2004/07/03 - 2004/07/04
27393位(同エリア28279件中)
PIROさん
毎年七月に行われる、前期最後のラン。
その名のとおり館山まで行くので、距離は110km位と長いが、宿に泊まるため荷物は少ない。夏合宿に向けて、長距離走っとこうというランだ。
去年は、朝まで研究室で飲んで、始発で帰って、二日酔いなのに家から自走という過激なことをやったが、今年は普通に自宅から自走。
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大学までの40kmを加えると150kmと長距離なので、大学までとばすつもりはなかったけど、だんだんテンションあがって、白井から自走で行くであろう大平をぶち抜いてやろうと、結局とばしまくり。
家→大学TT、新記録。SPDペダルに普通の靴で1時間15分。アベレージ約32km/h。しかし、このレギュレーションでは二度とチャレンジしないだろう。だってこぎづらいし。
ちなみに大平はすでに来ていた。
俺 「くそー、大平に追いつけなかったよー」
大平 「俺、昨日部室に泊まりましたよ。」 -
今年はなぜか、上級生はコスプレしていくことになったのだ。
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粋…なのか?
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「あれ、高峰じゃなかったっけ?」
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一日目の班員は
1年加藤
2年うーみん(TREK6500)
3年アジアン(JAMIS DURANGO)
4年ひろ(cannondale BADBOY)
P1橋野(GT RAGE)
と非常にバランスのよい班だった。
まずはひたすら国道16号を走る。 -
うちの班は、出発が早かったのでけっこう前のほうを走っていたのだが、ついにメンズ班にとらえられる。すぐ後にメンズ班がついていて、抜くチャンスをうかがっている。
そのとき前の信号が赤に。
浅海、見事に無視。
後の班にも見事に見られる。
「まただよ、あさうみー」
みんなにダメだしを受ける。 -
それからほどなくして、木更津のマックでお昼ご飯。四つの班がここでお昼ご飯を食べた。
去年もここに数班が集まった、館山ラン定番のお昼ご飯。
1年五十嵐、2年北條、3年高木、藤田、M1椎名のメンズ班 -
1年高原、2年きもっちゃん、3年平岡、モリモリ、4年いとまん
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1年テツヲ、2年ハシヅメ、キム、3年ミヤコ、4年ミソ
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暑い中走りたくないので店でずいぶんダラダラしてしまった。
ここから中間集合地の上総湊駅までは20kmくらい。1:30すぎにやっと出発。 -
真昼間なのでかなり暑い。君津の市街地を抜けると、車線も減りだんだんといなかっぽくなってくる。
途中、二つの班が止まっていて追い抜いた。後で聞いたら橋爪のペダルが緩んだらしい。でも、高木がデカいペダルレンチを持っていたのでだいじょうぶだったそうだ。
まあ、しいなの携帯工具にペダルレンチついてるから、あんなでかいの持ってなくてもだいじょうぶだったのだが。
そういえば、高木は春合宿の時もペダルレンチを持っていた。しかも外付けしてた。 -
このあたりから、アップダウンが多くなってくる。景色も田んぼが増えてきた。田んぼの中の大きな農家、庭では犬がほえている。道を歩くおばあさん、遊ぶ子供。
うーん、思い描いた田舎そのものだ。田んぼの中の一本道を郵便やさんが走る。
景色はすごくいいんだけど、交通量が多く、道もあまり広くないのがいやだ。あいかわらず暑すぎる。
上総湊駅直前のコンビニでアイスを買って、3時過ぎに駅に到着。 -
アイス食ったり、ねっころがってダラダラしたあと、駅前でひとはしゃぎ。
それにしても、小さな駅にこんなにたくさんの人が集合しているのは異様な光景だ。
用事があって朝から走れなかった一年の伊藤が途中合流。
またも、ダラダラしてしまった。四時近くに出発。 -
記念撮影。
用事があって朝から走れなかった一年の伊藤が途中合流。
またも、ダラダラしてしまった。四時近くに出発。 -
上総湊駅を出て少し走ると、ついに海沿いを走る。
やっぱり、海が見えるといいなあ。このあたりは、三浦半島と最も近くなるあたりなので、よく見える。 -
やまがちになってくるので、トンネルが多くなってくる。
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しばらくすると、鋸山が見えてくる。鋸山が見えると、房総半島に来たなあというかんじがする。
崖の上の展望台があったり大仏があったり、たのしそう。ロープウェイも通っているのだが、館山ランでは行ってたら時間がなくなってしまう。海抜0mからのぼれる山ってめずらしいらしい。たしかに。 -
