
2011/12/28 - 2011/12/29
9位(同エリア38件中)
marketaさん
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年末年始でもヨーロッパの中で比較的暖かそうだからと選んだアドリア海沿岸旅行。
ヴェネチア→トリエステ→ピラン→リエカ→ザダル→シベニク→スプリット、トロギール→ドゥヴロヴニク→ザグレブ→リュブリャナ
の、リエカ部分です。
リエカや次の街ザダルは行きたかった街ピランとドゥブロヴニクの間にあり、
位置的にこの辺りで宿泊しながら行くと移動が楽そうだったという理由で立ち寄りました。
イタリアからスロベニアを抜け、リエカからクロアチアに入ったのですが、
前泊したピランからリエカへのバスや、リエカから次の街、ザダルへのバスの
本数や時刻について検索しましたがなかなか見つかりませんでした。
困ったときのインフォメーション頼り。
リエカのインフォメーションにメールで問い合わるとリエカからザダルへのバスについては教えてくれましたが、ピランからリエカへのルートについては「ピランの観光局に聞いて」とのことでした。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
そして、言われたとおりピランの観光局に問い合わせると
ピランからコペルまでバス、コペルから鉄道でリエカに行くと良いとのことでした。
コペル5:25→リエカ9:02 か コペル14:45→リエカ17:55。
ただこの鉄道ルート、一旦ポストイナの近くのPivkaという駅で乗り換える。
地図を見ると何とも遠回り。
地図で見るとピランとリエカは結構近く見えます。
極力直線距離で行きたいなあとBujeやUmag、Motovun経由のバスを必死で探しましたが
見つからなかったり、あってもすごく時間を要したり、で
なかなか納得のゆく移動経路が見つかりませんでした。 -
トリエステからピランのバスを調べた際に、
トリエステからリエカのバスが出ていることもわかっていたので
また前日宿泊していた地に戻るのも何ともあほらしい気もしましたが
鉄道ルートよりはましな気がしてまたトリエステを経由することにしました。
ピラン→コペル→トリエステ→リエカ
ピランから乗り合いタクシーでコペルに到着、ここからトリエステのバスに乗ろうとすると・・・
なんと、リエカ行きバスのバス停があるじゃないですか!!
トリエステに寄らずに直接リエカに行ける!
リエカ行きのバスは何時かな、とチケット売り場に行き聞いてみると
リエカ行きのバスは「無い」とのこと。
(この日がたまたま無かったのか冬季は無いのかよくわかりませんでした) -
じゃあやっぱりトリエステを経由するしかないね、とトリエステ行きのバスの切符を買いました。
3ユーロ。 コペルのバスターミナルは鉄道駅も隣接していました。 -
展示されてたSLの写真だけ撮ってバス停に戻りました。
トリエステ行きのバス停で出会ったアレシュはとても親切。
私がトリエステで乗り継いでリエカに行くと言うと
トリエステのバスターミナルのチケット売り場までついてきてくれました。 -
そしてまたバスでリエカへ。9ユーロ。
私が鉄道よりバスでリエカに行きたかった理由の一つに、
バスで国境(EU境)越えしたスタンプが欲しかった、というのもあります。
実はこれまでヨーロッパ入りはもちろん飛行機、
EU境越えは鉄道ばかりでバスのスタンプは未だ無かったのです。
EU、便利だけどスタンプは各国でもらいたいぐらいです。 -
トリエステからリエカ行きのバスはほとんどクロアチア人の様でした。
いつの間にかスロベニアに入ってそしてクロアチアへ!
バスの中に係員が乗り込んできてパスポートコントロール。
スロベニア出国。念願の車スタンプゲット!
