2013/08/12 - 2013/08/13
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隠居人はせじぃさん
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今回のトルクメニスタン旅行の3つの目玉のうちの1つがこのダムラ村でした。(他の2つは「地獄の門(ガス・クレーター)」と「ヤンギ・カラ」。)。
掲載した略図にもあるように、ここは、カラクム砂漠のど真ん中にあります。途中、大砂丘を横断したり、かつてアムダリア川がカスピ海に注いでいた時の河床を通過するなど、冒険ムードにあふれた旅となりました。
ネット地図ではダムラ村の名前は表示されていないと思いますが、デジカメのGPSによれば、露営地は北緯40°01′17″、東経59°13′37″となっていました。国道の分岐点から休憩を入れて6時間、隣の村から1時間ほど離れた砂漠のど真ん中にあり、大型トラックでたまに物資を輸送する以外には外の世界との交流は殆ど無いように思われました。
新型の感染症が世界中に蔓延して人類が絶滅の危機にさらされたとしても、ここだけは生き残るかもしれません。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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今回のルート。アシガバートを北上して、途中から、カラクム砂漠へ。ダムラ村で1泊ののち、再び、緑色の舗装道路に戻って、「地獄の門(ガス・クレーター)」へ。
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アシガバートからしばらくは舗装された国道を走ります。日本の高速道路並みに時速100kmでとばすが、分離帯はなく、対向車も見えています。
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出発から1時間半ほどで民家(おそらく、外国人をもてなすための認証を受けた民家)に立ち寄り、昼食。ラクダはメス2頭とその子どもで、乳搾りも実演してくれた。
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このあたりの村から砂漠に入る
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いよいよ砂漠の道へ。砂が重いせいか、先行車の砂埃はそれほどではない。
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トイレ休憩地点の砂漠。パノラマモードで撮影。
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トイレ休憩地点の砂漠。パノラマモードで撮影。
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さらに砂漠の中を進む。砂漠といっても、比較的植物が多い。
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さらに砂漠の中を進む。砂漠といっても、比較的植物が多い。
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粘土質のところもある。おそらく、湖が乾いたあと。
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さらに砂漠の中を進む。
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砂丘の山が見えてくる。
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砂丘の山が近づく。
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砂埃はあまりたたない。
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さらに、砂の道を進む。
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砂丘に沿って進む。
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砂丘を越える。
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粘土質の大地(湖の底だったところ?)は地面が固くて走りやすい。
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ようやく到着、と思いきや、まだまだ、途中の村であった。エチオピアのダナキル砂漠に何となく似た風景。
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村の外れに、尖った岩山が見えるが、遺跡では無く、自然の岩山で、特に信仰の対象にはなっていないとのこと。
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尖った岩山に近づく。信仰の対象ではないそうだが、かつては、貴重な道しるべになっていたと思われる。
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別の尖った岩山。
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砂漠の中に、突然、低地帯が出現。アムダリヤ川がかつてカスピ海に注いでいた時の河床。
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河床を走る。
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イチオシ
河床といっても、ゴロゴロした丸石は見られない。(なお、帰路では、雲母の結晶をたくさん見た。)
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さらに河床を進む。
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河床から、かつてのアムダリア川の右岸(北側)に登っていく。
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少し登ったところで、河床を見下ろす。
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さらに砂漠の中を走り、小高い丘を登り詰めたところで、眼下に、ダムラ村が出現。パノラマモードで撮影。
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パノラマモードで撮影した写真の左側部分(北西方向)。見えている窪地は乾いているように見えるが、井戸から水を汲み上げることができる。
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パノラマモードで撮影した写真の中央部分(北側方向)。
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パノラマモードで撮影した写真の右側(北東方向)部分。
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丘の上に到着してしばらくすると、子どもたちがいっせいにやってきた。
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イチオシ
外国人は滅多に来ないのか、珍しそうに見ている。
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私たちのランクルは一番乗りであったが、他の車も次々と到着した。
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子どもたちとの交流が始まった。
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ダムラ村の貴重な水源ともなっている窪地。地下水を汲み上げている。
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ダムラ村中心部。
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小さな子どもも1人で登ってきた。
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足長じいさん(私の影)が男の子に近づく。
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夕方になり、羊たちも一箇所に集められていた。
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いよいよ村の中に入る。
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ユルタは夏用の居室、仕事場に。
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こちらは、レンガで建てられた建物内部。ここに泊まる予定だったが、室内が暑すぎたので、外でテント泊に変更。
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食事の支度をする女性たち。
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砂丘の風紋とダムラ村。
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夕食まで時間があったので、東側の砂丘に登ってみました。
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東側は、砂丘と風紋が美しい。
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イチオシ
夕日を浴びる風紋。
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夕日を浴びる風紋。
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砂丘越しに眺めるダムラ村。パノラマモードで撮影。
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パノラマ写真の左部分(西南西方向)。
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パノラマ写真の中央部分(西北西方向)。
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イチオシ
パノラマ写真の中央部分(北北西方向)。
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突然、砂丘の向こうからヨチヨチ歩きの赤ちゃんが出現。砂丘の手前側はかなり急坂なので、へたをすると頭から転落するのではないかとヒヤヒヤ。
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ヨチヨチ歩きの赤ちゃんは、近くで遊んでいた年長の子どもたちによって無事「救出」された。
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西側の砂丘の向こうに日が沈む。
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日没後、ラクダを連れ戻す女性たち。この日の月齢は5.7。月が沈んだあと、ペルセウス座流星群とみられる流れ星がたくさん見えた。
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日没後、ラクダを連れ戻す女性たち。
