2025/09/10 - 2025/09/10
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frau.himmelさん
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ウィーン3日目。
ウィーン滞在はあと1日を残すのみ。
最終日は、バッハウ渓谷に出かけます。
私は16年前に同じコースを訪れたことがありますので、ある程度は安心していました。
ところがバタバタ劇は今回も健在でした。
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ウィーン3日目
今日はバッハウ渓谷へ日帰り旅行。
地下鉄でU2のショッテントーア駅からU3のフォルクステアターで乗り換えてウィーン西駅へ。
駅の券売機でグループチケットEinfach-Raus-Ticketを購入します。
朝は9時から1日中オーストリアの普通列車に乗り放題のお得なチケットです。 -
西駅発9時18分の普通列車に乗り込みました。
朝食は駅構内で買ったパンとジュース。
車内は空いていて四人席が確保できました。 -
1時間ほどでメルク着。
これが私たちが乗ったオーストリア鉄道のシティージェット。 -
メルク駅。
欧州連合やニーダーエスタライヒ州、オーストリア、メルクの旗が翻っている。それに駅舎のOEBBマーク。
こういうのを見ると今外国の旅先にいるんだ~、とうれしくなる。 -
駅前には鍵を持ったライオン像のモニュメント。メルクの紋章です。
丘の上にこれから訪れるメルク修道院が見えます。 -
駅前から伸びる閑静な住宅街。
観光客の後ろから着いて歩きます。
なんか懐かしい~。私はメルクとバッハウ渓谷は2度目です。 -
と言っても調べてみたら、前に訪れたのは2009年ですから16年も前のことなのです。
あれから16歳も齢をとったのかぁ~。 -
ここが撮影スポットみたいです。みんながここから写真を撮っていました。
私もマネして撮りました。
メルク修道院はバロック様式の豪華なベネディクト会修道院です。 -
通りの左側に見えてきたのは聖マリア被昇天教区教会(マリア・ヒンメルファールト教会)。ゴシック様式です。
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マリア・ヒンメルファールト教会。
私のHNに似た教会、横からも後ろからも撮りましょう。 -
知らない土地の路地を歩くのは心が弾む。
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この季節は窓辺の花が美しい。
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名所旧跡もいいけど、知らない街の歴史的な通りを散策するのって楽しい。
角の小さな塔が立っている建物って屋根の瓦も随分古そうだけど、どれくらの歴史があるんだろう、とか考えたり・・・。 -
1794年創業の老舗のイタリアンの壁には、アントン・ブルックナーの銘碑が飾られていたり・・・(矢印)。
と、思わぬ発見もする。 -
ラートハウスケラー。
ラーツケラーに目がない私たち、時間があったらここでお食事をしたいな~。 -
ここはラートハウス広場。
中央には1687年に造られた聖コロマンの噴水。
このひょうひょうとした聖コロマン司教はメルク修道院からこちらに移されたものだそうです。 -
ここにはメルクの紋章のライオン像が。
こんなところでカフェに入ってゆっくりしたいけど、そうもいきません。
さあ修道院までもう少し。 -
山道を少し登ってたどり着きました。メルク修道院の入り口。
門番のように入り口を守っている二つの像は、左が聖コロマン、右は聖レオポルド。
門をくぐるとチケット売り場があります。 -
修道院内部は撮影禁止と言うことなのでガイドツアーなしのチケットにします。どうせガイドさんの外国語は理解できないでしょうから。
1人16ユーロ。
16年前は写真OKだったので、ばしゃばしゃ撮ったのに、残念。 -
チケットを買って門をくぐると、ここも素晴らしい!
