羽田でヒコーキを撮る～「お手軽コンデジの限界を試した２」（今回は惨敗気味かも。。。）

2010/10/15 - 2010/10/15

羽田が本格的に国際化する。。。便利になるのはいいのだが、ヒコーキ好きにとっては残念なこともあるのだ。それは通称「ハネダカーブ」が見られなくなること。お台場方面から大井埠頭上空をかすめほぼ１５０度旋回して滑走路にアサインする着陸方式は「チャーリーアプローチ」と呼ばれ、香港の旧啓徳空港の「ホンコンカーブ」にも匹敵する難易度といわれている。この着陸方式が例のＤ滑走路完成で無くなってしまうのだ。

で、考えた。今のうちに見ておこうと。。。
ついでに、コンデジでどこまで撮れるか試してやろうじゃないかと。。。

ところがこの日は風向きが悪く、チャーリーアプローチとなる16Lでなく、
テイクオフ用の16Rに。（つまり滑走路を逆方向に使うってコト）
ま、来てしまったものは仕方ない。チャーリーアプローチは近日中に再チャレンジするとして、羽田のテイクオフシーン、コンデジで撮ってやろうじゃないの！
＊今回はさすがに少しレタッチしてますが、トーンの調整程度にとどめています。

「コンデジでヒコーキ」は、成田版を以下にもアップしています。
http://4travel.jp/traveler/pilopilo/album/10507615/

エリア 羽田(東京)

城南島はヒコーキマニアとっては、知られたところだ。
ただ惜しむらくは、アングルにバリエーションが無くって、
おそらく誰が撮っても似たような写真になってしまう。

とりあえずズーム側めいっぱいで離陸シーンを撮るとこう。
悲しい。。。普通すぎる。。。

で、かなりの急角度で上昇する機体を身体をひねって追いかける。
ところが光の方向も変わって空の青さが出るあたりでは、
すでにヒコーキは彼方へ。

背景が空、しかも夕方だと方向によってホワイトバランスがフラフラ引っ張られる。
オートではなく曇天固定か晴天固定のほうが迷いが内かもしれない。

城南島から撮る場合、夕方は逆光。
へたにヒコーキのディテールを出そうとしたってコンデジでは、
無理がある。。。
で、シルエット気味にしてみた。

う〜ん、ちょっと工夫がない。。。

シャッター押すタイミングを変えて、
空、雲のディテールを出してみた。
多少いいかな。

しかし、この写真、期待のまわりに偽色というかカラーフレアが盛大に出てる。
カメラはリコーのCX3。設定はカラーをビビッドにしている。
どうやら、このカメラ、ビビッド設定だと、こういうクセがあるらしい。
（ちなみに、もう１台のＲ８のほうがこの条件では画質が素直だ）

冒頭で触れたチャーリーアプローチ。
こんな感じで着陸するわけですよ。
（これは別の日の撮影）

さて、また離陸シーンに戻っていろいろと。
丁度太陽が沈みかけてるんで、それと重ねようなんて色気を出してみたが、
どうにもうまくいかない。。。
コンデジだとシャッター押してもピント合うのにタイムラグがあるから、
ベストタイミングでつかまえるのは至難のワザだ。

そもそもこういう構図って、５００ミリくらいの望遠で太陽を引き寄せれば絵になるんだけど、色気出した自分がバカだった。。。

アップでつかまえるのは、あきらめた。
ムリなものはムリ！
じゃ、少しズームを引いて。。。
で、撮れたのがこれ。
コンデジだとこれが精一杯か。。。

太陽入れずに、雲のないとこでシンプルにした。
こっちのほうがマシかな。

このカットはカラー設定をスタンダードにしてる。
偽色は出てない。。。やっぱ、CX3のビビッド設定は条件を選ぶのかも。。。

ちょいホワイトバランスをマゼンタにふって、
R８で撮った。
４世代前のカメラだと、さすがにノイズはウルサいけど、なかなかのもの。

同じようなのが続いてしまうのはご勘弁を。

ともかくこんな感じで、次から次へとヒコーキを眺められる城南島。

ほんとは離陸よりも着陸シーンのほうが迫力があるのだが。。。。

何枚とっても同じような写真になってしまうので、
モノクロで遊んでみた。

公園内にある航空管制施設。

それにしても、最近のカメラのラフモノクロってのはすごい。
何となく雰囲気出てしまうから、便利な反面イヤになってしまう。

多用は禁物だな。。。

人工浜で掃除してくれてるおじさん。
頭下がるな。。

誘導灯。

ジェット機はものすごい上昇角度で上がって行くので、
公園の上に来たときには、もうこんなに高度が上がってる。

日も暮れた、次またがんばろ。。。。

この旅行記へのコメント （3）

• わんぱく大将さん 2011/03/11 10:24:04

  小さすぎたコンコルド

  jetさん、今晩は。　　先ずは、お立ち寄り有難うございます。
  
  いくつか旅行記を拝見。　Ｂ＆Ｗフイルムで始めた自分だけに、スイスのもの先ず最初に見せていただきました。　　ヨーロッパ、ＮＹは　カラーより
  B & W(モノクロと言ういい方が好きではなく）ですなあ。
  雰囲気のあるお写真が多いですね。
  