六時近くに、道の駅とみうらに到着。
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一番乗りのメンズ班。
富浦町は枇杷が名産なので、びわソフト(¥350)がある。ここでびわソフトを食べるのが館山ランの定番だが、上総湊でアイス食べたからいいやってことで食べなかった。 -
あさうみが、試食のおせんべいの入れ物をひっくり返しそうになって、たくさんこぼしてた。
花嫁募集中。もう、必死のあさうみ。 -
例年は、道の駅とみうらを出て、そのまま館山バイパスを通って行く。今日はうちの班は館山市街地を通る旧道で行く事にした。崖ノ観音に行くためだ。ヤシの並木のやけに南国ムードなバイパスが通れないのはちょっとだけ残念だけど。
ここは、高校二年のとき、友達三人とママチャリで柏から館山まで行った時に行ったところだ。 -
階段をのぼって、観音堂へ。
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そこからさらに上にも進めそうな感じだったが、岩に掘られた通路は、出口がふさがれていた。
しかし、今日はなんだかおてんばなひろが、岩場に道を発見。長年使われていないらしく、かなりあやしげな道だ。 -
やぶを抜けると、道が少し広くなり、また石の階段になった。ここも所々石が崩れている。
石段の後もまだまだ道は続いてそう。このまま山の頂上へ行くのかも。 -
もっと先に行きたいけど、時間もあまりないし、暗くなってきたし引き返すことにした。
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引き返している途中、街の中の道を連なって走る自転車のようなものが見えた。かなり遠かったのだが、目を凝らしてよく見る。ツゲの班だ!ツゲがオレンジのTシャツだからわかった。
叫んでみる。みんなも、手を振ったり、叫んだりした。でもまったく気づかない。
あとでその道を走って思ったけど、街の騒音もあるし、山の上から呼ばれてるのなんか気付くはずない。しかも進行方向の後から。
叫んでた俺たちバカみたい。最初に声を出したのは俺だけど、一番大きな声で最後まで叫んでたのはあさうみだった。 -
崖ノ観音からの眺めはすごく良い。館山市街地、館山湾が見下ろせる。これからは海沿いではなく、むこうに見える台地を越えて、房総半島の先っぽへ向かうので、軽くのぼり、くだりがある。
今年も例年どおり日が暮れてからの到着になる。 -
うちの班は、崖ノ観音で遊んでしまったし、ビリかな、と思っていたのだが、一山越えてまた平地になったあたりで、他の班に追いついた。意外にペースが速いらしい。
このころには日が暮れてすっかり暗くなっていたが、だいたい例年どおりの時間に、いつもの民宿とよだやに到着。
うちら二班が到着して全班そろったかと思いきや、一班まだ来てないらしい。それは、崖ノ観音から見えた班だ。
この班は、その後ずいぶん遅れて到着した。道を間違えて、思いっきり遠回りしたそうだ。さすが宇都の先頭。 -
毎年のように、近くの旅館のお風呂へ行く。
いつも、俺らで貸切状態になるので、やりたい放題。
写真撮ったけど、載せられないので、欲しい人にはこっそりあげます。
そして、待ち望んだ夕ご飯とビール。最高。ここの夕ご飯は、量がとても多いです。 -
これまた、毎年恒例で、港へ行って花火をやった。
俺は、花火やるより見てるほうが好きかも。線香花火をちょっとやったくらいで自分ではあまりやらなかった。
一部の人は、はしゃいでたけど俺はおしゃべりしながらのんびりしてた。 -
花火から戻ってきて、就寝。
三年生の部屋の様子。三年部屋はきつそうだ。ちなみに一、二年は大部屋。
タワダと夜遅くまでしゃべったり、いろいろあって寝るのがだいぶ遅くなった。 -
7月4日(日)
出発前、チームジャージ集団。
左から
スバル・ゲイリーフィッシャーのタワダ
ソーベ・キャノンデールのハシノ
チームGTのミソ
チームブリジストンアンカーのホージョー -
昨日の飲みの時の余りの駄菓子をステキにパッキングしたホージョー。直射日光にさらしていいのかどうかはしりません。
今日も天気が良くて何より。 -
今日の班は、
1年 テツヲ、寺久保
2年 キム
3年 フヂタ
あと俺。
メンズ班。 -
房総半島の最南端、野島崎へ向かう。海沿いの道は気持ちいい。
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ここで全班そろうのを待って記念撮影。
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俺 with みんな
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広場のど真ん中で昼寝する、みやことかほるん。
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しいな追加。
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俺追加。
