2012/05/26 - 2012/05/27
180位(同エリア958件中)
ひでまるさん
平日に1日だけお休みをもらえることになりました。
平日休みということで、マイルを使うチャンスであり、
はじめはフィリピン・マニラに行こうかと思ったけど、
調べれば調べるほど一人で行くのは怖くなったので、
同じマイルで一人でもふらっと行ける上海を選択。
その周辺に世界遺産はないかと調べると、
上海から中国版新幹線・和諧号に乗って約30分の距離に、
庭園と運河の街・蘇州を発見。
ということで、リュック一つでふらっと上海・蘇州へ行ってきました。
【旅程】
5月26日(土)
JL81便 09:25羽田 → 11:30虹橋
和諧号G7386便 12:40虹橋 → 13:05蘇州
5月27日(日)
和諧号G7009便 12:14蘇州 → 12:39上海
5月28日(月)
JL876便 14:05浦東 → 18:05成田
蘇州へは、上海からの日帰りも考えましたが、
いろいろと見るところも多そうで、1泊してみることに。
そこは、庭園と運河が美しい素敵な街でした。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
5月26日(土)
09:25羽田発のJL81便で上海・虹橋へ。
今回は特典航空券利用です。
手荷物もリュック一つなので、
最寄駅までは自転車で行けちゃいます。
やっぱり羽田は近くて便利。
これまで、ソウル、香港、台北、シンガポールと羽田から旅立ち、アジア旅行はすっかり羽田びいきなボク。
旅立ちを決めて以降、週間天気をずっと気にしてきたけど、3日間とも天気は良さそう♪ -
機内食はお弁当。
日系のエアラインは、ご飯もふっくらしてておいしい。
そして、朝からプレモルいっちゃいましたー。
今年は日中友好40周年ということで、
記念映画「明日に架ける愛」を1本見終えると定刻どおり約3時間のフライトで到着。近いなー。 -
虹橋空港は小さな空港。
イミグレもあっさり通過し、
預け荷物もないためターンテーブルを無視し、
到着10分後の11:40には空港の外へ。
地下鉄に乗って2駅、虹橋火車駅へ移動します。 -
虹橋の鉄道駅に到着。
ここで、蘇州行きのチケットを買います。
中国語はほぼ話せないボクですが、
果たしてちゃんとチケットを購入できるか!?
窓口は結構並んでるし、
スムーズに購入しないと申し訳ないと少しドキドキ。 -
ちゃんと買えました!
行きも帰りも狙ってた時間のチケットげっとー。
HPで紹介されていたJALオリジナルの購入申込書を事前に記入しておいたので、それとパスポートを見せるだけでOKでした。
謝謝、JAL!
ちなみに、一等席か二等席かは、とりあえず乗りたい列車に乗れればどちらでもいいと思ってたので、「都可以」と書いておくと、行きは一等席(60元)、帰りは二等席(40元)にしてくれました。
両方乗れてラッキーだし、値段もジャスト100元で気持ちの良いスタート。 -
新しくて大きくて立派な駅です。
-
ボクが乗るG7386便の改札が始まりました。
改札が始まると緑色になるんですね。 -
定刻どおりに列車がホームにやって来ました。
わくわく。 -
車内に乗り込みました。
一等席のシートは赤くて2×2のゆったりシートです。
足置きだってありました。 -
35分で定刻どおり蘇州に到着。
東京〜小田原くらいですかね、近い近い。
それにしても、びっくりしたのが「苏州站(蘇州駅)」っていう看板のでかさ。
こんなに大きい駅名の看板、日本にはないでしょー。 -
機内食は食べたけど小腹が空いたので、
駅のケンタで休憩。
ケンタに大好きなエッグタルトがありました。
で、地図をみると近そうだったので、
「北塔報恩寺」まで歩いてみることに。 -
が、これが誤算で、
駅周辺にありがちな線路をまたいだりのぐるっと回されるパターンで結構歩きました。。。
途中、河を渡って、 -
塔が見えてきました。
あとちょっと。 -
三国時代(西暦200年代)に建立された八角9層から成るこの北塔報恩寺の塔は、76mの高さを誇ります。
-
じゃ、登ってみましょう♪
-
てっぺんからの眺めがこちら。
