2025/12/06 - 2025/12/06
69位(同エリア112件中)
三島さん
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露天風呂の広さが延べ470畳ある群馬は宝川温泉の汪泉閣(おうせんかく)に友人と行ってきました。
こちら、混浴露天風呂が3つ、女性専用露天風呂が1つと、内風呂の、5つの温泉が楽しめます。
内風呂以外、旅館指定の湯あみ着を着て入るタイプの温泉です。
■摩訶の湯(まかのゆ)……昭和15年誕生、約120畳の広さの混浴露天風呂。
■般若の湯(はんにゃのゆ)……摩訶の湯と隣り合わせの混浴露天風呂。50畳
■子宝の湯……200畳の混浴露天風呂。
■摩耶の湯(まやのゆ)……女性専用の露天風呂。100畳
数日前に雪がガッツリ降ったためどこを見ても雪国の風景です。
雪景色の中、とんでもないスケールの露天風呂を楽しみ、昭和30年に建てられた本館のお部屋でゴロゴロ、想定外に豪華なお食事にメロメロした1泊でした。
翌日は谷川岳ロープウェイに乗り山で雪遊びをして、改札からホームまで462段ある土合駅から越後湯沢へ行き、ぽんしゅ館と駅にある温泉を満喫して帰宅しました。
そんな2日間の記録です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線 JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
旅行の数日前に水上温泉に41cmの積雪!というニュースをみました。
車は無理だ。
宿の公式ホームページより、上毛高原駅に宿の送迎バスを予約したので、その時刻ぴったりに着く新幹線に乗り込みます。
今回、私は東京、友人は大宮からなので自由席にしました。東京駅 駅
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さて、着席。
東京駅のはせがわ酒店で購入した怍Z純米大吟醸とともに、先に始めます。 -
乗り込んできた友人と小一時間、語らいながら上毛高原駅へ
上毛高原駅 駅
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駅にはマイクロバスが2台スタンバっていて、私たちの他、多くの外国人観光客も乗り込みました。
45分ほど雪道を走ると宿に着きます。
半分以上が外国の方のようでした。宝川温泉汪泉閣 宿・ホテル
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こちらの宿は露天風呂がほぼ混浴のため(女性専用の露天風呂もまぁまぁ外から見えるのもあり)チェックインの後、湯あみ着が渡されます。
1泊につき1着なのかな?
欲を言えば毎回乾いた湯あみ着を着たいけど、各露天風呂に脱水機があるので、1着でも何とかなる感じです。 -
色浴衣と好きな帯も選べます。
お部屋のクローゼットには長羽織のような暖かい丹前や、足袋靴下も用意されています。 -
今回、昭和30年に建てられた本館のお部屋にしました。
風呂なし、トイレ付き、宝川ビューが確約されています。 -
次の間の設えが昭和テイストで素敵
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一方、トイレは昭和のままではなく、しっかりリフォームされ洗浄機能付き
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お部屋は……
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床の間があり、クローゼットが今どきの旅館にはない設えで当時の建築の良さが味わえます
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雪見障子ですよ、たまりません
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なんと現役黒電話
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外国人のお客様も多いからでしょうか、ドリップコーヒーがあります
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左:お菓子はチョコ系のウエハースかな?
右:もちっとした柔らかいパイ?ソフトクッキー?
どちらも帰宅してから食べたのですが、現地で食べてたら「会社のバラマキ用に買って帰ろうかな」と思うお味でした。 -
お部屋に2リットルのペットボトルがあり、お茶やコーヒーに活用。
さらに、持参した水を飲みきったので、翌日分としてそのボトルにも補充させてもらいました。
たっぷり使えてありがたい! -
お部屋からの景色です!
奥に見える橋を渡ると露天風呂があるんです。 -
宿のレイアウトです。
1番左の建物が昭和11年に建てられた第一別館。
1番右が1999年に改装されたフロントや売店がある建物です(エレベーター付き)
私たちのお部屋は真ん中の本館です。 -
露天風呂のマップはこんな感じ。
■子宝の湯(混浴)200畳面積
■摩訶の湯(混浴)120畳面積
■般若の湯(混浴)50畳
■麻耶の湯(女性専用):100畳 -
温泉に行くには、この季節、長靴です。
欧米系のガタイのいい外国人の方が多いからか、25cm以下の長靴は僅かしかなく、28cmなどはゴロゴロありました。 -
こちら、私たちが泊まっている本館です
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この橋を渡ると1番ぬるくて1番広い露天風呂があります
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素晴らしい景色ですね
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いいタイミングで雪が降ってくれたので雪見風呂を堪能できました。
この時間、大きなサル数匹が露天風呂の上の木で大騒ぎしてるのを目撃しました。
ほんと、真上です。落ちたら湯船にドボンとなる位置ですよ。
ひと気ない時とか、入りに来たりするんでしょうか? -
日帰り入浴もできるようで、こちらは日帰り用の建物から宿泊棟を撮ったもの
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さて、宿泊棟に戻りますか
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ちょっと寒かったので内風呂へ向います
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熱々の内風呂に入ってホカホカになりお部屋へ戻ります
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あぁ、温泉、サイコー!
