ザグレブ街歩き～失恋博物館★クロアチア⑥

2012/07/08 - 2012/07/10

旅の終わりはザグレブ。

教会もモスクも寺院も好き。
人が祈る姿が好きだから。
この旅でも、開いているとちょっとおじゃましてしばらく座っていた。

思い出すのよね。カトリック系の幼稚園に通っていたから、
教会に入るといつもおりこうさんにしていなければいけなくて、
そして、赤いろうそく【ランプ】がともっていると、
今天使が来ていると信じていた。

立派で歴史的な教会、寺院は、人を圧倒する。
小さくてこぢんまりしたところに入ると、なんか落ち着く。

思わず面白いものにあたったときは、ラッキー。

ショーウインドーにかわいい天使たち。
唇のオブジェ。
どちらも朝早くてまだ開いてなかった。


ガイドブックに載ってない「失恋美術館」
いっときますが、この旅、センチメンタルジャーニーじゃありませんから。
日本語の訳が偏ってるのよね。ほんとは
「壊れて元に戻せない人間関係の遺品美術館」が正解と思う。

ザグレブ発祥で、世界を巡回しているらしい。
今はザグレブにいる。
企画が面白いじゃありませんか。
普通の人の想いがこもってる。
聞きつけた人が、その遺品をエピソードと一緒に手放した。

＊ある人
キリスト教の家に生まれ、自分の意思に関わりなく洗礼を受けた。その自分とはおさらばと、いつも持っていた祈りの祭壇を送ってきた。
＊ある人
湖畔の写真。生まれて初めて性行為に及んだ彼の性器を見た場所。矢印がしてある。
＊ある人
婚姻証明書
＊ある人
暴力をふるう夫から2人の娘を連れて逃げた。小さな2人のお人形は娘を守る意志の象徴だった。娘も大人になり、役割を終えた。

ザグレブはブルーのトラムに乗れば、市内どこでも行ける。
ので、行くあてを決めないで面白そうと思ったら降りればいい。

エリア ザグレブ(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

路面電車乗り場から、ザグレブの長距離パスターミナルを見る。
国内各地のバス発着所。プリトビチェへも空港へもバスが出ている。

路面電車が網目のように走り、市内へはこれが便利。1日乗車券は有効に使えました。

行き先と番号の書いた路面電車の情報。次に来るのがどこ行きか一目でわかります。

イリツｴ広場。この後ろに青空市場あり、観光の中心地でもあります。

魔女の宅急便みたいな看板。朝早くてまだ閉まってた。

失恋博物館。
展示しているのは失恋だけじゃない。
破たんした関係についての博物館と訳してほしい。

頭痛そう・・・