ノルウェー旅行～オスロ①　リーズナブルで豪華な船の旅

2008/10/15 - 2008/10/18

“たまには船に乗って、のんびりとした旅を味わってみたいものだなぁ～”と何気なく呟いた相棒君の一言から始まった今回の旅行。
会社勤めをしている相棒君は、もちろん2～3週間の長期休暇なんて夢のまた夢…。
さらに『クルーズ』と聞くと聞こえはいいけど、金銭的な面も心配だし…。
でもこの際“行き先は何処でもいいとして『安くて、豪華で、船で1泊できる』そんな夢を叶えてくれる船会社はないかしら？”と夜な夜な相棒君と探すと…。
世界は広いですなぁ～。
なんと相棒君とちゅんちゅんのプランにピッタリの船会社が一社見つかったのであります。
それが今回お世話になった『DFDS SEAWAYS』というデンマークの船会社！！！ちなみに行き先は『ノルウェーの首都オスロ』。
それからがもう大変。
初めての船旅だけに、念のためDFDSのホームページを辞書片手に読解し、ノルウェーのガイドブックをAmazonから取り寄せ観光ルートの確認。
それでも苦労した甲斐もあり、とってもステキなプチクルーズ旅行をすることができました。


もし良ければこちらもどうぞ.｡.:*･゜ﾟ･(´ー｀).｡*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*

ノルウェー旅行～オスロ②　見どころ満載！オスロの街中を探検しよう♪
http://4travel.jp/traveler/umagon/album/10433014/

ノルウェー旅行～オスロ③　魅惑の『叫びケーキ』の謎に迫る！！
http://4travel.jp/traveler/umagon/album/10433777/

エリア オスロ(ノルウェー)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 船

さて、コペンハーゲンの素敵な街並みにさよならを告げ、いよいよ今日は船に乗り込みノルウェーへ。

まずは、コペンハーゲン中央駅より鉄道に乗り、フェリーターミナルの近くにある『Osterport』駅へ向かいます。

DFDSフェリーターミナルの位置はこちら
http://www.dfdsseaways.co.uk/Customer_Service/Travel_Information/Ports/Port_Copenhagen

こちらがDFDSのフェリーターミナル。

無事にターミナルに着いた安心感よりも、建物の後ろに見えている船のファンネルに目を奪われる相棒君とちゅんちゅん。

自分たちの想像を遥かに超える大きさの船に改めてビビリまくる２人でありました。

フェリーターミナル内には、大型のスーツケースを預けることのできるコインロッカーもありましたよぉ〜。

今回利用したDFDSへの予約方法については、1週間前にDFDSのホームページの『オンライン予約』より行いました。

次の日にはDFDSから『予約表をコピーし当日持参する旨が書かれた』予約確認のメールと、『DFDS SEAWAYS GENERAL BOOKING TERMS & CONDITIONS』のPDFファイルが送られてきます。

当日は、出航時間の2時間前からチェックインが可能で、フェリーターミナル内にあるカウンターでチェックインを済ませます。

日本人の団体ツアー客も多いらしく、カウンターには日本人のスタッフも勤務されていました。

余裕をもって、出航時間の1時間半前にはフェリーターミナルに着いていましたが、御覧の通り既に多くの乗船者が集まっていましたよ。

DFDSのURLはこちら
http://www.dfdsseaways.com/

チェックインを済ませると、3枚のカードをもらっちゃったよ。

1枚は『TABLE RESERVATION(夕食の席)』、後の2枚は『INT(部屋のキー)』となっていました。

船内に入る前に、ちょっとだけDFDSを紹介しちゃいます。

このDFDSは、130年以上も前から運行している老舗の船会社でございます。

現在7隻の旅客船を所有しており、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー、ドイツ、オランダおよびイギリス間の海を横断する8つのルートで1年間に170万人の乗客および200,000台の自動車を輸送しているんだってさ。

【前日に撮影したクラウン･オブ･スカンジナビア号】

特に、コペンハーゲンとオスロを結ぶ航路においては、『クラウン・オブ・スカンジナビア号』と『パール・オブ・スカンジナビア号』の2隻の客船があり、毎日午後5時になると2隻の船がそれぞれコペンハーゲンとオスロから出航し、翌日の午前9時半に目的地に着くようにダイヤが組まれているんだぁ〜。

