オーバーブッキング

２０１７年５月にグランドキャニオン等の観光のために成田ーラスベガス間を往復利用しました。往復とも少し前後が広いエコノミープラスを利用しました。
　往路は、デンバー経由で、デンバーまでは、Ｂ７８７－８００の新鋭機でＣAのサービスも良く快適でした。到着も定時よりも少し早くなり、乗り継ぎに余裕ができました。
　入国審査、税関審査後、再度、荷物を預けて、ユナイテッドクラブで、休憩しました。
　デンバーからは、Ｂ７３７ー９００で、オンタイムで出発し、ラスベガスには、予定よりも早く到着し、荷物もすぐに出てきて、かなり、評価を高くしていました。
　ところが、復路は、散々でした。
　復路は、ラスベガスからサンフランシスコ経由成田になります。
　ラスベガスからは、B７３７ー９００になりますが、この機体は、内装は、かなりくたびれており、かなり評価が落ちます。
　最悪だったのは、同行者と搭乗して座席に座っていると、出発時間経過後に、搭乗者がいて、私の座席を自分の座席と主張する人がおり、お互いボーディングパスを見せると同じ座席番号でした。
　しかたないので、ＣAを呼ぶと、とりあえず、同じ座席番号の人をファーストクラスに座らせましたが、私のボーディングパスはCAが持っててしまいました。スマホで、自分の席がエコノミープラスからファーストクラスの座席番号に変わっているのがわかりました。
　そのうち、空港保安官みたいな人が来て、私を含めて4名の名前を呼ばれて、荷物を持って飛行機から降ろされました。結局、私がファーストクラスに座り、もう一人が前のエコノミープラス席に座りました。
　ユナイテッド航空は、搭乗締め切り後、アップグレードをして、空いた席に玉突きで、スタンバイ客を乗せているのかもしれません。私の場合、ファストクラスにアップグレードがかかっていたようですが、CAは、何も言いませんでした。これは、機内と地上との連絡手段に難があるのかもしれません。
　最終的に名前を呼ばれた4人は、再搭乗できましたが、かなり心配と不愉快な思いをしました。CAからは、一切、謝罪はありませんでした。
　30分遅れで、出発しましたが、サフランシスコには、10分遅れで到着しました。
　サフランシスコからは、今年で最後のB７４７ー４００になります。この機体は、故障修理のため、90分遅れでの出発となりました。ボーディング締切りは、オンタイムでしたが、機内の修理の放送を繰り返し90分間、席をたつことが許されずトイレにいくことは、許可されませんでした。
　復路は、利用をしたくないレベルの評価です。
　ユナイテッド航空は、往路は、いい評価、復路は、あまり評価できないサービスとばらつきがあります。
　搭乗後もダブルブッキングで降機のリスクを解決すれば、悪くない航空会社だと思います。
　今後に期待します。