まるで宮殿のような美しい東ファサードです。 -
正面のアーチ型の2階のバルコニー、ここで修道院長が客人をお迎えするのだそう。
その左右に立つ彫像は修道院の守護聖人である聖ペテロと聖パウロ。
もうお馴染みですからわかりますよね。左の、鍵を持っているのが聖ペテロ、右の、剣を持っているのが聖パウロ。 -
そして更に進むと、
この中庭は高位聖職者の庭です。
前方でたむろしている人達はガイドツアーの時間が来るのを待っている人々。
私たちはツアー無しですから、勝手に移動します。 -
広場の中央には立派な噴水が。
かって、ここには、先ほど市庁舎広場で見たコロマンの噴水が置かれていましたが、バロック様式の重厚な修道院には合わないという理由で19世紀の初め、市庁舎広場に移されたものだそうです。右の像がそれです。確かにひょうひょうとしたコロマン司教でしたね。 -
屋根の向こうには、ひときわ高い修道院教会のドーム屋根が頭を覗かせています。
高位聖職者の庭を囲む建物の屋根の縁には、四面すべてに使徒や預言者の像が立っています。 -
私が興味をもったのは四方の建物のファサードに飾られたフレスコ画。
歴史あるメルク修道院にしては随分近代的な絵だなと思いました。
説明を読みわかりました。
今までのフレスコ画が風化して修復不可能になったため、現在のは、1988年にコンペにより選ばれて描かれたものだそうです。 -
これらの絵画は近代的な作風にも関わらず、多彩な色彩とダイナミックさ、そして伝統的な要素がバロックを感じさせるのだそうです。
それらフレスコ画の一つ一つにタイトルが付いています。
上のフレスコ画は「賢さ」。
この2枚は上:正義、下:節度。 -
そしてこちらは「勇気」を表しているのだそう。
どこかで同じような名前を見たことがあります。
そしてたまたま私の「2023年の旅行記アーヘン編」を見ていましたら、見つけました。
アーヘン市庁舎の会議室の天井ドームに描かれたフレスコ画が「プラトンの四大徳」が描かれたものでした。
つまり知恵、勇気、節制、正義の4つの徳のこと。
同じですね。これも「プラトンの四大徳」ですね。
アーヘンのルネッサンスの四大徳も素晴らしいかったけど、こちらの近代的な四大徳にも魅かれます。 -
それでは中にはいりましょう。
皇帝の館につながる美しい皇帝階段を登ります。
踊り場には漆喰の彫像が。 -
文字は「誠実さと勇気を持って」というカール6世の碑文が記されています。
カール6世はマリア・テレジアの父でしたね。 -
皇帝回廊。
全長196mあります。
左側には皇帝の部屋がずらりと並んでおり、それぞれが展示室となっています。しかし残念ながら写真撮影禁止のため写真はありません。
2009年に訪れた時は撮影可能でしたので、展示物の数々を旅行記にまとめております。よかったらご覧ください。
https://4travel.jp/travelogue/10434562
2009 秋 ☆オーストリア編(2) メルク修道院 -
バルコニーから外を撮影するのはOKです。
旧市街方面を。美しい街並み。
あの教会はさっき通ったマリア・ヒメルファールト教会ですね。 -
川の方を。屋根と壁の色の調和がとれて美しい。
-
バルコニーから修道院教会の正面を。
左側に見える美しい建物はこれから見学する図書室です。 -
塔の上部には復活したイエス・キリスト。
その下には守護聖人聖ペテロと聖パウロ。 -
図書室も素晴らしかった。
写真撮影ができないので絵葉書を買いました。
ウィーンのプルンクザールといい、ここメルクの修道院の図書室と言いヨーロッパの図書館って魅せるための美しい図書館がいくつもありますね。 -
これで修道院見学終了。
やはり写真が撮れないと早く出てきてしまいますね。1時間ほどの見学時間でした。 -
再び高位聖職者の庭に出てきました。
さきほど大勢いた人達も内部見学中なのでしょう、今はガランとしています。 -
写真を撮っていたら中学生くらいの男の子が数人、窓から顔を覗かせて私たちに手を振っている。
私たちも「こんにちは~~!」って言って手を振り返す。そして彼らを撮ろうとカメラを向けたらさっと引っ込んでしまった。
そうですね、今は何でも個人情報につながりますから、学校から注意されているのでしょうね。
ちなみにこのメルク修道院の中に生徒数900名の男女共学のギムナジウムが入っているそうです。 -
朴訥そうな木彫りの像、これも聖コロマン像。150年ほど前のもの。
ところで聖コロマンとは?
AIさんに訊きました。
『11世紀のアイルランド出身の巡礼聖人で、聖地エルサレムへ向かう途中にオーストリアで処刑された人物です。彼の死後、遺体が埋葬された場所で奇跡が起きたとされ、後に聖人として崇められるようになりました。』とのこと。
メルク修道院には聖コロマンの聖遺物が安置されているそうです。 -
ちょっと早いけど船着き場にいきましょうか。
近くにいた係員らしい中年女性に訊ねた。
「船着き場に行きたいけどどの道を行けば近いですか?」
「下に降りたら川に沿って真っすぐ行きなさい。決して橋は渡らないように」と。
私は「そうそう。ゲラーデアウス・ゲラーデアウスね。」
と知っているよと言う風にうんうんと頷く。 -
私の16年前の記憶もそうだし、また受付でもらった地図を見ても川の手前にあることが一目瞭然。下に出る道さえわかれば簡単簡単。
-
下の道に降りてきました。
ここからメルク修道院教会の正面の塔が見えます。
メルク修道院見学が早く終わったので遊覧船の出発まで時間はたっぷりあります。 -
のんびり行こう。
面白いモニュメントの傍で女性がポーズを取って写真を撮っています。 -
うまく撮れましたか~?
