2026/08/16 - 2026/08/16
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beachさん
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---Tagesfahren 16.8.2026---
『大人の夏休み』第4弾&5弾は、モーゼル川周辺の町を巡ります。ワイン、古城、木組みの家々が織りなす、ドイツの美しい風景をご紹介します。
<観光ポイント>
・知る人ぞ知る、モーゼル河畔の小さな町をご紹介
・木組みの家々が並ぶ美しい歴史地区の散策
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
■Sonntag, 16. August 2026
Guten Morgen!今年の夏休みは、Deutschland-Ticket(1ヶ月63ユーロで、ドイツ国内の公共交通機関が乗り放題になるチケット)を使って、各地に日帰り旅行をしたいと思います。
いよいよ『大人の夏休み』最終回。第5弾は、「モーゼルの眠れる森の美女」と称される村、バイルシュタインへ。 -
バイルシュタインは、ドイツ中西部のラインラント=プファルツ州に位置する、モーゼル地方を代表する小さな村のひとつです。
デュッセルドルフからは、電車とバスを乗り継いで片道約3時間半。
■RE(D-チケット利用)
06:40 Düsseldorf Hbf 発
09:06 Koblenz Hbf 乗換
09:57 Bahnhof, Cochem(Bus712) 乗換
10:19 Fähre, Beilstein(Mosel)(Bus712)着
■RE(D-チケット利用)
12:37 Fähre, Beilstein(Mosel)(Bus712)発
13:18 Cochem 乗換
14:16 Koblenz Hbf 乗換
16:01 Düsseldorf Hbf 着 -
2週連続のモーゼル通い。もはや、ちょっと遠出の早朝散歩のノリになってきました(笑)
車窓に広がるブドウ畑を眺めながら、モーゼル川沿いを走ります。 -
Bahnhof Cochem(コッヘム駅・バス停)
先週も訪れたコッヘム。今回はバス停に直行します。 -
バイルシュタインは、鉄道の走るモーゼル川の対岸に位置するため、バスや船でアクセスします。ダイヤは1時間に2本。
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河畔や山岳地域でよく見かける、自転車を積載できるバス。モーゼル周辺も、サイクリングを楽しむ人が多いエリアです。
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バスに乗ったのは、私を含めて二人だけ。
「Stop」ボタンを押さないとバス停を通過してしまうバス。聞き慣れない地名、どうか電光板が故障していませんようにと祈りつつ、毎回緊張しながら乗ります。 -
Reichsburg Cochem(ライヒスブルク / コッヘム城)
バスの車窓から。朝日を浴びるライヒスブルク城。なかなか素晴らしい景色。 -
Fähre, Beilstein(Mosel)(バイルシュタイン・バス停)
無事到着!同乗していた方も一緒にバイルシュタインで下車。 -
Mosel(モーゼル川)
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この日は雲ひとつない快晴。風もなく、穏やかな川面が水鏡になっていました。
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モーゼル川で運航されている「聖ヨセフ(St. Josef)」と呼ばれる渡し船 。
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よく見ると、空中ワイヤーに船が繋がれています。
川の両岸の間に張られたワイヤーに船を繋ぎ、川の自然な水流の力を利用して進む「リアクション・フェリー(逆推進渡し船)」と呼ばれる、珍しい仕組みが使われているそうです。 -
Burg Metternich(メッテルニヒ城)
モーゼル川を見下ろす丘の上に建つメッテルニヒ城(遺跡)。 -
モーゼル川沿いにひっそりと佇むバイルシュタイン。
木組みの家々や石畳の細い路地、階段が入り組む小さな村は、まるで絵本の中に迷い込んだような雰囲気です。
村自体はこぢんまりとしていて、1時間もあれば一周できてしまうくらい。 -
歴史的な町並みがそのまま残されていることから、「モーゼルの眠れる森の美女」とも呼ばれています。
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今回は、完全に写真目的。人の少ない午前中を狙って撮影し、昼過ぎには帰るという、潔いスケジュールで訪れました。
ちなみに、バスに同乗していた男性も同じく写真目的でした。そのくらい、ここバイルシュタインは写真を撮りたくなる魅力的な村なのです。 -
朝の静けさに包まれるバイルシュタイン。どこまでもメルヘンで、絵本の世界そのもの。
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まだ村が眠りから覚める前のような、静かな通り。
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壁面を覆うツタや、ピンク色のゼラニウムなどの花で美しく飾られた伝統的な木造スレート葺きの家並みが本当に素敵なんです。
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まるで時が止まったかのような、静かで穏やかな風景。「Dornröschen der Mosel(モーゼル川の眠り姫)」とは、まさにこの景色のことなのでしょう。
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Winzerschenke(ヴィンツァーシェンケ)
日が昇りきると、木組みの色彩がはっきりして、街並みがまた違った表情を見せてくれます。 -
