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旅行記のタイトル『初めての欧州、北欧(ヘルシンキ・ストックホルム)への旅』のうち、ここでは、この旅行記で最も紹介したかった心のふれあい感動編を書きます。<br />(これは『初めての欧州、北欧(ヘルシンキ・ストックホルム)への旅』 序章 の続きです。)<br /><br /><br />なお、今回の話には関係ありませんが、今後のこの旅行中の話で、日本語で話ができたのは、ヘルシンキ空港からホテルまでの送迎をしてくれた現地係員、オプションで申し込んだ『映画「かもめ食堂」ロケ地めぐり 半日観光ツアー<午前/ヘルシンキ発>』の現地担当者2名(正規の案内1名と随行が初めての見習い1名)、ストックホルムの港からホテルまでの送迎をしてくれた現地係員の合計3回のみ。<br />このときに、極力種々の情報を得るようにした。だから、この旅行記での現地情報的な記述は、ほとんどがそのときに得たものです。<br /><br />

初めての欧州、北欧(ヘルシンキ・ストックホルム)への旅  フィンランド・ヘルシンキ 感動編

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2012/07/15 - 2012/07/22

992位(同エリア4042件中)

あまちゃん

あまちゃんさん

旅行記のタイトル『初めての欧州、北欧(ヘルシンキ・ストックホルム)への旅』のうち、ここでは、この旅行記で最も紹介したかった心のふれあい感動編を書きます。
(これは『初めての欧州、北欧(ヘルシンキ・ストックホルム)への旅』 序章 の続きです。)


なお、今回の話には関係ありませんが、今後のこの旅行中の話で、日本語で話ができたのは、ヘルシンキ空港からホテルまでの送迎をしてくれた現地係員、オプションで申し込んだ『映画「かもめ食堂」ロケ地めぐり 半日観光ツアー<午前/ヘルシンキ発>』の現地担当者2名(正規の案内1名と随行が初めての見習い1名)、ストックホルムの港からホテルまでの送迎をしてくれた現地係員の合計3回のみ。
このときに、極力種々の情報を得るようにした。だから、この旅行記での現地情報的な記述は、ほとんどがそのときに得たものです。

旅行の満足度
5.0
同行者
その他
交通手段
高速・路線バス 徒歩
  • 2012年7月15日午前5時頃起床。<br />空港送迎乗合タクシーで関空へ。<br />10時45分発のフィンエアーでヘルシンキへ向かう。<br />時差マイナス6時間のヘルシンキ空港に<br />ほぼ予定通り現地時間で15時頃着。<br />空港には、フィンランド人女性の現地係員が<br />迎えに来てくれていて、ホテルのチェックインまでの<br />世話を焼いてくれた。<br />空港からホテルまでは空港バスで移動。<br />所要時間は約30分。料金は、一人6ユーロ。<br />写真のスカンディック・ホテル・コンチネンタル・<br />ヘルシンキに3泊。<br />このホテルの詳細については、<br />http://4travel.jp/overseas/area/europe/finland/helsinki/tips/10340357/<br />をご覧下さい。<br /><br />

    2012年7月15日午前5時頃起床。
    空港送迎乗合タクシーで関空へ。
    10時45分発のフィンエアーでヘルシンキへ向かう。
    時差マイナス6時間のヘルシンキ空港に
    ほぼ予定通り現地時間で15時頃着。
    空港には、フィンランド人女性の現地係員が
    迎えに来てくれていて、ホテルのチェックインまでの
    世話を焼いてくれた。
    空港からホテルまでは空港バスで移動。
    所要時間は約30分。料金は、一人6ユーロ。
    写真のスカンディック・ホテル・コンチネンタル・
    ヘルシンキに3泊。
    このホテルの詳細については、
    http://4travel.jp/overseas/area/europe/finland/helsinki/tips/10340357/
    をご覧下さい。

  • 写真は、テンペリアウキオ教会内部。<br />ヘルシンキ市内に威風堂々と聳え立つ<br />ヘルシンキ大聖堂やウスぺンスキ寺院<br />その他種々の教会や寺院とは、外見上の趣を大きく<br />異にするプロテスタントの教会。岩山をくり抜いて<br />作られた現代建築の代表作だそう。<br />ヘルシンキ観光3日目、街歩きにも疲れたので<br />同行の家族よりも一足先にトラムに乗って<br />ホテルに戻ることにした。<br />車中、ガイドブックを見ていると、ホテルに帰るまでの<br />途中にこの教会がることがわかったので、近くの駅で<br />トラムを降りてこの教会を探していると、アパートメントに<br />囲まれた一角にそれらしき建物を発見したが<br />入り口がどこか最初わからなかった。<br />中に入ってみると、とても心地のよい音楽が<br />静かに教会内を満たすように流れていて<br />不信心な自分でさえも心を癒されるような気持ちを抱いた。<br /><br />さらに、この体験が、翌日、この旅行で最も感動を覚えた<br />フィンランド人の優しさそのものに遭遇することに繋がった。

