元旦の下関散策

2007/01/01 - 2007/01/01

２００７年を迎えました。
初詣ついでに下関唐戸周辺を散策です。

行った先
赤間神宮、日清講和記念会館、カモンワーフ、旧英国領事館の下関異人館、日和山公園。

エリア 下関(山口)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

初詣に亀山八幡へ。
なぜか参道下まで長蛇の列です。
これに並んでまで参拝はちょっと・・・

ということで、さっさと亀山八幡での初詣はあきらめたのでした。
このフグの像を撮りたかっただけだし。
ちなみに、名前のとおり亀のたくさんいる池もあります。

帰り際に通ってみたら、まだまだ長蛇の列。
ただ、その横で普通に登って行ってる人たちもいたから、なにか配りものでもしてたのでしょうか？

亀山八幡あきらめ、赤間神宮へ。
唐戸の駐車場から歩いていっても１０分程度。
思ったより離れていなかったんだなあ。

人は多いけど、行列にはなってません。
人目気にしなければ、クマも置けます。

参拝済ませて、耳なし法一さんにもお参りです。
本殿のすぐ横だけど、人はグッと少なくなります。

さらに人がいない平家一門のお墓。

帰り道ついでに、春帆楼にある、日清講和記念館にも立ち寄ります。
元旦から開いていました。

多分、お正月だから人が多いんだろうなあ・・・

春帆楼は、日清講和条約が結ばれた地です。
当時の建物は残っていませんが、展示されているこの椅子達はレプリカではなくて、実際に使用されたものなんだそうです。

春帆楼敷地内にて。
春帆楼って言ったら、フグ（フクと言うべきか）。
伊藤博文が滞在時、海が時化て魚が捕れないため、覚悟して当時食用禁止だったフグを料理して出したところ、あまりの味の良さに禁止を解いたという逸話があったりします。

下関のフグはすっかり全国的にもブランド化。
南風泊市場では全国の８割程度のフグの水揚げがされてます。
ハクを付けるために、東北方面からでも運んでくるんだとか。

唐戸の唐戸市場はさすがに正月休み。
カモンワーフでは、フグが安く売られていました。

さて、お正月だから、開店してたら贅沢をしよう、と旧英国領事館へ。

旧英国領事館の見学は正月休みでしたが、同じ敷地内の下関異人館は元日から営業していました♪

思ったより混雑してなくて（やっぱり正月休みと思われてたのかな？）、無事席ゲット。
今日こそは、あの有名なカフェオレを飲むぞ〜

１日限定１０杯のカフェオレ、注文したら既に本日の１０杯は出ていました。
でも、ウェイトレスさんが聞いてくれた結果、特別にやってもらえることになりました。

カフェオレの儀式。
まずフランス国旗と写真登場。
それから空のカップが運ばれてきます。

しばらく待つと、コーヒーマイスターのマスターが登場です。
コーヒーとミルクの入った２つのポットで、芸術的にカフェオレを注がれます。

ちなみに、この写真は終わった後。
数が限定されているのは、１杯１杯気合いをこめて入れられるので、限界があるからだそうです。

カフェオレの完成。
１杯１０００円、とてもまろやかなお味でした。

ケーキは５００円、下の添えてあるソースというかクリームがおいしかったです。

カフェオレは１テーブル１杯までなので、旦那は正月限定の金箔コーヒーと抹茶のムース、お値段は一緒。

２人で３０００円超えちゃう喫茶代、年に１度くらいはこんな贅沢な時間もいいかな？

旧秋田商会（観光案内所）はさすがに閉館です。
重厚な扉が、建物の古さを感じさせます。

秋田商会には、日本最古の屋上庭園があります。
ここは、開館してる時も窓越しの見学しかできませんが。

唐戸の歩道橋から。
旧秋田商会と下関南部郵便局。
たしか、下関南部郵便局も、現役で使われている郵便局の日本最古じゃなかったかな？
でもって、今はすっかり見かけなくなった丸形郵便ポストの発祥地だったような。
レトロと言えば世間的認知度は、海を隔てた門司港ですが、下関にも色々あったりします。

帰る道すがら。
珍しく旦那の方から寄り道の誘い。
行ったのは、日和山公園。
高杉晋作像があります。

子供の頃近くに住んでた旦那は、しょっちゅう遠足で来ていたそうです。
眺めはいいんだけど、高台にあるし駐車場少ないので、観光客もいなかったのでした。