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イチオシ
日没後、ラクダを連れ戻す女性たち。写真を加工して、地平線より下の部分を明るく、空の部分を暗くしてみました。しかし、手作業のため、地平線の部分が不自然に。
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日没後に見えた月と金星。
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私たちのテント群。こういう砂漠の真ん中にもパラボラアンテナがあるが、自家発電のため、テレビを視られる時間は限られている。
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この子どもは、フェルトの上で野天泊していた。こういうことがあるので、夜中には足元に注意して歩く必要あり。
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朝起きると、さっそく遊び始める子どもたち。顔を洗ったり、歯磨きをする光景は見られなかった。
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村の朝の風景。自転車で遊ぶ子どもたちが多い。この村では、放牧しているラクダはバイクで追いかけているので、その練習になるのかもしれない。
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右側の白黒の犬は、近所から鎖を引きずってやってきた犬で、白犬の餌を横取りしていた。
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トラックのタイヤの修理を見守る子どもたち。こうやって、親の背中を見て育つのだろう。
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井戸まで水を汲みに行く女性たち。これは結構重労働かと思う。
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お気に入りの手押し車が壊れたので、「修理」している子ども。直前に母親が石でクギを打ち付けているのを見たので、さっそく真似している。こういう技術の習得はきわめて早いようだ。
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ユルタの中に保管されていた羊毛。
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羊毛を水で固めてフェルトを作っているところ。絨毯は高価なので、たいがいの敷物はフェルトだった。
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村で唯一の小学校。この日は8月13日(火)であったが、夏休みなのか、建物は閉まっていた。
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小学校周辺のパノラマ写真。
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パノラマ写真のいちばん左側(北東方向)。
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パノラマ写真の左から2番目(南東方向)。
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パノラマ写真の左から3番目(南西方向)。
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パノラマ写真のいちばん右(北西方向)。
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井戸のある窪地方向。右側にあるのが、この村で唯一生えている木。
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学校の前でじっとしているロバ。
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ロバというのは、用事が無い限りは動かないものだ。
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狩猟用の猛禽類。「falcon」と言っていたので、ハヤブサ。右端に拡大写真。
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井戸から羊たちに水を与える男性。
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イチオシ
水を飲む羊たち。
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この村唯一の木の下に集まる子どもたち。この場所は「村の庭」と呼ばれているとか。
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庭の前で撮影。
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イチオシ
庭をとりまく風景。
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ユルタの中を見せてもらった。左下の冷蔵庫には「JAPAN」の文字があるが、たぶんニセモノ。とはいえ、「JAPAN」が高級品の代名詞になっているのは嬉しいことだ。その横には、昭和30年代にはどこの家にもあったミシン。
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放し飼いのニワトリ。ニワトリは人を見ると早足で逃げる。
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ナンを焼いているところ。
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イチオシ
赤ちゃんを抱いている女性。たぶん、お姉さん。
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ナンが焼き上がる。
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羊小屋は、廃材を利用していた。
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この日は、暑さを避けて、昼食までは昼寝。隣で、白犬も昼寝。
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犬はぐっすり寝ているように見えるが、日陰とともに移動していた。
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イチオシ
昼食後の村の中。ラクダが水を飲みに戻ってきた。
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男の子たちの乗っていた自転車は新品。こういうものに乗っていることからみて、かなりの副収入がありそう。
なお、アシガバートなどの市内では、自転車に乗っている人は一人も見なかった。自家用車利用が一般的のようだ。 -
午後(13時40分頃)となり、炎天下の気温は40℃を超えていたが、子どもたちはあまり気にならない様子。ここの村の辞書には「熱中症」という言葉は存在しないようだ。
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13時45分頃、村に別れを告げる。なお、手前に見えている囲いは公衆トイレ。この村では、窪地を囲むように、高台にトイレが設置されていた。
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村を見渡す最後の写真。
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再び、砂漠の中の悪路を進む。
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砂漠の中。
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再び、昔のアムダリヤ川の河床に下りる。
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かつてのアムダリヤ川の河岸。この岩には、おそらく化石がたくさん含まれているであろう。
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河床にいっぱい埋まっていたセレナイト(石膏の結晶)。
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セレナイトと河床。
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透明度の高いセレナイトも。
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セレナイトと河床。
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泥に覆われた河床。
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さらに河床を進む。
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草地もあり。
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ふたたび、セレナイトがキラキラ光っているところ。
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イチオシ
ふたたび、セレナイトの結晶。
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地面に突き刺さるように露出しているセレナイト。
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セレナイトの破片がゴロゴロ。
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セレナイトいっぱい。
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5台の車のうち1台が不調のためいったん休憩。幸い、車は復旧。
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河床を離れて砂漠地帯に。
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砂漠地帯を進む。
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砂漠地帯。
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砂漠とはいえ植物も多い。
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砂漠とはいえ植物も多い。
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粘土状、もしくは、塩原。
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天然ガス採掘地帯へ。
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17時半頃、舗装道路に出る。ダムラ村に別れを告げてから、休憩時間を入れて4時間弱。
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