    イチオシ

    写真は、テンペリアウキオ教会内部。
    ヘルシンキ市内に威風堂々と聳え立つ
    ヘルシンキ大聖堂やウスぺンスキ寺院
    その他種々の教会や寺院とは、外見上の趣を大きく
    異にするプロテスタントの教会。岩山をくり抜いて
    作られた現代建築の代表作だそう。
    ヘルシンキ観光3日目、街歩きにも疲れたので
    同行の家族よりも一足先にトラムに乗って
    ホテルに戻ることにした。
    車中、ガイドブックを見ていると、ホテルに帰るまでの
    途中にこの教会がることがわかったので、近くの駅で
    トラムを降りてこの教会を探していると、アパートメントに
    囲まれた一角にそれらしき建物を発見したが
    入り口がどこか最初わからなかった。
    中に入ってみると、とても心地のよい音楽が
    静かに教会内を満たすように流れていて
    不信心な自分でさえも心を癒されるような気持ちを抱いた。

    さらに、この体験が、翌日、この旅行で最も感動を覚えた
    フィンランド人の優しさそのものに遭遇することに繋がった。

  • ヘルシンキ滞在4日目、午後からストックホルムに向けて<br />移動する日の朝、ホテル近くのシベリウス公園に家族4人で<br />散策に行った。<br />小一時間ぶらぶらと散策した後、義母と娘はチェックアウトの<br />時間までホテルでゆっくりしていたいと戻っていった。<br />妻は、昨日自分が一人で行ったテンペリアウキオ教会の<br />話を聞いて、自分も教会へ行ってみたいと言い、近くにバス停が<br />あったのでそこからバスに乗って行ってみることにした。<br />ただ、ヘルシンキの路線バスに乗るのは初めてだった。<br />バス停の電光掲示板で14番のバスが近づいてきているのが<br />分かったので、迷惑も顧みず、バス停で待っていた<br />70歳後半から80歳くらいと思しき杖をついたおじいさんに<br />文法も発音も全く無視、知っている英単語を羅列しただけの<br />マイ英語で、ガイドブックに乗っている教会の写真を指差し<br />ながら聞いてみた。<br />ご高齢のせいか声が聞き取りづらく、もちろんそのせいばかり<br />ではないが(笑)『*****』と<br />何を言っておられるのかわからない。<br />それでも何とか聞き出そうとしつこく質問していると、<br />18番のバスがやってくるのが見えた。<br />マイ英語で、『あの18番のバスでも行きますか?』と<br />尋ねると、『*****』。<br />ああもう目の前にバスが・・・というときに、<br />おじいさんが『フォロー ミー』と。<br />この言葉は聞き取れた。<br />おじいさんはバスに乗り込み、無言で我々もそれに続く。<br />

    ヘルシンキ滞在4日目、午後からストックホルムに向けて
    移動する日の朝、ホテル近くのシベリウス公園に家族4人で
    散策に行った。
    小一時間ぶらぶらと散策した後、義母と娘はチェックアウトの
    時間までホテルでゆっくりしていたいと戻っていった。
    妻は、昨日自分が一人で行ったテンペリアウキオ教会の
    話を聞いて、自分も教会へ行ってみたいと言い、近くにバス停が
    あったのでそこからバスに乗って行ってみることにした。
    ただ、ヘルシンキの路線バスに乗るのは初めてだった。
    バス停の電光掲示板で14番のバスが近づいてきているのが
    分かったので、迷惑も顧みず、バス停で待っていた
    70歳後半から80歳くらいと思しき杖をついたおじいさんに
    文法も発音も全く無視、知っている英単語を羅列しただけの
    マイ英語で、ガイドブックに乗っている教会の写真を指差し
    ながら聞いてみた。
    ご高齢のせいか声が聞き取りづらく、もちろんそのせいばかり
    ではないが(笑)『*****』と
    何を言っておられるのかわからない。
    それでも何とか聞き出そうとしつこく質問していると、
    18番のバスがやってくるのが見えた。
    マイ英語で、『あの18番のバスでも行きますか?』と
    尋ねると、『*****』。
    ああもう目の前にバスが・・・というときに、
    おじいさんが『フォロー ミー』と。
    この言葉は聞き取れた。
    おじいさんはバスに乗り込み、無言で我々もそれに続く。

