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先日新聞を読んでいたら、「公共事業が『宝』を壊す」という記事を見ました。広島県福山市鞆の浦は世界遺産に値する港として評判が高いのに、それを台無しにする公共事業が動きだし、この港にバイパス道路を広島県と福山市が建設しようとしている、という内容でした。<br /><br />JR福山駅からバスで30分ほどで、鞆の浦に着きます。港には漁船が何隻も停泊していました。瀬戸内海の東西の潮流がぶつかる中央に位置し、かつては往来する船の「潮待ち港」として栄えました。千年以上も前に万葉集の歌にも詠まれています。港は今も現役で使われています。<br /><br />鞆の浦に関する情報は次のところで得ることができます。     <br />  * http://www.sawasen.jp/tomonoura/tomonoura/index.html<br />

天下の名勝 - 「鞆の浦」(其の1)

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2007/04 - 2007/04

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Weiwojing

Weiwojingさん

先日新聞を読んでいたら、「公共事業が『宝』を壊す」という記事を見ました。広島県福山市鞆の浦は世界遺産に値する港として評判が高いのに、それを台無しにする公共事業が動きだし、この港にバイパス道路を広島県と福山市が建設しようとしている、という内容でした。

JR福山駅からバスで30分ほどで、鞆の浦に着きます。港には漁船が何隻も停泊していました。瀬戸内海の東西の潮流がぶつかる中央に位置し、かつては往来する船の「潮待ち港」として栄えました。千年以上も前に万葉集の歌にも詠まれています。港は今も現役で使われています。

鞆の浦に関する情報は次のところで得ることができます。     
  * http://www.sawasen.jp/tomonoura/tomonoura/index.html

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  • 鞆の浦には福山からバスで30分もかからないで行くことが出来ます。土・日曜日にはボンネットバスが運行していて、昭和30年代の雰囲気を楽しみながら、鞆の浦へ向かいました。

    鞆の浦には福山からバスで30分もかからないで行くことが出来ます。土・日曜日にはボンネットバスが運行していて、昭和30年代の雰囲気を楽しみながら、鞆の浦へ向かいました。

  • 鞆の浦に到着すると、目の前に瀬戸内海の海が広がり、美しい風景を見ることが出来ます。

    鞆の浦に到着すると、目の前に瀬戸内海の海が広がり、美しい風景を見ることが出来ます。

  • 到着してすぐ1時間半ほどのガイドツアーに参加しました(無料です)。街中をガイドしていただきながら、この町の歴史や見所などを説明してくれました。後で再度回るのに大変参考になりました。

    到着してすぐ1時間半ほどのガイドツアーに参加しました(無料です)。街中をガイドしていただきながら、この町の歴史や見所などを説明してくれました。後で再度回るのに大変参考になりました。

