2008/04/25 - 2008/05/02
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東南アジア最高峰(4095m)のキナバル山の登頂記、そしてダイビングスポットとして名高いマブール・シパダンでのダイビング日記です。
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 観光バス タクシー
- 航空会社
- キャセイパシフィック航空
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AM06:30
コタキナバルの長距離バスステーションにて公園本部行きのバスを探す。しかしラナウ行きのバスを待たなければならず時間も惜しいのでタクシーをチャーター。1台120RM。
少人数の場合は、朝7時くらいまでにここで山登りをしそうな人を見つけてタクシーをシェアするのが良いと思います。
コタキナバルから約1時間半で公園本部に到着。
写真は途中で撮影したキナバル山。山頂は厚い雲に覆われて見えず。 -
AM9:00
入山の手続きを済ませて登山ゲートへ向かう。アメリカ人、ポーランド人の4人でガイドをシェアし、パーティを組むことに。必要の無い荷物は10RMで預かってもらえる。
AM9:30
標高1866mの登山ゲートより出発。目指すは3272m付近のラバン・ラタ・レストハウス。小さな滝を背に上を目指す。 -
登山路は上り下り共通。手すりや木の階段などもあり整備は良い。重い荷物(小屋での飲食物)を持ったガイドさんと何度もすれ違うが、彼ら彼女らの体力には本当に感心する。
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山道の途中には、登山ゲートから何キロ地点と標高のかかれた標識が0.5キロごとに出てくる。休憩所(トイレあり)も約1キロごとに設置されている。
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自分が今どの辺にいるかを示してくれる標識もあります。これは便利。
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公園本部のバルサム・カフェで調達したお弁当。サンドイッチにゆで卵、春巻き、フライドチキン、りんご、水にジュースと結構な量でした。単体で頼むことはできず、山小屋宿泊(80RM)と昼2回、夜1回、朝1回の食事のセットで228RMなので値段は不明ですが、30RM相当くらいかなと思います。
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PM01:00
だんだん山道は険しくなってきます。平坦なところは無く常に岩を登っていく感じでした。 -
山小屋手前まで来ました。標高にして3200mくらいでしょうか。空気が薄いせいかすぐに疲れる。
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PM01:40
本日の目的地ラバン・ラタ・レストハウス着。チェックインしてしばし休憩。すぐ寝ると高山病になり易いので付近を散策しながら体を休めるのがお勧め。それからホットシャワーが2:30から使えるのでそれを目安に登山計画を立てると良いと思います。 -
PM06:30
夕焼けがきれいでした。明日は晴れるはず。
しかしこの時間になるととても寒いです。 -
食事は事前に申し込んでる場合はビュッフェ形式。アラカルトで9RMでヌードル、15RMでチャーハンなど注文できる。ビュッフェや種類も多く、コーヒーやデザートも食べられました。
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明日早朝に目指す頂上。
高山病の初期症状で少し頭が痛い。明日はさらに800mも登るので体力温存のために9時頃に早めの就寝。ちなみに明日は2時起きです… -
AM03:00
朝食を摂り準備を整え出発。頭痛が無くなっていて一安心。真っ暗なので写真も撮れずヘッドライトを頼りにひたすら登ります。下る時にコースが見えて分かったのですがとんでも無い急勾配でした。
AM04:10
3668mのサヤッサヤッ小屋に到着。ここでIDカードのチェックを受ける(受け忘れても帰りにできますが)休憩する人でごった返す。ここからはトイレは無かったのでご注意。
写真は自分が富士山を越えたことを実感した瞬間。 -
AM05:35
遂に頂上に到着。日の出が5:45なので素晴らしいペース配分。ちなみに同じパーティの最速の人は1番乗りで4:30に着いてたらしい。恐るべし…
登頂した喜びを皆で分かち合う。でも本音はもうくたくた(笑) -
AM05:55
キナバル山頂上、ローズピークでの日の出。
本当に晴れていて良かった! -
AM06:10
しばし休憩の後、下山開始。山頂は寒くてそんなに長居はできません。
帰りは明るくなって写真も撮れるようになりましたが、それにしても良くこんなところに登ったもんだ。 -
登りも下りもロープを使わないと移動できないところが多い。同じコースなので人がいる時は待たなければならない。1日の登山者数を制限しているのも納得。
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下りは登りより時間はかからないですが、割と先は長いです。遠くまで見渡せるだけに距離を実感。
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いやー大自然!
