2026/05/27 - 2026/06/02
117位(同エリア347件中)
aokiさん
1 中国とくに辺境の旅行が難しくなっている一方、将来を考えると日本人がもっと中国について自分で見ることが必要だと思う。今回は旅行前にはわかっていなかった内容に重点を置いており人に見ていただくというよりは自分の覚書である。
2 チベット自治区の場合、ガイドを同行させ、許可証(permit)に示された期間および場所を旅行する(ソ連時代のインツーリストでのシステムと同じではない)。許可証取得には適格な旅行社を通じる必要があり、全体としてかなり高額になる。旅行社サイトは中国人と非中国人(以下、外国人)とについて行ける場所や条件が違うことを明記していないものも多く混乱するが、中国人のような自由度は外国人には認められていない。
3 チベットや西安の観光客は、中国人が圧倒的に多い。外国人は1割以下の状態にあり、それゆえ案内等(英語での表示等)についていきとどかないことも少なくない。英語ができる中国人従業員がいるとは限らないのである程度の中国語はあったほうがよかろう。
4 最近「地球の歩き方」西安敦煌ウルムチが出版され(2026.5)かなり最近の注意事項につき整理されているが、理由や重要度の説明のないまま羅列されており、無視する旅行者も多いと推察される。しかしよく調べていくに越したことはないと思う。とりわけポルノや禁書の持ち込みに注意し、また撮影禁止対象を知り、公務員に質問された場合には従うことが重要である。規制や状況の変化、現場裁量も特徴的で、不測の不都合が重なると深刻な事態に陥りかねない。パワーバンク(モバイルバッテリー)は3cマーク付きでないと没収され、スマホ必須の中国ではすぐに詰んでしまう(そういうときに限って販売店が見つからなかったりする)。
5 今回のテーマのメガコンストラクションの写真は撮影制限等で十全を期せていないが、量・質の一端でも示せていれば幸いである。
表紙は林芝のバラ チベットはバラにきわめてあった気候(冷涼、強い日照、冬の寒さが限定的)のようで、おどろくようにりっぱな花のバラがあちこちにみられる。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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映画「中国機長」の四川航空で成都からラサへ28日朝に。下方にこんど乗る予定の拉林鉄路の高架。空港からはガイドとドライバーが同行してくれる。中国は何度も来ているがチベットははじめて。
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ジョカン近くの新華書店がラサ最大級で、ここはチベット文学の本が多数置かれている。バーコールまわりのチベット書店も多いが、ぱっと見にはこちらのほうが便利。チベット習字の筆とか道具とかも置いてある。この日はジョカンをみてバーコール(3日後にサガダワ(仏誕生節)があるので巡礼者も少なくない)を散歩して帰る。1日目なので普段は98はあるパルスオキシメータが68を指し、ダイアモックスをのんではいるが頭痛もあり、酸素シリンダー(10元程度)をすいながら静養した。ふだん3000メートル級の山を無理なく登っているので3500メートルのラサでこれだけダメなのは意外だった。もっとも翌日以降は問題なかった。
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サンスクリット文字由来のチベット字はかくのが大変に難しい。筆がいろいろ。
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29日、あさ8時にラサを発ち、車で林芝に向かう。ふつうは北の高速道路でいくが、拉林鉄道がみたいからそれに接近した道路をとリクエストして南路をとることとなった。
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このあたりはOxytropis(オヤマノエンドウ属)らしい冬の寒さに耐えるロゼット構造の花がいまの時期、かわいた丘を覆っている。また畑になっているところではツァンパの材料でもある大麦がつくられている。チベットは寒冷不毛の地ではなくむしろ農牧業が盛んである。ただ採算はあわないからかなり中国の北京上海広州といった富裕都市との援助(対ロというらしい)でこういった農業を維持しているようだ。ホームページの園芸植物など素晴らしい出来だがエチオピアやケニアなどと違って海外輸出は特にしていないみたいだが、とにかく農業がないわけではない。
鉄道関係写真は移動中の車内のくもったガラス窓から自慢のキャノンSX740 ズームで必死にとったのだが結果はよくなかった。 -
南側の560号線は2車線で北のハイウェイができるまでは主幹線だったのでいまでもなかなか状態はよく、「がたがただ」と脅かされてのんできたアネロンやアセトアミノフェンは無駄だった。また北とちがって高度もさしてあがらないのでバイアモックスも実はいらなかった。林芝にかけて高度をおとしていくがその先が面白い。