スマホを確認している女性。
このシルバーの像は「ゴリアテ」、旧約聖書の登場人物。
ヨーロッパでは壁絵や彫像などでよくみかけますね。 -
「エルサレムへの道」のモニュメント。
口に月桂樹の葉を咥えた平和の鳩がシンボル。
ホタテ貝の巡礼の道は有名ですけど、「エルサレムの道」ってあるのですね。
さすがにドナウ川沿いにはいろんなモニュメントがあります。 -
さて、船着き場はどこだろう?
13:50の出発まで1時間以上ありますから、急ぐ必要はありません。
近くに船着き場を見つけました。
ちょっと小さいけど、私のおぼろげな記憶でもここに間違いないような。
のんびり待ちます。 -
それにしても不思議なのです。
他の乗船客が全く集まらないのです。
本当にここでいいのだろうか?ちょっと上の方を探してくると言ってK氏が動きだしました。
しばらくして戻ってきたK氏、なんだかよくわからない。船着き場はあったけど立ち入り禁止になっているし・・。
この時点で出発40分前。
さすがに心配になってきました。誰かに訊ねたいけど、誰も通らない。 -
3人とも船着き場の写真を撮っていないので、さきほどメルク修道院のバルコニーから写した写真で私たちの状況を説明しますね。
私たちは修道院を降りて川沿いの道を駐車場の脇を通って真っすぐまっすぐ行ったのよね。 -
そして橋を渡らないで赤矢印の船着き場で待っていた。
船が停泊しているところは対岸のEmmersdolf(だと思っていた)。
だからエマースドルフに船が着いたときは、次にこちら(メルク)に寄って私たちを乗せて出発するのだと思った。
ところが10分前になっても5分前になってもこちらには来ない。
遅いね、遅すぎるわね・・・。さすがに焦る。
その間にも目の前の橋を自転車の集団やバスが通って行く。
メルク修道院で道案内をしてくれた係員さん、「橋は通るな」って言ったけど、やっぱり橋向こうのあっちじゃない?
そうよあっちよ!! -
M子さんKさん、走って行って船を停めて待ってもらって~~!
二人は全員乗り込んだ船に向かって手を振って走る。
足が遅い私も必死に追いかける。
船はタラップを外さないで待っていてくれた。
あ~~良かった。
(写真はデュルンシュタインの船着き場に船が着いてから撮ったもの) -
「ダンケシェーン!」。
私たちはフーフー言いながら船の係員にお礼を言って乗り込む。
やっぱりなかなかスムースにはいかない私たちの旅です。
書いていてその時のことを思い出し、疲れてしまいました。
ということで、続きは次編で。 -
追記
調べてみたら、2022年よりメルクの船着き場が今回の場所に変更になったようです。それまでは上の写真の赤矢印の場所で間違いなかったようです。
16年前の写真を出してみます。やはり私の記憶の場所が船着き場でした。よかった、認知症ではなくて。
新シニア3人旅、今回もバタバタ騒動は私たちから離れてくれないようです。(写真は2009年)
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この旅行記へのコメント (4)
-
- ハッピーねこさん 2026/03/25 16:53:30
- 憧れのバッハウ渓谷!
- himmelさん、こんにちは。
バッハウ渓谷、私の憧れの地です!
ずーっと以前に買った旅雑誌で目にして以来、いつかは・・・!と思いながら早何十年。
ウィーンと併せて、なかなかたどり着けておりません。
メルクは修道院、図書館ともに中は撮影禁止なのですね。残念なことですね。
2009年の記でたっぷり拝見させていただきました。素晴らしいですね。
ヨーロッパの図書館って、本当に美しいところばかり。おっしゃる通り”魅せる”ためのような。
そしてあの修道院の中にギムナジウムがあるとは!知りませんでした。
あんな環境で学んだら、どんな大人に育つのでしょうね。
そして遊覧船乗船までの、なんとスリリングな時間!ドキドキしました。
皆さんよくお走りになりましたねー!私は諦めてしまっていたかもしれません。
道を教えてくれた係員さん、3年も前に変更になったことをご存じなかったのですね。
情報をアップデートしていただきたいもの。
でも、間に合われて本当に何よりでした。親切な船員さんでよかったですね。
このあとのドナウの船旅、そして次の町もとても楽しみです。
まさに花冷えのここ数日です。どうぞご自愛のほど。
追伸>
列車内での朝食シーン。オーストリアのカラフルなドリンクがなつかしく、うれしくなりました。
ハッピーねこ
- frau.himmelさん からの返信 2026/03/25 22:16:09
- Re: 憧れのバッハウ渓谷!