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壮大な景色を眺めながら下山します。とても眺めは良いですが、高山病のため頭が痛いのが難点。
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下山も一苦労。ロープに捕まりながら足元を良く見て降りる必要があります。右の人は今回のガイドさんですが、ロープも使わず岩肌を斜めに降りていく辺りがさすが達人です。
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AM07:30
漸くラバン・ラタ・レストハウスが眼下に見てきました。温かいお茶が飲みたいです。 -
8時過ぎに小屋着。出発を9:30にしてしばし休憩。
登りは4時間強かかったので下りは3時間強が目標だそうです。でも疲れているのでちょっと辛いですね。。 -
帰りは写真を撮ったり自然を堪能しながら下りました。写真の花は、ガイドはバルサムと言ってました。
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野生のリスもいましたね。近づいてきたのでかなり人慣れしている印象でした。
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PM12:50
登山ゲート着。下り時間は3:20でした。公園本部までバスで移動し、荷物をもらって解散。登山証明書をもらうこともできます(10RM)。
KKへの帰りはバスがPM1:30,4:30ですが、満員で乗れない場合あり。この日も乗れず親切な日本人の方のチャータータクシーに同席させてもらいました。旅は道連れ世は情けですね。 -
登山を終えて
Take nothing but photographs.
Leave nothing but footprints.
IDカードに記されてるこの言葉。とても印象に残りました。特にゴミはガイドさんが1人1個必ず山からゴミ袋を自分で持ち帰って処理しており、まさにボランティア精神です。なるべくゴミを出さず、ゴミは持ち帰る。当たり前ですが今後も実践していきたいと思いました。 -
キナバル登山を終えた翌日。キウル川のラフティングに参加。初心者向けで楽しめると思います。日本の水上よりEasyでした。ツアーは15時頃で終了。現地のホテルで申し込むと150RMくらいです。
PM07:00
タワウ行きの20時の便に乗るため空港へ。マレーシア航空はこれが最終。マレーシアタイムのせいか(?)出発は15分以上遅れる。というか出発時刻になっても搭乗ゲートが開かないのにはびっくりした。予定より遅く21:30頃タワウ着。 -
空港からはショップのシャトルで移動。人数により料金は変わりますが、2人で35RM、4人だと25RMくらい。1時間強で港町センポルナへ到着。
今回選んだショップの基準はセンポルナからマブール・シパダンへ行けるかつセンポルナで宿泊施設を持っていること。しかもマブールにも宿泊施設を持っていて、リゾートなら200$とか(米ドル)するところを50RM(=1750円)で朝夕食付き。ちなみにダイビング料金も安いです。日本人ガイドがいないので英語はある程度できないと不安に感じるかもしれませんが… -
センポルナの宿の写真。
ダイバーは半額になるらしくツインのエアコン・テレビ付きで40RM(朝食付き)。一人で使うには恐ろしくだだっ広い部屋でした。翌日の集合時間等を確認して早めの23時過ぎに就寝。 -
4/29 AM07:30
マブールへの遠征開始。今回は器材フルレンタルなのでまずは借りる。ウェットやフィンも日本人に合うサイズのものがあった。準備を整え8時過ぎに出港。
AM09:00
マブールの宿泊施設に停泊。ここに泊まる人は荷物を降ろしてチェックインし、泊まっている人はダイビングのため船に乗り込める。このシステムは非常に便利。 -
AM09:50
遂にマブールでのダイビング開始。
1本目はアーティフィシャルというポイント。写真のような構造物や船が沈められてるのが由来。写ってるのはご存知コブシメ。 -
なんか急に暗くなったと思ったら頭上に魚の大群が。
この後も群れはどんどん出てくるのでこれはまだ序の口だったのですが。 -
こんなウミウシも見つけましたよ。
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それにしてもこのポイントのコブシメちゃんは人を怖がらない。かなり接近して写真撮りましたが優雅に泳いでました。さすがマブール!
