The entire flora of the Socotra Archipelago has been assessed for the IUCN Red List

2008/01/04 - 2008/01/04

楽園ソコトラの樹木が危機！　
アディブ育苗所

ソコトラ島では約３００種の植物の固有種の内、既に２００種以上が地球温暖化や開発の犠牲となり絶滅の危機にさらされているそうです。
その代表が「龍血樹」であり、このままではいつか、この真っ赤な樹液が見られなくなる日もきてしまうとのこと。
国連開発計画（ＵＮＤＰ）とイエメン政府などが設立したソコトラ保護開発計画（ＳＣＤＰ）によると、
「龍血樹をはじめとした固有種の苗は、乾燥した状況下では外部からの刺激に弱いため自生しにくく、その上、ヤギが食べてしまう」また、
観光用の道路開発も自然破壊に追い打ちをかけているという。
このままでは、将来の乾燥化や気温上昇を考慮すると、２０８０年には龍血樹の繁殖域が現在より４５％減少する恐れがあると予測されているそうです。

島の北東部にあるシェルヘネトヘン村に、龍血樹などの苗を育てる育苗所があり、現在約50種の植物を苗木から育てて移植しているようです。
ハディボからも近いようなので、この育苗所を訪ねてみました。

また、ソコトラは昔からアロエが自生していたようで、
紀元前４世紀にマケドニア帝国を築いたアレクサンダー大王は、
哲学者アリストテレスからアロエの効能を聞き、アロエの自生地である、ここソコトラ島を占領し、遠征時には必ずアロエを持参し、兵士の病気の予防、怪我の治療、健康維持に用いたと言われる。
IUCN Red List
https://en.wikipedia.org/wiki/IUCN_Red_List

エリア その他の都市(イエメン)

アディブ育苗所
シェルヘネトヘン村

育苗所の中を案内していただく。

竜血樹を唯一栽培できるという責任者の方から、
貴重なお話も聞くことができました。


そしてやっとここ竜龍血樹の幼木を見ることができました！

竜血樹はどこ？

？

？？

ええー！

これがあの竜血樹？

竜血樹の幼木がいっ〜ぱい！

これで樹齢はやっと５年くらいです。

ボトルツリー

観葉植物に良さそう(*^〜^*)　　　　

Socotran Aloe

アロエ

真ん中が、アディブ・アブドラさん

１９９６年の開設以来、
竜血樹だけで１２００本以上をは山に移植したそうです！

手にしているのは募金箱。
行かれた際には是非。

ちなみに、右の方は全く関係ありません。
カランシアから乗せて来てあげただけ^^;