2025熱海　母の指定は花火の見えるホテル

2025/12/07 - 2025/12/08

母から熱海の花火が見たいと。
今年は地元の花火大会が悪天候で中止になっちゃったしね。そうかい。わかった。行こう。

高いな、やっぱり花火の日は。しかも高いホテルの高い部屋しか空いてないぞ。
その中でもリーズナブルなホテルに狙いを定め、毎日毎日キャンセルチェック。空きを見つけてすぐ予約。

良かったー。ちょうど紅葉の時期。予定緩めの母娘旅。のんびり行ってきました。

エリア 熱海(静岡)

東京駅12:00発の踊り子号で出発。
駅弁はのどぐろの棒寿司。プチ贅沢。

ピスタチオのプリン。
普段なら高いなぁって考えてしまうスイーツも旅行だとためらいなく買ってしまう。

熱海駅からひと駅。来宮駅へ。
歩いて来宮神社に行きました。

落ち葉で猪の目作ってた。

御神木の大楠。
樹齢二千年を超えているそう。

お稲荷さんもあります。

紅葉もきれいでした。
来宮神社は大人気。人がたくさん。

来宮神社からのんびり歩いて20分ほど。熱海梅園。

梅の季節でなければ無料です。

ただ、山に囲まれた場所なので日陰で暗い。
お昼頃に来た方がいいかもね。

中山晋平記念館は別荘を移築したもの。中を見学できるけど閉館間際だったので遠慮しました。
中山晋平さんは童謡「てるてる坊主」「あめふり」の作曲家。

ぼけの花がたくさん咲いていた。

バスに乗ってサンビーチ前で下車。
熱海シーサイドスパ＆リゾート。海沿いの周辺ホテルと比べてお手頃です。館内はとてもきれいです。

バッチリ。海の目の前。花火打ち上げ会場もすぐ近く。

夕食はブュッフェスタイル。
お刺身たくさん。蟹脚も。ローストビーフはちと硬め。

海鮮焼きコーナーなんかもあります。
全体的においしかったです。

20:20　花火が始まったよー。

すごい音だよ。迫力あるよ。

部屋からのんびり観る予定だったのに、音を体感したくて、結局最後までバルコニーに出てた。

熱海の地形がものすごく音を響かせてくれるらしい。
あっという間の20分。
良かった。迫力あったし、数も上がったし。来て良かった。

花火が終わると一斉に灯りが点いて。
駐車場は出口渋滞。

２日目。
6:00　朝焼けがきれい。

大浴場に行ったら大混雑。日の出前に済ませたかったのかな。これは部屋に戻ってからの写真。大浴場は２階で、女性風呂は目隠しがあって海を見ながら入る、という感じではない。

朝もブュッフェ。
ごはん食べて、パン食べて、デザートまでしっかり食べる。

朝の散歩。ビーチはホテルの目の前。昨日の花火、すごかったなぁ。ほんとよく見えた。

朝のビーチは静か。散歩してる人がちらほら。

お！これが噂の貫一お宮。金色夜叉の一場面。
母が言うには、金に目がくらんだ貫一がお宮を裏切ったと。で調べてみた。逆、逆！お宮が裏切って金持ちと結婚してた。貫一ごめんよ。足蹴にしてひでぇヤツだ、なんて言って。

チェックアウトし、歩いて起雲閣に行きました。
ここは元別荘→旅館。

モダンでおしゃれな建物。
主の変遷とともに別荘だった建物、旅館にするため増築した箇所、移築した部分、など説明してもらえます。

このタイル貼りのサンルームなんて、ほんとおしゃれ！

お風呂もいい感じ。ここは旅館だった部分ね。

この旅館で執筆した文豪の紹介なんかもされていて、なかなかの見応え。
お庭にも出られます。ほんとすてきなところ。

起雲閣から歩いて数分。
熱海山口美術館。

岡本太郎作品がお出迎え。
ここはマンションの１、２階を改装した美術館で、一部屋ごとにテーマの異なる作品があっておもしろいの。

バンクシーに、陶芸、仏像、浮世絵、日本画、西洋画、ガラス作品。アニメも。次は何の部屋？なんてワクワクしながら。

岡本太郎の「座ることを拒否する椅子」座れます。

そして１ドリンクとお皿に絵づけ体験付き。
ソフトドリンクもあるけど、人間国宝の作家が作った茶器で抹茶をいただきました。

小皿に花火を描いてみた。左、私。なかなかの出来栄え。
母は展示されていた手塚治虫の火の鳥を描くも、絵心が無さすぎて終始笑いっぱなし。何度も描き直して最後は同じ花火になった。

お昼なに食べたい？→ラーメン

え？ラーメン？と思ったが、ラーメン屋さんに行くことが無いと。熱海旅行の締めくくりがラーメン。

今回は花火メインだったけど、意外と充実してた。時間に追われることもなくて良かった。帰りは普通電車で。これもまたのんびりでいい旅だった。