ブドウの葉と房をあしらった鉄製の看板が目を引きます。ここバイルシュタインも、モーゼルワインのメッカ。村のあちこちに、ワイン酒場やワインセラーがあります。
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テラス席の上に広がるブドウ棚。
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小粒で房に実がギッシリ詰まっていそうなワイン用ブドウ。
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味わいのある木製看板。
バッハラッハの回でもご紹介した、ドイツの伝統的なワイングラスである「Römerglass(レーマーグラス)」も描かれています。 -
Marktplatz(マルクト広場)
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いわゆる「市庁舎ドーン、噴水ドーン」といった典型的なマルクト広場ではなく、こじんまりとした、市民の憩いの場といった趣のある広場です。
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お昼近くになると、カフェやレストランも賑わってきます。
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ガチョウ(アヒル?)のくちばしから水が出る、なんとも可愛らしい蛇口。
その上部には「KEIN TRINKWASSER(飲料水ではありません)」と書かれた小さなプレートが設置されています。
夏のヨーロッパ(特にスイスやイタリア)では、飲料水を汲める水飲み場をよく見かけます。ただし、すべてが飲めるとは限らないので注意書きは必ずチェックしましょう。旅行中にお腹を壊したら元も子もないので。 -
St. Christophorus(旧聖クリストフォロス教会)
現在は市民館として利用されています。 -
Zehnthaus(ツェーンハウス・貢納物収蔵所)
1577年にメッテルニヒ男爵によって建てられました。当時、地元の農民たちが現物で納めていた税(「十の一税」、収穫の10分の1)を蓄えるための倉庫として使われていました。 -
現在は、歴史的なワインセラーになっています。
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Zehnthauskeller(ツェーントハウスケラー)
古い石造りの建物にワインセラーという組み合わせが、なんともドイツらしく、バイルシュタインのワイン文化を感じられるスポットです。 -
Haus Lipmann(ハウス・リプマン)
赤い木組みと白い壁、窓辺を彩る赤いゼラニウムが印象的な、モーゼル渓谷の伝統的な建築です。 -
花と緑に彩られたマルクト広場。
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歪んでいるような、どこかアンバランスな感じが、かえって可愛らしく感じられます。
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村は小路が入り組んでいて、歩いていると次々に趣のある風景に出会います。
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ehemalige Synagoge(旧シナゴーグ(旧ユダヤ教会堂))
先ほどまでの建物とは雰囲気の異なる建物。「旧シナゴーグ」と記された建物。中世に建てられたとされ、かつてこの場所にはユダヤ人コミュニティの礼拝堂がありました。 -
入り口の上部には、ダビデの星が刻まれた石彫りの紋章(双頭の鷲)が見られます。
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現在はギャラリーとして使われています。趣のある石壁や青緑色のよろい戸がなんとも、どこか魔界を思わせる、不思議な雰囲気が漂っています。
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お昼近くになると、少しずつ人が増えてきます。訪問者の年齢層を見てみると、圧倒的に多いのが「趣を楽しむ大人層」。
実際のところ、現地ドイツ人にも人気の場所は、かなり穴場感があります。観光客であふれることもなく、知る人ぞ知る魅力が、静かに残っているのです。 -
Bachstraße(バッハ通り)
趣のあるアーチ門。古い建物と一体になったような造りで、ここをくぐると、メッテルニヒ城へと続く通りに出ます。 -
Felsenkeller(フェルゼンケラー)
アーチ門の岩盤を利用して造られた地下の貯蔵庫・ワインセラー。 -
店内にはモーゼルワインはもちろん、特製マスタード、ブランデーなどもありました。
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小さな村なので、同じ道を何度も通っています。そして、朝のバスで一緒だった方にも、行く先々で何度も会うという(笑)
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階段を上って村の高台を目指します。
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何だかディズニーの世界に迷い込んだような風景。プリンセスが歌いながら窓から身を乗り出すと、小鳥たちが寄ってきそうな(笑)
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建物の角や入口などに飾られた聖母マリア像。人々の信仰の深さと、暮らしの中に根付いた宗教文化を感じます。
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振り返ると素敵な景色。最高ですね。
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高台に到着!カフェがあります。
