関西食べ歩きVol.02　『御料理　はやし』のお話。

2011/04/16 - 2011/04/16

せっかく関西に入ったと言うのに
京都に寄らずして帰れるかと
今回選んだ昼食のお店は・・・

『お料理はやし』。

あえて「京料理」ではなく「お料理」。

どんなお店なのか、
食べに行ってまいりました〜っ

エリア 今出川・北大路・北野(京都)

ホテルでの朝食は、
お昼にひびかないように
ほんの一口で終わらせる。

レンタカーで向かったのは
クルマが無ければ
あんまり寄り付かない出町柳。

民家のような入口に
一番乗りの客として
狭い玄関に入ると・・・

廊下が畳敷きだわ！

隅っこで
物品販売されている(笑)

二杯酢とかだったかな。

１階、廊下沿いにはカウンター。
掘りごたつ形式。

通り過ぎて、
薄暗い階段を二階に上がると・・・

分かりますかね？
竹の廊下。

足裏に竹踏み健康法だが
ガシャガシャとうるさいのなんの(笑)

足音忍ばせて歩くのは
至難のワザであります。

せっかくカウンターのある店だが
人数も人数だし
部屋しか予約も空いていなかったので
今回は個室に。

テーブルの下は掘りごたつ。
床には寒くないよう電気毛布(爆)

毛布の下は、また竹敷きの床。

さて。

どんなお料理が出てくるのか
ワクワクしてくる。

桜茶。

ふわっと春の香り。

先にトイレに下りた母とオヤジ。
そのトイレの暗さに盛り上がる。

どうやらろうそくの火が
まだ灯されてなかったようで・・・

っつうか、共用部分が
やたらと暗い店である(笑)

にごり酒を供される。

先付。

えんどう豆の葛寄せだったかな。
花山椒の佃煮が乗せられる。

塩分と香りが合う。

つい、父親にクルマを押し付け
頼んだビール。

握りつぶせそうな薄いグラスに
林さんのマーク。

八寸。

空豆はあられをまぶして揚げたもの。
雲丹の塗られた烏賊。
じゅわっとお出汁が染み出る
湯葉、手作りこんにゃく。
飯蛸。

だっけ？(笑)

しまったなぁ〜。
すでに５月に入ってからコレを書いているので
すっかり記憶が・・・・

慌てて酒を頼む。

招徳酒造。

冷か常温かを聞かれるので
冷やを頼んだのだが・・・

冷・・・のハズなのだが
完全に常温な温度(笑)

お椀・・・。

そういやこのお店、
こういう、木目のある器がお好みのようで。
つるっつるの、
いかにも「塗り」ってな器は
最後まで見なかった。

フタを開けると、溢れ出す香り。

海老しんじょ。

木の芽が鮮烈。

お造り。

湯葉、烏賊、鯛の身・皮、ウド。

〆鯖がもぉ、秀逸。

炊き合わせ。

ね？
木目調。

中身は若竹煮。

でも・・・
もっと筍が食べたかったな。
特に穂先が食べたかった(笑)

お揚げさんのように見えているのは
揚げたお麩のような・・・
自家製の豆腐と言っていたような・・・

くぅ〜っ　忘れたなぁ。

これもお出汁がじゅわっと
しっかりした歯ごたえで・・・

焼き物。

木の芽味噌の田楽。

すんごいいい香り。
こういうの、大好物！
しっかり焼かれた香ばしさ。
お豆腐の濃さ、絶妙の水分、歯ごたえ。

揚げ物。

くぅ〜っ
もぉ記憶が薄い！

青海苔、ゴボウ・・・
あと、なんだっけ？

嗚呼、もったいない。

かわいらしい小皿に
お塩でいただくかき揚げ。

鯛のあら煮。

フキとゴボウの香り。

ついつい、
ちゅばちゅばと骨をしゃぶる(笑)

香の物が運ばれ・・・

お食事。

フタを開けると・・・

お出汁に
ぶぶあられをまぶしたおにぎり。

実はホントは筍ご飯が
食べたかったのだが・・・

このぶぶ漬けは最高だった。
なんと〆に最適な味、香り、
喉越し、楽しさだろう。

ソルベは柚子・・・だったかな。

スプーンにも「林」マーク。

裏返すと・・・

「有次」さんのマーク。

店主が相談しながら、どうすれば
「すくいやすい」スプーンになるのか
試行錯誤を繰り返したそうで。

お菓子。

豆乳の葛まんじゅう・・・だっけ？

なんかコレは
独特なクセがあり
ちょっとニガテだった。

何もココでそんな冒険しなくても(笑)

お薄。

嬉しい。
もっとじゃぶじゃぶ飲みたい(笑)

最後のお湯のみが変わっていた。

どうも、昔のモノの
リメイクだそうで・・・

足が高くて驚いた(笑)

御料理はコレでおしまい。

とっても楽しめたお料理だったが
ちょっと書くまでに時間がかかりすぎたな。
記憶が薄れ、感動が薄れ・・・
もったいないコトをした。
残念。

相変わらず薄暗い階段を下りて外へ。

店主が、一瞬だけ挨拶に訪れていた(笑)

出すお料理には
ちょっと雰囲気の違うオヤジさん(爆)

あ、トイレはひとつだけ。
アメニティは無しだった。

最後にまたコレ(爆)

別に使いまわしの写真ではない。

関西を出るにあたり
やっぱり粉モンで〆ないとね。

じゃ、次は６月！

また行くぜ！京都・大阪！

長々読んでくださった方に感謝。