冬でも比較的暖かそうだから　年末年始アドリア海沿岸13日間【５】ザダル

2011/12/29 - 2011/12/30

年末年始でもヨーロッパの中で比較的暖かそうだからと選んだアドリア海沿岸旅行。
ヴェネチア→トリエステ→ピラン→リエカ→ザダル→シベニク→スプリット、トロギール→ドゥヴロヴニク→ザグレブ→リュブリャナの、ザダル部分です。

前泊したリエカ同様、ここザダルは移動の中継地にちょうど良いといういう理由で寄っただけでしたが発見があり「また行きたい！」と思える街でした。

エリア ザダール(クロアチア)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

ほぼ定刻通り17:20にザダルのバスターミナルに到着。
既にもう真っ暗の中、予約した部屋もある旧市街には、
地図を見た感じそんなに複雑そうに見えなかったので
歩いたら思いっきり迷ってしまいました。

しかも、部屋のある通りに着いても部屋がわからず・・。
たまたま通りかかった美男美女のカップルに助けを求め
一緒に探してもらいました。

「この辺に住んでるけど、わからないわ〜」と、
苦笑いしながら探してたら隣の通りにありました。

この日の宿はBooking.comで見つけた
Rog Dogg rooms

チャイムを鳴らすとお兄さんが出てきて部屋の案内をしてくれました。

部屋やこの街の説明をしてくれた後、
予約確認書に書いてあるのが自分の番号だから何かわからないことがあったらいつでも電話してくれたらいいよ、スプリトやドブロヴニクのことでもかまわないよ！と言ってくれました。優しい人でした。

部屋は予約サイトの写真通り、かわいらしいお部屋。

バスルームはちょっと良く使い方がわからなかった
ハイテクなシャワーがありました。

まずはインフォメーションに行って、地図やレストラン情報をもらわないと！

ザダルの街のインフォメーションはナロドニイ広場にあります。

インフォメーションのお姉さんはとても優しく
地図をくれカジュアルスタイルのレストランを教えてくれました。

その優しいお姉さんの背後に貼ってあったザダルのポスター。

バスターミナルから歩いてきたら海に面したところを
全く通らなかったので何も感じませんでしたが
私、今こんな「島」のなかにいるんだあ、と
急に実感しました。

インフォメーションもあるナロドニイ広場には

こんなにおしゃれな本屋さんも。

さて、地図もゲットしたことですから
次はザダルで一番楽しみにしていた
「シーオルガン」に向かいました。

シロカ通りを歩いているとTeranovaや
感じの良い店があって
思わず寄り道してしまいましたが
今は荷物を増やしたくないので買い物はやめておき

この街で一番目立ってる

聖ストシャ大聖堂の横を通り

突き当たりにあった教会は
チラッと入り口からのぞいたらミサ中だったので
お邪魔せずに

そしてまた歩いていくと
今度はフランシスコ会修道院がありましたが
こちらもミサ中なので

そのまま歩いていくと海に出ました。

なんだか青い光が目に飛び込んできました。

何だろう、と興味津々で近づいていくと

光のオブジェ？というかなんと言ったらいいのか・・・。

地面がライトアップされてるんだけど
それがとっても幻想的で
急に寂しくなってきた。

この旅で一番
一人が寂しいと思った瞬間だったかもしれません。

帰国後これについて調べてみたら
「GREETING TO THE SUN」というもので
太陽のエネルギーが光に変換される
海浜公園の装置とのこと。
（7枚上の航空写真で一番右に写ってるものです）

