メキシコ・カンクンのリゾートクラブ滞在①（レインツリー・クラブ・レジーナ・カンクン）

2012/02/18 - 2012/02/25

カンクンの会員制リゾートクラブ「レインツリー・クラブ・レジーナ・カンクン」（写真）に妻と２人で１週間滞在してきた。宿泊代金はリゾートクラブの海外交換システムRCI利用なので交換手数料31500円のみである。しかも、客室はフル・キッチン付きの１ベッドルーム・コンドミニアムなのでロングステイができる。カンクンのセントロの大型スーパーで食材を買い込み、部屋で調理して「住む」感覚でカンクン滞在を楽しむ。

私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/

エリア カンクン(メキシコ)

「レインツリー・クラブ・レジーナ・カンクン」（写真）はカンクンのホテルゾーンの一番南にあり、空港から近い。

空港からタクシー又はシャトルバスで行く場合、ホテル「ウェスティン・リゾート」と言った方が分かりやすい。クラブ・レジーナ（写真）は巨大なホテル「ウェスティン・リゾート＆スパ・カンクン」と同じ敷地にあり道路からのエントランスも同じである。

クラブ・レジーナのロビー・バーラウンジ（写真）。何故か古代ギリシャ建築の傑作「サモトラケのニケ」が飾ってある。雰囲気よし！フロントでRCIカードと交換証明書を見せてチェックインをする。

残念ながらオーシャンビューの部屋ではないとのこと。部屋の変更も不可。RCI海外交換は相手任せなので部屋のリクエストは難しい。期待を込めて客室に入る。広いリビングルーム（写真）、午後の光がさし込み明るくて目がまぶしい。

窓側から見たリビングルーム（写真）。広くてゆったりしているが高級感に欠ける。全体的に古い感じがする。

リビングルームのテレビと収納ボックス（写真）

ここはフルキッチン（写真）付きのコンドミニアムなので本格的な料理ができる。

今回は経費（食費）削減のため出来る限り部屋で食事をするつもりである。ケチに徹する。妻も大賛成！

トースター、コーヒーメーカー、ミキサー、ジュース搾り…

コンロ（写真）は大・小２ヶ所ある。火力は強くすぐに湯が沸く。

食器類（写真）は全て４人分揃っている。定員４名のコンドミニアムなので家族４人で利用できるようになっている。

欧米の休暇は１週間（７泊８日）が最低単位になっており、家族全員でヴァカンスに出かけるという。

よって、風光明媚なリゾート地（山・海）には家族で１週間滞在できるホテル・コンドミニアムが多数建てられている。

金持ちは高級ホテルに滞在し高級レストランで食事を楽しむ。一方、庶民は安いコンドミニアムに滞在し食材を買い込んで自炊する。

よって、リゾート地には大型スーパーは必須であり、地元の人も観光客も等しくスーパーで買い物をする。これがおもしろい。写真：食器洗い器

団塊の世代が退職し、余暇を楽しむ熟年世代が増えたにもかかわらず、日本のリゾート地は「短期観光旅行型」から何ら変化していない。子育て世代の人々がいつでも自由に１週間の休暇が取れるよう労働環境が変化しなければ状況は変わらないであろう。写真：大型冷蔵庫

リビングルームの大型ソファー（写真）はベッドにもなるので、ここで２人が寝られる。大人４人でこのコンドミニアムに泊まれば１人１泊1125円という激安値段になる。海外RCI交換は利用価値大！

リビングルームのトイレと洗面台（写真）。主寝室（ベッドルーム）にもトイレ・洗面台があるので２家族で宿泊してもいい。

さて、お次はベッドルーム（写真）に入ってみよう。大きなキングベッドが横たわっている。我々は完全に離れたツインベッド希望なのであるがセパレイトできないベッドになっている。

ベッドルームのテレビ・クローゼット・デスク（写真）

ベッドルームの洗面台（写真）。かなり広くて余裕がある。奥の扉を開くとシャワーブースになっている。ここにはバスタブがない。

アメニティー類（写真）は毎日補充され、一般のホテルと変わらない。

ベッドルームのトイレとバスローブ（写真）。Good。

このコンドミニアムの極めつけは展望ジャグジーバスルーム（写真）であろう。

２人が対面して入れる構造になっており若いカップルには最適……。我々も若返って？

風呂上がりにチェアー（写真）に寝転ぶ。これが気持ちいい。

カンクンのセントロにある巨大スーパー「ウォルマート」に食材の買い出しに行き、朝食（写真）は部屋で食べる。安くておいしい。

朝の光をあびた「クラブ・レジーナ」の２つの客室棟（写真）

客室とプール（写真）

クラブ・レジーナの子供用プール（写真）

真冬でもメキシコの光は強い。クラブ・レジーナのプールとカンクンのビーチ（写真）。この海を見たくて私は何度もカンクンに来るのである。

青く輝くカリブ海（写真）。この美しさと青さをどう表現すればいいのか？クリスタル・ブルー、コバルトブルー、ターコイズ・ブルー（緑がかった青）、まとめてカリビアン・ブルー

クラブ・レジーナ専用のパラパ（写真）に寝転がって一日過ごす。夢のカリビアン・リゾートのはじまり、はじまり。注：写真左の巨大なビルはクラブ・レジーナの隣のコンドミニアム

喉が渇いたり、お腹がすいたりすれば、プールサイドのバーで注文する。代金は部屋付けなのでキャッシュレスで便利である。

スタッフは陽気なので気軽に声をかけて会話を楽しむ。お客に接するスタッフは英語がしゃべれるが部屋の掃除係はスペイン語のみである。語学による就職格差は歴然としている。

クラブ・レジーナのレストラン（写真）はいつも閑古鳥が鳴いている。皆さん部屋で食事をするのか、又は外のレストランで食べるのか？

今夜の夕食（写真）のメインはサーモンである。生野菜にライムをたっぷり搾って食べる。メキシコのユカタン半島はライムの生産地なので格安で手に入る。

次の日の夕食（写真）のメインは白身魚である。朝食、夕食は部屋で自炊し昼食はちょっとリッチに外のレストランで食べる。こうすれば食費の節約になりお金はかからない。RCI海外交換利用によるコンドミニアムに宿泊し部屋で自炊すれば安くて豪華な海外リゾート滞在が実現する。