これまで、ブルージュの鐘楼とかフィレンツェのドゥオーモとか高いところから西洋の街並みを見下ろしてきたけど、東洋は東洋でいいもんですね。
白い壁に黒い屋根の街並みが見えるその向こうには建設中の高層ビルも。
上海からわずか30分ですからね、これからも高層ビルがどんどん建てられていくんでしょう。 -
塔の内部には落書きが。
フィレンツェのドゥオーモにも相当書かれていたけど、
ここもたくさん書かれちゃってました。
落書きも東洋っぽく漢字ばかり。
だめですよ、落書きはー。 -
イチオシ
続きまして、蘇州四大名園の代表格「拙政園」を目指して歩きます。
途中、運河で舟を漕ぐという超風情ある眺めに遭遇。
まさに、東洋のベニス! -
拙政園に到着しました。
入場料は70元。結構高い・・・
ここには面白い仕掛けがいくつか施されてます。 -
1.借景
庭園の外の建物などを景色に取り込むもの。
京都の天龍寺も、嵐山を取り込んでることで有名ですね。
遠くに見えるのは、ボクがさっき登った北塔報恩寺。
木々の合間にしっかりと居場所を設けてます。 -
2.漏景
透かし窓(漏窓)越しの景色を楽しむもの。
ちらリズムってやつですかね。 -
3.換景
こんな青いガラス越しに景色を楽しむもの。
いろいろな方法がありますねぇ。 -
敷地の5分の3が池やお堀とのことで、
植物と水が融合してきれいなお庭でした。
こうして約1時間ほど拙政園を歩き回り、
続いては「平江」というエリアを目指します。 -
途中、蘇州四大名園の1つ「獅子林」の前を通りましたが、中国庭園はもうお腹いっぱいになったので通過ー
-
平江に到着。
雰囲気は、京都の高瀬川沿いに似てるかなと思いました。 -
でも、ここに立ち並ぶお店たちは、高瀬川沿いよりもずーっと洒落てます。
-
そして今日の宿は、平江にある「平江客棧」です。
ここは、450年前の古民家を改築したホテルなんです。 -
こんなロビーに、
-
ボクのお部屋はこんな感じ。
アンティークな家具が並んでます。 -
ベッドもダブルで広々。
-
特に、この洗面台がおしゃれ☆
-
朝から相当歩き続けているのでホテルでまったり休憩した後、蘇州一の繁華街「観前街」に繰り出してみることに。
-
広い歩行者天国の通り沿いに、たくさんのお店が並んでいます。
-
すき家やサイゼリヤもありました。
ここで、一人でも入れそうな中華屋を探したけど、
なかなか入る勇気がなく、結局、平江に戻りました。 -
日も暮れてきて、ライトアップがいい感じになってきました。
-
観光地価格を覚悟で運河沿いのおしゃれなカフェに入り、
無理矢理中華っぽいものを食べようと牛肉麺をいただく。
このお店のお兄ちゃんが日本語を独学で勉強しているとかで、一生懸命話しかけてくれた。
このエリアは日本人や韓国人がとても多いんだとか。
ついでに、近くのコンビニの場所を教えてもらいました。 -
麺だけではとてもお腹は満たされず、
コンビニでお菓子とビールを購入。
お菓子は、韓国の「おー、カムジャ」の中国語版ですね。
アンティークな部屋の中でバリボリいただく。
そして、日本でダウンロードしておいた「蘇州夜曲」をリピートして就寝。 -
翌日。
6時半頃には起床。
ホテルの部屋のバルコニーで、この日も良いお天気なのを確認。
チェックアウトをして、朝食は絶対ここと決めていたお店を目指します。
今日もたくさん歩くぞー。 -
歩くこと約20分。
お目当ての「同得興」に到着しました。
ここは、どんなガイドブックにも載っている蘇州麺の有名店。
ただ、営業時間が06:00〜13:00らしく、
本当は、昨日の晩ご飯に来たかったけど時間が合わなかったんです。
この日のお昼には上海に向かわなければならず、
仕方なく朝ご飯に。 -
頼んだのは水晶担麺。お値段25元でした。
スープは「白湯」と「紅湯」があるけど、
朝なのであっさりした白を選択。
朝食に麺は初めてでしたが、
これなら、さっぱりしてて、朝からでも食べられます。
細麺に、お肉もよく煮込まれておいしかった。
ぺろりと完食でした。 -
まだ8時前だけど、結構賑わっています。
地元の人は朝からでも麺を食べるんですねぇ。 -
お腹も満たされてまた歩き始め、
続いて訪れたのは「山塘街」です。
蘇州観光もそろそろ終盤。 -
イチオシ
これぞ蘇州という景観!