持って行ったガイドブックには
シーオルガンの記載しかなかったけど
ここのことも一緒に是非記載しておいて欲しいです。

シーオルガンとここはザダルで一番行くべき所じゃないかな？

そして、聞こえてくるシーオルガンの音色。

ほんとにオルガン、て感じでした。
波が寄せる度にグオ〜ン、グオ〜ンて
音がします。

しばらく暗闇の中の光と
オルガンの音を堪能してから

また街中に戻ろうと歩きました。

フォーラムの夜景

聖ストシャ大聖堂の塔と手前は聖ドナト教会

そして島を横断して門をくぐると橋があり

対岸が見えてます。

向こうに行っても特に見所は無さそうなので

ノヴァ門から戻りました。

ザダルの街は通りによって

ライトアップが違いました。


こちらはリボンのライトアップ

お星様通り

ベル通り

三角通り

これはなんて言ったらいいのかな、

まあライトだけで楽しめてしまいました。

寂しい一人旅です。

またナロドニイ広場に戻ってきて

お腹減った。

晩ご飯にしました。

インフォメーションのお姉さんが教えてくれた
お店の中から、泊まった部屋にも近い
ＣＡＮＺＯＮＡに行きました。

お店はヨーロッパらしい良い雰囲気です♪

家族連れとかご夫婦とかカップルとか、
ほんとに地元の人使いの人気のお店のようでした。

黒板に書いてあったセットメニューを頼んだけど
それはランチのみとのことで

う〜ん、じゃあ
ずっと海沿いの街で魚ばかり食べてきて
そろそろ魚も飽きてきたから
チキンにするかあ、と頼んだチキンとポテト。

やっぱりすんごいボリュームでした。

お腹いっぱいになって

レストランから徒歩2分のアコモデーションに戻り
お風呂に入って寝ましたが・・・

部屋の斜め向かいにバーがあって、
かなり騒々しかったです。

それでも私は疲れて寝れましたが・・。

さて翌朝、出発まで明るいザダルの街を散策しました。

（写真はその騒々しかったバー）

前日迷いながら旧市街に到着した時、
この正門から入りました。

正門横にはこんなに船が停泊してます。

この正門から旧市街に入って右手に
The five wells squareがありますが
日本のガイドブックには載ってません。

そしてその奥に公園がありました。

そこからさっきの正門が見下ろせます。

こういう路地、好きだなあ。

st.Simeon

ミサ中は観光客お断り、のようだったので
中には入りませんでした。

昨日も何度も通ったナロドニイ広場。

明るい景色はまた様子が違います。

これもなんだか立派な建物。、

クロアチア国旗も掲げてあるから

政府関係の建物かな？？

聖ドナト教会と聖ストシャ教会の塔

聖ドナト教会の円形教会内部は

旅番組か何かで見たことがあるような気がします。

興味深いですが残念ながら冬季（11月〜3月）は

お休みでした。

その向にある聖マリア教会。

こちらは入れました。

聖ストシャ大聖堂。

クリスマスツリーの横に見える

半地下部分の明かりにつられて

入っていってみました。

人が全然いなかったので
少し怖かったのですが
キリスト生誕の模型が飾ってありました。
　
わたしが見ていると地元のご婦人が
入ってこられました。

聖ストシャ大聖堂からフォーラムに行こうと

通った道にあった塔。

インフォメーションでもらった地図にも

特にこの塔に関する記載はありませんでした。

恥の柱。

昔、軽犯罪を犯した人がこの柱に縛られたらしい。

嘲笑の的にされることがどのくらいの

犯罪抑止になっていたのかなんてことを

考えながらフォーラムを後にし

またシーオルガンに行こうと海沿いへ。

やっぱり天気が残念。

晴れてないと碧い海が見られない。

それでも水が綺麗なのは良くわかる。

この透明度。

そして前日来たときは真っ暗で

音だけしか体感できなかったシーオルガン。

音が鳴るのはこういうからくり。

神戸にも作ればいいのに。

そしてこちらが前日
すごい幻想的な空間を作り出していた

「GREETING TO THE SUN」。

フランシスコ会修道院。

この辺の修道院は
こういう回廊があるところが多いのか
２日前のピランや
前日のリエカでも似たような光景を見ました。

もはや写真見てもどれがどこだか
当てる自信がありません。

前日、お邪魔したときはミサ中で
写真は撮れませんでしたが

ライトが付いていてとても綺麗でした。

以上、フランシスコ修道院でした。

そして島の一番端までやってくると

かなり大きなフェリー停泊。

リエカ〜ドブロヴニクを結んでいるのかな？

船酔いの心配がなければ船の旅も良いなあ。

そしてインフォメーションで
もらった地図にも出ていない
教会ものぞいて

一旦部屋に戻り荷物をひきあげて、
ザダルともお別れ。

ザダルのバスターミナルは鉄道駅と隣り合っています。

次の目的地シベニクは比較的近いし
ガイドブックには「バス1時間に１〜３便」
と書いてあったので
バスターミナルに行ってみましたが

冬季だからかそんなに便はなく（1日8便くらい？）
次のバスまで1時間半近く待ちました。

こんな事なら街でもっとゆっくりしてくるんだったと
思いましたが

バスが出発する頃には雨がかなり激しく降ってきたので
結果的には雨が小降りの頃に
バスターミナルまで移動しておいよかったかもしれません。

11:35　ザダルを出発しました。

この旅行記へのコメント （2）

• palisadesさん 2017/09/11 03:11:39

  ホテル探し

  こんにちは
  marketaさんが泊まられたところからすぐ近くの部屋に行ったのですが、
  探すののチョー難しいこと!googlemapだと迷いようがないように見えますがヨーロッパの旧市街を甘くみちゃ行けませんね。何で行く前は自分は大丈夫だと思うんでしょうね？

  marketaさん からの返信 2017/09/11 17:59:52

  RE: ホテル探し

  palisadesさん
  
  メッセージありがとうございます。
  
  私は一応、女性にしては地図が読める方だと自負しておりますが
  （唯一の「特技」かも）
  ザダルはわからなかったですね〜。
  ほんとチョー難しかったです。
  一緒に探してくれた地元の人でも、「わからない」と
  他の人にも聞いてくれたりしてたので
  ザダルが難しいんだと思っておきます。
  
  あのsobeのすぐ近くの部屋だったんですね。
  またブログでも紹介していただけるかな？楽しみにしています。
  ホテル予約サイト見たら私が訪れた頃より宿も増えている印象です。
  懐かしいです。
  では、引き続き旅を楽しんでください。
  
  markets