2012/02/19 - 2012/02/19
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まみさん
花撮影シーズンがやっとやって来た……かな?
と同時に、いよいよマクロレンズの修行開始です。
でも、今年は花の開花が全般的に遅れていて、ウメはまだ期待できません。
なので森林公園と昭和記念公園のどちらに行こうか迷った挙げ句、セツブンソウとスノードロップを目当てに昭和記念公園に出かけました。
それにしても、マクロレンズは難しいです!
一筋縄ではいかないと痛感しました。
マクロレンズでもふつうに撮ればふつうのレンズと変わりない写真しか撮れないので(愕然)、わざわざマクロレンズを使う意味のある写真をゲットしたかったのですが、理想の写真と撮れる写真とのギャップが大きすぎて……(泣)。
それに、高倍率ズームレンズでいつものように望遠マクロでも撮影したかったので───その方が自分の思うとおりの写真が手っ取り早く撮れるから───しょっちゅうレンズ交換しなければならなかったのも、予想どおり、かなり面倒くさかったです。
しかし、本日はマクロレンズ修行と決めていたので、試してみたいと思ったら面倒でもせっせとレンズ交換しました。
ただ、今回、撮影できる花がまだ少なかったのが、逆に幸いした気がします。
10時40分に入園して閉園30分前の16時まで、撮影散策はほぼ5時間みっちり。
ずっとマクロレンズばかりにトライしていたわけではないけれど、いったんレンズ交換した後は、一つの花の前で気が済むまで時間をかけることができました。
※使用レンズ
・TAMRONの高倍率レンズ(AF18-270mm F/3.5-6.3 DiII VC)
・TAMRONのマクロレンズ(SP AF60mm F/2 Di II LD)
<今年2012年最初の昭和記念公園の旅行記のシリーズ構成>
■(前編)スノードロップとか咲き始めのシナマンサクなど
□(後編)ちょっぴり咲いていたウメとかセツブンソウなど
出かける日をいつものように土曜日でなく日曜日にしたのは正解でした。
日曜日の方が暖かかったですし、土曜日の午後はものすごい風が吹いていて、あれでは花撮影は厳しかったでしょう。
ただし、セツブンソウの開花を待って出かけた本日は、奇しくも去年2011年最初の昭和記念公園と同じ日。
今年は花の開花が遅いので覚悟していたつもりでも、去年に比べるとあまりの花の少なさにはじめはがっかりしました。
ウメはもちろん、フクジュソウもほとんど咲いていなかったですし、昭和記念公園花ブログで1週間前に見頃始めにやっとなったスノードロップも、あいかわらずまだ見頃始めのようで、花数は少なかったです。
フクジュソウの数でいえば、森林公園に行っていた方がたくさん見られたろうなと後悔しかけました。
だけど、ちょっとずつでもいろんな花が見られるのが昭和記念公園。
それに、花数が少ないからこそ、ゆっくりとマクロレンズの練習ができました。
おかげで、ちょっとずつでも咲いていればこそ、いろんな花でトライできて、だいたい理想とのギャップと限界、それからまだまだ練習すべきポイントが少しつかめた気がします。
焦点距離60mmのマクロレンズなので、手ぶれ補正機能がないけれど、三脚なしでなんとか手持ちでがんばりました。
ただし、液晶画面は光ってしまう上に、どんなにじっとしていようとがんばっても手が小刻みに揺れるので、ライブビュー撮影では間に合わず、ファインダーを覗き込んで、カメラを額に固定するつもりで構えてピント合わせをしました。
でも、覚悟していたけれど、マクロレンズってほんとにピントが合う範囲が狭いです。
それを活かす写真が撮りたかったとはいえ。
絞り値などを考えている余裕もなく、露出補正ですら、撮った後に液晶画面で確認して、補正をかけてまた撮り直す、といった有様でした。
でも、今の私の腕で、マクロレンズで撮りやすい花とそうでない花もだいたい分かってきました。
ニホンスイセンはシベのところにピント合わせをしてもあまりきれいにならなかったし、スイセンだけでなく低い位置に咲いている花は、きつい姿勢のせいでどうしても体がぶるぶる震えてしまい、マクロレンズの微妙なピント合わせは厳しかったです。
代わりに目線近くに花がある樹木の花が撮りやすかったです。
きれいな状態の花がなんとか残っていたサザンカなどが格好のマクロレンズの被写体でした。
あるいは、咲き始めのシナマンサクの花びらが出始めの花芯の様子や花びらが伸びきっていない、まだカールした可愛らしい姿など、満開のシナマンサクと違った面白さを捉えることができたと思います。
去年の同じ日に出かけた昭和記念公園の旅行記(2011年2月19日)
「立春の花あふるる青空の昭和記念公園(1)花木園の梅とマンサクに、ウサギみたいなスノードロップ」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10547882
「立春の花あふるる青空の昭和記念公園(2)こもれびの里のセツブンソウと雪原と化した(?)花の丘」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10547883
昭和記念公園公式サイト
http://www.showakinenpark.go.jp/
花の開花状況が分かる昭和記念公園花ブログ
http://www.showakanricenter.jp/hana_blog/
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JRローカル
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いつもひそかに楽しみにしているJR西立川駅の改札前の手作りおもちゃ
コンデジのPowerShot SX200 ISで撮影しました。
これはピンポン球か何かを上から入れてゴールまで転がす、一種の動物パチンコ(!?)でしょうか。 -
この手作りおもちゃの作者さんに恐竜好きがいるのかな@
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22047647/
関連の旅行記
「GWは盛況な昭和記念公園(1)さわやかな新緑を愛でながらムサシアブミを見つけるまで」
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10566280
関連の写真
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22209945/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/22209946/
関連の旅行記
「雨が降る前に昭和記念公園のシャーレーポピーの丘をめざして(前編)サイクリングコースで初夏の花木@」(2011年5月22日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10571442/ -
西立川駅改札前のもう一つのおもちゃと雛飾り
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10時40分頃、西立川口に到着!
