2025/12/29 - 2025/12/30
1248位(同エリア1332件中)
サバーイさん
マカオから広州へ。
以前はバスで移動したのですが、今回は高速鉄道を利用し、広州のアパートメント・ホステルに泊まっててみようと。ところが分からないことばかりで、トラブルの連続。何かの参考になればと、恥を忍んで報告します。
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朝8時前。路線バスで關閘(ボーダーゲート)に到着。
年末と言っても新年は春節で迎える中国では、ただの週明けの月曜日です。 -
それでもボーダーを超えて中国側からマカオにやってくる人は多くいます。
通関にどれくらい時間がかかるか予測がつかず、10:35の列車に乗る予定でしたが、念のため2時間前に關閘に到着。 -
実際はマカオからの出境に10分程度、中国本土への入境にも10分程度で済みました。
30分もせずにマカオから中国本土へ。
ここは珠海への出入境(イミグレ)の出口です。 -
8時20分には無事、拱北口岸 (ゴンベイ コウアン) へ入境できました。
目の前には広々とした広場が。 -
狭くてごみごみしたマカオの街並みから一変、景色が変わります。
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鄧小平が記した珠海経済特区を宣言する文句です。
1984年1月、鄧小平が初めて珠海経済特区を視察した際に贈られました。
当時、経済特区の是非については議論がありましたが、鄧小平はこの短い言葉で珠海特区の建設と成果を肯定し、改革開放政策を推進する強い意志を示しました。 -
その成果が半世紀後のいま、立ち並ぶ高層ビルとして現実のものとなっています。
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掲示も看板もすべて漢字だけの世界。
同じ中華圏でも、マカオとは違う文化圏に足を踏み入れたことを体感します。 -
朝のラッシュ、ぞくぞくとバスが街の中心に到着します。
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バスを降り、仕事へ向かう人たち。
平日の朝の通勤ラッシュです。 -
中国の街ではどこでも見かける、習近平が掲げる社会主義核心価値観。
富強・民主・文明・和諧
自由・平等・公正・法治
愛国・敬業・誠信・友善
(「中国・スローガンを味わう街歩き」をご覧ください。)
https://4travel.jp/travelogue/11628153 -
常に街中で公安の目が光っているのも中国本土ならではです。
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地下にバスターミナルがあり、そこから以前は広州に向かったのですが、拱北口岸のすぐ隣に2012年の12月31日、高速鉄道の珠海駅がつくられました。今回はここから高速鉄道を使って移動します。
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駅に隣接するショッピングモールの入り口。
ここにも「共建文明珠海 共享美好生活」のスローガン。 -
ここからショッピングモールを抜けて駅構内へ入れます。
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まだ朝早く、お店はファーストフード以外は開いていません。
この奥に駅に入構するための荷物のセキュリティ検査場があります。 -
荷物の検査を受けた先に、待合ロビー。
列車の出発15分前にならなければ改札を通ることができません。
それまではロビーで待機です。 -
列車のチケットは当日購入も考えたのですが、空席がないときもあるとのことで、事前予約を強く勧められていました。そのため、前日に Trip.com でオンライン予約をしてあったのですが、改札を通るには窓口で紙のチケットを受け取っておく必要上がるのかが分からず、心配でした。(ちなみにここは自動券売機で、当日券を購入するためのものです)
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ロビーの Information の係員はほとんど英語が通じず、こちらの質問があまり伝わらなかったため、ロビーにいた若者に事情を話し、再度 Information で通訳をしてもらいました。その結果、Trip.com に登録してあるパスポート番号の旅券を提示すればよい、ということが分かりました。
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広州南駅までは約50分です。本数もかなり出ているようですが、やはり席はほとんど埋まっていましたから、事前予約をした方が無難と思われます。
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改札の読み取り機です。中国人の乗客はまず予約が確認できるQRコード(手前)と人民カード(身分証)をこの機械に読み取らせます。
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ここに身分証を読み取らせます。
しかし、これは中国人民の場合であって、外国人は「人工通道」(通常は一番端の通路)へ行き、係員にパスポートを提示します。
自動改札機にパスポートを直接差し込める(またはかざす)タイプも増えているようですが、読み取りエラーが多いため、最初から有人通路を利用するのがスムーズです。 -
15~20分前になると改札には行列ができます。
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このとき、外国人は駅員のいるレーンに並び、パスポートを渡すのが手っ取り早いです。パスポート番号にすべて予約情報が紐づけられているので、紙のチケットレスです。
ところがここで問題発生。スマホで予約時に、友人の個人情報をパスポート番号をスキャンして入力したのですが、どうもその際に読み取りエラーがあったようで、実際のパスポート番号のアルファベットが1文字、誤登録されてしまっていました。そのためゲートが開かず、最初は原因も分からずオロオロするだけ。
やがて駅員さんが登録ミスであることを見つけてくれ、手作業で登録情報を書き換えてくれ、何とか改札を通ることができました。 -
