2024/06/15 - 2024/06/15
88位(同エリア88件中)
tonaさん
紫陽花が見頃、ということで母たちと妙法寺へ
社殿の彫刻群(獅子、獏、龍)はもちろん、広い境内では紫陽花、花菖蒲が目を楽しませてくれる
そして先日参った調神社(兎の狛犬)に続き、妙法寺にも兎の彫刻が!
いざっ
~妙法寺~日蓮宗・本山
真言宗の尼寺を、1615~1624年日逕上人により日蓮宗に改宗、妙法寺となった
一番大きなお堂、祖師堂には除厄け祖師像と呼ばれる日蓮大聖人像を祀る
像の由来は1261年、日蓮が伊豆法難の折、弟子・日朗上人が生き別れた由比ヶ浜で祈念を続けていたある日、流れついた光を放つ霊木に師の姿を彫りこれに日夜礼拝。3年の後日蓮が戻られ、師自ら彫像に開眼し魂を込めたと伝わる
この時、日蓮が数え年42歳、像を「除厄け日蓮大菩薩」と呼ぶようになった。祖師堂は42歳の厄年にちなみ、42本の欅の丸柱が使われている
伊豆法難って、聞き覚えが。そう、城ケ崎の俎板岩だ!
「蓮着寺・日蓮宗の開祖・日蓮ゆかりの古刹」
https://4travel.jp/travelogue/11920877
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 徒歩
-
参道入り口・妙法寺商店街
車がビュンビュン走る環状七号線からちょっと入ったところにある厄除け祖師
商店街といってもお店は少ないけど、おでん屋さん、揚げ饅頭屋さん等々 -
堀之内 妙法寺
山門 1787年建立 金剛力士像(吽形)
阿吽の金剛力士は、徳川四代将軍家綱公が赤坂日枝神社に寄進されたものを、1868年(明治元年)遷座妙法寺 (杉並区) 寺・神社・教会
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金剛力士・阿行
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山門
たびたび参っているけど、のっけから華々しい木造建築の美の競演が楽しい -
三手先に組まれた斗栱
まるでたわわに実るバナナのように生き生きとせり出していていい -
木鼻
それを支えるのは獅子&獏のゴールデンコンビ
いずれもプリっと小ぶりな耳、そして印象的なのは水晶のような大きな瞳。木製とは思えない潤いをたたえている(ように見える) -
木鼻
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門に一歩足を踏み入れると、天に龍!
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くぐり抜けた反対側、ここに大好きな彫刻が
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イチオシ
お魚!
鯉かな、鯛かな
まるで生きているようで熱を感じる彫刻もあるけど、それはもちろん、さっきの獅子・獏の瞳しかり、山門の彫刻群は色が見える(気がする)
愛らしさとこっちを見て語りかけてくるような様子が、フランスのどこかの教会で見たお魚(キリスト教では=イエスを表す)のレリーフを思い出す -
こっちでは波に心地良さ気に身を任せている
こちらは木製、ロマネスク(中世ヨーロッパ教会建築)は石造りだけど、造形、醸し出す雰囲気がとても似ている -
天明の水(手水舎)
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玉取りの獅子(蟇股:手水舎)
手毬で楽し気に遊ぶ。右に左になびく毛並みが美しい
そのままTシャツにしたいかっこよさ -
親子龍(蟇股:手水舎)
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木鼻は手水舎らしい波
下から上へ巻き上がる渦、その上は先へ先へと伸びる波が美しい -
祖師堂
1819年建立
参拝後、堂内へ。内部には色鮮やかな迦陵頻伽(レリーフ)が舞う
(堂内撮影×) -
祖師堂からの山門ビュー
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イチオシ
祖師堂からお堂方向ビュー
渡り廊下、中庭の緑が美しい
都内にいることを一瞬忘れる広い境内。どこまでも穏やかな空気が流れる -
向拝(祖師堂)
懸魚には飛龍 -
向拝(祖師堂)
彫刻を手掛けたのは宮彫り師一族「波の伊八」
江戸後期~昭和にかけ房総半島を中心に、五代に亘り(約200年)活躍。初代・武志伊八信由は荒波を得意とすることから波の伊八と呼ばれた
宮彫り、といって真っ先に浮かぶのは左甚五郎(眠り猫/日光東照宮)。そして日本のミケランジェロ石川雲蝶(開山堂・西福寺)。そしてこの波の伊八
遠目にも、見上げると真ん中にやたらと大きな龍が3匹。でかっ!真正面に構える頂点の龍が瞬く間にこちらに飛来してきそうな大迫力!
目と、手に握る球がキラリと光る -
左右にも龍(向かって左)
その両サイドには獅子 -
龍(向かって右)
枠を軽々はみ出し身をくねらせる
波が得意(葛飾北斎に影響を与えたとも!)ということだけど、ここはシンプルに龍。これでもかというくらいの「ザ・龍」 -
イチオシ
水引虹梁の両サイドの木鼻は獏
木の年輪がもう完全に皮膚!伸びた鼻がちょっと捩れた感じ、おでこ、顎、前足に渦巻く年輪が指紋のように膜を覆ってかっこよさの極み!