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本日の花のみどころを念のためにチェック
花のブログを毎日チェックして、今か今かと待ち構えていたので、だいたい予測どおりでしたけどネ。
めぼしい花は向かって右のコースに集中しているので、そちらを往復しました。 -
西立川口ゲート前の広場から見た、水鳥の池の冬景色
ここから一眼レフのEOS Kiss X5で撮影した写真です。
木々には葉がない裸状態なので、樹木そのものの美しさよく分かります。 -
西立川口サイクリング広場のあたりのスロープを下りながら
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カモが連なって泳ぐ水鳥の池
最近は一眼レフもプログラムモードで撮影するようになったのですが、試しにクリエイティブオート・モードで撮ってみました。
「標準」でなく「くっきり鮮やかに」を選択したら、だいぶ色がつきました。
冬景色としては、ちょっとくどいかな? -
水鳥の池のほとりにて
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水鏡に写る空の方が鮮やか@
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さわやかな冬晴れの撮影日和
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ちょっとだけ残っていたニホンスイセン
眺めのテラスの少し手前の高台です。
見頃過ぎていると分かっていたのですが、少しは花が残っているだろうと見に行ってみました。
本当は今年も1月に、片道3時間近くかけても湘南の吾妻山公園のスイセンと菜の花を見に行きたかったのですが、見に行こうと思っていた週末はあいにく天候が悪く先送りしたら、いつのまにかニホンスイセンの見頃が過ぎてしまいました。
残念です。今年は思いっきりニホンスイセンを撮る機会を逸してしまいました。
花の開花が遅い今年の冬から早春ですが、冬の花のニホンスイセンの開花は特に遅れていなかったようです。 -
ニホンスイセンの、日差しを浴びてつやつや光る花びらにうっとり
このあとマクロレンズでの撮影もトライしてみたのですが、上手くいかなくてあきらめました。
足元の泥がぬかるんでいたので、膝をつくこともできず、姿勢も苦しかったので、どうしても手が震えてしまう上に、いつもの高倍率ズームレンズで撮った方がずっと撮りやすかったのです。 -
サザンカの世界を覗く
それともツバキだったかな。
マクロレンズでトライしました。
この花は目線より少し上でしたが、立った姿勢でカメラを構えることができたので、ニホンスイセンよりはずっと撮りやすかったです。
ただ、液晶画面でライブビュー撮影はできず、ファインダーの中を覗いてピントあわせしました。
めしべにピントを合わせることができました。 -
さらにぐっと近づいておしべとめしべの愛の世界を覗き見る@
-
レンズを交換して望遠ズームで撮ってみるとすると
これが望遠ズームでのいつもの私の撮り方ですネ。
高倍率ズームレンズでも、広角側ならさきほどのマクロレンズで撮れたのと同じくらい近寄って撮れたかも知れませんが、今度はレンズのゆがみが気になったと思います。 -
うっすらと花びらを桃色に染めたクリスマスローズ
クリスマスローズは咲き始め。
ちょっとだけ花がありました。 -
光の中のクリスマスローズ
この花はかろうじて上を向いていてくれたけれど、それでも花はうつむき加減でしたので、マクロレンズではトライできず。 -
甘い香りを放つロウバイ
ロウバイの花はまあまあ咲いていました。
昭和記念公園のロウバイはあまり花がぎっしりではないような気がするので、これでもまずまずでしょう。 -
土の中から顔を出したスイセンの葉っぱ
まるで芽みたいで面白いと思いました。
というか、マクロレンズに交換して、再びスイセン撮影に挑戦したのですが、上手くいかなくて、赤ちゃん葉っぱの方に目をつけてしまいました。 -
手折られた乙女たち
先日の雪であちこちのスイセンが被害を受けて、手折られてしまいました。
昭和記念公園のスイセンもその例に漏れず……。
ただ、日を受けて光る白い花びらが、こんな風に地面に倒れてしまっていても、真珠のように輝いていました。
ちなみにこれはマクロレンズで撮りました。
ふつうに撮っていると、小さな花にこんなに近寄って撮れたことを別とすると、いかにもマクロレンズで撮ったという写真にはならないなんて……。 -
真珠の花びらに目をとめて
ほかに真ん中のしべにピントを合われた写真も撮れたことは撮れたのですが、あんまりきれいじゃなかったので、ボツにしてしまいました。 -
目覚めたばかりのまだ幼いフクジュソウ
これはマクロレンズではなく、高倍率ズームレンズで、望遠ズームで撮りました。
フクジュソウはまだほんのちょっとしかありませんでした。 -
チチチ……という鳴き声に目をやると
ハクセキレイでしょうか。
ちょうどフクジュソウを撮った後で、レンズは高倍率ズームレンズを装着していたので、その場から動かず、とっさにズームして撮ることができました。 -