  • 暫くバスに乗っていると、おじいさんが次のバス停で降りるよ。<br />というようなそぶり。<br />おじいさんに続いてバスを降り、道を渡り、少し歩き、<br />上り坂の手前で、『*****』。<br />これは雰囲気で分かった。<br />坂道を上った正面に教会の入り口が見えたから。<br />おじいさんは『この坂を上ったところにある、<br />ほら、あれが教会の入り口だよ。私はこれで帰るからね。<br />いい旅をしなさい。』と言っているようだった<br />(と、勝手に解釈。本当は全く分からず)。<br />そして思わず自分は、おじいさんに握手を求め<br />『サンキュー!キートス!ありがとう!!!』。<br /><br />そしておじいさんは、最後に『ウェァー ユウ フロム』。<br />これは聞こえた。<br />『ジャパン!』と答えた。<br />またまた、英単語のみ。<br />せめて、『we came from japan.』くらい<br />すっと出ないものかと後で悔やんだ。<br /><br />

    暫くバスに乗っていると、おじいさんが次のバス停で降りるよ。
    というようなそぶり。
    おじいさんに続いてバスを降り、道を渡り、少し歩き、
    上り坂の手前で、『*****』。
    これは雰囲気で分かった。
    坂道を上った正面に教会の入り口が見えたから。
    おじいさんは『この坂を上ったところにある、
    ほら、あれが教会の入り口だよ。私はこれで帰るからね。
    いい旅をしなさい。』と言っているようだった
    (と、勝手に解釈。本当は全く分からず)。
    そして思わず自分は、おじいさんに握手を求め
    『サンキュー!キートス!ありがとう!!!』。

    そしておじいさんは、最後に『ウェァー ユウ フロム』。
    これは聞こえた。
    『ジャパン!』と答えた。
    またまた、英単語のみ。
    せめて、『we came from japan.』くらい
    すっと出ないものかと後で悔やんだ。

  • 朝のシベリウス公園<br /><br />ヘルシンキは、自然の岩の露出の多い街だ。<br />結構いろんなところで岩が露出している。

    朝のシベリウス公園

    ヘルシンキは、自然の岩の露出の多い街だ。
    結構いろんなところで岩が露出している。

  • シベリウス公園内の有料トイレ。<br /><br />朝、公園の散策に来た時には、二人掛りで掃除されていた。<br />赤ランプは使用中。青ランプは空き。

    シベリウス公園内の有料トイレ。

    朝、公園の散策に来た時には、二人掛りで掃除されていた。
    赤ランプは使用中。青ランプは空き。

  • 有料トイレのコイン投入口。<br /><br />このトイレは、50セント(1ユーロの半分)。<br />カード社会の北欧であるが、<br />こんなところで小銭を持っていなければ、<br />場合によっては非常に困ることに。。。<br /><br />因みに、テンペリアウキオ教会は、入場は無料だが、<br />トイレは有料で1ユーロ。<br />

    有料トイレのコイン投入口。

    このトイレは、50セント(1ユーロの半分)。
    カード社会の北欧であるが、
    こんなところで小銭を持っていなければ、
    場合によっては非常に困ることに。。。

    因みに、テンペリアウキオ教会は、入場は無料だが、
    トイレは有料で1ユーロ。

  • シベリウス公園横のボートハーバー。

    シベリウス公園横のボートハーバー。

  • テンペリアウキオ教会横にあった公園。<br /><br />すぐそばに、テンペリアウキオ教会の屋根の上に上る<br />階段がありまして。。。

    テンペリアウキオ教会横にあった公園。

    すぐそばに、テンペリアウキオ教会の屋根の上に上る
    階段がありまして。。。

  • 上ってみるとテンペリアウキオ教会の屋根が。。。

    上ってみるとテンペリアウキオ教会の屋根が。。。

  • テンペリアウキオ教会の上部は、散策可能な造りのようで、<br />花や木が植えられていたり、散策している人や<br />座って話しをしている人々が何人も見受けられた。

    テンペリアウキオ教会の上部は、散策可能な造りのようで、
    花や木が植えられていたり、散策している人や
    座って話しをしている人々が何人も見受けられた。

  • テンペリアウキオ教会の祭壇

    テンペリアウキオ教会の祭壇

  • おじいさんに案内してもらった日の<br />テンペリアウキオ教会内では、<br />祭壇に向かってピアノが演奏されていた。<br />クラッシックとかには全く興味のない自分ではあるが、<br />キリスト教に関する曲を演奏されていたのだろうが、<br />これもじっくりと聴いていたい思いがした。

    おじいさんに案内してもらった日の
    テンペリアウキオ教会内では、
    祭壇に向かってピアノが演奏されていた。
    クラッシックとかには全く興味のない自分ではあるが、
    キリスト教に関する曲を演奏されていたのだろうが、
    これもじっくりと聴いていたい思いがした。

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