その後、数メートル進んで今度はクロアチアの係員がバスに乗り込んで来ましたが
こちらはスタンプ押されませんでした。良いのかな? -
Triesteを13:45に出発したバスはこうしてクロアチアに入り
Matulji 15:35、Abbazia (Opatija) 15:48に寄り16:00、リエカのバスターミナルに着きました。
クロアチアの長距離場バス事情でわかったこと:
バス停でないところでも乗客が降りていきます。 -
この日予約したのはリエカ観光局のサイト
http://www.tz-rijeka.hr/en/Home.aspx?PageID=28
で見つけたlounge hostel Carnevale
バスターミナルからすぐ、ヤドランスキ広場に面した建物の中にあります。
私が泊まった部屋は4階部分。
ヤドランスキ広場はバス停から近すぎて通り過ぎてしまいました。 -
ホステルと言ってもシングルルームもあってとても綺麗な部屋の写真が出ていたし、
何よりバスターミナルから一番近い宿泊施設だったのでここに決めました。
リエカのホテルは鉄道やバスターミナルの近くには他はあまりありませんでした。
ホステルの看板を確認してこのドアを入りましたが -
階段を登っていってもそれらしい入り口が全然見あたらなかったので
不安になって途中まで登ってまた降りてきて
1階の入り口付近の売店の人にホステルは・・と聞いてしまいました。
売店の人に3階か4階よ。と教えてもらったので再度階段をどんどん登り -
ようやく見つけました。
フロントの女性は「英語は上手くなくてごめんね」と言ってましたが私よりは格段上手かと。
この時、クロアチアに入ったばかりだったのでクロアチアクーナを持っておらず、
とりあえずスーツケース預けてATMに走ろうと思っていたのですが
「支払はチェックアウトの時でもいいから気にしないで〜」とのことでした。 -
部屋に案内され「バスルームはここと、ここと、そこと・・・。」といくつも教えてくれました。
今日はたくさんのお客さんがいるのか聞くと今日はそんなに多くないと。
シーズン・オフだからね。 もしかするとこの日は私だけだったかもしれません。
滞在中館内で他の宿泊者に全然会わなかった・・・。
でもそのおかげで誰も使ってない綺麗なバスルームを利用できました。 -
部屋に荷物をおいて、早速リエカの街を散策です。
ヤドランスキ広場からメインストリート、コルゾ通りを歩きました。
コルゾ通りにインフォメーションもあります。
銀行のATMでクロアチアクーナも無事調達しました。 -
出発前から気になっていたこと:
ここリエカの街の地図を見ると宿泊地から近くに「クロアチア国立劇場」がありました。
今回の旅中、他の地ではなかなかコンサートに行けなさそうなので
ここで宿泊日にコンサートをしてたら行きたいなと考えていました。 -
クロアチア国立劇場に行ってみると
この日、12月28日は・・・ コンサート、ありました! -
チケット売り場はどこだろう、と建物の周りをぐるっと1周。
スタッフの人が出入りしそうな入り口しかなかったので
入り口の守衛さんにダメ元でチケットありますかと聞くと
英語が出来る若い女の子を呼んで来てくれ、
チケット売り場はここではなく向いの建物の茶色いドアのところ、
しかもこの時は開いておらず公演1時間前から開くと教えてくれました。 -
コンサートは20時から。今はまだ17時前。 暮れていく街を散策しました。
-
時計塔。 この街のランドマークらしいです。
-
これがローマン・アーチかな?
