2026/07/10 - 2026/07/11
1192位(同エリア1265件中)
タブラオさん
昨年11月に生まれた孫に会いに実家から母親に来てもらいましたが、その帰りに母親を連れて沼津市の安田屋旅館に泊まってきました。
安田屋旅館といえば、太宰治が「斜陽」の第1章と第2章を書いたことで有名な旅館です。また登録有形文化財の宿でもあります。前から泊まってみたいと思い、友達を誘っていましたが、なかなか実現しませんでした。そんな中、母親が孫に会いに東京に来る機会に誘ってみたら、興味ありとのことでしたので早速予約しました。太宰治が「斜陽」を書いたのは「月見草の間」という部屋です。この部屋がそのまま残っていて、1人当たり3,300円の部屋指定料を支払えば泊まれるとのことでしたので、迷わず「月見草の間」を指定しました。
で、どうだったかというと、太宰治が「斜陽」を書いた部屋と同じ部屋に泊まれたのは良かったと思います。太宰治が見たであろう景色と同じ景色を眺めながら、当時に思いを馳せることが出来ました。ただ、それを除いて一旅館として考えた場合、正直、かなり割高に感じました。まあでも、気になっていた旅館だし、今後、泊まれることが出来なくなってしまったら後から絶対に後悔しますので、泊まれる内に泊まっておけて良かったと思います。それと、母親もまあそれなりに楽しめたようですので、それが何よりだったと思います。
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この日は午後の新幹線で三島駅まで行き、三島駅で伊豆箱根鉄道に乗り換え、伊豆長岡駅に向かいました。伊豆長岡駅からはバスで終点の伊豆三津シーパラダイスに行きました。伊豆三津シーパラダイスからは歩いて2、3分の距離でした。安田屋旅館には15時00分過ぎに着きました。
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「安田屋旅館」
何度も目の前まで来ていましたが、改めて見ると、風情のある立派な旅館でした。安田屋旅館は太宰治ゆかりの旅館ですが、登録有形文化財の宿でもあります。 -
格式を感じる旅館入口です。敷居が高く感じられますが、中に入ると拍子抜けします。まあ、最初から知っていましたが…
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以前に建物内にも入ったことがありますので、事情は大体知っていましたが、安田屋旅館は、文豪・太宰治ゆかりの宿であると同時に、アニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の聖地でもあるそうです。そして、世の中の一般の人にはどちらかというと後者で有名なのだそうです。
ということで、入口付近は落ち着かない雰囲気でした。ただ、『ラブライブ!サンシャイン!!』を感じさせるのはこの辺りだけでした。それにしても太宰治目当てのお客さんと『ラブライブ!サンシャイン!!』目当てのお客さんでは全く客層が違うと思うのですが…。全く相容れない2つの聖地ってどうなんでしょう? -
お茶菓子を頂きながら受付をしました。その近くにはアニメの登場人物の等身大のパネルが置かれていました(左の写真)。「ラブライブ!サンシャイン!!」に登場するキャラクターなのだそうです。受付をしながら宿の人がアニメについても説明してくれましたが、安田屋旅館は、アニメの主人公の高海千歌の実家のモデルなのだそうです。それを聞いた母親が、安田屋旅館の娘さんはここで生まれ育ったのですかと真顔で聞いていましたが、宿の人も返答に困っていました。
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私たちが泊まった「月見草の間」は2階にありました。この急な階段を上って2階に行きました。
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「月見草の間」の扉です。扉横の木製のプレートには、「太宰治 「斜陽」執筆のお部屋 旧名称 「松弐」」と表示がありました。
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「月見草の間」
お部屋に入ってすぐに目に入ってきた景色です。正直、それほど期待していませんでしたが、想像以上に風情のあるお部屋でした。1泊2食付き、2人泊で1人当たり22,000円に月見草の間指定料の3,300円が追加で掛かりました。食事がイマイチであったため、このお値段だと割高に感じました。ただ、このお部屋は太宰治が「斜陽」を書いたお部屋ですので、泊まれただけで満足です。 -
窓側から出入口側を撮ったものです。他の部屋と比べ、決して広い部屋ではないようです。
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襖を開けると雰囲気がガラッと変わりました。二方向に広縁があって開放的なお部屋でした。
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「月見草の間」の扉の横に飾ってあった絵(?)です。いつ頃の絵かわかりませんが、開放的なお部屋の雰囲気は今も昔も変わらずでした。太宰治が泊まった時もこんな感じだったのでしょうか? 同じ雰囲気を味わっていると考えたら、少しテンションが上がりました。
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太宰治も広縁の椅子に座って、外の浜辺を眺めたのでしょう。この景色を眺めながら「斜陽」の構想を練ったのでしょうか? この時は曇っていて見みえませんでしたが、この部屋からは富士山を眺めることが出来ます。
