最もポルトガルらしい場所

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2007/11/29 - 2007/11/29

30位(同エリア34件中)

#ドライブ・ツーリング

ゴリさん

1938年に、モンサントという小さな村が、最もポルトガルらしい場所に選ばれたようだ。写真見てもとっても魅力的、ということで行ってみた。

ポルトガルの中東部、もう少し行けばスペインというところにモンサントがある。ほんとに小さな村だが（観光案内所で聞いた話では100人ぐらいが住んでいるとのこと）、大きな岩に囲まれた家々を見ながら細い路地を歩くとポルトガルの田舎街ってこんなのか、と感じる。観光案内所に立ち寄ると、とっても気さくなにいちゃんがモンサントの説明だけじゃなく、このあたり一体の観光地を教えてくれた。あまり時間がないのだ、と言っても、お勧めの街を親切に教えてくれた。そもそもここは先史時代から聖なる山として崇められていたようだ。12世紀に城が築かれたようだが、山の頂上の城跡から、眼下のモンサントの村を見下ろすと、夕暮れだったこともあり幻想的だった。ポルトガルの田舎町の夕暮れ時、とっても哀愁がただよう瞬間だった。

ただ、レンタカーで行こうと思うと、かなり迷うことを覚悟しなければならない。ポルトを出発してひとまず高速で70Kmほど南下、そして東に向かいGuardaという街に行く（ポルトから約200Km）。そこから高速をしばし南下し、田舎道をひた走るが、一本道ではなく、途中、何回か右折、左折がある。そこで3,4回迷いながら、なんとか標識があるところまで到達。ポルトから300Kmほど走ってモンサントに到着したが、ほとんど高速だったにもかかわらず3時間30分ほどかかった。道さえ知っておけば、途中、田舎町の中を走っていくので、景色を楽しみながら走れるだろう。到着したのが16時過ぎと、もう少しで暗くなるところだったので、大急ぎで街を歩くことになった。でも、街の中を歩き、そして頂上の城壁に行けば、満足度は高い！夕暮れどきにバスが到着し、観光客らしき女性2人組が降りてきたので、宿泊する人も多いのであろう。超オススメの場所である。ちなみに観光案内所で日本人は来るか？と聞くと、前日に日本人女性が1人で来たよ、と言っていた。

エリア

モンサント(ポルトガル)

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 5万円 - 10万円

交通手段: レンタカー

航空会社: TAPポルトガル航空

ポルトからかなり迷いつつ、そして地図を何回も確認しつつ、ようやくモンサントの看板があった。早く行かないと日が暮れる！
明らかにそれとわかる山を発見！
このふもとの村を通り過ぎてさらに山を登っていくと、一般車の駐車場がある。５台ぐらい置けるので、そこにおいて散策開始。
いきなり、これぞモンサント！という巨岩が見える。
西陽があたって、これまた美しい！正面奥の建物の一番上には、鶏がたっている。なんでも、ポルトガルらしい村に選ばれたときに、もらったものらしい。
建物についている住居表示もいい。
巨岩のなかに村がある感じ。この岩の前で熱心に絵を書いている若者がいた。
これも巨岩。
村をのぼっていくと、そのまた上に廃墟になった城がある。城までいってみる。
城からの眺めがまたいい！
この塔までくればてっぺんだ。ここからの眺めは最高！
モンサントの村が一望できる。
日没、ぎりぎりセーフ！
ちいさな村なので、１時間もあれば十分見ることが出来る。なお、帰り際、バスが到着し、日本人と思われる２人組女性がいた。おそらく、モンサントに泊まるのであろう。泊まってゆっくりとこの村で過ごすのもいいかもしれない。
モンサントを満喫し、カステロブランコへ向かう。