- ハッピーねこさん、こんばんは。
たくさんの「いいね」とうれしいコメントありがとうございます。
あんなにいろんなところにお出かけになってるハッピーねこさんがバッハウ渓谷はまだなのですか。そう言えば以前ウィーンもまだだとお聞きして驚いたことがありましたっけ。
その代り私の知らないドイツやオーストリアの小さな美しい町々にはいろいろ行ってらっしゃいますものね。
私たちの今回の旅は個人旅が初心者のM子さんにも楽しんでもらえるようにと、旅の本に掲載されているメジャーなところをいくつか選んでいます。と言っても私にとっても16年ぶりのバッハウでしたが、ほんとうにいろいろ変わっていましたね。
まずガッカリしたのはメルク修道院内が撮影禁止になったこと、それからドキドキバタバタしたメルクの船着き場が変更になっていたこと。
そうです、あの時は、若いM子さん(私よりはずっと)とK氏が走ってくれたおかげで親切な船員さんが待っていてくれました。私だけだったらとっく諦めていますね。
本当に道を教えてくれたメルク修道院の関係者っぽい人、あの場所が船着き場と思いこんでいたのでしょうか、それとも私の聞き間違いだったんのかな~(いやいやそんなことはないはずだと)。今でも不思議。
修道院の窓から手を振ってくれた子たち、かわいいですね。ちょうど休み時間だったのでしょうか。
調べたら生徒数900名と言いますから、結構大きなギムナジウムですね。ほんとにあんな歴史的な場所で学べて幸せですよね。
あ、さすがハッピーねこさん。あのカラフルなジュースに目が行きましたね。マルチビタミンって言いましたっけ、ドイツ・オーストリアではよく見かけますが、あまりこちらにはないですよね。コクがあり私も大好きです。
もう旅から帰って随分経ちますが、まだまだ旅行記は始まったばかりです。
どうか気を長~~くしてお付き合いください。
ほんとにいつもコメントありがとうございます。
こちらも週末あたりは花も見ごろだとのことですが、お天気がどうなるかな~~。
himmel
-
- ねもさん 2026/03/23 22:50:47
- 懐かしい(^^)
- himmelさん お久しぶり!
わが家は、himmelさん2回の中間くらいに、こちらを訪ねました✌️
懐かしい画像がいっぱいです(^^;)
メルク修道院は、撮影禁止継続ですか…… 私たちの2017年も×でした(>_<)
また、ドナウ河クルーズの船着場は、橋のこちら側、迷いようなない場所でした👌
他の皆さんは、この付近に初めて? 続編も楽しみにお待ちしています。
わが家は、デュルンシュタインに泊まり、翌日はリンツに行きました。
- frau.himmelさん からの返信 2026/03/24 20:58:06
- RE: 懐かしい(^^)
- ねもさんこんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
ねもさん、本当に国内と言わず海外と言わず、いろんなところに出かけていらっしゃいますね。ヴァッハウ渓谷にもご家族の皆様とご一緒に?(当然ですね)
>また、ドナウ河クルーズの船着場は、橋のこちら側、迷いようなない場所でした
でしょうでしょう?
わかり易いところでしたから、当然ここだ!と思いこんだのがいけませんでした。2022年から変更になっていたのですって。
でも道を教えてくれたメルク修道院の係員も「決して橋をわたらないように」と言っていましたから、彼女もねもさんや私と同じように橋のこちら側って思いこんでいたのですね。
ま~バタバタしましたけど、そういう失敗があってこそ旅にも膨らみがでるのですから、いい思い出になりました。
>他の皆さんは、この付近に初めて?
はい初めてでした。二人が初めてだったからこそ、あれ、おかしいぞと気が付いてくれましたが、私だけだったらあの場所からドンと動かなかったでしょうね。その結果どうなったか?
デュルンシュタインにリンツ?、なんだか今回の私たちの旅に登場しそうな地名ですね(笑)。
コメントありがとうございました。
himmel
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