このヤルンツァンポ川がだんだん太くなってそれが東のナンチャバルワ峰をぐるりとまわり180度方向を変えて西進、ブラマプトラ川となりバングラの平原をとおりベンガル湾にそそぐ。こういう妙な動きとなっているのはインド半島がブーンと押し上げているからで、川はヤルンツァンポ大峡谷を刻んでいる。https://www.greattibettour.com/jp/tibet-attractions/yarlung-tsangpo-grand-canyon
アフリカのコンゴ川の下流あたりもかっこいいが、ここも世界に名だたる格好のよさ、中国人観光客には人気だが外国人には通常の旅行許可では訪問が難しい。
ちなみにガンジス川だと超長距離回遊魚がいるが、ヤルンツァンポのほうはラサあたりにいる固有種はニゴイやナマズの中まで回遊はしないものであるから(他国のようなサケ科の魚はいない)、この川にダムをつくってもばたばた固有種が絶滅するわけではなさそうだ。ただ相当多数つくっているのでやはり影響は避けがたいだろう。 -
メガコンストラクションだなあとおもいながらも車にふりまわされながら撮っている状態で自分でみてもわけがわからない。この先に一休みする場所がありサルがいっぱい出てくる。ここらの動植物は植物が日本なら3000メートル級のイメージの植物が豊富にあることを除くと素人目には違いはあまりわからなかった。
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こちら林芝鉄道ご自慢の黒さび加工だから塗装なしにいつまでももつという橋で、帰りの電車からはみえなかったので撮っておいてよかった。そのときは何とも思わなかったけど今見るときれい。
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ローマの水道橋みたいでいいなとおもったのだけど、自分でとるとなんじゃこれはに。ここに緑色の高速鉄道がのっているとかっこういいが、日にせいぜい4、5本なのでまあ無理。貨物はもうすこしとおるがやっぱり自動車で動く中からではとても無理。
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チャットGPTのご高見:写真の橋は建設後約6年とのことだが、目視できる範囲では大きなひび割れや鉄筋露出は見られず、橋脚・橋桁とも概ね良好な状態に見える。むしろ印象的なのは橋の劣化ではなく、周囲の急峻な崩壊地形である。維持管理上は橋そのものよりも、洗掘や斜面崩壊、落石への対応が重要と思われる。6年程度経過の橋梁としては比較的新しく見える。
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チベットの自動車行があまりスピードが出せない一つの理由がこいつ。これはヤクの男の子で、チベットではヒンズーとちがってヤクはガンガン食べるのだけど、日常生活は限りなくフリーダムにさせている。
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林芝の近くのメイリンあたりでは川はこんなにゆたかになり、でも今の季節はまだまだ増水しておらずもっと水かさがますそうだ。
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これは道沿いのチベット人の屋台でとうがらしや、ジャガイモでつくった涼麺やふかしジャガイモや高山病にきくという野草などを売っていた。
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翌日30日。林芝ではヤルンツァンポ川をみおろす利源ホテルに宿泊し、翌日の眺めを楽しんだ。中国は一つの標準時をつかうので西の端にあるチベット地域は体感で2時間くらい遅い感じとなる。この時期には日の出が6時をまわり、日の入りが21時頃の感じとなる。天気は夜は雨となりまたかなり下がるが日中は20度ちかくとなりまたかなり照り付ける。
大変残念だったのはこの東にナムチャバルワがあり、これをみたかったのだけど、セジラ展望台にいくには12時ちょっとの林芝発の電車に間に合わない、それに曇っていてだいたい見えないから、ということであきらめた。ところが前日夕方にセジラをとおった中国人旅行者がみせてくれた写真をみるとこれが夕映えをともなって見事きわまるもので、足が本当にくずれおちた。まあきれいな山はいろいろあるし、2日後の青蔵鉄道からの眺めも結構なものだったからこだわらないけど、でも残念は残念。もっとよくわかっていたら前日、北ルートの高速で夕方までにセジラにつきそこでナムチャをみて、それから林芝に戻るということもありだったろうが、しかし南ルートは本当におもしろかったし、当日朝に夕方にナムチャがみられるかはわからなかったろうから、無理を言ってはいけないと思う。
ナムチャバルワはすごい山で1992年、もう30年以上前に日本と中国のチームが初登頂して以来、誰も登っていないみたいなのだ。西のカイラスも誰も登らないけど東のナムチャも相当なものだ。 -