さてさて、DFDSの紹介はこの辺にして…
こちらが相棒君とちゅんちゅんがお世話になる“スカンジナビアの真珠”『パール・オブ・スカンジナビア号』でございま〜す。

近くで見るとめっちゃデカイ！！！

なんたって、長さ176.8m、幅29.6m、旅客定員2,100名、部屋数703室の大型客船。

“こんな大きな船に乗るなんて初めてだぁ〜”とテンションマックスの2人でありました。

【船内のロビー】

さて出航1時間前から乗船することができるので、全ての手荷物を持っていざ出陣。

驚いたことに、手荷物検査などのセキュリティーチェックは一切なく、スムーズに乗船できました。

“これならお酒やお菓子を持ってくるんだった…”と不満に思うちゅんちゅんと“安全面はいったいどうなっているんだ！？”と不安になる相棒君でした。

【客室前の廊下】

船内を散策する前に、まずは自分たちの部屋探し。

いや〜それにしても、船と言うと…幼稚園児の時に稚内から礼文まで漁船のような船に乗った記憶しかなかっただけに、“世の中にはこんな立派な船があるのかぁ〜”と本当に驚いてしまったよ！

さてDFDSのお部屋は大きく『Seaways Class Cabins』と『Commodore Cabins』に別れています。

簡単に説明すると、 『Seaways Class Cabins』はシャワーとトイレ付きの狭いお部屋で、『Commodore Cabins』は『Seaways Class Cabins』よりも部屋が広くて、朝食付き。

ちゅんちゅんたちが今回予約したお部屋はCommodore Cabinsの『Commodore De Luxe Cabin』と言って、お部屋にジャグジーがついているタイプ。

気になるお値段は、２人1部屋･食事付き（朝･夕）で400ユーロ！！！！
1ユーロ140円ぐらいなんで、1人28,000円。

移動費、宿泊費、朝夕の食事に、部屋のクオリティーを考えると、かなりリーズナブルでしょ！？

ちなみに、『Seaways Class Cabins』にするとこの値段の3分の1ぐらいのお値段済みます（苦笑）

こちらがジャグジー付きのバスタブなのだ。

バスローブも付いていて、ちょっとしたリッチな気分♪にウハウハのちゅんちゅんでした。

あ！そう言えば、このCommodore De Luxe Cabinは『パール･オブ･スカンジナビア号』にしかないの。

だからCommodore De Luxe Cabinに泊まりたい人は『パール･オブ･スカンジナビア号』を予約してね♪

バスタブの他にシャワーとトイレが付いていて、使い勝手はめっちゃ良かったよぉ〜。

きちんと熱めのお湯も出るしね♪

ただ唯一残念だったのは、部屋やバスルームの窓の外には救命ボートがかかっていて、外の景色が見づらかったことかなぁ〜。

そろそろ出航時間のPM5：00！！

ボ〜ォ〜ボ〜ォ〜と汽笛がコペンハーゲンの街に響き(←ちょっと言いすぎかな)、楽しかったコペンハーゲンの思い出がよみがえってくるようだったよ。

う〜ん、さらばコペンハーゲン！！！！

どんどんターミナルから離れていく船。。。

またいつか訪れる日は来るのかなぁ〜。

なんてちょっぴり感傷的なちゅんちゅんをよそこに、ジャグジーに浸かりながら“ガハハハ！！！！”と大盛り上がりのおばちゃんたち。

露天風呂みたいで気持ちよさそう♪

ちゅんちゅんも気持ちを切り替えて楽しまないと、こりゃ〜損しちゃうなぁ〜。

【船内のBar】

さて、食事まで少し時間があるので船内を散策することに。

なにせ16時間30分の船旅。
6時間寝たとしても…あとの10時間はどうすんじゃい！？と叫びたくなる人もいるよね。

心配することなかれ！！
船内にはショッピングはもちろん、プールに映画館、レストラン、バー、ディスコ、さらには仕事でも使うことのできるミーティングルームなどが完備されています。

こちらは映画館のエントランス。

24時間上映されているわけではなく、上映時間が決まっているんだぁ〜。

こちらがショップ。

衣類だけじゃなく、飲料水やお菓子などがたくさん売られていました。

さてさて、ここが相棒君とちゅんちゅんが最も楽しみにしていた場所『Commodore De Luxe lounge』にやってきました。

Commodoreクラスの中でもちゅんちゅんの『De Luxe 』と『Cabin Balcony』、『Owners Suite』のお部屋を予約した人しか使えない専用のラウンジ。