これが問題の誤スキャン画面です。
パスポート番号の最初のアルファベットがTTでなく、JTと読み込まれてしまっていました。 -
予約時の登録情報が誤っている場合は、チケットのとり直しをさせられるのが一般的なようで、今回はむしろ特例措置だったようです。中国ではIT化が進み、便利なのですが、逆にひとつの入力ミスが命取りになると実感しました。オンラインでの予約時には、くれぐれもミスの無いように慎重に、と自戒の念をこめて。
結局、発車1分前に改札を通過。そのまま階段を駆け上がり、列車に飛び乗りました。 -
車内は2-2列配置で通路が広め。
ほぼ満席でした。 -
珠海からはこんな感じで北上します。
停車駅は列車によって異なりますが、この列車(C7624)は途中、中山駅に停車するだけの快速運転です。 -
車掌代わりに車内に警官が配置されています。
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中国高速鉄道は、日本の新幹線と特急列車に相当します。2025年末時点で高速鉄道の総延長が50,400kmを超えました。これは日本の新幹線の約15倍に相当し、世界の高速鉄道網の約70%を占めています。
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広州南駅に定刻に到着。
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快速班列とは急行列車のこと。
これは列車を使った配送の宣伝のようです。
「中国全土42都市へ直送サービス。一つの箱から始まり、一台のトラックで完了」(Google) -
ホームの階上は出発階です。
到着階の改札へはホームをまっすぐ進みます。 -
さて、珠海駅の入構と同様に、ここでも問題は改札を通って出構できるかどうかでした。結論から言えば、大丈夫でした。珠海駅でパスポート番号を正しく入力し直してもらったために、パスポートをスキャンして通過できました。
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広州南駅は到着ロビー階と出発階が別層になっています。
まさに鉄道駅というより空港の趣です。 -
地下に降りると、そのまま地下鉄の駅へ。
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ここから2号線で街の中心部にある「公園前駅」へ向かいます。
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地下鉄自体は他の都市のものと変わりありません。
乗客の話声のボリュームが大きすぎるのも、変わりありません。 -
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広州南駅から約20分。
公園前駅です。 -
駅名の通り、地上に出るとすぐに「広州人民公園」が広がります。
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予約時にマップで確認したところ、ホテルがあるのはこの交差点近くの建物。
Google Map は中国本土では当てになりません。マップ上の位置情報と実際の場所がかなりズレるからです。 -
この建物の地上をうろうろし、何人もの人に尋ねたのですが、誰もホテルの場所を知りませんでした。
実は、この地下鉄駅の真上にある高層ビルの上層フロアは貸部屋形式になっており、このホステルだけでなく、いくつかの業者が複数の部屋を持っています。そのため通常のホテルとは異なり、我々が期待するようなホステルの看板や掲示は地上部分には一切ありません。まず最初に旅行者が途方に暮れるのは地下鉄の改札からホステルへのアクセスです。 -
中国語が話せない旅行者は十分に注意すべき。
我々はビルのテナントの人たちや路上の通行人に何人にも聞き、なんとか18階まで上れるエレベーターの存在と場所を知りました。(それがビルの裏手にある子の入り口です) -
この入り口にたどり着くまで優に1時間かかりました。
ここから18階行のエレベーターに乗ります。 -
その後、18階まで上がったところで、このような中庭に出たのですが、今度はどこに目指す部屋があるのか。どこでどうチェックインができるか迷いました。
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幸い、通りかかった大学生が英語を話したため、状況を理解しホステルと連絡をとってくれました。その偶然がなければ、あとどれくらい時間を浪費していたか分かりません。
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ただ、これはこのホステルに限ったことではなく、ころマンションのホステル全てに言えることだと思います。オーナーは電話番号をメールで送ってくれましたが、私たちのスマホの海外SIMでは通話ができない状況でした。また、仮に通話できたとしても、中国語が話せなければどうやってコミュニケーションがとれたでしょうか。少なくともオーナーの方は英語を理解できませんでしたから。
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その後、オーナーに案内され、さらに21階まで上がり、予約した部屋にようやくたどり着けました。
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ドアの鍵もカード式ではなく、パスコードを入力するシステムです。これも大学生たちが通訳して説明してくれたおかげで理解できました。
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アクセスに苦労した点以外は、ホステルに関しては文句はありません。料金を考えれば、それに見合ったサービスだと思います。
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しかし、海外のホテルでこれほどアクセスに苦労したことはありません。中国でホステル形式の部屋を予約する場合にはよくよく注意する必要があると実感した次第です。
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