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晴天に恵まれた10月初め、高野山に至る道・町石道を歩きました。<br />町石道は、九度山・慈尊院から高野山の大門・奥の院に至る21~24.6㎞の道で、1丁109mごとに高さ3mほどの五輪塔形石柱が連なっている道です。弘法大師が母上のいる慈尊院まで月に9回足を運んだと言われています。<br />1000年前、道しるべに木製の卒塔婆を一町ごとに立てていましたが、鎌倉中期に朽ちることのない石製に作り替えていきました。今も多くの人が大門めざして歩いています。<br /><br />大門までが21㎞。コースを替えて何回か歩いています。危険な場所はなく、緩やかな巡礼道といった感じ。<br /><br />今回は、上古沢から町石道に出て、九度山に下るコースをとりました。<br />歩程距離:11.7㎞ 時間:約6時間<br />南海高野線上古沢駅228m~高野山丁石道~小都知ノ峯オジチノ683.4m(二等点名大筒ヶ峰、都比売が国見す)~六本杉峠~大槌山517.1m~雨引山477.2m(山頂の大岩をよけて竜が昇天して降雨、雨乞神「善女竜王」石碑)~展望台~慈尊院~南海九度山駅。

高野山・町石道(一部)を歩く

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2026/10/03 - 2026/10/03

755位(同エリア1162件中)

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akitaine

akitaineさん

晴天に恵まれた10月初め、高野山に至る道・町石道を歩きました。
町石道は、九度山・慈尊院から高野山の大門・奥の院に至る21~24.6㎞の道で、1丁109mごとに高さ3mほどの五輪塔形石柱が連なっている道です。弘法大師が母上のいる慈尊院まで月に9回足を運んだと言われています。
1000年前、道しるべに木製の卒塔婆を一町ごとに立てていましたが、鎌倉中期に朽ちることのない石製に作り替えていきました。今も多くの人が大門めざして歩いています。

大門までが21㎞。コースを替えて何回か歩いています。危険な場所はなく、緩やかな巡礼道といった感じ。

今回は、上古沢から町石道に出て、九度山に下るコースをとりました。
歩程距離:11.7㎞ 時間:約6時間
南海高野線上古沢駅228m~高野山丁石道~小都知ノ峯オジチノ683.4m(二等点名大筒ヶ峰、都比売が国見す)~六本杉峠~大槌山517.1m~雨引山477.2m(山頂の大岩をよけて竜が昇天して降雨、雨乞神「善女竜王」石碑)~展望台~慈尊院~南海九度山駅。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
一人あたり費用
1万円未満
交通手段
私鉄
  • 南海電鉄高野線に乗り、電車は少しづつ高度を上げて山の中を進みました。<br />上古沢駅は、終点極楽橋より3つ手前の駅。かなり高度が上がっています。<br /><br />駅は山の中腹にあり、いったん不動谷川まで下り、再び向かいの尾根道・町石道まで登り返します。<br /><br />快晴で朝の空気が気持ち良い。8:30頃スタートです。

    南海電鉄高野線に乗り、電車は少しづつ高度を上げて山の中を進みました。
    上古沢駅は、終点極楽橋より3つ手前の駅。かなり高度が上がっています。

    駅は山の中腹にあり、いったん不動谷川まで下り、再び向かいの尾根道・町石道まで登り返します。

    快晴で朝の空気が気持ち良い。8:30頃スタートです。

  • 登り返し、谷の反対側にやってきました。<br /><br />対面の山の中腹右側に見えるのが上古沢駅。<br />少しわかりにくいのですが、左側に下りの南海電車が走っています。

    登り返し、谷の反対側にやってきました。

    対面の山の中腹右側に見えるのが上古沢駅。
    少しわかりにくいのですが、左側に下りの南海電車が走っています。

  • ここからしばらくすると民家を抜け、ほぼ川に沿って登ります。

    ここからしばらくすると民家を抜け、ほぼ川に沿って登ります。

  • 山道に可愛い花が咲いています。<br /><br />薬草のゲンノショウコ。秋の花。

    山道に可愛い花が咲いています。

    薬草のゲンノショウコ。秋の花。

  • 沢でもないのに道にカニもいました。

    沢でもないのに道にカニもいました。

  • 約1時間半で町石道に到着。<br />町石は百二十六 町石。<br />広い歩きやすい道ができていますが、ここから、通常の道ではなく、道と平行してある小都知ノ峯オジチノ683.4mを越えます。

    約1時間半で町石道に到着。
    町石は百二十六 町石。
    広い歩きやすい道ができていますが、ここから、通常の道ではなく、道と平行してある小都知ノ峯オジチノ683.4mを越えます。

  • しばらく登ると、小都知ノ峯683.4m<br />本日最高峰。<br />頂上には、何やら神秘的な石組みが。<br />尾根の反対側にある丹生都比売神社の祭神・都比売が国見をした場所とされている山です。

    しばらく登ると、小都知ノ峯683.4m
    本日最高峰。
    頂上には、何やら神秘的な石組みが。
    尾根の反対側にある丹生都比売神社の祭神・都比売が国見をした場所とされている山です。

