2009/08/17 - 2009/08/17
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bula!さん
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4日目は川湯温泉から硫黄山へと向かい、その後は、今回楽しみにしていた屈斜路湖畔の秘湯巡りです。
予定していた箇所全てを巡ることは出来ませんでしたが、北海道らしいダイナミックな自然と温泉を堪能出来ました。
温泉めぐりの後は、阿寒湖畔を経由してオンネトー湖を見てから宿泊地の十勝川温泉へと車を進めました。
【行程】
ホテル 09:30発
硫黄山 09:37着-10:33発
砂 湯 10:44着-11:00発
池の湯 11:09着-11:40発
コタンの湯 11:47着-13:00発
和琴キャンプ場 13:07着-13:52発
阿寒アイヌコタン14:48着-15:35発
オンネトー 15:59着-16:13発
道の駅ステラ本別17:11着-17:21発
十勝川温泉 18:03着
(観月苑)
この日の走行距離:209.5キロ
(走行距離は必ずしも最短距離で到達していません)
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー ANAグループ 徒歩
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川湯温泉から近く、道内屈指の観光地としても有名な硫黄山です。硫黄山はアイヌ語で「アトサヌプリ」(裸の山の意)と呼ばれている通り、ゴツゴツとして岩山です。
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こうした蒸気がもうもうと立ち込めているところは、硫黄が付着して黄色く変色しています。
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傍に近寄ると熱さが伝わってきました。
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この蒸気で卵を蒸して売る老夫婦。私は硫黄山は今回で4〜5回は来ていますが、毎回必ずここで卵を買います。
最初にここに来たのが25年位前ですが、その頃から変わらずこの二人は売り続けています。 -
蒸気で熱せられていてホクホクとして美味しいです。
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ここは遊歩道からは入れない場所ですが、火山の活動が活発なのが分かります。
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硫黄山の名の通り硫黄がびっしりと付着しています。
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風が吹くと蒸気が周りを覆い尽くします。
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荒涼とした風景が続きます。
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今にも噴火しそうな感じです。
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月面のような風景?
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山の頂上から見下ろした風景。
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ここからは「屈斜路湖」です。屈斜路湖は湖底から温泉が沸いていることから冬でも完全凍結しない湖です。
写真は観光地としても有名な「砂湯」です。丁度看板のある砂地付近を手で掘ると「温泉が滲み出す」ことから「砂湯」と呼ばれます。 -
前の写真の看板の直ぐ隣にはその沸いた温泉を浴槽に溜めています。
普通に入浴するのも可能ですが、周りには観光客や売店もありかなりの「勇気」が必要です。 -
子ども達が砂を喜んで掘っています。子どもは管理人とは無関係です。
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2つ前の写真の浴槽は足湯としての利用が多いようです。この写真を見れば入浴が勇気がいることが理解できると思います。
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砂湯には湯溜まりが数箇所あります。
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こちらの浴槽も足湯として利用されています。
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屈斜路湖畔に湧く「池の湯」は、道道53号線から狭い道を入って直ぐです。
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道道53号から池の湯へはこの看板で曲がりますが、目立ちにくいので注意して走行してください。
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ここからは「池の湯」です。
屈斜路湖は元々カルデラ火山なので至る所で温泉が沸いています。
ここは「池の湯」と呼ばれ、無料の露天風呂です。
場所は多少分かりづらく標識もありませんので、事前に調査した方が良いでしょう。 -
その名の通り池のような広さを持つ露天風呂です。
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露天風呂の一部が短い水路を隔てて屈斜路湖と繋がっています。
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写真の中央奥の先が屈斜路湖です。
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入浴している目線とほぼ同じ位置で撮った一枚です。
