ポルトガルの旅 Part3

2005/05/01 - 2005/05/06

２００５年ＧＷのポルトガルの旅。今回はオドビス、ナザレ、コインブラ、ポルトを紹介します。

エリア ポルト(ポルトガル)

シントラから鉄道で戻り、地下鉄カンポ・グランデ駅で下車。少し戻ったところにバス停があります。この写真でバスの上のコンクリートは地下鉄の高架。リスボンからオビドスまで１時間１０分。５．５ユーロと安い。
http://www.rede-expressos.pt/

オビドスに行く途中の風景。こういう田園風景が多かったようです。

オドビスも城壁に囲まれた町で、白い壁に黄土色または青色が入っている可愛い町です。花もきれいに飾られています。

オドビスも陶器が多く、きれいなものがいくつも展示されていました。

オドビスの中心にあるサンタ・マリア教会とその内部。きれいなアズレージョもありました。

オドビスにあるポルトガルで一番人気のポザーダ「ポザーダ・ド・カステロ」。左は落ち着いた感じのロビー、右上は中庭、右下は背後から見た姿。

オドビスからバスで２．８ユーロでナザレに到着。上の写真はケーブルカーで高台に上がって撮ったもの。防波堤はないけど、イメージとしてはミニ・ニースですかねぇ（笑）ミニ・コパカバーナにも近い感じもありました。

ナザレのホテル「アデーガ・オセアノ」。シーズンオフなので、安い。この部屋はバスタブ、トイレ、テレビなどもついて、朝食付きで２０ユーロ。
http://www.adegaoceano.com/

ナザレの高台にケーブルカーで上がる。片道７５セント。１５分毎に動きました。下の写真は「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」。８世紀にロマノという僧侶が持ってきたマリア像がイスラエルのナザレのものだったこと、そのマリア像から奇跡が起きたことから、ここに教会が建てられた。

ナザレの高台の「ノッサ・セニョーラ・ダ・ナザレ教会」の向かいに小さい建物がある。ここはマリアの奇跡が起きた場所で、この建物の中の天井には右の写真のようなアズレージョが描かれている。ドン・ファス・ロピーニョという城主が鹿を追いかけていて、鹿は崖を落ちたが、馬はマリア様が突然現れたので驚き、後ろ足立ちになって崖からの転落を避けられたので、礼拝堂を建てたという故事による。

ナザレの名店「オ・ナベガンテ」の近くにあるレストラン「イディアル」。真中にはフランス？の「toutard 2005」の推奨というマークがありました。２階に掲示されているように思えますが、１階の窓に貼ってありました。右は出ていた看板で、安い！今回はこれの Arroz de Marisco と Caldeirada a Nazarena をいただきました。

レストラン「イディアル」で Caldeirada a Nazarena （魚介類の煮込み：ブイヤベースみたいなもの：６．５ユーロ）と Arroz de Marisco （あんこうのリゾット：８ユーロ）をいただきました。リゾットは海老も入っていましたが、抜群においしかったです。

ナザレの早朝の海。波も高く、音は心を癒してくれました。鳥の声も心地よかったです。

ナザレのホテルの朝食。パンは意外と柔らかく、おいしかったです。海を見ながらいただきました。

ナザレから朝８時半のバスでコインブラに移動（８．９ユーロ）。１０時半に到着。坂を登って旧カテドラル（右の写真）と新カテドラル（左の写真）に行く。旧の方では、黒い服を着た大学生？が座って歌を歌っていました。多分卒業生のケイマ・ダス・フィタスの一部でしょう。

コインブラ大学は１２９０年に創設された。左の写真は旧大学への通用門「鉄の門」。ここをくぐると右手に右の写真のラテン回廊と時計塔が現われる。

コインブラのサンタ・クルス修道院。１１３１年に最初に建てられた。内部には右の写真のようなものもありました。

コインブラのサンタ・クルス修道院の左側にあるアズレージョ。十字架を持ったキリストを描いてあるのかな？

コインブラの駅の近くにある炭焼き料理がお勧めの「アデーガ・パソ・デ・コンデ」。左側の写真が炭焼きの装置。右上はクレメ・デ・マレシュコ（魚介類のクリームスープ）２．２ユーロ。右下はバカリャウ・アサード（干しダラの炭火焼き）６．５ユーロ。あとオリーブとネクターをいただきました。