POINT : ARTIFICIAL
IN : 9:51
OUT : 10:45
TIME : 54min
MAX : 20.6m
AVG : 12.7m -
水面休息中。
シュノーケルするも良し。ビーチで寝っころがるも良し。
現地の子供達の笑顔が印象的でした。 -
ランチ前に2本目。ポイントはイールガーデン。
しかしイールの写真は無し。代わりにマクロ系なハゼを発見しました。こいつ好きなんですよねー。 -
そして遂にカメ発見。
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カラフルなサンゴショウですねぇ
POINT : EEL GARDEN
IN : 12:19
OUT :13:23
TIME : 64min
MAX : 15.9
AVG 9.5 -
昼食はビュッフェ形式。写真の麺が人気ですぐになくなっちゃいました。
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しばし休息して3本目に備えます
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3本目。ポイントはシーベンチャー。
建造物あり、魚の死骸あり、マクロも魚群もありの不思議な空間でした。透明度はイマイチかなあ。
写真はハダカハオコゼ(だと思います) -
ヨスジフエダイじゃない?
この魚多かったです。 -
あーあ食べちゃってる。
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このクロコダイル・フィッシュが結構いました。うまく擬態してるなー。
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ミノカサゴの競演
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でかい!オオモンカエルアンコウ
POINT : SEA VENTURE
IN : 14:47
OUT : 15:36
TIME : 49min
MAX 16.7m
AVG 13.2m -
16:00
マブールの宿泊施設へ。島を散策してみるが1時間もかからずに1周できてしまうくらいの大きさ。
写真は宿からの眺め。目の前が海… -
19:30
夕食。おいしい、はずが疲労のため胃がやられていてあまり食べられず。キツキツのスケジュールにしたことを少し後悔。。
疲労回復のため早めに就寝。明日は遂にシパダンだ! -
4/30 07:00
朝食。このホットケーキみたいのがすごくおいしいのだが、お代わりにいったら全部無くなってた。 -
09:10
センポルナから迎えが来る。ここからシパダンまで20分程。朝9時までゆっくりして10時には潜れてしまう、というのは素晴らしい。ちなみにシパダンには宿泊できないのでマブールかカパライに泊まるのが一般的です。 -
遂に見えて来ましたシパダン島。
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1本目は南のタートルパッチ。
名前の通りカメが出現。 -
そしてツバメウオがわんさか。
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本当にカメが多い。1ダイブで10匹以上会いました。
ちなみに安全停止中もツバメウオはいるわカメは出てくるわで楽しい一時でした。 -
最後にシパダン名物のバッファロー・フィッシュ(カンムリブダイ)の群れ。これ水面からでも見れるんですよ。
POINT : TURTLE PATCH
IN : 10:11
OUT : 11:05
TIME : 54min
MAX : 22.1m
MIN : 10.6m -
2本目。島の北側のバラクーダポイントへ。
先に潜っていた人がno baracudaと言ってたのでちょっと不安。サメの横たわっているのを見ながらポイントを目指す。 -
そんな不安を一掃するかのように縦縞の魚が。
バラクーダ出現! -
そしてトルネード。
このポイントは水深15m程度のところでゆったりしながらバラクーダの竜巻を見られるのがすごい。セブでは水底が見えないところで群れを追っかけまわしたっけ。 -
イイですねー。こういうの。
POINT : Baracuda point
IN : 12:24
OUT : 13:15
TIME : 0:51
MAX : 19.7m
AVG : 11.1m -
そしてシパダン最後のダイビングへ。
タートルケイブからノースポイントを巡るところ。最後にギンガメアジの大群が待ち構えているそうだ。
写真は神秘的な洞窟。中は真っ暗でした。 -
そして現れました!
この数は半端無いです。というより周りを取り囲まれている感じ。 -
ご覧の通りギンガメアジです。
-
そして昨日から何度も登場のツバメウオ
POINT : TURTLE CAVE -- NORTH POINT
IN : 14:46
OUT : 15:34
TIME : 0:48
MAX : 23.8m
AVG : 12.0m -
噂通りシパダンは素晴らしい!
1本のダイビングでも十分にその魅力を堪能できると思いますが、他のポイントも潜ってみたいです。個人的には1本目のタートルパッチはゆったりできてお気に入りです。
今回は全て自己手配でKKから交通費、宿泊費入れて2泊3日6ダイブで4万円程度でした。有名なリゾートでゆっくりという楽しみ方もあると思いますが、KKから気軽に、そして安価に潜りに行けると思いますので、是非シパダンの海を堪能して下さい!
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この旅行記へのコメント (1)
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- nukaさん 2008/05/15 00:45:54
- おかわり
- しにいって、
無かった時の顔が目に浮かぶわー(笑)
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