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湯は多少青味が掛かっていて41〜42度の適温でした。元々浴槽として作ったのかは不明ですが、湯底は藻が付着しているので滑りやすいので注意が必要です。
写真にある二つの木小屋は一応男女別の更衣室ですが、余り綺麗ではありません。更衣室から湯に浸かるまでの間の足元は濡れていて滑りやすいので怪我に注意しましょう。 -
この写真の手前が湖です。
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ここからはコタン温泉です。コタン温泉は池の湯から7分程度の距離にある、こちらも無料の露天風呂です。
露天風呂とは別に手前にもひっそりと日帰り入浴施設がありますが、大多数の方はこの無料露天風呂を利用するようです。 -
池の湯と同様にこちらも目の前が湖です。
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手書きの注意書き。無料温泉だからと言って好き放題にしてはいダメです。
無料で開放されていることを感謝しながら入浴する精神が大事です。 -
写真に映っている部分が「男湯」です。
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男女の区別は真ん中の岩です。写真で分かるように、事実上混浴です。
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男女共に広さは同じ位ですが、女性としては入浴を躊躇するかもしれませんね。
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無料の温泉ですが分析表はちゃんと掲示されていました。池の湯では残念ながら分析表が掲示されていません。
【コタンの湯、露天風呂のデータ】
所在地:北海道川上郡屈斜路町
泉質:ナトリウム−炭酸水素塩泉
泉温:68.3℃
PH:7.0
成分総計:1,056g/kg
使用方法:源泉掛け流し
効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、冷え症、病後回復期、火傷、切傷、慢性皮膚病、健康増進など17種類
飲用:痛風、腰痛など4種類。
成分分析:平成17年6月
コメント:夏の入浴がベストだと思える。池の湯よりも手入れが行き届いていて、浴槽も更衣室も綺麗だ。
無料温泉だが地元の有志がこの露天風呂をしっかりと管理しているので、入浴する身としてはそうした人への感謝を忘れずに入りたい。
目の前の屈斜路湖を眺めていると時間が過ぎるのを忘れてしまいそうになる。
湯は程よく適温に保たれていて多少青い濁りがある。 -
露天風呂の手前の風景。
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入浴後、駐車場の隣の食堂で「キトピロ・ラーメン」を食べました。
キトピロとは一見すると海苔のようですが、韮のような食感が特徴です。スープは濃い目のしょうゆ味で、初めて味わった食感でした。 -
ここは屈斜路湖の中に突き出た形の「和琴半島」です。
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和琴半島のこの辺りはキャンプ場になっています。
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湖畔の眺め。
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和琴半島にも無料の露天風呂があります。
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半円形の露天風呂はご覧のようにキャンパーや観光客の散策路になっているので、落ち着いて入浴できる雰囲気ではありません。
キャンプ場に泊って夜に来るのがベストでしょう。それでも写真撮ったときに入浴している人がいました。 -
和琴半島には前の写真の露天風呂以外にも温泉が沸いています。
その中の一つを探しにご覧のような原生林をかき分けましたが、結局、最後まで見つけることが出来なかったのは残念です。何時の日か、再びチャレンジします。 -
和琴半島を後にして阿寒湖方面を目指します。
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阿寒湖畔にある「阿寒アイヌコタン」。道内にあるアイヌ部落の中でも最大規模とか。
阿寒湖には3〜4回来ているので湖には立ち寄らず、このアイヌコタンに来ました。以前はこの様な施設は無く、私は初体験でした。
アイヌの民芸品を売る土産屋や食堂が軒を連ねています。 -
アイヌ独特の建物が続きます。
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アイヌのテーマパークのようでした。
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こうしたお土産屋が続きます。
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アラスカのトーテンポールみたいですね。
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ここはオンネトーです。オンネトーは雌阿寒岳の火山活動で出来た堰止(せきとめ)湖。
湖面は標高623メートルと高い位置にあり、平均水深は3メートルで最大水深は9.8メートル。
天候、風向き、見る位置によって、湖水の色が様々に変化することから「五色沼」ともいわれている。
オンネトーとはアイヌ語で「年老いた沼」という意味。 -
静まり返った湖面。
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落ち着いて表情を見せる湖面。
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何となく青味を帯びているように見えませんか?
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