2007/01/13 - 2007/01/15
64位(同エリア633件中)
km45さん
1月13〜15日に成都から九寨溝に行ってきました。成都からの往復は長距離バスで、九寨溝の観光は14日の1日でした。ここでは他の季節になく、冬の特色である氷雪の九寨溝をお見せします。この時期はオフシーズンで観光客が極めて少なく、入場料も安く(80元)、お勧めです。ですが、観光客が少ないため、溝内バス(90元)の本数が少なく、自由な乗り継ぎが事実上出来なくなっています。入口で、いわば即席のツァーバス化し、一日を巡ることになります。それに、観光スポットと遊歩道のいくつかが閉鎖されています。以上のことから、観光は1日で十分です。
なお、黄龍は事実上行けませんから、この両所を見るには不適当な時期です。
詳細に関しては、すでにブログ『歴史と中国』(http://kanazawa45.wordpress.com/)1月に記事を載せてありますから、これをご覧ください。
追記 九寨溝関連の中国内のWebを下に示しておきます。
『四川省旅游局』 四川省観光局公式サイト(日本語)
(http://www.shisen-kanko.com/top.html)
『九寨溝』 九寨溝管理局公式サイト(中国語)
(http://www.jiuzhai.com/)
『四川九寨黄龍機場』 九寨黄龍空港公式サイト
(http://www.jzairport.com/default.aspx)
『成都双流国際機場』 成都双流空港公式サイト(中国語)
(http://www.cd-airport.com/cdairport/front/index.jsp)
『成都公衆出行服務網』 成都市発バス検索案内(中国語)
(http://www.cdgzcx.com/index.jsp)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
箭竹海
入口より溝内バスでここまで一気に上がり、最初の下車スポットです。なお、この先は通行止めです。歩道の板張りが前夜来の雪で白くなっています。
以下、各下車スポットでの写真を載せていきます。 -
熊猫海
前日夜からの雪に覆われた湖です。まだこの時弱い雪が降っており、道路の急坂には雪かき部隊が出動していました。 -
熊猫海瀑布
本来ならば、熊猫海から五花海までの遊歩道はいい道のりなのですが、落石などで冬季は閉鎖されていたため、滝壺に降りることが出来ず、熊猫海側からの遊歩道上部で撮ったものです。 -
五花海
道路向こうの展望台上から見た、ほぼ全景です。湖自体は凍結せず、微妙な青をたたえ、底も見通せる透明なものです。 -
珍珠灘
珍珠灘を横断する遊歩道上から、この下流右部を撮ったもので、右の階段は珍珠灘瀑布の下流に出る道です。 -
珍珠灘瀑布
珍珠灘の横断遊歩道を進むと、右に下る遊歩道が続きます。これは冬でも通れるので下ると、灘が瀑布となって水が豪快に落ち込むのが見えます。これを撮ったものです。ここには展望台も出ており、夏の水量の多いときなどは強い水しぶきを浴びます。 -
珍珠灘瀑布
滝壺まで下り、ほぼ瀑布中央部を右側より撮ったものです。滝もかなり凍り、手前の木の枝が白くなっているのがお分かりでしょう。 -
珍珠灘瀑布
瀑布左部から中央・右部を撮ったものです。 -
長海
九寨溝最高地点(3102m)で最奥で最大の湖です。全面が雪で覆われています(雪で覆われていた湖はここと熊猫海のみ)。
なお、「長海」左の案内板は中国語・英語・ハングル・日本語で表記してあります(以前は中国語と英語を石に記していました。この上に新たな版を加えて写真のようになりました)。 -
五彩池
これは雪もやんだ午後のものです。、岸辺が雪で白くなっているのに、ご覧のように小さな池(標高が3000mを越えています)なのに凍結しません。ちょうど道路から池へと下る遊歩道上から撮ったものです。 -
五彩地
左部から右部へと撮ったもので、池のほぼ全貌がお分かりと思います -
諾日朗瀑布
中国最大幅(約320m)のこの瀑布を右側から中央部・左部を撮ったものです。 -
諾日朗瀑布
道路向こうの展望台上からのもですが、横幅の大きさのため、28mm相当の広角でも全幅は入りきりません。 -
老虎海
湖は凍っていませんが、ここでもご覧のように、木の枝は白くなっています。
湖から遊歩道に沿って下ると、樹正瀑布・樹正群海に出ます。 -
樹正瀑布
老虎海から樹正群海への遊歩道の途上にあるこの瀑布を、中央からほぼ中央正面を切り取ったものです。 -
樹正瀑布
瀑布を後にし、樹正群海への途上、振り返って、瀑布全景を撮ったものです。 -
