2006/08/28 - 2006/08/28
8位(同エリア14件中)
離島民さん
今日はシンカフェのクチトンネルとカオダイ教の本部への一日ツアーに参加。8時15分出発して19時に戻る予定。参加者は大体10人くらい。日本人(というよりベトナム人以外のアジア系)は僕以外に2人。フランスなど欧米からの旅行者が中心で、ベトナム人が少し。
出発してすぐ、ガイドの男性がツアーの説明などを始めたが、どうもベトナム訛がきつくて聞き取りにくい。流暢なのは流暢なのだけれど、多分慣れの問題もあるのだろう。日本語、広東語訛の英語なら慣れてるんだけど・・・
最初の目的地はカオダイ教の本部。ホーチミンから北西約100キロの、カンボジア国境に接しているタイニン省の省都タイニンにあるらしい。カオダイ教はキリスト教、イスラム教、仏教、道教、儒教を取り入れたベトナム独自の新興宗教だそうだ。
かなり遠いので途中休憩を取る。漆器かなにかの工場と土産物屋を合わせたようなところ。約20分。それからカンボジアまで続くという国道をひたすら走り続けて昼前の11時半頃かな?カオダイ教の本部に到着。カオダイ教についての説明と12時から礼拝が始まること12時半に集合という情報が伝えられる。ツアーといっても団体でぞろぞろ動いてというわけではなく、自由にうろうろしてよいようだ。気楽でいい。このような公共交通機関がないところは車をチャーターする以外はツアーに参加するしか来られない。ツアーは外すと怖いが、今回はなかなかよさそうだ。
とりあえず一人で教団の敷地内をいろいろ歩いて回る。総本山の巨大な寺院は壮観。カトリックの教会風の建築が基本だけど、龍などのアジア風の装飾や、漢字でいろいろ書かれているのを見ると儒教や道教の影響もあるのかなあとも感じる。シンボルの「天眼」という目が怖い。
かなり暑いので靴を脱いでちょっと早めに寺院の中へ。2階から旅行者は見学できるらしい。礼拝は男女別れて信徒が入場。ランクによって服装が異なっている。施設はキリスト教風。銅鑼のようなものを時々叩くのは仏教風なのか。でもイスラム教のコーランのように歌いながら祈る。延々続く。30分ほど見学してバスに戻る。新興宗教といっても信徒は約200万人居るそうだ。日本では新興宗教というと印象が悪いように思うが、どの宗教だって最初は新興宗教。露骨に金銭を集めることを目的にしてるものは論外として、勧誘ノルマを設けたり、教義の面でその社会秩序と相容れないようなことを行ったりするなど信徒以外の家族や周囲に迷惑を掛けるようなものでなければそれはそれで良いんじゃないかなあと思った。
それから近所のレストランでしばらく食事休憩。これも普通のツアーと違って、勝手に好きなものを注文して食べる。まあ選べるほどレストランが他にあるわけでもないし、値段も味もぼったくるような店ではないのでこれもまた良かった。牛肉のフォーとアイスコーヒーを注文。そして2000ドンの「タオル」。テーブルに出されたタオルは有料。ちょっと凍りかけてるキンキンに冷えたタオルはアイスコーヒー6000ドンの3分の1の価値はあった。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- ユナイテッド航空
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途中休憩のために立ち寄ったところ。伝統工芸品の工場兼販売所のようです。
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貝細工のようなものを作っていました。
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見学する人々。というよりバスの出発時間まで時間を潰している人々。
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ようやく出発。この国道をずっと走っていくとカンボジアの首都、プノンペンへ続いているそうです。
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カオダイ教の総本山に到着。これが中心となる建物(教会?)のようです。
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礼拝の時間まで時間があるので敷地内を散策。門には中国語も書いてありました。
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このような塔もいくつか教会の周りに見られました。
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教会の上部に見られる建造物。ちょっと中国風です。儒教を表しているのかもしれません。
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こちらはドーム風なのでイスラム教?
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カオダイ教のシンボル「天眼」。怖いです。
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礼拝が始まるので中に入りました。見学者は二階に上がって様子を見ることができます。
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右手から男性、左手から女性が入ってきます。
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写真右手にある祭壇に向かってお祈りが始まります。仏教風というか、ちょっとイスラム教風というか、そんな音楽が流れています。
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地位の高い男性だけが色のついた衣装を着ていました。
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見学者たち。
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一般信者。
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ちょっとぶれ気味ですが、2階の後方で音楽を演奏している人たちがいました。
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下から見るとまた壮観。
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教会内に飾ってあった絵画。
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ちょっと色使いは澳門のカトリック教会に似ているような気もします。
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教会入り口にかけてあったカレンダー。混合宗教らしさがここにも見られます。
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礼拝の見学終了。ここは教会の外。でもまだカオダイ教の敷地内です。
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敷地内の駐車場。ここに見学者の乗ってくるバスや車がとめてあります。
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乗ってきたバス。
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昼食の時間。このツアーには昼食代は含まれていないので、各自食べたいものを注文します。
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アイスコーヒーを注文。自分でグラスに移すスタイル。
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そして牛肉のフォー。
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犬1。
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犬2。
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食事も終了し、いよいよクチトンネルへ。だんだん木々が増えてきます。
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ガイドブックに乗っていた三角の山?
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のどかな田園風景が続きます。
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延々と続く水田。世界有数の米輸出国だけのことはあります。
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牛も多く見られます。が、これは労働力なのか、食用なのか乳牛なのか?
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疾走するバイクと牛。
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民家。
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牛。
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ちょっと見づらいかもしれませんが、門のところに狛犬のような置物が。しかし、普通の犬?この家だけではなく、ほかでも何度か見かけたので、越南では一般的なのかもしれません。
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