そのかわりに林芝の近くの植物園にいった。なんと縄文杉より古い杉(cypress)というのがあって、縄文杉にくらべると小ぶりだが、乾いた環境がよいせいか元気な木だ。これをみていると不思議な気がする、それなりに整った国家や宗教といったものが出てくる前からこの木はずっと人間をみてきたのであり、いまの対立や今後のことも流れとしてこれからも見続けていくのだろうと。
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植物園の近くの売店街で朝やっていたヤク(メスはディ)のミルクからつくったチーズ。10元で一握りくらいやわらかいのと硬いのとをまぜてもらって日本にもってかえったら外にだしておいたら1日もたたずにアオカビがいっぱいついた。いかに気候が違うかよくわかった。
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チベット固有の食べ物は案外に食べる機会がない。なぜなら観光客の動線にあるため、そして観光客の9割以上が中原からということで中華料理屋ばかりとなり、トゥクパとかいくらでもあるだろうとおもったらない。これはホテルの朝ごはんにでていたツァンパ(大麦の粉に水やミルクをまぜて食べる)で、まずそうだと思ったら意外とおいしかった。粉がかるくて香りがよい。あとはジャガイモからつくる涼粉とか、ジャガイモフライとか、もうこれでおなかはいっぱいで、たべようとおもっていた高原産の羊肉とかを食べる余力はなかった。
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12時をまわったところで林芝駅にもどり、ドライバーさんはそのままラサにもどり、わたしとガイドさんとはこの高速鉄道に乗って帰る。かなり期待していたけど、行きの道とどうも合わない(トンネルが多いせいもある)感じで、ここにあれがあるはずとか写真で身構えていてもだめだった。
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ラサには4時間ちょっとでもどり、バーコールによってからホテルにもどる。明日31日がサガダワで、地方からたくさん巡礼者がきている。こうしてみているとオンマニペメフムのリズムがなじんできて、やり方もだいたいわかったので、ちょっとやってみた(写真はわたしではない)。アンドロイドユーザーだったのだが今回iphoneのliveという機能をはじめてつかって、写真を見返していたら勝手に動いたのでほんとにびっくりした。
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こちらはホテルの駐車場の一部でなんと東北区の黒竜江から。吉林からとかとにかく遠いところからもたくさんきている。SUVやランクルプラドなど、日本にはオーバースペックな車がしっくりくる。
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5月31日はサガダワの日でしかも朝の9時半にはラサ駅から青蔵鉄道に乗ることになっている。もっともサガダワは観光客がいっぱいというのではなく巡礼者がきまった道を通るので、混まない道をえらべば問題ない。今回はポタラ宮殿にいく機会がなかったが外から見ることができた。
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31日。朝9時半のラサ初の青蔵鉄道ののせるためガイドさんとドライバーさんとが最後のお手伝いをしてくれる。そしてその際にサガダワの巡礼の行進を車から見る。もくもくとしずかに、そして観光のとは全く違う熱量で、進む一団をみられたのは稀有の体験かと思う。今年は丙午の年で60年に1度の大当たり年で功徳率が高いそうだ。
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今回の道 ラサから山南にむけて南下、川沿いにGyacaを経由、最終地の林芝まで向かうが、北方をいくG318や高速道路にくらべてくねくねしている。村を結ぶ生活道の感じ。
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駅であしかけ4日お世話になったガイドさんとドライバーさんとにお別れして、緑皮電車に向かう。旅行社が一等下段の乗車券を確保してくれてありがたい。
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青蔵電車は西寧→ラサで乗る観光客が多く、ラサ→西寧は少ないと聞いた。高度順化に西寧→ラサがいいともいうが、電車内圧力はかなり高めに維持されているのでどの程度順化に役立つか疑問。見たい場所が日中かが問題だろうが西寧夜発だと青海省があまり見えず、ココシリあたりから朝になりラサまで日中状態なのだろう。ラサ→西寧だと夏だと日没が遅いのでココシリくらいで夜になる。ラサから出て1時間あたりが山の見え方が一番きれいに思えた。