(色浴衣は古典柄やお花柄、可愛い柄がたくさんありましたが、私はボーダーにしました) -
アルコール買い忘れても自販機でビールなど売ってるので安心です
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夕食は18時から
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せっかくなので日本酒をオーダー
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前菜とお造り
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朴葉味噌焼き
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もち豚のお鍋には……
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こんなでかい平うどん!
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アマゴの唐揚げは身はふっくら、骨や頭はパリパリで、残すところ一切なし
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上州牛ステーキ!
お造りに付いていたワサビを取っておいたので、塩とワサビでいただきました! -
豆ご飯と赤だし
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デザートはリンゴタルトと柿。
あー、満たされた!
正直、お風呂はいいけど、お食事が……という口コミを読んでいたので期待しいなかったのですが、すごく良かったです。
このメニューならいつまででも日本酒を飲んでられる好みの食事内容だったし。
品数も多くて、男性や海外の方も満足いく量だと思います。 -
素敵な個室での夕食でした
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食休みして、露天風呂入って、おやすみなさいー
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朝です!
寒いけど露天風呂行きます!
脱衣が共有で湯あみ着のまま移動OKという、摩訶の湯と般若の湯に、ラスト混浴露天風呂してきました! -
朝風呂の後は朝ごはんです!
昨日の夜もそうだったのですが、お食事処のテーブルの下には電気あんかがあるし、ひざ掛けも用意されててとても暖かいんです。 -
朝のメニューもとても豊富で、好きなおかずを温めながらいただきます。
ハムや鮭はもちろん、笹かま、さらにジャーマンポテトも熱々に出来ます。
温泉卵も焼き目をつけることも! -
この蒸し豚も見た目以上にボリュームがありました。
私は基本、白米を食べないのですが、主食なしでもしっかりおなかいっぱいになるメニューという印象。
食後にコーヒーサービスもあり、温かい朝ごはん、とても満たされました。 -
そうそう、お部屋もすごく暖かいんです。
畳ですが、部屋の中央は床暖です。
エアコンもあるし、備え付けのヒーターもあります。
今回、乾燥対策として、ヒーターのとこに濡れた湯あみ着をかけてました。
これ、直風防げるし、湿度は保たれるし、湯あみ着は乾くし、一石三鳥でした。 -
バスタオルも幅広タオル掛けがあるのでエアコンの前に設置したら一晩で乾いて、いい感じ
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この宿、温泉もいいし、食事もいい。
レトロなお部屋も好みで、リピートしたい!と友人と意見が一致しました。
でもね……
外は雪なので窓は閉めっぱなし。なのにカメムシの侵入がヤバかった。
友人が虫平気なので見かけるたびに捕まえてましたが、キリがない……と呟くくらいで、10匹以上やっつけてた模様。
私が悲鳴を上げずに済んだのは友人のおかげです。 -
虫はまぁ、たくさん出ようとも、他力本願ですが、虫が平気な同行者と来ればおーけー。
でも、それ以上に悩ましい問題が……
野趣あふれるとんでもなく広い露天風呂、このスケールはなかなか入れないから、是非ともまた来たいんですよ。
でも、冬の再訪は無理かも。
露天風呂へいく長靴置き場のところに掲示されているこの数字。
子宝の湯は26℃とあります。
26℃って海水温では?
風呂の温度じゃないのでは?
実際、子宝の湯って、50℃くらいの源泉が結構な勢いで流れ込んでるのですが、そこで暖を取っていても、どこかで水が湧いてるようで、底の部分からどんどん冷水が忍び込んできてみるみる冷めてくるんです。
上がるタイミングを見失います。
かけ湯もありますが、温水プールくらい。
その他の露天風呂も40℃ないので、湯元に近いところに人が集まりがちで、めちゃくちゃ広いのに密になる仕様笑
夏はぬる目がいいのかな?と思いますが、夏は虻が凄いらしい。
刺すような虫が減り、そこまで寒くならない、絶妙なタイミングを選んでまた来たい!
