2005/11/13 - 2005/11/16
484位(同エリア573件中)
miuさん
あなたの彼氏が、オトナになっても乗り物好きだったら是非、
この島に来て「タッチ&ゴー伝説」をサプライズプレゼントしてあげてください。
今回の旅は沖縄県の伊良部島にある「ヴィラブリゾート」。
宮古島市になったばかりの伊良部島に、唯一あるエグゼクティブリゾートです。
結論から言うと、ここはお薦め。
感激体験、満載でした。
写真は、この「ヴィラブリゾート」のスーパーホスピタリティを象徴して、
プライベートプール脇の東屋で
カットフルーツとよく冷えたワインの昼下がり。
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11月中旬の寒い早朝、白金台の自宅を出て、
全部で6室しかないというこのヴィラブリゾートで
休養するためにやってきた私たちは、
宮古空港の真夏の日差しにまずびっくり。
山彦の私たちは、あまり海のリゾートにでかけたことはなく、私は沖縄県に来るのが20年ぶり。
主人は初めて。
空港から乗ったタクシーの運転手さんに、
あらかじめホテルから教えてもらった食事処「古謝本店」を告げるといきなり
「あそこはマズイから、マルヨシ食堂に行ったほうがいい。」と言われました。
むむ?アジアの貧しい地域に旅行したときに出会いがちな
お客を連れて行くとバックマージンがもらえるタクシードライバー??
とまずは疑った私は、
とりあえずその名前をメモしながらも、
船で伊良部島に渡るから、港から近いところのほうがいいと断りました。
こうやって、まるでアジアの異国の地にやってきたように始まった今回の私たちの旅でしたが、
その後よくよくドライバーと話していると、本当に根っからの親切心だったことがわかりました。
曰く、そのドライバーは東京の吉祥寺から海が好きで移住してきたとのこと。
古謝本店がおいしいと言うのは味のわかっていない(ワタシが言ったんじゃないのヨ、言ったのはドライバーさんだから。)沖縄・宮古の地元民、
都会から来た観光客はみんなマルヨシ食堂がおいしいと言う…
こんな話でした。
なるほど、比較してどちらがおいしいという話ではなく、
おそらく全くベクトルの違う味なのだなと了解した私たちは、
ドライバーの親切心を疑ったことを申し訳なく思いながらも
「古謝本店」へ。
写真は沖縄風豚汁の「ワーブニ汁」。
宮古そばに通じる、カツオダシのはっきりと効いたおつゆと、具材は肉じゃがのような感じ。
ビールのつまみにもなります。 -
「古謝本店」でビールとチャンプルーとワーブニ汁のランチのあと、
ウォーキングに過剰な自信を持った私たちは
地元の人に「平良港はあっち」と言われるまま、
着いたところは本日休航の多良間行きフェリー乗り場。
ホテルに電話して、行き先は「多良間」ではなく「佐良浜」で乗り場が違うことに気づき、
また来た道を。
教訓
地元の標識には「伊良部島行きはこちら」ではなく「佐良浜港行き」の指示しかありません。
標識を見ればなんとでもなる、ではなく、明確に行き先地名の自覚が必要です。
次の要注意ポイントは連絡船。
伊良部島に渡る船は2社が運航していますが、乗船券に互換性がありません。
私たちは窓口で買った乗船券とは違う方の船に乗ったために、改めて乗船券を購入する羽目に。
しかも、乗船案内にもホテルのサイトにも一切その注意はありません。
乗船後、海の上でやってきた改札係に「これは違いますよ。」と言われたときには
違う島に行ってしまうのかと全身から血の気が引きました。
教訓
伊良部島に渡る船は、どちらの運行会社のものか明確に意識して確認すること。
仲悪いんでしょうか、運行2社。
写真は誤って乗りそうになった多良間行きの船。
この日は運休でよかったです。もしも慌てて駆け込んでいたら…。 -
さてと、間違ってちょっと早めに到着した佐良浜港、少し待てばホテルからの迎えの車が来てくれました。
乗船し間違えたことを伝えるとすかさず、購入してしまった乗船券をホテルで買い取ってくれるとのこと。
たかだか800円のことではありますが、そんな期待をしていなかっただけに、心配りに感謝です。
チェックインの手続きの間に出されたアイスティーにはガーゼで包まれたシークワーサーが。
日ごろ、バーでいただく飲み物に柑橘類を絞るときに種が入るのって、ちょっとイヤですよね。
極め細やかな配慮が行き届いています。
写真はホテルのエントランス。
通りすがりの観光客が迷い込んでこない閉鎖的な造りは小樽の「蔵群」と似ています。
もっとも、この島には通りすがりの観光客はいそうもありません。 -
お部屋については申し分ありません。
ベッドルームとバスルームだけのお部屋ですが、
デッキの外にはプライベートプールや東屋がある広々としたお庭があります。 -
プライベートチェアでのんびりとうたた寝することも…。
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室内について言えば、バスルームがベッドルームと同じ広さですこぶる快適。
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パウダールームの広さもこの通り。
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アメニティはロクシタン。
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ただひとつ思ったことは、雨続きだったらこの部屋の魅力は半減するかもということでした。
私たちが泊まった3泊4日のうち昼間に雨が降ったのは半日だけだったのですが、リビングにあたるスペースが屋根のない広々お庭ですから、もしも宿泊中ずっと雨だったら辛いかも。
こんなに広い庭を取るなら
なぜもう少しだけ屋根のあるリビングを取らなかったのかな?と疑問に思いました。 -
これについては、仕方のなかったことだったと、後で宿のオーナーとお話したときにわかったのですが
この島、建蔽率がなんとたったの20%だそうです。
建蔽率というのは、何?の土地に何?の建物を建てていいかという基準で20%とはつまり100?の土地に建物は20?しか建ててはいけないよということ。
これでは、リビングを作るためにはさらに余分に庭を造らざるを得ません。
建蔽率など、そもそも防火上の基準だと思う都会育ちの私たちから見れば、両隣が広ーい空き地のこの宿にどうして20%の制限が必要なのか、守るべき法益が何なのか、大いに疑問ではありましたが、致し方ないことです。
皆さんにはできるだけ雨の少ない季節を選んで遊びに行かれることをお薦めします。(続)
留守番いたちの様子はココ↓
http://ameblo.jp/omoutubo-bar/entry-10006213573.html
宿にこだわるコミュニティ「本物の高級宿を楽しむ」を立ち上げました。
よろしかったら、情報交換しましょう。
http://4travel.jp/community/main/10000186/
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