  あと、皆さんよく言われるのが、異人さんは絵になる、と。
  まあ、容姿からいくとそうかもしれませんが、ロンドン地下鉄に乗り、前をみると、鼻の高い、かっこいい紳士。　　それがいきなり、鼻くそほじくり出し、座席で、指ふきだしたら、ただのおっさんに。　住むと、絵になるもなにも。
  
  私も飛行機撮るより、見るのが好きでしたが、コンコルドは、もう少し大きく、撮っておくべきだった、と。見とれて、撮れずといったところです。
  
  大将

  jetさん からの返信 2011/03/11 12:12:05

  RE: 小さすぎたコンコルド

  大将さん、こんにちわ。
  
  > いくつか旅行記を拝見。　Ｂ＆Ｗフイルムで始めた自分だけに、スイスのもの先ず最初に見せていただきました。　　ヨーロッパ、ＮＹは　カラーより
  > B & W(モノクロと言ういい方が好きではなく）ですなあ。
  > 雰囲気のあるお写真が多いですね。
  
  B＆Wだと、色というディテールがないかわりに、
  陰影だとか、空気感みたいなものはシビアに伝わりますよね。
  何となくかっこ良く見えてしまう反面、むずかしいなあと思います。
  ヨーロッパはたしかにb＆Wが似合いますが、
  最初から割り切ってb＆Wのフィルムで撮る勇気は、なかなか出ません。
  
  > あと、皆さんよく言われるのが、異人さんは絵になる、と。
  > まあ、容姿からいくとそうかもしれませんが、ロンドン地下鉄に乗り、前をみると、鼻の高い、かっこいい紳士。　　それがいきなり、鼻くそほじくり出し、座席で、指ふきだしたら、ただのおっさんに。　住むと、絵になるもなにも。
  
  黒人は絵になりますよね〜。
  あの肌の質感とか、なんか自分が写真うまくなったんじゃないかと
  勘違いしてしまいます。
  
  > 私も飛行機撮るより、見るのが好きでしたが、コンコルドは、もう少し大きく、撮っておくべきだった、と。見とれて、撮れずといったところです。
  
  コンコルド見たこと無いのでうらやましい限りです。
  
  大将さんのスペイン、みせて頂きました。
  前から行きたかった国なんですが、見てるうち、ますます行きたくなりました。

  わんぱく大将さん からの返信 2011/03/13 01:05:39

  RE: 小さすぎたコンコルド

  > jetさん、今晩は。　　先ずは、お立ち寄り有難うございます。
  >
  > いくつか旅行記を拝見。　Ｂ＆Ｗフイルムで始めた自分だけに、スイスのもの先ず最初に見せていただきました。　　ヨーロッパ、ＮＹは　カラーより
  > B & W(モノクロと言ういい方が好きではなく）ですなあ。
  > 雰囲気のあるお写真が多いですね。
  >
  > あと、皆さんよく言われるのが、異人さんは絵になる、と。
  > まあ、容姿からいくとそうかもしれませんが、ロンドン地下鉄に乗り、前をみると、鼻の高い、かっこいい紳士。　　それがいきなり、鼻くそほじくり出し、座席で、指ふきだしたら、ただのおっさんに。　住むと、絵になるもなにも。
  >
  > 私も飛行機撮るより、見るのが好きでしたが、コンコルドは、もう少し大きく、撮っておくべきだった、と。見とれて、撮れずといったところです。
  >
  > 大将
  
  jetさん
  
  　またまた、すみませんなあ。　　投票していただいたようで。毎度有難うございやした。　　東北の地震のばかり見ていました。。。
  東京の方もかなり影響が出てましたが、大丈夫でしたか？
  
  はい、コンコルドは。大好きでしたね。特にＢＡの前のロゴ版の。
  車で走ってて、ロンドンのメイン空港、もうすぐヒースロー（以下ＬＨＲ）と前を見ると、ＬＨＲあたりに黄色い煙が、火事か？と　　まさか、と時計を見るとそう、ＢＡ００１、ＮＹ行きのコンコルドの出発時間でした。　飛んでるコンコルド、美しすぎる。　　　ＬＨＲは見ていると、１分毎に到着便が続き、次の飛行機、また、そのあとと、黄色く光ってるのが見え、ユーロッパの中でも忙しい空港の１つで。　　コンコルドの格納庫移動も、見たことがあり、空港間のバスの前を通りすぎ。　　みんな、じっ〜と見てるんですよね。
  ロンドン滞在１６年、空港に行く仕事が多かった割には、カメラ持って、さあ撮影にというのはほとんどありませんでしたが、惜しいことをしました。
  ＬＨＲは午後になると（２：００ＰＭか？）、たしか、出発、到着の滑走路が入れ替わったような。。。　しかし、あんな重いものがよう、空飛んどる
  
  　大将