2025/11/30 - 2025/12/01
7位(同エリア15件中)
H.A.さん
ホーチミン市、そしてベトナムにあと2日いる、この日はクチよりも北に位置するタイニンに向かうツアーに参加した。ミニバスはホテル前に着いた。ガイドさんは若い女性で、客はもう一人だけで、後でフィリピンから来たという若い男性だった。
タイニンにはカオダイ教という20世紀前半に生まれた新興宗教の本山がある。儒教、道教、仏教、キリスト教、イスラム教の教えを統合したといい、多くの聖人がいる。グエン・ビン・キム(16世紀ベトナムの学者、詩人)、ヴィクトル・ユーゴー、孫文が聖人として、キリスト教東方正教のイコンのように描かれている。土着の信仰に外国、現代の知識を交えた宗教は日本でもあるのかもしれないが、スケールが大きい。ベトナム道教の最高神(カオダイ=高台)が、世界を見通している目がご本尊なのだが、本山に一般客が立ち入りでき、堂内をぐるっと一周できる。中には白いアオザイを着た信徒の方々が礼拝している。タイニン省の住民のかなりの割合が信徒らしい。
軍事独裁政権だった旧南ベトナム政府に抵抗していたことも、現在も残って存在感を示している理由かもしれない。そもそも現在のベトナムは一党独裁政権といわれつつも、フランス由来のカトリック教会は数多く、基本的な信教の自由はあるようだ。経済成長が続き人々がのびのびしている印象がある。
その後、郊外にある仏教テーマパークに向かった。行くまでどういうところかわからなかったが、ロープウェイで登った高い山の上に、巨大な座る大仏が鎮座し、建物の中は小さな仏像が並ぶ。メインホールは定員があり、順番を待って入ると、宇宙の生成のなかで仏が現れ、過去から未来に続くという映像が流れた。高い山の上から眺める下の風景はきれいである。ビュッフェスタイルの食堂があり、坂を下るカート場もあったが、娯楽施設はほとんどないなか、このような施設は面白いのかなと思ったが、大人も子供もたくさん来ていた。
この日も道路の渋滞に巻き込まれ、帰りはずいぶん遅くなった。
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