そんな温泉宿でした。 -
さて、チェックアウトは10時ですが、送迎バスが9時15分発。
9時過ぎにお会計して、バスに乗りこみます。
送迎を希望されるお客様が多いようで、玄関前にバスが3台スタンバっていました。
その時気づいたのですが、フロント(熟年男性)の方もバスの運転手さん(おっちゃん)も英会話をものすごく頑張っているようで、めちゃくちゃ英語で外国のお客様に案内をしていました。
元々、英語が得意な感じではなく、後から身につけたような感じなのですが、おもてなしの熱意を感じました。
いいお宿でした。お世話になりました
バスは上毛高原駅と水上駅の2箇所に送迎してくれるので、私たちは水上駅で下車。
そこから新潟方面(下り線)の土合駅に行こうとしたら、下りのみ車両点検のため昼くらいまで運休?!
えー、どうしよう。
でも、そっち方面のバスが駅前から1時間後に出るようなので、すこし水上温泉を散策することにしました。水上駅 駅
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水上温泉名物の廃墟宿を見たり
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利根川と谷川岳を眺めたり
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水上温泉街や谷川岳を眺めていたら、そろそろいい時間に
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バスに乗りこみ、谷川岳ヨッホ(谷川岳ロープウェイの麓駅)へ向かいます
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途中、土合駅の前に可愛いカフェを発見。
時間があったら寄りたいねと友人と語っていたら、谷川岳ヨッホに到着。 -
谷川岳ロープウェイの麓駅で3000円往復チケットを買いました
谷川岳ロープウェイ 乗り物
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ロープウェイに乗ります!
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わーい、貸切!
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天気もサイコー、景色も素晴らしくて、山頂への期待が高鳴ります
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山頂駅に着いたら、雪遊びグッズが無料!
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早速、雪玉(雪ヒヨコ)を作って遊びます
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作ったヒヨコを飾ったり
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景色を愛でたり。
360°カメラで、壮大な景色の中、キャッキャとはしゃぐ自分の動画を撮ったり。 -
めちゃくちゃいい天気!
肌が日焼けしているのを感じました。 -
風もなく、暖かく、雪も積もりたてでサラサラサクサクでこんなにキレイだなんて!
ファグラーもご機嫌♡ -
スキー場のオープンはまだなのかな?
満たされたので、麓駅へ戻ります。 -
ロープウェイを下ったら、最寄りのJR土合駅に向かうバスが出たところでした。
でも、駅はバスの停留所2駅先なので、20分ほど歩いて到着。土合駅 駅
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次の電車まで45分ほどあったので、さっき見たカフェへ
ANDo&CAFE グルメ・レストラン
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可愛い店内
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私はクラフトビールとオニオンリング。
友人はめちゃくちゃ美味しそうなキーマカレーを食べてました! -
さあ、いい時間なので駅へ向います
土合駅 駅
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新潟方面のホームは地下にあるんです(水上方面は地上のホーム)
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日本一のモグラ駅とうたっているのは、ポームまで462段の階段を降りるから(この画像は1番上から下を見下ろしてます)
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5段おりると踊り場で2歩歩き、また5段おりるというサイクルでリズムも良く、途中に休憩用のベンチもあります。
改札からホームまで10分はかかるそうで、電車に乗るには発車時間にその時間を加味してホームに向かわなきゃアウトです。
(この画像は降りきったところから階段を見上げています) -
ここ、ドラクエのお土産スポットでもあります。
地下深いので電波はいっさい届きません。(地上でしかクエスト解放できません)
スマホが一切役に立たないので、ホーム待ち合いには1番近くの有人駅になるのかな?水上駅への直通電話が設置されていました。
あ、あと、地下のホームのトイレは閉鎖されていたので、トイレに行きたかったら階段を上る必要があります。
し、試練。 -
地下深いホームです
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電車きた!
ここ群馬ですが420円(4駅)で越後湯沢駅です。
当初、予定では群馬観光のみで帰る予定でしたが、そんなに近いなら行っちゃおうか!と行き当たりばったりで行き先変更したんです。 -
越後湯沢駅と言ったら、ぽんしゅ館に行かねばなりません
越後湯沢温泉 温泉
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わーい
ぽんしゅ館 越後湯沢驛店 専門店
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最初はこちら
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2杯目はこちら
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最後は何にしようかなとウロウロしてたら、あまりアルコールに強くない友人がコイン1枚くれたので、コイン3枚のお酒をいただいてフィニッシュ!
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熱燗するのもいい季節ですね
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塩もたくさんあるので、好みを探すのもおもしろそ(甘めの塩で、酒飲みたいな)
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お土産も買ったし、帰りの新幹線まで1時間ほどあったので、駅にある天然温泉にさらに日本酒を追加したお風呂を楽しみました。
さすが、新幹線駅の温泉です。
有料のレンタルタオル、大きな荷物もしまえるリターン式ロッカーなど完備でした。 -
あー、盛りだくさんだった旅が終わってしまうー
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思いがけす越後湯沢まで足を伸ばすことができたのは嬉しかったな。
宿も温泉の温度以外は良かったし、天候にも恵まれてサイコーにいい旅でした。 -
おしまい
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