ここからの眺めはいいし、ワインやビール、ジュースなどが飲み放題！！
それに美味しいクッキーやおつまみもあるんだぁ〜。

もちろん、ネットも自由に使えて暇つぶしにはもってこいの場所でした。

時計を見るともうPM8:00！！
いよいよお楽しみの食事タ〜イム♪

DFDSでは、予約時に食事内容(コース料理かビュッフェ)と食事時間を選択する仕組みなの。

食事の内容ごとにレストランは違うし、もちろんドレスコードが指定されていたりもするんだ。

今回ちゅんちゅんたちは、ドレスコードが無くて気楽に食べることのできる『ビュッフェ』にしました。

ビュッフェの種類は豊富で、味もとても美味しかったぁ〜。
特にエビやムール貝などの魚介がものすごく美味しくて…ちゅんちゅんはこればかり食べていたような（笑）

ただ、ビュッフェっといいつつ、飲み物が全て有料！！！
ワインやビールなどのお酒が有料ならわかるけど、水さえも有料なんだから。
ちょっとびっくりしちゃったよ。

おはようございま〜す！！

朝やけを見にデッキにあがってみました。

デンマークで遊び過ぎた疲れもあって、夕食後お部屋に戻ってジャグジーのお風呂を満喫し、ちょっとベッドで横になるつもりが…爆睡。

気が付いたら朝になっていたよぉ〜。

朝目覚めると、もうココはノルウェー領。

海面からポコポコ岩が顔を出す中、船がゆっくりと進んでいきます。

さぁ〜今日も１日ハッピーな日になりますように♪と神様にお願いし、しばしノルウェーの冷たい空気を肌で感じた相棒君とちゅんちゅんでした。

う〜ん、それにしても風が冷た〜い！！！

さてさて、今日１日はりきって行動するにも、飯じゃ飯ぃぃぃぃ〜と言うことで、朝食を食べにやってきました。

数種類のパンと、チーズやハム、サーモン、野菜などの他にシリアルもあり、朝食として丁度いいボリュームだったよ。

ありがた〜く美味しく頂きました。

【オスロの街並み】

朝食を食べ終え荷物をまとめ、あとは上陸を待つのみ。

お部屋の救命ボートの隙間から、ようやくオスロの街並みが見え始め、いてもたってもいられなくなり、デッキで待機することに（笑）

ようやくDFDSのターミナルが見えてきたよ。

ボーディング･ブリッジも準備万端！！

陸では小人のように小さくみえるスタッフが、今や遅しと定刻30分遅れの『パール･オブ･スカンジナビア号』を待っていました。

あっという間の16時間30分の船旅。
飛行機や電車で旅行するのとはまた一味違った感じで、ちょっぴり船での旅行がクセになりそうな相棒君とちゅんちゅんでした。

この旅行記へのコメント （2）

• ちゃむたさん 2010/03/03 10:44:50

  素敵すてき〜っ☆ワンナイトクルーズ〜(^O^)

  ちゅんちゅんさん、こんにちは〜♪
  今日は、豪華な船の旅を覗きに来ました〜☆
  
  うんうん、お仕事してるとなかなかクルーズは無理ですよね…
  “リタイヤしたら…♪”とは思うけど、若いうちに１度は乗りたぁ〜い！
  そんな時にピッタリのツアーですね〜
  
  ちゅんちゅんさんの乗られたお船、室内も広くて、ジャクジー付き☆すごい！（ジャクジー大好き♪〜）
  それなのに、このお値段？！
  これなら手が届きそう〜っ
  
  豪華客船クルーズとなると気になるのがお食事。
  カクテルドレスにタキシードを用意しなきゃならないのか？と不安になりますがカジュアルなビュッフェレストランがあるんですね♪
  ちゃむたも安心しました、そこに決まりで〜す(*^^)v（←行く気満々？！）
  
  せっかく乗るなら１クラス上の客室にして、ラウンジも楽しみたいなぁ〜
  
  
  いつかは乗ってみたい・ちゃむたでした〜(^^ゞ
  
  
  
  

  ちゅんちゅんさん からの返信 2010/03/03 18:31:58

  コメントありがとう♪

  遊びに来てくれてどうもありがとう♪
  とっても嬉しいわぁ〜。
  
  >お仕事してるとなかなかクルーズは無理ですよね…
  
  そうそう、仕事があるとなかなか長期の休みは取りずらいし、取れたとしてもその分仕事がたまったりで…さらにリタイヤまでは待てないし（笑）
  そう思うと、もっと学生のうちに海外旅行とかしとけばよかったぁ〜と思ったり。でもそのときお金ないしね。人生うまくいきませんのぉ〜。
  
  > 部屋
  移動＆宿泊＆食事のことを考えると、まだ手が届く値段でしょ！？
  でもね、この値段で泊まれたのシーズンオフだったの。
  シーズンオフ中は、さすがに寒くて水着で日光浴はできなかったけど（笑）、料金は安いから狙い目よ！！
  
  > お食事
  クルーズによっては、ドレスコードがあったりで荷物も多くなるし大変なところもあるけど、DFDSはとってもカジュアルで気楽！！初めて船旅をするならいいかも♪ぜひぜひ、旦那様におねだりだね
  (*^^)v