2011/10/26 - 2011/10/29
579位(同エリア1024件中)
funasanさん
- funasanさんTOP
- 旅行記637冊
- クチコミ18件
- Q&A回答38件
- 4,226,935アクセス
- フォロワー193人
今日は一日中快晴という天気予報なので、朝早くから八ヶ岳周遊ドライブに出かける。「ホテル→清里→野辺山→松原湖→麦草峠→蓼科湖→原村→富士見高原→ホテル」という八ヶ岳一周コースである。
写真:清里高原ホテル
私のホームページ『第二の人生を豊かに―ライター舟橋栄二のホームページ―』に旅行記多数あり。
http://www.e-funahashi.jp/
-
日の出近くになるとホテル展望塔に宿泊客が集まってくる。お目当ては朝焼けの富士山(写真)である。
-
皆さんカメラを構えてシャッターをきる。山好き自然好きの人にとっては最高の瞬間である。そのうち朝焼けが富士山から南アルプス(写真)方面に移ってくる。
-
朝日が南アルプスの高峰「北岳(3193m)」「仙丈ヶ岳(3033m)」(写真)を赤く染める。手前は八ヶ岳山麓の広大な尾根でカラマツが密集している。
-
私の部屋のバルコニーからの眺め(写真)も悪くはない。朝風呂に行くか、朝の散歩にするか、それともアルプスを眺めながら部屋でモーニングコーヒーを飲むか?
-
結局、自宅では絶対にしない「朝の散歩」に出かける。ホテル付近の別荘地を軽く散歩する。見た目にも美しいログハウス(写真)。オーナーはどんな人か?
-
大きな別荘と南アルプス(写真)。少し肌寒いが雲一つない快晴でとても爽やかだ。
-
販売中の別荘(写真)。広大な敷地に大型のゲストハウスが建っており、販売価格も1億円を超える。今どき、誰が買うのか?
-
散歩の後、部屋でコンチネンタル・ブレックファーストにする。要するにスーパーで買い込んだ「パン、野菜サラダ、ジュース、バナナ」に熱いコーヒーを煎れた朝食である。安くて便利でいい。朝食後、直ぐに出発する。八ヶ岳高原ライン(写真)を清里方面に進む。
-
最初の目的地は川俣川東沢に架かる「赤い橋」(写真)、正式名称は「東沢大橋」。最高の天気にもかかわらず紅葉の鮮やかさがない。平日の朝なので観光客は少ない。
-
次に「清里高原ホテル」(写真、以下参照)に行く。宿泊する訳でもなく、ランチ・喫茶利用でもない。目的は次の写真にある。
http://www.kiyosatokogen.jp/ -
私の好きな絶景のビューポイント!清里高原ホテル(写真)と八ヶ岳がからまつ湖に映し出されている。無断入場であるが、私はセラヴィリゾート泉郷のメンバーなので、このホテルの関係者である。私は何度もここに泊まったが、本日の写真がベストショット。
-
清里の森の周辺道路を通って佐久甲州街道(141号線)に下り、野辺山方面に車を走らせる。ここらのカラマツ林(写真)もいい。しかし、くすんだ茶色で黄金色にはほど遠い。
-
野辺山に近づくと高原野菜の畑(写真)が多く見られる。
-
標高1375mの「JR鉄道最高地点」(写真)。小海線は山梨県の小淵沢から長野県の小諸駅まで八ヶ岳山麓全長78.9kmを走る高原鉄道である。ファンは多い。
-
次なる目的地は「海ノ口」。141号と別れしばらく高原野菜畑の中を進む。八ヶ岳(写真)が近づくにつれて景色が一変し、高級リゾートの雰囲気になってくる。
-
このカラマツの並木道(写真)が最高に素晴らしい。「八ヶ岳高原ロッジ」へのアプローチの道で私の好きなビューポイントである。
-
しかし、何と言うことか、カラマツの葉(写真)が散っている。黄葉の時期が早いのではなく、黄金色になる前に落ちていく。
-
八ヶ岳高原ロッジ(写真、以下参照)に到着する。私は新婚間もない時、偶然、このホテルに泊まり一種のカルチャーショックを受けた。安っぽい温泉旅館しか知らなかった私は「高級リゾートホテルとはこういうものか…」と、感動した。今から30年以上も前のことである。
http://www.yatsugatake.co.jp/ -
田宮次郎、由美かおる主演のテレビドラマ「高原へいらっしゃい」(1976年)の舞台になった場所でもある。写真:八ヶ岳高原ロッジのロビー