今までの獏の中で一番ファンタジック&煌びやか
龍とはタッチが違う感じだけど、これは伊八っつぁん作じゃないのかな? -
向拝サイドビュー
内側にも獅子がずらり -
祖師堂のサイド側
あじさい見頃
祖師堂の屋根の破風をズームすると・・・ -
お堂を守護する赤鬼
ちょっとびっくり。鬼が守っているんだね
妙法寺の節分は「鬼は外」とは言わず、「福は内」のみなんだとか
確かに鬼が守ってくれるなら安心、鬼に金棒だね -
軒裏には龍!
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石灯籠
兎がいる~!月を見上げているようなポーズがかわいい -
三軌堂(本堂)・祖師堂の奥
渡り廊下の先にひっそりとたたずむお堂。こちらが本堂
主に檀家の法要行事等が営まれる -
木鼻(本堂・向かって右)
獅子&獏のゴールデンコンビ
どちらも口からは舌が覗き、目は金色に光る -
木鼻(本堂・向かって左)
-
月を神格化した「二十三夜尊大月天王」を祀る二十三夜堂
今も十五夜に月を眺める風習として残る、月待ちという古くからある民間信仰。月齢が二十三日の夜、月待ちをして祈れば願い事が叶うと信仰され、お堂は月に一度、二十三日に開帳
向拝の奥が石造りになっていてちょっと珍しい感じのお堂 -
狛犬(向かって左)
もこもこ内巻き前髪、たれ耳がかわいい型。背中、尾は流麗に大きな渦を描く
大きな前足の先には子獅子 -
イチオシ
親獅子似でかわいい。手毬で遊んでいる
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イチオシ
狛犬(向かって右)
こちらも前足の先に元気いっぱいの子獅子が。目線を追うと、親獅子の背中からもう一頭顔をのぞかせている!かくれんぼかな -
向拝の屋根の上に、さらに飾り屋根みたいなのが乗ったちょっと珍しい形
波模様、と思ったら3匹の兎が跳ねているっ!
波兎だ~!一番上の丸いのはきっと月だね
調神社にもいた
「宝川温泉&うさぎ神社詣で 2」
https://4travel.jp/travelogue/12021616 -
波兎は、湖面に映った月の揺らめきを、月を駆ける兎に例えた謡曲が由来
月の兎が湖面で駆ける。なんてファンタジック
大好きな映画のシーン、金魚と散歩する少女「ツバル」、海を泳ぐ象「落下の王国」を思い出す。ファイト・ヘルマー監督に映像化して欲しい~
と、母たちの姿が見えない。そろそろ行かないと
開帳される23日にゆっくり参りに来たいね -
ガクアジサイ
母たちに追いつき、お花鑑賞。紫陽花咲いてる咲いてる -
鮮やかな青紫のガクアジサイ
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石灯籠並ぶ石道に紫陽花
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葉に斑点入りのガクアジサイ
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ブルー
-
紫
花びら(=正しくはガク片が変化した装飾花)をよく見ると先っぽがギザギザしている -
こっちはプルメリアのようなちょっと固めのプリっ
色はもちろん、種類もたっくさんあって見ていて飽きない -
ベンチもあって、のんびり紫陽花鑑賞してお寺を後に
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境内を後に、と歩いていると鉄門が
いつも入れない感じなので素通りする、ちょっとギラついた印象の門
1878年(明治11年)、鹿鳴館・上野博物館・ニコライ堂なども手掛けた英国人・コンドル博士設計の和洋折衷様式の鉄門
門は開かれているけど、手前の柵で閉ざされている。この奥が大玄関で特別行事のときに使う正式な玄関らしい -
門の中央上に、デ~ンと羽を広げた鳳凰
波打つ尾がちょっとタコ足っぽい -
両サイドには童子
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童子
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門の基部には牡丹、獅子
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しげしげ眺めていたら、お寺の方が。いろいろ説明してくれ「お時間があれば」と、門をくぐり書院の中へ。御成の間など案内してくれましたっ!
~御成りの間~
江戸時代後期この辺りは野鳥が多く徳川将軍家等の鷹場で、妙法寺は休息をとる御膳所として使われ、『御成の間』は将軍が立ち寄った折り、その御座所として使用した座敷 -
福相寺
お次は妙法寺からほど近い、大好きな象鼻(木鼻)と大きなねずみに会える福相寺へ福相寺 寺・神社・教会
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狛犬
闊達のいい阿形 -
狛犬・吽形
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社殿
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木鼻(向かって右)
獅子そして、象! -
イチオシ
木鼻(向かって左)
獅子、獏は定番的に見かけるけど、たまに出会えてうれしいのが象
一見獏?と思いきや、つるりとした頭、そして何より垂れた大きな耳。中でもここの象は優美さと妖しさと獰猛さ、見る角度を変えるたびにいろいろな顔に変化する。そして八方睨みが如く、どこから見ても目が合う(気がする)、ワクワクドキドキハラハラさせてくれる、これぞ霊獣 -
お堂の横、いたいた
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俵に乗るねずみ
ぬらりとした姿態は生きているようで、そして何より大きいっ!かわいいけど想像すると怖い大きさ -
小さなお寺だけど、魅力的な木鼻、像に会えるワンダーランド
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