  • 峯を下り、再び町石道に合流し、六本杉までやってきました。<br />十字路になっている峠です。

    峯を下り、再び町石道に合流し、六本杉までやってきました。
    十字路になっている峠です。

  • 六本杉にある説明板。

    六本杉にある説明板。

  • 百三十八町石。<br />中には読みにくい石もある中、これは読みやすい。<br />

    百三十八町石。
    中には読みにくい石もある中、これは読みやすい。

  • ときおり、標識が出ています。<br />九度山方面が近づいてきたので、慈尊院の表記が出てきました。

    ときおり、標識が出ています。
    九度山方面が近づいてきたので、慈尊院の表記が出てきました。

  • 次の峰は大槌山517.1m。三角点もあります。<br />町石道からほとんど登らずに行けるピーク。

    次の峰は大槌山517.1m。三角点もあります。
    町石道からほとんど登らずに行けるピーク。

  • しばらく行くと少し広場になっている箇所がありました。<br />かつて参拝者へ地元の方がお接待をした場所とのこと。<br /><br />弘法大師の像もあります。この石像を拝むと遠く高野山奥の院の御廟を望むことができるといわれています。今回は奥之院に行かないので、その代わりをと、拝みました。<br /><br />

    しばらく行くと少し広場になっている箇所がありました。
    かつて参拝者へ地元の方がお接待をした場所とのこと。

    弘法大師の像もあります。この石像を拝むと遠く高野山奥の院の御廟を望むことができるといわれています。今回は奥之院に行かないので、その代わりをと、拝みました。

  • 接待場の解説板。

    接待場の解説板。

  • 道すがら、ヤマホトトギスが咲いていました。秋の花。

    道すがら、ヤマホトトギスが咲いていました。秋の花。

  • 次は、町石道を少し外れて、雨引山へ。往復30分くらいかかります。<br />雨ごいの祭祀をした山で山頂には、「善女竜王」石碑があります。建物跡と思われる鉄柵もあります。神秘的です。<br /><br />この山は、距離は大したことはないのですが、大きな岩そのものが道になっていて苔むし、下りのとき、とても滑ります。毎回怖い思いをします。

    次は、町石道を少し外れて、雨引山へ。往復30分くらいかかります。
    雨ごいの祭祀をした山で山頂には、「善女竜王」石碑があります。建物跡と思われる鉄柵もあります。神秘的です。

    この山は、距離は大したことはないのですが、大きな岩そのものが道になっていて苔むし、下りのとき、とても滑ります。毎回怖い思いをします。

  • 雨引山表示(477.2m)

    雨引山表示(477.2m)

  • 町石道まで戻り、しばらく山道を下ると、急に視界が広がりました。<br />これで山道はほぼ終わり、果樹園や人家のエリアに入ってきました。<br /><br />毎回、この地点に立つのが楽しみです。<br />広がる景色に解放感を感じます。北東の橋本方面をのぞみます。

    町石道まで戻り、しばらく山道を下ると、急に視界が広がりました。
    これで山道はほぼ終わり、果樹園や人家のエリアに入ってきました。

    毎回、この地点に立つのが楽しみです。
    広がる景色に解放感を感じます。北東の橋本方面をのぞみます。

  • 北東・金剛山方面。(金剛山は見えない)<br />手前は柿の果樹園。

    北東・金剛山方面。(金剛山は見えない)
    手前は柿の果樹園。

  • 柿農家の作業所を右手に下ると、柿畑の中にも町石があります。<br /><br />広くて開放的。遠く山々が見えて気分も上がる。<br /><br />

    柿農家の作業所を右手に下ると、柿畑の中にも町石があります。

    広くて開放的。遠く山々が見えて気分も上がる。

  • 果樹園の道の途中に展望台があります。<br />ここで昼食。<br />正面には高野三山の一つ、楊柳山。はっきりとした三角形でわかりやすい。

    果樹園の道の途中に展望台があります。
    ここで昼食。
    正面には高野三山の一つ、楊柳山。はっきりとした三角形でわかりやすい。

  • 展望台から東方面。手前の大きな川が紀の川。中央奥にうっすら見えるのが、高見山。

    展望台から東方面。手前の大きな川が紀の川。中央奥にうっすら見えるのが、高見山。

  • ここからしばらく山道と果樹園が混在した道を下ると、丹生官省符神社。<br />世界遺産。弘法大師創建です。この下にある慈尊院とも関係が深い。<br />ご祭神は、丹生都比売大神ほか。女性の神様を祀っている。<br />ありがたく参拝しました。<br />

    ここからしばらく山道と果樹園が混在した道を下ると、丹生官省符神社。
    世界遺産。弘法大師創建です。この下にある慈尊院とも関係が深い。
    ご祭神は、丹生都比売大神ほか。女性の神様を祀っている。
    ありがたく参拝しました。

  • 神社の先に進むと大きな下り階段。(下りてから撮りました)<br /><br />階段中腹の右側に町石があります。<br />これが最後の百八十町石。

    神社の先に進むと大きな下り階段。(下りてから撮りました)

    階段中腹の右側に町石があります。
    これが最後の百八十町石。

  • これが最後の町石!

    これが最後の町石!

  • 下にはきれいに掃き清められた慈尊院があります。<br /><br />弘法大師の母上・玉依御前が晩年過ごしたといわれるお寺です。<br />弘法大師が月に九度母親に会いにきたというので、この地は九度山といいます。<br />ここも女性を守るお寺で、子宝・安産・育児・授乳や、乳がん平癒を祈願する「乳房型絵馬」がこんなにたくさん。

    下にはきれいに掃き清められた慈尊院があります。

    弘法大師の母上・玉依御前が晩年過ごしたといわれるお寺です。
    弘法大師が月に九度母親に会いにきたというので、この地は九度山といいます。
    ここも女性を守るお寺で、子宝・安産・育児・授乳や、乳がん平癒を祈願する「乳房型絵馬」がこんなにたくさん。

  • 清々しい美しいお寺です。

    清々しい美しいお寺です。

  • 慈尊院を出て、すぐの道沿いに秋海棠(シュウカイドウ)が美しく咲いていました。<br />秋を満喫した1日となりました。

    慈尊院を出て、すぐの道沿いに秋海棠(シュウカイドウ)が美しく咲いていました。
    秋を満喫した1日となりました。

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