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遠景は絶景だけど近景がこれで電車をひけというのかとおもうような、ぐずぐずの地盤の悪いところが続く。これでもっと上になるとさらにひどくなるが要するに2000キロ鉄道のかなりの部分が本来は鉄道をひかないようなところに頑張って引いているかんじ。
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こちら側は窓を新聞紙で拭けずあまりきれいにとれないが、ハイウェイの立派な脚がずらっとならんでいる。電車は20年以上前に完成しているが自動車道路の整備は目下進行中。
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お弁当、たしか25元(600円くらい)。中国の人は沿岸部とか除くと一般に食事には保守的なのか、ラサの観光地もチベット料理のお店はあまりなく、安定の中華。お弁当や食堂車も中華のようだ。スーパーも大都市の品ぞろえとあまり変わらない感じで、観光客はちょっとがっかりかも。
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乾いているのか沼地なのかよくわからないような土壌が続く。チベット高原なんていうと線路におあつらえむきの乾いた砂地かとおもえば泥地獄のようだ。
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5月から6月にかけてのいい時期なので駅にでてもさわやかだし、それほど息苦しいこともないのだが、冬なんか大変だろう。
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ツォナ湖あたりでもよくみると人が遊んでいて釣りをしていたりする。どういう魚がいるかというと、ここらは淡水湖で、ヤルツァンポ川にもいた裂腹魚(Schizothorax)などが釣れるのではないかとGPT先生。水温が低く低酸素といかにも成長にはまずそうな条件。いまどきの中国の典型的な気晴らしは喫煙、魚釣り、ガーデニング(多肉植物にはまることを多肉沼というそうだ)といったあたりだとこれはdeep seek先生。とにかくサケマス科はいない。モンゴルやロシアの湖沼だと化け物鱒がでてきたりするが、ここはそうではない。青海省側では湖が塩湖化し多くの魚種が絶えて、Przewalski's naked carp(裸鯉)という鯉科のでかい固有種の一強状態だそうだ。
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今回、チベタンマスチフを全然みなかったけど電車からある会社のような建物の庭に4頭もこれがいるのをみた。街中ではやっぱりチベタンは危ないのだろうな。
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5068メートルがタングラ最高地点のはずだが、これはそれのだいぶ手前でとっていて、実際にはだいぶ高めにでているみたい。自分は注意が散漫なのかタングラ駅(停止はしなかった)を通過したのを気付かなかった。
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対向車をなんとか格好よく撮りたいのだが、それはまず単線が複線化したらたぶんそこで対向するだろうということで注意していると、だいたい向こうから来てくれる。青蔵鉄道も基本は貨物列車のほうが多く、この電車も貨物。右あたりに手の映り込みがあったのでGPTで修正した。
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こんな5000メートルのあたりでもトラックで高速道路の建設準備をしていたり、町で車を運転していたりと、下界のような作業をしている人たちがみられ、そうはいっても大変だろうなあと思った。このヤクなんかもどうしてこんなところにいるのか、冬なんかどうなるのか、不思議でしかたがない。
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おたのしみの野生動物だが、この時期にしてほとんどみられなかった。最初にでかい山ネズミがでてきたので、これはいい、チルーとかガゼルとかおおかみとかチベットスナギツネとかでてくるかなあなどと期待したらとんでもない、野生のヤクやチベットロバはけっこうたくさんいたけどそれ以外はほとんど見られなかった。
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たくさんいるチベットロバもなかなか電車からはうまく撮れない。AIによるとロバとかヤクとかは電車まわりが好きでよってくるけどそれ以外の動物は基本は嫌いなのでもっと奥に行ってしまったのだろうとのこと。
鳥もチョウゲンボウのような小型のタカなどみられるが、多くの鳥の群れなどは見かけなかった。 -
21時をまわって暗くなり始めた。この日は満月で夜1時に目をさましたころには煌々と無人の野を照らしていた。これまで軽い高山病状態で寝てばかりだったので眠れなくなり、今回の旅行のことなど考えながらうとうとしていると朝5時ごろに白み始めて青海湖を照らし出している。
