生まれ変わった老舗ホテルに泊まる

2010/11/27 - 2010/11/28

戦後、ヒルトンホテル東京として営業してきて、新宿に本家ヒルトンホテル東京がオープンしたのを機にキャピトル東急ホテルとして再スタートした老舗ホテルが、完全建替えで『ザ・キャピトルホテル東急』としてリニューアルオープンしたので行って来ました。

時代の流れを映すように、部屋からは国会議事堂の向こうに建築中の東京スカイツリーの姿が見えました。

エリア 赤坂(東京)

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー 私鉄 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

首相官邸前の物々しい警備を横目にタクシーで１Fから３Fのロビー階まで上がり、エントランスを入ると広々としたロビーが出迎えてくれます。

ロビーに入って左手に進むとレセプションカウンターが並んでいます。

チェックインはとてもスムーズ。

そのままお部屋まで案内してくれます。

本日の部屋は２４２１号室。

カテゴリーはプレミアコーナーツイン禁煙　57?。

一休で、朝食付き￥44,000でゲットしました。

部屋に入って左に行くとセミダブルのベッドが２台。

コーナールームなので２方向に大きな窓があり、都心のパノラマが広がります。

お風呂もビューバス仕様で抜群の眺めを楽しみながらバスタイムを過ごせます。

洗面台はダブルシンク。

専用チェア、ナノケアドライヤー、ｉｐｏｄ接続端子などを装備しています。

シャワーはレインシャワー＋ハンドシャワー。

せっかくバスタブの横に洗い場があるのだから、肩までゆっくり浸かれるバスタブが良かったなぁ。

ミニバーには３種のグラス、ティーカップ、ミネラルウォーターなどが用意されています。

すぐ下の引き出しを開けるとミニチュアボトル、赤ワイン、ワインオープナー、おつまみなどが入っています。

備え付けのパジャマ、バスローブ。

どちらも良質で心地よかったです。

そば殻枕と低反発ウレタン枕をオーダーして、一緒に加湿器を頼んだらプラズマクラスターイオン発生器付きの物を用意してくれました。

翌朝はコーヒーショップからオールデイダイニングへと変わった『オリガミ』で朝食です。

３０年以上前から四季折々のおりがみの味を楽しんできた思い出が甦ります。
すべてのオリジナルメニューが復活することはもう無いのかもしれませんが、少しでもたくさん甦るのを楽しみに待ちたいと思います。

朝食は『コンチネンタルブレックファースト』、『アメリカンブレックファースト』、『オリガミブレックファースト』、『和朝食』から選べますが、本日は混雑しているため和朝食は選べないので『アメリカンブレックファースト』をチョイス。

最初のドリンクは絞りたてオレンジジュースです。

嫁はトマトジュースをチョイス。

果肉感びっしりの濃厚ジュースでした。

粘度の高い『カスピ海ヨーグルト』。

味も濃厚で、酸味はほとんど感じません。

プレーンなまま頂きました。

食パン、ほうれん草入り食パン、クロワッサン、デニッシュの盛り合わせです。

イチゴジャム、ワイルドベリージャム、オレンジマーマレード、エシレバターが添えられてきます。

シンプルな野菜サラダです。

メインはオムレツ、ベーコンをチョイス。

人参、サツマイモ、ブロコッリー、サトイモがマッシュポテトの上に乗せられて添えられています。

嫁のチョイスは目玉焼きとソーセージです。

以前のおりがみの奥にあった池や滝を髣髴とさせるイメージが印象的でした。

『欅』は無くなりましたが、『水簾』の名で和食の伝統は紡がれているようです。

朝の日枝神社です。
冬の空気を凛と感じさせる雰囲気はさすがです。

この日は結婚式があるようで、準備に余念がありません。

天気に恵まれたこの日はビューバスからの眺めもすがすがしい感じがしました。

ホテルとしてはやはり好きなホテルであり、また何度も訪れたいと思いました。

ただ、最近の外資系ホテルと比べるともう少し頑張って欲しいと思う部分があるのも確かでした。特にハードの部分。
ルームキーの使い勝手は一歩先んじてると思いましたが、ブラインド、カーテンが今時手動なのはどうかと思います。

またターンダウンサービスも無く、ちょっと寂しかったですね。