  • 街中いたるところにこのような建物が残っています。勿論今でも使われています。江戸、明治時代に出来た建物をたくさん見ることが出来ます。

    街中いたるところにこのような建物が残っています。勿論今でも使われています。江戸、明治時代に出来た建物をたくさん見ることが出来ます。

  • 幕末に坂本竜馬がこの町を訪れており、この家に泊まったそうです。

    幕末に坂本竜馬がこの町を訪れており、この家に泊まったそうです。

  • 蔵があちこちに残っていますが、それでも最近は少なくなってきているそうです。

    蔵があちこちに残っていますが、それでも最近は少なくなってきているそうです。

  • この街には海産物を売る店がたくさんあります。この店でも地元で獲れる魚や干物などが売られています。

    この街には海産物を売る店がたくさんあります。この店でも地元で獲れる魚や干物などが売られています。

  • 造り酒屋の軒先には杉玉がつるされています。これは新酒ができたことを知らせるものです。

    造り酒屋の軒先には杉玉がつるされています。これは新酒ができたことを知らせるものです。

  • 左側の家は旧大田家住宅で、江戸時代から保命酒を造る家でしたが、今は造り酒屋でなく資料館として一般公開されています。今回は見学しませんでした。

    左側の家は旧大田家住宅で、江戸時代から保命酒を造る家でしたが、今は造り酒屋でなく資料館として一般公開されています。今回は見学しませんでした。

  • 街中は昔のままの狭い道路が走っていて、大きな車は通れません。歩くのには車を気にせず、ゆっくり散策できます。

    街中は昔のままの狭い道路が走っていて、大きな車は通れません。歩くのには車を気にせず、ゆっくり散策できます。

  • 養命酒よりも古い歴史を持つ「保命酒」を、製造販売している岡本亀太郎本店です。

    養命酒よりも古い歴史を持つ「保命酒」を、製造販売している岡本亀太郎本店です。

  • 岡本亀太郎本店の店先です。店内には何種類もの保命酒が並べられており、試飲もすることが出来ます。

    岡本亀太郎本店の店先です。店内には何種類もの保命酒が並べられており、試飲もすることが出来ます。

  • 店内正面上部に神棚があり、商売繁盛を祈願しているとのことです。

    店内正面上部に神棚があり、商売繁盛を祈願しているとのことです。

  • 江戸時代の街並みに昭和初期の洋風建築物もいくつか残っていています。この建物は、かつては理髪屋だったそうですが、今は「光友軒」という喫茶店になっています。   

    江戸時代の街並みに昭和初期の洋風建築物もいくつか残っていています。この建物は、かつては理髪屋だったそうですが、今は「光友軒」という喫茶店になっています。   

  • この建物も昭和初期に建てられたそうですが、現在「しまなみ信金支店」となっています。

    この建物も昭和初期に建てられたそうですが、現在「しまなみ信金支店」となっています。

  • この家は建て替えに際して昔のままに建てたもので、周囲に調和するように配慮したそうです。

    この家は建て替えに際して昔のままに建てたもので、周囲に調和するように配慮したそうです。

  • これは「虫籠窓」というのでしょうか。

    これは「虫籠窓」というのでしょうか。

  • 1643年(寛永20)長崎オランダカピタン、ヨハン・ファン・エルセラック一行が江戸参府の際この鞆の浦にも寄っています。<br /><br />また、1691年(元禄4)にはヘンドリック・ファン・バイテンヘム一行も立ち寄っています(この中には有名な商館医エンゲルベルト・ケンペルが参加していました)。帰路も鞆の浦に寄港しています。彼らはこの美しい風景を見たでしょう。

    1643年(寛永20)長崎オランダカピタン、ヨハン・ファン・エルセラック一行が江戸参府の際この鞆の浦にも寄っています。

    また、1691年(元禄4)にはヘンドリック・ファン・バイテンヘム一行も立ち寄っています(この中には有名な商館医エンゲルベルト・ケンペルが参加していました)。帰路も鞆の浦に寄港しています。彼らはこの美しい風景を見たでしょう。

  • 福善寺内対潮楼からの鞆の浦の眺めです。ここは備後三十三か所第ニ番の霊場です。<br /><br />江戸時代に朝鮮通信使節一行が毎回宿泊したところで、大広間からの眺望がすばらしく、「日東第一形勝(日本で第一番の景勝)と賛辞を書き残しています。確かにここからの眺めはすばらしかったです。

    福善寺内対潮楼からの鞆の浦の眺めです。ここは備後三十三か所第ニ番の霊場です。

    江戸時代に朝鮮通信使節一行が毎回宿泊したところで、大広間からの眺望がすばらしく、「日東第一形勝(日本で第一番の景勝)と賛辞を書き残しています。確かにここからの眺めはすばらしかったです。

  • 福善寺の本堂です。なかなか立派です。

    福善寺の本堂です。なかなか立派です。

  • 港の様子です。

    港の様子です。

  • 赤い屋根瓦が珍しいですね。

    赤い屋根瓦が珍しいですね。

  • 街中を歩いていても、あまり人の姿を見ることはありません。地元の人を時たま見るくらいで、観光客を見かけることはありません。静かで、落ち着いた街です。

    街中を歩いていても、あまり人の姿を見ることはありません。地元の人を時たま見るくらいで、観光客を見かけることはありません。静かで、落ち着いた街です。

  • 赤い格子が目を引く店があります。

    赤い格子が目を引く店があります。

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