情緒深いですねぇ。 -
素敵な景観をバックに撮影をしている人もいました。
さ、素晴らしい景観に癒され、
最後の目的地を目指してさらに歩きます。 -
最後に訪れたのは「留園」。
蘇州四大庭園の一つです。
ここでは300元のデポジットで音声ガイドを無料で借りることができました。
もちろん日本語対応です。
が、中国の人が話す日本語だったので、どことなくぎこちなく、途中から現在地が分からなくなって、何番のガイドを聞いたらいいのかも分からなくなってほとんど使いませんでした。。。 -
イチオシ
ここでの見ものは、「冠雲峰」と名付けられたこの太湖石。
池には蓮の花が咲いていい感じ。 -
それよりもボクの目を引いたのは伝統衣装を身にまとった人々でした。
琴のような楽器を演奏する人や、 -
小舟の上で琵琶のような楽器を演奏する人もいました。
-
出口付近の廊下では、こんなお姉ちゃん達とすれ違いました。
これは拙政園にはない演出ですね。
ではそろそろ、
時間ニ限リガゴザイマス。
留園をあとにし、蘇州駅に向かいます。 -
はじめはタクシーに乗って駅まで行こうかとも思ったけど、
留園の近くにバス停を発見したので路線を見てみると「火車駅」と書いてあり、多分大丈夫だろうと乗ってみました。
空調が効いた車だったので2元でした。 -
バスは多少遠回りはしたけど、無事に蘇州駅に到着。
新幹線のチケットは前日に購入済みなので、改札が開くのを待ちます。 -
こうして12:14蘇州発の和諧号G7009便に乗って、上海へ移動しました。
蘇州は、庭園が世界遺産になっているけど、
ボクは運河の方が魅力的だなと思いました。
見どころはほとんど屋外だったので、
気温も心地よくて天候に恵まれた時に来ることができて本当によかった。
上海からわずか30分。
上海旅行のことりっぷにおすすめです☆
列車は、東洋のベニス・蘇州を出発し、東洋のパリ・上海に向かいます。
http://4travel.jp/traveler/hide_maru/album/10675364/
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この旅行記へのコメント (2)
-
- kobapyさん 2014/02/09 21:41:51
- 懐かしくも有り、また変わりっぷりにびっくり
- ひでまるさん
kobapyです。
こんばんは。
ひでまるさんの旅行記を覗きに来ました。
今から12〜13年前に何度も上海、蘇州に仕事で訪れておりました。
出張先はは蘇州楽園(遊園地)先の工業地区で、休日には市内あちこち回っていました。
10年一昔とはよく言ったもので、上海、蘇州の変わりっぷりには
驚くばかりです。
当時は新幹線も無く、上海駅から無座のローカル列車で
蘇州まで行ったこともありました。
いまでは蘇州にも地下鉄が出来たようですね。
写真を見ると
観前街の雰囲気はあまり変わっていないようでしたが、サイゼリア、すき屋がまで出来ているとは。(当時中華に飽きたときにたまにピザハットに食べに行っていました。)
北寺塔や水路の風景など本当に懐かしいです。
(当時水路は遠目で見ている分には風情がありましたが、
ゴミがいっぱい浮かんでおり、夏場は臭くてたまりませんでした。
今はどうなんでしょうか?)
いつの日か自分の目で変わりっぷりを確かめに行きたいと思っています。
では。
- ひでまるさん からの返信 2014/02/09 23:43:40
- RE: 懐かしくも有り、また変わりっぷりにびっくり
- kobapyさま
こんばんは。
書き込み、ありがとうございます!
蘇州、世界遺産の街というだけあって、中国庭園と水路がステキな街でしたねぇ。
そうなんですよ、今は地下鉄まで開通したという大都会です。
僕が行った時は、水路はそんなに臭いは気になりませんでしたよ。
蘇州麺も美味しかったし、いい思い出ばかりです。
上海は2〜3時間程度で行けちゃいますからね。
羽田便もあるし、kobapyさんの週末旅行先の一つにピッタリですね^ ^
kobapyさんのペナン編も拝見しました!
KLから千円くらいで行けちゃうなんて驚きです。
そして、深夜の移動に共感しました。
寝てる間に移動してくれて、宿代も浮くし一石二鳥ですよね。
僕も、寝台列車でペナンの旅を計画してみようかなぁと思いました。
ひでまる
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