-
そのドラマの舞台が「八ヶ岳高原ヒュッテ」(写真)である。私が最初に訪れた時は、ここもホテルとして営業していた。現在は5月の連休、夏期のランチのみ営業。
-
八ヶ岳高原ヒュッテの裏庭(写真)。
-
ヒュッテから歩いてすぐの所に「八ヶ岳高原音楽堂」(写真)が建っている。音楽堂からは八ヶ岳、富士山が眺望できる。夕陽に染まる山々を眺めながらのコンサートは最高であろう。(残念ながら私は未体験)
-
全250席の中ホール(写真)ながら世界の著名演奏家が集う。「スメタナ弦楽四重奏団」「スヴァトスラフ・リヒテル」「スタニスラフ・ブーニン」「千住真理子」等。注:八ヶ岳を愛したブーニンの6度目の演奏会が来たる11月25日、午後5時から音楽堂で開催される。
-
ここらは「八ヶ岳高原海ノ口自然郷」と呼ばれ、標高1500m、約200万坪の高原リゾートである。広大な別荘地帯の中に4つの散策コースが整備されている。
-
午前11時半、オープン時間と同時に八ヶ岳高原ロッジのレストラン(写真)に入る。ここは私のお気に入りのレストランである。
-
テラス席(写真)もあり、夏は涼しい高原の風を感じながらランチを楽しめる。遠くに秩父連山が見える。
-
ランチタイムには新鮮野菜(写真)のビュッフェもある。しかし、今日の野菜は種類が少ない。10月おすすめランチ(サラダバー付き)「信州ハーブ鶏の八ヶ岳ランチ」(1800円、税・サ込)を注文する。
-
本日のスープとサラダ(写真)、お腹が減っているのうまい。実は八ヶ岳高原ロッジで優雅なホテルランチを楽しむ予定で朝食を軽くしたのである。
-
メイン料理(写真)は1プレートに3種類の料理(信州ハーブ鶏のグリル、キノコのトマトパスタ、信州雪鱒のフライ)が盛り合わせてある。ボリューム満点、味もGood.
注:雪鱒は東ヨーロッパ原産の白身の鱒で信州で養殖している(レストランスタッフより) -
シャーベットとコーヒー(写真)。驚いたことに、食事をしていると続々とお客が入り、広いレストランが満席になってしまった。団体客も2つ入っている。熟年(老人)パワー炸裂である。
-
八ヶ岳高原ロッジでランチ休憩した後、141号線にもどり、松原湖(写真)を目指す。
-
秋の静かな松原湖(写真)の周囲を散歩する。春は新緑、夏はボート遊び、秋は紅葉、冬はワカサギ釣り、四季折々の楽しみ方がある。
-
次は八ヶ岳越えである。しばらく松原湖高原線(480号線)を上っていくと、突然「白樺林」(写真)に遭遇する。
-
白樺林は「小海リエックス」(写真)の入り口まで続く。小海リエックスはスキー場、ゴルフ場を備えた高原リゾートである。
-
小海リエックス・ホテル(写真、以下参照)。ラウンジ・レストラン見学でもしたいのであるが、時間がない。写真だけ撮って八ヶ岳を北上する。
http://www.reex.co.jp/KOUMI/HOTEL/index.html -
レストハウス「ふるさと」で休憩。ここからの北東の眺めが素晴らしい。遠くに浅間山(写真)が見える。
-
ここからメルヘン街道(299号線)を上っていく。八ヶ岳山麓はカラマツで覆われており、標高が高くなるにつれてカラマツの黄葉(写真)も深まる(はずである)。しかし、現実は黄金色に輝く前に落ちていく。
-
やはり、今年のカラマツの黄葉はダメである。鮮やかさがまるでない。これが私の結論。標高2127mの麦草峠に到着。
-
麦草ヒュッテ(写真)の周辺を少し歩く。ここは北八ヶ岳登山の基地で、北に向かえば「茶臼山」「縞枯山」「横岳」と縦走できる。下山はピラタス蓼科ロープウェイが利用できるので中高年に優しい登山コースである。
-
麦草ヒュッテから蓼科までの下りはヘアピンカーブの連続なので慎重運転がいる。「蓼科湖」への分岐点を見逃さないようにメルヘン街道から右折する。ちょっとここで道草をする。写真:蓼科山
-
エクシブ蓼科(写真、以下参照)のエントランスを入り、駐車場に車を止める。エクシブ蓼科の私のビューポイントに急ぐ。
http://reserve.resort.co.jp/hotels/xiv/tate/index.html -
ラウンジ「ドルチェ」のバルコニー席(写真)が夕陽に輝く。
