星組（スターアライアンス）ビジネス・ラウンジ巡り（シカゴ→カンクン→ワシントン→サンフランシスコ→関空）

2012/02/18 - 2012/02/18

私は関空からメキシコ・カンクンまでの往復で６回ユナイテッド航空に乗ったが、その内、３回もフライトが大幅に遅れた。こんな体験ははじめてである。2012年3月、ユナイテッド航空はコンチネンタル航空と正式合併しシステムを統一、そのために様々な混乱が生じたようである。また、帰路のラウンジ巡りはあてが外れた。
写真：サンフランシスコ空港のシンガポール航空ラウンジのフルーツ

私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/

エリア カンクン(メキシコ)

シカゴのホテルを朝6時に出発し無料シャトルバスに乗ってシカゴ・オヘア空港（写真）に向かう。

プライオリティ（優先）チェックイン、セキュリティーチェックを済ませゲートに向かう。早朝にもかかわらず結構混んでいて時間がかかる。

また、巨大な空港（写真）なので搭乗口まで到達するのに時間がかかる。早めに空港に行くのが鉄則である。

搭乗口を確認した後、近くにある「ユナイテッド・クラブ」に入る。さて、ここはどんなラウンジなのか？

シカゴ・オヘア空港はユナイテッド航空のバブ（拠点）空港だけあって、ラウンジ（写真）も広い。

朝早いのでお客も少ない。静かないい雰囲気のラウンジ（写真）である。Good.

早速、窓側の眺めのいい席（写真）を確保して、今日の朝食にする。睡眠不足であるが頭はしっかりしてきている。

私はユナイテッド・マイレージのプレミア・エグゼクティブ（ゴールドメンバー）になってから、アメリカ国内線・メキシコ線は例外なく無料アップグレードしてもらった。

しかし、今回は全線無料アップグレード無しである。理由を聞いてみると「特典旅行のお客様はアップグレード対象外」とのことである。

特典旅行そのものが「おまけ」なので、アップグレードという２重の「おまけ」はもらえないということである。

「シカゴ→カンクン」という国際線でもエコノミーの食事はなく、有料での販売になっている。

よって、我々はラウンジでしっかり朝食（写真）をとる。残念ながらアメリカの空港ラウンジの食材は貧弱である。

バーカウンター（写真）

朝食後、ラウンジ内をぶらぶら散歩してみる。

仮眠室のようなリラクゼーションのサービスは無いようだ。

2月18日（土）午前9時発カンクン行きUA799便に搭乗する。しかし、いつまでたっても出発しない。おまけにアナウンスがあり、「一度降りろ」という。

再度搭乗口で１時間くらい待たされて出発となった。機材の整備不足らしいが不愉快である。シカゴの風景を眼下に見ながら「怒るな…、心を鎮めよ…」

シカゴからカンクンまで３時間半。ひとっ飛びで冬のシカゴを脱出して暖かいカリブ海（写真）に来る。

1時間半も遅れてカンクン空港（写真）に到着。生暖かい空気に心が和らぐ。

カンクンではレインツリー・バケーション・クラブの「クラブ・レジーナ・カンクン」（写真）に７泊する。リゾートクラブのRCI海外交換利用なので１週間31500円のみで１ベッドルームのコンドミニアムに滞在できる。

次にカリブ海に浮かぶ小島「サボーア・リゾート＆スパ・コスメル」（写真）に１週間滞在する。ここは私が以前衝動的に会員権を買ってしまったホテルで、自分の権利で泊まるので宿泊代は無料である。（オールインクルーシブ代金として１人１日60$必要）

3月3日（土）カンクン・コスメル２週間の避寒バカンスを終了して帰国の途につく。残念ながらカンクン空港にはユナイテッド・クラブがない。午後4時頃のワシントン行きUA832便に搭乗する。しかし、これも１時間程遅れがあった。（注：ワシントンでの入国審査は厳重で時間がかかるので短時間の乗り継ぎ便には間に合わない）

現地時間夜の10時頃ワシントンのホテル「ダレス・エアポート・マリオット」（写真）に到着する。ルームチャージ97.90$（7832円、税・サ込）安くて高品質のエアポートホテルなのでお勧めである。

明日のフライトは朝6時と早い。シャワーをあびて直ぐに寝る。

深夜3時30分起床、4時ホテル出発という無茶苦茶な日程である。機内の朝食（食事）は有料なのでラウンジでしっかり朝食をとろうとユナイテッド・クラブ（写真）に行ってみると…。ドアは固く閉められ朝6時よりオープンと書いてある。ガックリ！この失望感は大きい。

しかたなく売店でサンドイッチ２種類とジュース・水を買って機内に持ち込む。ワシントンからサンフランシスコまで全米大陸横断に6時間もかかる。朝食のあと狭いエコノミー座席にもかかわらず熟睡する。

サンフランシスコ上空（写真）に近づく。天気がいいのでカメラのシャッターを次々に押す。

空港近し。

滑走路に入る直前の風景（写真）。正面にマリオットホテルが見える。

現地時間午前9時、サンフランシスコ空港（写真）に到着する。ワシントンから6時間もフライトしたのに時計は3時間しか進まない。時差のマジックである。

ここではユナイテッドクラブに行かずシンガポール航空のラウンジ（写真）に直行する。

国際線ユナイテッドクラブの隣の奥まった所にあるが、静かでいいラウンジ（写真）である。

とりわけ食材が豊富である。色取り鮮やかな「フルーツ盛り合わせ」（写真）

各種の「ハム、サラミ」（写真）

新鮮な青菜（写真）が嬉しい。

チーズセレクション（写真）もある。

各種のパン

飲み物コーナー、お酒類も多数取りそろえてある。

私の豪華なラウンジ・ランチ（写真）である。暖かいスープ「ミネストローネ」がうまい。

インターネット・コーナー

搭乗口で大問題発生！関空行き機材が突然変更（新型777→旧型777）になり、「全ての座席が変更」という。エコノミープラスのいい席を予約していた我々はショックだったが、幸い「非常口席」にしてもらいラッキーであった。

座席変更と大幅な遅延のため「おわびのカード」をもらった。何がもらえるかあまり期待しなかったが、帰国してから自宅のパソコンで手続きしてみてびっくり、プレゼントとしてマイルを選択すると、私（ゴールドメンバ−）は7000マイル、妻（シルバーメンバー）は3000マイルもらえた。一般メンバーは？同じ被害を被ってもマイレージの上級会員ほど補償額が大きいとは、階級社会の一面を見た気がする。