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窓の外の景色です。目の前は砂浜ですが、その手前には県道が走っています。ちょっと行くとセブンイレブンがありますが、この近辺まで車で来ると必ず寄っていたセブンイレブンです。それから、歩いてすぐのところに伊豆三津シーパラダイスがあります。車や人の通りがそれなりにある地域です。
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「月見草の間」の鍵と安田屋旅館のタオルです。テーブルの上には「斜陽」の文庫本が置かれていましたので、これも一緒に撮りました。
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館内を探検してみました。写真は、建物と建物を繋ぐ通路です。建物の外観は古いままですが、中は綺麗に改装されていました。
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「伊豆文庫」
太宰治に関する資料や関連書籍が置かれている小さな小屋です。狭くて雑然としていました。写真を撮っただけでした。 -
売店と休憩スペースです。
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売店で売られていた「斜陽Tシャツ」と「安田屋旅館Tシャツ」です。買う人は相当マニアな人なのでしょう。
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時間があったため、旅館の外を母親と散歩してみました。写真は旅館の目の前の浜辺です。白鳥が浜辺で動かずにじっとしていました。怪我でもしているのかと思いましたが、宿の方に聞くと、数ヶ月前からこの辺りに居着いているのだそうです。ずっと浜辺にいるわけではなく、居なくなったかと思ったら戻ってくるのだそうです。
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海の近くまで行ってみました。釣り客が何人かいました。聞いてみましたが、結構なサイズのイカが釣れるのだそうです。
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写真は道の向こう側から安田屋旅館の客室棟を撮ったものです。3つ屋根がありますが、私たちの部屋は一番左側の屋根の部屋です。海の眺めの良い部屋であることは間違いありませんが、太宰治が泊まっていたからといって必ずしも一番広い部屋ではないようです。
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一応、温泉のようです。無色透明、無味無臭で温泉らしさは全くありませんでしたが、露天風呂があったのは良かったです。新しいお風呂ですので、太宰治が入ったのとは違うのでしょう。
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翌日には男女入れ替えとなっていました。余り代わり映えはしませんが…
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夕食は食事会場でいただきました。私たちの他には、若いカップル1組と一人旅の男性が3人でした。3人とも年齢はバラバラでしたが、どうもリピーターっぽい感じの方ばかりでした。カップルの若い男性とお風呂で一緒になって、話をする機会がありましたが、やはり「ラブライブ!サンシャイン!!」目当てだそうで、ここを目掛けて来たのだそうです。
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ほとんど読めませんが、右は夕食のメニューです。品数は少ないですし、量的にも他の旅館と比べ少なく感じました。
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お造りですが、2人分です。どうなんでしょう。海沿いの宿の割には豪華さが足りないように感じました。
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小ぶりな金目鯛でしたが、金目鯛の煮付けが食べられるのは嬉しかったです。
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ご飯が出てきた頃には、既におかずはほとんど食べていました。
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食後にお部屋に戻ってきて、窓の外を撮ったものです。ちょっと見づらいですが、この時間帯は、2つの小島の間に富士山が見えていました。
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上の写真のアップです。太宰治もこの富士山を眺めていたのでしょう。
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翌日の朝食です。朝食も、宿泊料金からしたら、ちょっと寂しい内容でした。
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外は暑いし、特に寄るところもなかったため、三島駅で母親のお見送りをして、そのまま帰路に着きました。
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