樹正群海
瀑布からの遊歩道上でのもので、この道はやがて道路に接続します。 -
盆景灘
最後の下車スポットでした。 -
エコトイレ
九寨溝のトイレは環境保護のため、水を使用しないエコトイレとなっています。これは熊猫海での男性用トイレです。個室で、もちろん鍵付で、大小の便器が備わっています。便座を覆う緑色のシートは使用後に下に汚物とともに回収され、自動的に新しいシートが便座を覆います。各トイレ設置箇所には係員がいて管理しており、中国の観光地では最も清潔な設備といえましょう。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (7)
-
- jiuさん 2008/11/07 12:30:42
- 冬も美しいですね
- km45さん、はじめまして。
冬の九寨溝に行きたいと思いつつ、先に10月に行ってしまいました。旅行前の情報収集では、km45さんの書込みがとても参考になりました。有難うございました。私が訪れたのは10月17日ですが、紅葉の最盛期には少し早いようでしたので、作成中の旅行記の完成を楽しみにしています。
この旅行記を拝見して、冬も必ず行くぞ〜と決意を強くしています。
- km45さん からの返信 2008/11/07 20:42:17
- RE: 冬も美しいですね
- jiuさん、こんばんは。
冬の氷雪の九寨溝もいいですよ。
1月から2月で、春節(正月26日)を避ければいいでしょう。
観光客も少なく、静かに見て回れるし、ホテル・入場料も安くて。
再度にはお勧めです。
ただ、冬はすべての遊歩道やスポットが開放されているわけではないので、
1日の観光で十分でしょう。
址名寒さ対策でしょう。
ホテルは4星以上で。
-
- mahiroさん 2007/09/07 01:36:07
- こんばんは。
- すっごい素敵ですね。
私は、次は九寨溝と黄龍が良いなぁと思っていますが、
冬の峨眉山もよいなぁかと思っています。
でも、道中が細い道が多くて怖かったので、
冬は事故とかも心配です。
夏は夏、冬は冬の美しさがありますね。
- km45さん からの返信 2007/09/07 09:51:07
- RE: こんばんは。
- 冬に行かれるなら、峨眉山より九寨溝をお勧めします。
九寨溝は完全な自然遺産です。峨眉山は自然遺産でもありますが、やはり仏教の聖地としての歴史遺産でもあります。山という観点からは峨眉山自体は日本で見られない特殊なものではありません。この点、九寨溝は日本にない自然です。ただし、冬季は黄龍はまず見られませんから(一応、開いていますが、途中の4000m越えの道が凍結・積雪で通行不能状態になるため)、九寨溝のみとなります。寒さ対策さえしっかりすれば、九寨溝は遊歩道などの設備が整っていますから、危険を感じることなく観光できます。
とりあえずご返事まで。
-
- ぱんぱーすさん 2007/08/02 13:40:22
- はじめまして
- 足跡をたどってここへ辿り着きました。初めまして、ぱんぱーすです。
九寨江のクエスチョン、回答していただきありがとうございます。
冬の九寨江とはなかなかオツですねぇ。特にパンダ海瀑布は凄い。これは滝が丸々凍り付いているのですか?びっくりです。
季節は違いますが、自分も九寨江と黄龍を存分に楽しんできます。
それでは、また☆
-
- Noririnさん 2007/07/23 22:26:10
- はじめまして
- km45さん 足跡を辿ってお邪魔しに参りました。
冬の九寨溝も凄いですね。
滝が凍ってしまっても迫力満点!
何だか全く別の観光地と思ってしまいます・・・
冬の九寨溝を堪能させていただきました!
Noririn
- km45さん からの返信 2007/07/23 23:28:48
- RE: はじめまして
- 7月に九寨溝・黄龍に行かれましたね。旅行記拝見しました。
黄龍ではしょうしょう高山病気味でしたね。やはり、前日の青島ビールがたたったのではないでしょうか。アルコール類は禁物ですから。
実は成都地元産のビールは雪花ビールです。CA421便は中国国際航空西南公司(成都がハブ)運用便なので、雪花ビールが出されることが多いです(北京産の燕京ビールの場合もあります)。成都では青島ビールの生産工場からは遠いので、生産日から3月以上経ったのが普通です。
それはともかく、冬の九寨溝は観光客が少なく、ストレスを感じることなく撮影を楽しめますから、お勧めです。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 九寨溝・黄龍
7
19