コインブラから電車でポルトに向かう。７．５ユーロ。１５時着。サン・ベント駅には独立の時の？アズレージョが飾ってありました。

サン・ベント駅からガイア地区にバスで向かおうとしたが、渋滞がひどいので、歩きました。ついでにポルサ宮の写真も撮っておきました。

ガイア地区から世界遺産の「ポルトの歴史地区」を望む。手前は上流のドウロ川からブドウを運んでくる船。情緒がありますね。

有名なポルトワインのワイナリー「フェレイラ」。一番遠いところにあります。ここは見学ツアーには２．５ユーロかかります。

有名なポルトワインのワイナリー「フェレイラ」のツアー。下からルビー・ワイン、トニー・ワイン、ヴィンテージの順番に見ていきます。さらに造り方、歴史、ブドウの話、実際に使われていた器具なども説明がありました。右の女性が説明をしてくれた人です。この後に試飲があり、販売もあります。購入すると２．５ユーロ分は引いてくれました。

中心地の市庁舎（左の写真）とクレリゴス教会（右の写真）。高さ７６ｍでどこからでも見えるほど高くみえます。夜８時に撮影しています。

ソラール・ド・ビーニョ・ド・ポルトを探している時に、猫をたくさん見つけました。

ホテルは５つ星のシェラトンにしました。１年前くらいにできたそうで、モダンです。ガラス張りっていうのもいいのですが、エレベータも透明で、廊下は幻想的な光でした。この通路の先端にはイスが２つ用意してあって、庭の電光付けされた木々を見て過ごせます。

ホテルの部屋は快適でしたが、モダンです。洗面台はもちろん、浴槽はブラインドが上下できて、寝室が見えます。

ルフトハンザ航空のポルト空港のラウンジ。お酒が多く揃っていますね。

ポルトからフランクフルトに向かうルフトハンザ航空４５５５便の食事。

フランクフルトからソウルに向かうルフトハンザ航空７１２便の前の座席に犬を連れて乗っていた韓国の女性がいました。パーサーらが来て説得したのですが、隣のドイツ人がいいから、いいから！というようなことを言ったので、ＯＫとなりました。後に夫婦だと判明。

フランクフルトからソウルに向かうルフトハンザ航空７１２便の最初の食事。今回もビビンバを選択。

フランクフルトからソウルに向かうルフトハンザ航空７１２便の到着前の食事。この後、全日空便で帰国しましたが、スナックだけなので省略します。

この旅行記へのコメント （4）

• Ravさん 2006/04/08 15:28:34

  さすがですね

  Ravioliで〜す§^o^§
  ４トラの写真UPが簡単だとMMさんに聞いて、やっとデビューしました。
  さすが写真が多くて、説明が丁寧で、いのうえさんらしい（笑）それにいいホテルに泊まってますよね。私もベレンでは悪天候で同じような空の色でした。でもいいとこですよねポルトガル。

  いのうえさん からの返信 2006/04/10 22:42:23

  RE: さすがですね

  Ravioli さん、書き込みありがとうございました。
  ついに４トラにもデビューですね。
  
  ＞４トラの写真UPが簡単だとMMさんに聞いて、やっとデビューしました。
  ＞さすが写真が多くて、説明が丁寧で、いのうえさんらしい（笑）それにいいホテルに泊まってますよね。私もベレンでは悪天候で同じような空の色でした。でもいいとこですよねポルトガル。
  
  　ありがとうございます。
  ベレンは晴天じゃなかったのが残念でした。
  ポルトガルは物価も安いし、食べ物は日本人好みだと思いますね。
  イタリアとは違って落ち着いた人々と明るい気候がいい感じです。
  また行きたいな〜って思っています。
  　また落ち着いたら、そちらに遊びに行きますね。
  

• sunnyさん 2006/01/24 00:29:30

  初めまして

  いのうえさん
  
  こんんちは。ポルトガルの写真、食い入るように見てました。
  10年前のフィルム写真と思い出は色あせてしまってますが、この国へ再訪の気持ちは変わっていません。
  次回はポルトまで足を伸ばせたらなと思っています。
  オビドス、コインブラ、シントラ、そしてリスボン、どれも素敵な風景をありがとうございました。
  
  sunny321

  いのうえさん からの返信 2006/01/24 05:34:00

  RE: 初めまして

  Sunny321 さん、こんにちは。
  　ご訪問ありがとうございました。
  
  ＞ポルトガルの写真、食い入るように見てました。
  ＞10年前のフィルム写真と思い出は色あせてしまってますが、この国へ再訪の気持ちは変わっていません。
  ＞次回はポルトまで足を伸ばせたらなと思っています。
  ＞オビドス、コインブラ、シントラ、そしてリスボン、どれも素敵な風景をありがとうございました。
  
  　丁寧に見ていただいたようで、うれしいです。
  今回はおなかを壊していたので、おいしいものをあまり食べることができませんでした。
  タラとか好きですし、次回、僕も行けたらもう少し楽しめるかな〜って思います。
  あとポルトが時間的に行けるところが少なかったので、サンデマンのワイナリー
  とかも行きたいですね。物価も安いので、楽しかったです。