今日はモントルーを出てクランモンタナの貸別荘に行く。<br />今度の貸別荘はいわゆるアパートホテルだ。これはホテルにキッチンがついていると考えたらいい。このタイプの貸別荘が最近では主流で日本の旅行社が斡旋するのは問題発生の少ないこのタイプだ。<br />個人の家の一部を貸したり、オーナーが自分の使わない間だけ（多くは不動産管理会社を経て）貸すような従来型の場合より<br />価格は高い、多人数向きがほとんどない、早く埋まってしまうなどの問題もあるが、次のような利点がある。<br />・ホテルと共通の常駐レセプションがあるので何か問題があっても相談や処置を頼める。勿論日本からの電話のことづけやFaxは受け付けてくれる。それから英語で用を済ませる事ができるのも利点だ。<br />・ホテルと共通の便利な設備、サービスが揃っていて使える事が多い。洗濯、プール、レストラン、電話、メードへの依頼とか。<br />・借りる期間は通常1週単位で居住人の交代は土曜日だがアパートホテルでは（最少3日とかの制限があることもだが）期間、スタート日はかなり自由だ。<br />今回のモンタナでの貸別荘は9/7から9/14までの7日間借りることにした。チェックアウトは午前中で、その後清掃作業があるのでチェックインははやくても2時なので午前中はローザンヌの町を観光する.この時の写真は前報に載せた。<br />クランモンタナはローヌ谷の町シエールの北側連峰の中腹にあり、シエールから通常バスで上る。ケーブルカーの上駅はモンタナのはずれにある。<br />初めてなので、クランモンタナに宿泊する人は無料のバスに乗りクラン経由で終点のモンタナのロータリーで降りる。目的のインターゴルフ・アパートホテルはそこから坂を100mほど下ったところの眺めも買物にも絶好のところだ。<br />荷物を置いてから町へ出て食料の買出しと土地カンのための散歩をする。<br />部屋は5階南面の1DK相当で真正面にヴァイスホルン、ジナールロートホルン、ダンブランなどのヴァリスの名峰が並ぶ絶好の眺めがベランダから朝夕見れる。<br />今回はこのアパートホテルの紹介とそこからの眺めを紹介し、次回からここを起点としたハイキングを報告する予定だ。<br /><br />

2001年スイスの旅（４）クラン・モンタナ

0いいね！

2001/09/07 - 2001/09/07

419位(同エリア425件中)

#ハイキング・登山

4nobuさん

今日はモントルーを出てクランモンタナの貸別荘に行く。
今度の貸別荘はいわゆるアパートホテルだ。これはホテルにキッチンがついていると考えたらいい。このタイプの貸別荘が最近では主流で日本の旅行社が斡旋するのは問題発生の少ないこのタイプだ。
個人の家の一部を貸したり、オーナーが自分の使わない間だけ（多くは不動産管理会社を経て）貸すような従来型の場合より
価格は高い、多人数向きがほとんどない、早く埋まってしまうなどの問題もあるが、次のような利点がある。
・ホテルと共通の常駐レセプションがあるので何か問題があっても相談や処置を頼める。勿論日本からの電話のことづけやFaxは受け付けてくれる。それから英語で用を済ませる事ができるのも利点だ。
・ホテルと共通の便利な設備、サービスが揃っていて使える事が多い。洗濯、プール、レストラン、電話、メードへの依頼とか。
・借りる期間は通常1週単位で居住人の交代は土曜日だがアパートホテルでは（最少3日とかの制限があることもだが）期間、スタート日はかなり自由だ。
今回のモンタナでの貸別荘は9/7から9/14までの7日間借りることにした。チェックアウトは午前中で、その後清掃作業があるのでチェックインははやくても2時なので午前中はローザンヌの町を観光する.この時の写真は前報に載せた。
クランモンタナはローヌ谷の町シエールの北側連峰の中腹にあり、シエールから通常バスで上る。ケーブルカーの上駅はモンタナのはずれにある。
初めてなので、クランモンタナに宿泊する人は無料のバスに乗りクラン経由で終点のモンタナのロータリーで降りる。目的のインターゴルフ・アパートホテルはそこから坂を100mほど下ったところの眺めも買物にも絶好のところだ。
荷物を置いてから町へ出て食料の買出しと土地カンのための散歩をする。
部屋は5階南面の1DK相当で真正面にヴァイスホルン、ジナールロートホルン、ダンブランなどのヴァリスの名峰が並ぶ絶好の眺めがベランダから朝夕見れる。
今回はこのアパートホテルの紹介とそこからの眺めを紹介し、次回からここを起点としたハイキングを報告する予定だ。

エリア

その他の都市(スイス)

日本ではあまり知られてなく、また高級すぎるとの誤解が、日本のガイドブックのほぼすべてとかなりのスイス通にもあるので遅ればせながらクラン・モンタナの援護をする。
ヴァリスのアルプスを望む南向きの中腹に開けた、クランとモンタナの二つの村が合併して出来た明るいリゾート地でスキーと夏の客寄せに開発したゴルフ場での（ブリティシュオープンに次ぐ重要なトーナメントの）オメガ・ヨーロピアンゴルフマスターズで有名だ。しかしその時期を外すと日本人や若者が少ない静かな避暑地のよさがある。
また高級というけれどホテルはツエルマットやグリンデルヴァルトに比べてむしろ安く町にもブランドショップなどは少ない。これに期待する人には残念だろうが。
右の地図を拡大してご覧になっていただきたいが、スキーのお陰でリフトが結構あって後背の3000mクラスの山へのアプローチは楽で湖や森が沢山あるので手軽なハイキングも楽しめる。
私が特にここのよさとしてあげたいのはローヌの谷とその枝谷の観光基地として絶好の立地条件だ。
交通の便利のよい谷の宿では夏の暑さがせっかくのスイスに来た価値を減じるし、眺めもよくない。
クラン・モンタナは意外と便利で、ケーブルカーを使うと今回泊ったモンタナのアパートからシエールの国鉄の駅までは徒歩も含めて20分だ。ブリックに泊ってもホテルから駅までで10分はかかる。
モンタナの中心から坂道を100mほどの絶好の位置にあるアパートホテル・インターゴルフの正面。ロビーやレセプション、レストランは共通。また買い物やバス、ケーブルカーが近くて便利。
ホテルとアパートの南面で、どの部屋にもベランダがある。
アパートのベランダから
まだ谷間の村のともし火が残っているローヌの谷。
その枝谷のツィナール谷の向こう左からベッソ、ツィナールロートホルン、ヴァイスホルンの山々がまず明るくなってきた。
やがて雲が明るみ赤く焼けてきて、モルゲンロートとなる。
次にヴァイスホルンなど山が赤く燃えてアルペングリューエンに。
やがてそれより低い山も燃えてくる。
ヴァイスホルンも次第に赤が白く変わって来る。
ヴァイスホルンのアップ
別の日のヴァイスホルンの遠望