-
海洋歴史博物館
リエカ港にはフェリーやボートがたくさん泊まってました。クロアチア最大の貿易港です。海洋歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
聖ヴィート大聖堂
この教会には「奇跡のキリストの十字架像」があったそうです。
教会でお祈りしたのに賭け事に負けたと逆恨みした男が、ここのキリスト像に石を投げつけると大地が裂けて男を飲み込み、この木彫から血が流れたという。それ以来この木彫は奇跡をもたらすとされ、内部主祭壇のキリストの十字架像の脇に、男が投げたとされる伝説の石が飾られ、そのときに木彫から流れ出た血は今も小瓶に入れて教会に保管されている
というすごい教会だったのに、私の持って行ったガイドブックには書いてなかったので
ここまで行っておきながら全くキリスト像も石もじっくり見ず帰ってきてしまい、帰国後見たTV番組で知りました。
そんな大事なことは書いておいてよ!某ガイドブック。聖ヴィート大聖堂 寺院・教会
-
さて晩ご飯。
コルゾ通りのインフォメーションで地元の人が普段通うようなおすすめのレストランを聞きました。
「何が食べたいの?魚?」
そうだねえ、こんな港町はやっぱり魚食べておかないとね。
魚なら、このレストランが良いわよ!と教えてもらった「Bistro MORNAR」ビストロ モルナール 地元の料理
-
まずはビール
-
海の幸のパスタを頼んだらサラダは?と言われたので
トマトサラダをオーダーすると「無い」と言われ結局レタスサラダ。
ここのパスタすごく美味しかった! これだけ食べて60kn -
コンサートまでまだ少し時間があったのでコルゾ通りを通って一旦ホステルに戻りました。
-
少し寒かったのでホステルの部屋で暖まりながらヤドランスキ広場を眺めてました。
-
時間になったのでクロアチア国立劇場に行き、
先ほど開いてなかったチケット売り場でチケットを購入しました。
30分前には開場かと思っていましたがなかなか中に入れてもらえず。開場は15分ほど前でした。 -
この日の曲目 第1部:
バレエ「薔薇の精」の曲(ウェーバー)から始まり
マスネ「タイスの瞑想曲」
サン・サーンス「ロンド・カプリチオーソ」
サラサーテ「カルメン」
このカルメン、ゲストのバイオリンの人が有名な人なのか?かなり崩して演奏される人で、
開場はBravo!!の嵐でしたが私個人的にはあまり好きではありませんでした。 -
聞きなじみのある1部が終わり、休憩を挟み第2部。
ヨハン・シュトラウスのポルカやワルツ等
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートの様な感じでした。
時期的にも、ヨーロッパじゃこの頃はこの演目なんでしょうか?
コンサートに満足して、この日は就寝。 -
翌朝ホテルのフロントに置いてあったジャム入りクロワッサンで朝食をすませ、
次の町ザダルへのバスの時間まで町を散策。
ホステルを出る時、オーナーと話したら
この街の一番の見所は「トルサット城」、「市場」も面白いよ、とのこと。
バスが12:30だと言うとそれじゃあ時間が足りないよ!と言われたけど
見られるだけ見ようと急いで出発。
まずはトルサット城へ向かいます。チトー広場を通り抜けたところに -
トルサット城へ通じるペタル・クルジッチの階段があります。
-
先ほどのユースホステルのおじさんもバスでの行き方を案内してくれましたし
ガイドブックにもトルサット城には
まずはバスでの行き方が記載されていていますが -
「また、ちょっと大変だが、チトー広場から巡礼者がひざをついて登るペタル・クルジッチの階段からも行くことが出来る。」と書いてあります。
一体どんな階段なのかとこれはこれで興味津々。怖いもの見たさで階段を登ることにしましたが -
「ちょっと大変」どころか「結構大変」。
普通に登っても大変なのにひざをついて登ったなんて信仰ってすごい・・・
などと考えながら登りました。 -
しばらく登ると展望台のようなところにたどり着きました。
-
街が見下ろせますが、天気がなんとも残念。
-
そこから緩やかな坂道を少し登るとトルサット聖母教会がありました。
この教会は後から見るとして トルサット城へとトルサット聖母教会 寺院・教会
-
道を曲がりどんどん進んでいくと−−−この景色!
-
クロアチア語ではZupna crkva sv.Jurjaという教会
扉を押しても開きませんでした。 -
教会の入り口付近にはマリア像がありました。
-
さていよいよトルサット城です。
トルサット城 城・宮殿
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大砲があるところから
-
こんな景色を見ることが出来ます。
ガイドブックにはお天気が良い日に撮ったこの角度の写真が載っていて、
それ見たさにここまで来たのですが・・・やっぱり旅行は天気次第!
ちなみにこの街「リエカ」とは「川」という意味らしいです。 -
城壁とクロアチア国旗
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城壁の一番高いところに登ってみました。
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トルサット城の裏側(北側?)には高速道路の橋が架かってました。
こうやってみると、あの上を通るなんてちょっと怖い。
きっとこの後乗るバスもあそこ通るんだろうなあ。 -
一番高いところからの眺め。 くどいですが天気が残念!!