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これは左下のラサからスタートして西寧を経由し、西安にまでの行路をGPSでとったもの。仏教化する前のチベット族(吐蕃)は763年に唐の長安を占領しているhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%90%E8%95%83 がさすがにこんな大回りはせず、昌都(Chamdo)あたりを経由しての最短距離に近い形できたのではないかと思う。
ラサ~林芝間の拉林鉄路をさらに成都まで延長中で将来的に川蔵鉄路となる予定。完成したら成都からラサまで乗ってみたい。 -
西寧から西安まで高鉄で約4時間。これまで検閲が厳格でいちいちパーミットの呈示が必要だったがこちらにくると上海や北京のように簡単で、基本はパスポートのスキャンで済む。鉄道切符は自分はTRIPで買うがとにかくパスポート番号と紐づいているからそれで特定しているのだろうと思う。ただ中国人とおなじようには認証されず、有人改札(基本は左側)で手作業で認証してもらう必要がある。これも国際便(たとえば前に行った中国~ラオス鉄道)は紙の切符をいったん受け取るなど、手続きが一貫していない。
切符の認証ではスマホは使わない(まわりが出しているので焦るが)が、他の場合たとえば席番号をみるとかではやはりスマホは必要であるし、決済には不可欠なのでスマホの電池切れは死活問題だ。今回、CE記号はあるが中国の規格のCCC番号はついてないスマホ電池を空港で没収されたので、ラサのお店で買おうとしたが見当たらず、電車に電源ソケットがあるだろうと思うとなく(この西安までの新幹線になかったのにはびっくり)、駅でスマホが使えなかったらその先の交通機関の支払いやナビで困るなあとびくびくした。 -
車窓からはずっと高い住宅用ビルが立ち並んでおり、せっかく名物ラーメンの「蘭州」とか高校地理でならった「宝鶏」とかもそういう建物がびっちりで味気がない。すこし田舎にいくとこういう30年以上前の家がでてきて、これらの一部は中を現代化して住みやすくして使われているらしい。西安についてからはメガコンストラクションのもといとなる工学の本をみたいとおもいAIに理工系の本がたくさんある西安の本屋さんを教えてと聞いたら「新華がいい」というのでいくと文系ばかり、それで今度間違えたら許さんといいつつ地下鉄で4つはなれた別の書店を推薦するのでいけばこれもお子様用と文系の本ばかり。
考えてみると西安交通大学とかすぐ近くにあるが、そしてそのキャンパスには本屋があるのだろうけど、でも大学構内に簡単に入れないから観光客には見られないのだろうと。量子コンピュータなどで技術立国を目指す割には一部の専門家以外への理工系情報の提供はあまりないように思われた。 -
翌日は鐘楼のまわりをすこし歩いたうえで早めに咸陽空港にいくこととしたがこれがよかった。ものすごくわかりにくいのだ。まず自分のbookingcomでかった切符にはターミナルが書いていなかった。空港までは昨年に市内から地下鉄が直行するようになっておりそれは便利なのだが、2・3・5とあるどのターミナルに自分のOZアシアナが行くかわからない。検索が難しいので怠慢してdeepseekにどれかと聞いたら5などないと言い張るので最近できたんですよというと、それはLCCとかで国際線ではないというので、それじゃあ3あたりかなとその地下鉄駅で降りた。ところが全然ないというか航空会社のリストにOZがない!これはほかに空港があるのだろうかとぞっとして、インフォメーションセンターをさがすがそれらしきものはなく、空港職員にすみませんと片言中国語できこうとしてもだめで(最近は相手が中国語ができないとスマホで翻訳しながら会話することができるので、わざわざ英語を覚える必要を感じないのかもしれない)、どうしようと思った。幸い、少し英語ができる人がでてきてこのターミナルから5にいけ、無料シャトルがあると教えてくれた。そのシャトルの中のターミナル案内をみると5の一番最後に国際 港澳台とあり ほかはみな中国のフライト。あまりたよりにならないがAIにきくと国際便は毎日あるのはほとんどないし全体としても5%くらいの存在感で、中国便のほうが圧倒的であり、だから英語案内とかできることは期待しないほうがいいと。デカップリングのひとつの帰結がこういうことなのかもしれない。
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ターミナル5でも実は中国フライトのほうが優勢で、国際便はもうしわけのように片隅にありそこにいくまで長い人けのすくない道をいくこととなる。「みなさんよくわかるなあ」と感心しながら、なんとかあまり遅くならず乗る飛行機にたどり着けたが、近代化されて安全な中国旅行もなかなか気が抜けないと思いながら帰国した。これで言葉が問題なければもっと楽なのかなあ?
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