-
私はここのバルコニー席(写真)が大好きである。寒くても防寒をしてコーヒーを飲みたい。しかし、今日は時間がない。日没までに、あと2ヶ所行かねばならない。
-
秋の夕暮れの蓼科湖(写真)。静寂!見事な風景にため息が出る。
-
蓼科湖(写真)の背後に八ヶ岳が見える。湖面をカモが静かに泳ぐ。
急げ、日没まであとわずか…。 -
私の本日の最後の目的地は蓼科東急リゾートの一番奥まった、高い所にある「ホテルハーヴェスト蓼科」(写真、以下参照)である。
http://harvestclub.com/Un/Hotel/Ta/ -
フロント前を通り過ぎると「息を飲む」大パノラマ(写真)が広がる。
-
全ての客室(写真)が八ヶ岳に面して建てられているので眺めがいい。私はかって、「ホテルハーヴェスト蓼科」の会員権を購入しようかと検討したことがある。
-
レストランの外にはテラス(写真)が広がる。
-
そして、テラスから眺める夕暮れの八ヶ岳連峰(写真)。この壮大な眺めは国内有数で、世界にも誇れる、と私は思う。
-
日没間近の八ヶ岳連峰(写真)をカメラに収め帰路につく。ホテル「ダイヤモンド八ヶ岳美術館ソサエティ」まで暗闇の山道を心細く運転する。途中、道に迷い、19:00過ぎにホテルに到着する。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (5)
-
- つきにこさん 2011/11/03 13:07:41
- どれもこれも〜
- funasanさん
朝の富士山に始まり、赤い橋そして
「清里高原ホテル」・・この湖面に真っ青な空も綺麗に映った写真!
素敵ですね〜。
カラマツ並木や蓼科湖の写真、どれをとってもため息ものですね。
すがすがしさが伝わってきました。
私もどの景色も独り占めしてみたいです!
(運転に自身がないので、到底無理ですけど・笑)
つきにこ
- funasanさん からの返信 2011/11/03 17:54:59
- RE: どれもこれも〜
- つきにこ さん
私の写真を評価してくれて光栄です。
ただ、ゆっくり景色を味わったのは「八ヶ岳高原ロッジ」周辺だけで、
あとは、写真撮影だけの急ぎ足観光です。最低2日間はかかるコースですね。
外国旅行もいいですが、日本の自然も捨てがたいです。
-
- ACAさん 2011/10/31 23:05:11
- 見どころいっぱいのドライブ
- 素敵なところをたくさん回られましたね。
私もfunasanと同じコースでドライブしたいです。2日間ぐらいで、のんびり。
私は蓼科東急リゾートのからまつ池が大好きなんですけど、お寄りにならなかったのですか?
ハーヴェストクラブ蓼科のラウンジからの眺めは壮大ですね。なんとなく寂しくなってしまうようなラウンジです。
八ヶ岳高原ヒュッテも懐かしい。高原へいらっしゃいのテレビドラマの後、ラウンジでケーキを紅茶を飲んできました。うん十年ぐらい前になりそう。
小海エリックスホテルは八千穂高原を通った時入口がきれいだったので入ってみたいなと思いました。
来年は八ヶ岳のコテージにも泊まって行動範囲を広げてみます。
- funasanさん からの返信 2011/10/31 23:20:39
- RE: 見どころいっぱいのドライブ
- 「蓼科東急リゾートのからまつ池」はパスしました。
日没時間との戦いで急いでハーベスト蓼科に駆け上がりました。
ハーベストのテラスからの眺めは日没直前でした。周りが暗くなりかけていて、もう30分余裕がほしかったですね。
今回の八ヶ岳一周ドライブはACAさんの行動力に触発されたこともあります。
普段は決してしません。残り2泊とも,晴天にもかかわらずホテルでのんびりしました。
-
- ACAさん 2011/10/31 22:24:34
- 確かに!
- とても素晴らしいところですね。
こんなところを走ってみたい。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
清里・八ヶ岳(山梨) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
5
51