしさだったよ♪←ほめことば？　写真で大体ひとつのようかんの1/4くらい。教訓：気をつけよう、中身も知らずにまとめ買い