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国道410号をずっと走る。しばらく海沿いを走り、丸山町のあたりから内陸へ。
今日は丸山町のお祭で、国道沿いにずっとちょうちんがさがり、しばらくすると山車をひいている人たちとすれ違った。
これで国道かよ、という幅だが、交通量が少ないので走りやすく良い。 -
周りが田んぼだらけになってきた。しんがりをつとめる藤田。
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ハイペースメンズ班。前の班を抜く。
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毎年恒例の酪農の里へ向かう。例年はここで遊んだ後、もう少し先でお昼ご飯を食べていたが、時間節約のため、ここでお昼ご飯。
建物の日陰がちょこっとしかなかったので、すごい人口密度になった。 -
安藤昼寝。
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今年は川の水が少なく、あんまりきれいじゃなかったので川で遊ばなかった。
川で水鉄砲で遊びたかった。ピュー。 -
昼寝中の俺。
こまる班員。 -
酪農のさとからは少し上ったらくだり。この次は、鴨川市・君津市の境の標高200mくらいの峠、君鴨峠がある。
ロードで行った俺はみんなと一緒のペースで行くとケイデンスが低くなりすぎて逆に辛いので、ペースをあげて登る。
そうすると前の班が見えてくる。抜きたくなってくる。とばす。全速力で走る。疲れた。写真を撮ったりして班員が来るのを待つ。 -
このあとはくだりだ!きもちよーく下っていたのに、後輪から「プス、プス」と音がする。…パンク。3年前もこの辺でパンクしたよ。
後から来た、高木がロングバルブの700Cチューブを持っていたので借りてチューブ交換。 -
少し遅れをとったが、次の登りで他の班に追いつく。この登りは道が細くなって、両脇が森になり、好きな道だ。
前を走っていた班にタワダがいたので水鉄砲で攻撃。すぐさま反撃を食らう。ダッシュで逃げる、ダッシュで追う。水鉄砲の激しい打ち合い。 -
最後は岩の切通の先にトンネルが通ってる。トンネルの真上も木が茂ってて薄暗くていいかんじ。
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再び平地へ。のどかな景色が広がる。
新しい道ができていて、去年迷ったところのあたりで、後からものすごい勢いで安藤とタワダが来た。スプリント勝負をしていた。
実家が近い安藤が道を知っているので、教えられたとおりに進む。そしたら、道幅が狭くて交通量の多い久留里街道をとおらないで久留里駅近くまで来れてよかった。 -
久留里駅でいったん全員集合。今年は大きく遅れる班はなかった。
つらくなった人はここから輪行。新入生で輪行する人は一人もいなかった。電車が出るまでまた、駅前で安藤、太和田と水鉄砲でずいぶん遊んでいた。
M1しいな、4年ひろ、いとまんの年寄り組が輪行組。こいつら、別に走れるけど。
久留里駅で見送り。ものすごい人数。
電車のほかの乗客にケータイで撮られる。 -
久留里駅から、国道410号、県道24号をひたすら北上。日が暮れてだんだん暗くなってきた。
このみちはあんまりコンビニが無くて、休むところがない。20kmくらい走って姉ヶ崎駅近くのセブンがあるから毎年ここで休むのだが、キムスルー。俺はトイレに行きたかったのでキムを止めた。
ほっとくとキムはどこまで行くつもりだったんだろう。新入生のことも考えて欲しいものだ。 -
田中、北條、毎田、かほるんの班も休憩していた。
北條と話して、国道16号は危ないから、並行して走る県道で蘇我あたりまで行くことにした。
脇で話を聞いていたキムに、わかった?と聞いたら「だいじょうぶです。」自身たっぷり。ほんとかよ。
北條班が先に行き、うちは後から出る。最初の右折。キム、左折しようとする。だいじょうぶじゃなかったのかー。
その後も、道を間違ったらしく、このままだと明らかに16号に出ちゃう。そのことを伝えると「じゃあ、こっちですか」と進む。地図見てないけどわかってるのかなあと思い、そのとおり進むと、今度は線路を越える。あきらかに間違ってる。
全然だいじょうぶじゃなかった。 -
結局北條の班からだいぶ遅れをとってしまった。
蘇我のあたりで国道16号に入る。このへんは工業地帯で、こっちから行くと左側は工場側で歩道もなく、路肩狭く、トラックは猛スピードでこわい。
そんなこんなで大学に到着。 -
館山ランも四回目にもなると慣れたもので、あんまり体が疲れていない。なので、みんなそろうまで練習でもしているかとサイドキックに乗り換える。
ダニエルやったら、すぐ疲れた。やっぱりつかれてた。
新入生はやっぱりかなり疲れたみたいで、飲み会に出ずに帰った人が多かった。でも全員無事完走できてよかった。
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