バスを乗り継ぎ、ポルトガル・スペインの旅 　イギリス領ジブラルタルで滑走路を横切る

2012/03/18 - 2012/03/18

ジブラルタルの空港は、滑走路を歩いて横切ることができる。
それを知って、興味が湧いたジブラルタル。
モロッコへ渡ったついでに、行ってみました。
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旅友達のMさんと、念願のポルトガル・スペイン旅。
主にバスを乗り継ぎながら、朝から晩まで動きっぱなしの2週間。

3/11　名古屋 → 成田 → アムステルダム → リスボン
3/12　リスボン → ポルト
3/13　ポルト → リスボン
3/14　リスボン → エヴォラ → モンサラーシュ
3/15　モンサラーシュ → エヴォラ → ファーロ
3/16　ファーロ → セビーリャ
3/17　セビーリャ → アルヘシラス → タンジェ
3/18 タンジェ → タリファ → ジブラルタル → マラガ
3/19 マラガ →コルドバ → グラナダ
3/20 グラナダ
3/21　グラナダ → マドリード → トレド
3/22　トレド → マドリード
3/23 マドリード → セゴビア → オユエロス → マドリード
3/24　マドリード → アムステルダム → 成田 → 名古屋

エリア ジブラルタル(ジブラルタル)

ジブラルタルにバスで行く場合、ラ・リネアで下車します。

タリファからラ・リネアは片道4ユーロ。1時間くらい。

バスからはジブラルタル海峡など、美しい景色が見れます。

いよいよ、イギリス領ジブラルタルへ。
むこうにはジブラルタル・ロック！

パスポートチェックはあるけど、スタンプは押されません。

ジブラルタル・イギリス・EUの旗が並んでいます。

ジブラルタルに入ると、いろんなものがイギリス風に。

これが噂の「歩いて横切れる滑走路」。
この道を通らないと、町の中心へは行けません。

発着する飛行機は少ないようです。

離発着の時は、このゲートが閉まって通行止めになります。

小さい町かと思ってましたが、ジブラルタルは人口3万人らしいです。
向こうにはマンションがたくさん見えます。

だだっ広い滑走路の真ん中で撮影。

ジブラルタルはガソリンやタバコが免税になるらしく、そのために訪れるスペイン人も多いようです。

この通りを歩いているとき、モロッコ行きのフェリーで知り合ったラトヴィア人のアレックスに再会！

道の向こう側にいたので「アレックス〜！」と叫んで手を振るのが精一杯でしたが、シャイな彼ははにかみながらも小さく手を振ってくれました。

Gibtelecomという電話会社があるようです。

私はSIMフリーの携帯に、スペインのvodafoneのSIMカードを入れていたんだけど、Gibtelにローミングされていました。

町の中心に向かっていると、こんなトンネルが。

軍事上の重要な土地だったことがうかがえます。

ほんとうにここを進んでいいのだろうか？

不安になりながらトンネルを抜けると。。

広場に出ました。

ここが町の中心のようです。

日曜なので開いているお店は少ない。

バーに入ってみました。

なかなか雰囲気があります。

ビールを飲んで休憩。
意外に安くて1杯2ユーロでした。

この日はマラガのホテルを予約していたのですが、その前にスーツケースを取りにアルヘシラスに寄らなくてはいけません。

というわけで、またトンネルを通ってバスターミナルへと向かいます。

歩いている途中で「（乗ろうとしていた）19：15のバスに乗るのは無理っぽい」ということに気づく。
次のバスは20：00発なので、ゆっくりと写真を撮りながら歩く。

ジブラルタルに着いた時と比べると影が長くなってきました。

滑走路を渡りきったところで休憩していると、信号が赤に。

バーが下がり始めた。

飛行機の離陸が見れるかも！

トゲトゲ付きの鎖で、車対策バッチリ。

先に進めない人たち。

待たされてる車やバイク。

かなりの渋滞です。

イギリスのLCC、Monarch Airlinesが滑走路に。

残念ながら離陸の瞬間は撮影できず。

でもバスの時間を遅らせたおかげでいいもの見れました。

このジブラルタル空港、ジブラルタル・ロックと国境の位置関係から着陸が難しく、「パイロットが選ぶ危険な空港」でヨーロッパの1位に選ばれているそう。

以下は航空ジャーナリスト坪田敦史さんのブログより抜粋。

地中海と大西洋をつなぐジブラルタル海峡に面したこの場所は、スペインの南端にありながら、イギリスの領土。
今でもスペインとは領土問題を抱えており、空港を利用する便は、イギリス本土とジブラルタルを結ぶ「国内線」のみ。
そのため、離着陸時にはスペイン領土を避ける形で大きく旋回する。

空港の新しいターミナル。

地下道ができるとか、道を迂回させるとかいろいろな噂が飛び交ってますが、
このターミナルが本格的に使われるようになると、滑走路を歩くことができなくなるらしいです。

ラ・リネアのバスターミナルに戻ってきました。

閑散としていました。

ラ・リネア〜アルヘシラス間の時刻表。

日曜でもけっこう本数があるので、アルヘシラスからタンジェに渡る時に時間があればジブラルタルに寄り道するのがおすすめです。

所要時間30分、2ユーロ。

COMES社のバスでアルヘシラスへ。

20：30アルヘシラス着。
ロッカーの荷物を出そうとしたら、24時間以上経っているせいか追加料金を入れても開かず、係の人に開けてもらうハメに。
なんとか21：00発のマラガ行きに乗ることができましたが、マラガのホテルに着いたら日付が変わってました。

タンジェ・タリファ・ジブラルタルと行き当たりばったりの2日間でしたが、いい出会いに恵まれ、とっても充実していました！