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Karmeliter-Klosterkirche St. Josef(カルメル会修道院教会 聖ヨゼフ)
村を見下ろす高台に建つ教会「カルメル会修道院教会 聖ヨゼフ」。 -
この日は日曜日。ちょうど日曜のミサが行われていました。オルガンの音色が教会の外まで響き、厳かな空気が漂っていました。
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Mosel(モーゼル川)
高台からの眺め。
穏やかに流れながらブドウ畑を育むモーゼル川は、まさに「母」のような存在。昔から「母なるモーゼル」と呼ばれてきたのも、うなずけます。 -
バイエルンの大自然や、北ドイツならではの独特な文化ももちろん魅力的。でも、「ドイツらしいドイツ」と聞いて思い浮かぶのは、もしかしたらライン河畔やモーゼル河畔に広がる、こんな風景なのかもしれません。
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色づき始めたワイン畑を見て、夏の終わりを感じます。
実際、今日の午後からは雨予報。明日以降は気温も下がる予報だったので、最後の夏を逃すまいと、思い立って強行。そして今に至る(笑) -
高台から再び村の中心へ戻ってきました。
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Schloßstraße(シュロス通り)
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メッテルニヒ城(城跡)へと続く通りにも、ワインセラーが点在しています。
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頭上に実ったブドウをくぐるようにして歩く。それだけで、なんだか素敵な気分になれる街歩き。
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ここで、素通りできない「あるもの」を発見!
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「日本語!まさかのバイルシュタインで日本語!」。
需要あるんでしょうか(笑)今のところ日本人どころか、アジア人らしき人すら見かけていませんが(笑)
ちなみにこちらは、硬貨を入れると記念メダルに変えてくれる機械です。ケルンとか都市ではよく見るのですが…バイルシュタインというマニアックさ。 -
たまたま道で目に留まった、サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼者が残していったのでしょうか、ホタテ貝に添えられたメッセージがとても素敵でした。
「旅のあらゆる出会い、あらゆる行程、あらゆる瞬間が、旅を形作る。大切なのは目的地ではなく、その瞬間、つまり今この瞬間なのだ。」
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Jede Begegnung, jeder Wegabschnitt und jeder Augenblick macht die Reise aus. Es geht nie um das Ziel, es geht um den Moment-das Hier und Jetzt. -
何だか、ここにきて目が冴えてきました。妙に細かいところまで気になってくる(笑)
まさに、このよろい戸を留める金具にまで目が留まるとは…。 -
こんな所まで装飾されていることに驚きでした!
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夏のドイツの景色を心置きなく堪能することができました。
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知らないからこそ、行ってみる。行ってみて初めてわかる、小さな村の魅力。
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まだまだ知らない素敵な場所が沢山ありますね!
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最後に8月の経理報告。
Deutschland-Ticket(1か月63ユーロ)の元は十分に取りました(笑)
日帰りでこれだけあちこち出かければ、もう大満足です。はい。 -
ほら、乗り放題チケットだったからこそ、小魚を見てワクワクする時間さえ惜しくなかった(笑)
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5回にわたってお届けしてきた『大人の夏休み』シリーズ。
気の向くままに、ゆっくりと街歩き。
大人になっても好奇心は忘れずに。体力があるうちに、行きたいところへ行き、見たいものを見て、やってみたいことに挑戦する。「いつか」ではなく、「今」を楽しむ。
さて、もうドイツのスーパーにはシュトレンが並び始めましたよ(笑)
それではまた。Tschüss : )
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この旅行記へのコメント (1)
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- ぽちゃさん 2026/09/19 21:21:05
- 夏の終わりに
- beach様
10:19着で、12:37発!?
と驚きましたが、納得です。
絵本の世界、姫と小鳥の世界を、
素晴らしく麗しく撮りまくりましたね!
あ、何かいつもと違う・・は、
アイスクリームとか、カフェがないですね(^^)
その代わり、記念メダルや、
ホタテ貝のメッセージはなんて素敵!
風景も文章もお値打ちのバイルシュタイン編。
シリーズ最終回はさびしいですが、
今を楽しむ旅は続きますね。
夏休みシリーズ、とても楽しかったです。
ありがとうございました (◍•ᴗ•◍)❤
ぽちゃ
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