くちばしの中に赤い物ものが……@
食べ物をゲットできたのネ! -
ウサギの耳のようなスノードロップ
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灌木の中に潜むニホンスイセン
-
まだつぼみのアセビ・ホワイトバージョン
梅林に入ってみたら、見事に花が咲いていません。
ふと目についたこのアセビで、マクロレンズを試してみようと思いました。
まずは高倍率ズームレンズでふつうに望遠ズームで撮影。 -
まだつぼみのアセビ・ピンクバージョン
こちらも望遠ズームで撮影。 -
ガクから花がちょっぴり顔を出していたアセビ
マクロレンズで撮影。 -
リンゴみたいな色つやのアセビのつぼみ
マクロレンズで撮影。
あんまり近寄ると、AFでなかなかピントが合ってくれなかったので。
被写体からこのくらい離れると、スムーズにピント合わせができました。
でもこれでは望遠ズームでも十分撮れるので、マクロレンズで撮る意味がありません。 -
光をあびてつやつやのアセビのつぼみ
やっぱりこれっくらい近寄って撮らなくちゃね。
構図を調整している余裕はなかったけれど。 -
絶好のマクロレンズの被写体を見つけた!───咲き始めのシナマンサク
内側が赤いガクのような中心にポツポツとあるのは、しべではなく、これからまだ伸びる花びらのはずです。
同じ木のシナマンサクが満開だったときの写真はこちら
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/21509155/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/21509156/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/21509157/
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/pict/21509158/
関連の旅行記
「立春の花あふるる青空の昭和記念公園(1)花木園の梅とマンサクに、ウサギみたいなスノードロップ」(2011年2月19日)
http://4travel.jp/traveler/traveler-mami/album/10547882 -
細長い花びらと花芯に眠る花びらの種のコントラスト@
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青空に向かって
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くるくるカールの花びら・その1
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巻物が広げられるように伸びていく花びら
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キミは満開まではあと一息……?
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くるくるカールの花びら・その2
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まるで動物の手のように花びらが伸びて@
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くるくるカールの花びら・その3
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黄金色に光るシナマンサク・その1
今度はふつうに逆光で撮りたくて、レンズを交換して、望遠ズームで撮りました。
シナマンサクは枯れ葉がコートのように花のまわりを飾っているところも魅力的です。 -
黄金色に光るシナマンサク・その2
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黄緑色の印がチャーミングなスノードロップ
今度はさつき橋に向かう鋪装道路沿いのスノードロップです。
マクロレンズではなく、ふつうに望遠ズームで撮影。 -
森の小さな仲間たち
去年の今ごろはもっともっと鈴なりでした。
でも、こんな風に咲いている花があって良かったです。 -
うなだれた白ウサギさんのよう@
スノードロップはマクロレンズで撮影するのは厳しいので、マクロレンズ・チャレンジはなしです。 -
あるいはこんな白い帽子の民族衣装があったような@
花木園の花壇にて。 -
豆みたいなしべが魅力的なサザンカ
これはもちろんマクロレンズで撮影。
こういうのは撮り甲斐があります@
ここで2時近かったので、この先も撮影を続ける気力を維持するため、売店でパンとオーガニック・コーヒーを買って軽く腹ごしらえしました。
後編の旅行記「早春の花を待ち焦がれて昭和記念公園へ&マクロレンズ修行開始(後編)今年は遅いウメとかコロコロ咲いていたセツブンソウなど」へとつづく。
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