それに結構な高さで足がすくんでそんなに長居はせず下りました。 -
-
トルサット城を後にして
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土産物屋やカフェの前を通り
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トルサット聖母教会に着きました。 前日ピラン(スロベニア)でも見たような景色
トルサット聖母教会 寺院・教会
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この教会もキリスト誕生の模型がありました。
-
教会を一通り見て、帰ろうとしたら
教会の前にあるこの像の手の部分に自分の手を当ててお願い事をしている女性がいました。
願い事が叶うことで有名なのかな?
だからみんながさわって手の部分の色が変わってるとか??
と勝手に解釈して私も手を当てお願い事をしてみました。
ちょっと今、かないつつあるかもしれません。 -
そうしてまた街中に戻ってきました。 イェラチッチ広場付近にはかわいいサンタの群れが
-
そしてこんなかわいい列車?も走ってました。
-
この建物はなんだろうなあ、 イタリアかブルガリアかの大使館かな?
-
ホステルの人が「面白い」とおすすめの魚市場に来ました。市場は3つの建物が並んでいて
市場 (リエカ) 市場
-
一番海側が魚部門で
-
入り口付近の床にはこんな柄があって
-
真ん中が肉部門、手前がパン等でした。
-
そしてその市場の建物の周りにもたくさんの屋台が出ていてとても賑わってました。
そんな中、一軒のパン屋に入りブレックを買いました。
パン屋のお姉さんはアジア人が一生懸命「ブレック1つ」と言ったのが珍しかったのか
とびきりの笑顔で対応してくれました。 -
そういえば、この辺りはあまりアジア人が行かないのか
珍しいのか街を歩いていてもちょっとチラチラ見られるような感じでした。
この建物も、なんだかすごいなあ。 -
一旦ホステルに戻り、チェックアウト。
見慣れたホステルの部屋からヤドランスキ広場の景色ともお別れです。 -
チェックアウトしてからバスの時間まで微妙に時間があったので
フロントの前の椅子に座ってるとホステルのオーナーが
お母様が作った手作りケーキをごちそうしてくれました。
お礼に和風な柄のハンカチを渡すと「Super!」と言って喜んでくれ、
これも日本人がくれたんだよ、とPCの上に飾ってある扇子を指さして教えてくれました。 -
私がこの後ザダル、スプリット、ドゥブロヴニクに行くと言うと
「きっとあなたの旅の役に立つと思うよ」と
クロアチア全土の地図とガイドブックまでくださりました。
優しい。私の下手くそな英語にもたくさん話してくださいました。
部屋も綺麗だし立地も良いしスタッフは親切だし、オススメです!!
lounge hostel Carnevale
http://www.hostelcarnevale.com/smjestaj.html -
名残惜しいけど、次の街へ。
長距離バスターミナルでザダルへのチケットを買って12:30、リエカを出発しました。
200kn(約2,750円) -
この日のランチはバスの中で、さっきパン屋で買ったブレック。
ガイドブックに「挽肉やチーズが入ったパイのブレックは手軽なファストフードとして人気。」と書いてあったのでトライしてみました。
パイと言ってもサクサクした軽いものでなくて、かなりズッシリしたものでした。
味はチーズの酸味が予想以上に効いていて私は「また食べたい」とは思いませんでした。 -
クロアチアのバスは座席が決まっています。
チケットに書いてあった番号に座ると隣はとても太ったおじさんで狭い狭い。
でも人の良さそうなおじさん。
いろいろ話してくれるけどクロアチア語で全く会話が成り立ちませんでした。
リエカを出発して約15分、綺麗な景色が見えてきました。多分、Bakarという町。 -
この街も良さそうだなあ。
-
そして多分Senjという町で1回目の休憩がありました。
ここでバスが大分空いたので隣の太ったおじさんは後ろに移動するよ、と移られました。 -
-
15:00、karlobagという街で2回目の休憩がありました。
この休憩後、車中で私がさっきホステルのおじさんにもらった地図を見ていると
後ろの席の人が地図を見せてと言ってきました。
「イタリア語話せる?」と声を掛けてきたのでイタリア人だと思ってたら
アルバニアだかアルメニアだか・・・。
それなりにヨーロッパのことは知っているつもりでしたが、アルバニアとアルメニアの違いも
両国に関する知識も全く無いことに気づきました。
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