2025 紅葉の箱根　日帰り旅行

2025/11/16 - 2025/11/16

近所に住む友人と箱根旅行が持ち上がったのは10月。私が箱根に行ったのは16－7年前の家族旅行が最後です。秋は初めて。

まずルートと時間の割り振りを考え、ロマンスカーなどの特急券のみ早めに購入し、良いお天気になることを祈りました。
幸い当日はよく晴れ、紅葉の箱根を楽しむことができました。


箱根湯本

桃源台
芦ノ湖

大涌谷

箱根美術館

彫刻の森美術館

箱根湯本

エリア 神奈川

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

ロマンスカーの指定券は購入済みだったので、箱根フリー切符のみ券売機で買いました。

フリー切符は2日券と3日券があり、購入したのはもちろん2日券です。
私たちは日帰りなのでもったいないのですが、計算した結果、この切符を買うのがお得だとわかり購入。

予約した10月28日時点ではほとんど空いていた席もご覧の通り満席でした。紅葉シーズンだもんね。お天気が良くなりそうだったから一気に予約されたのかしら。

進行方向右側の席を予約していました。お天気が良ければ富士山が見えるから。
そして、幸い富士山が見えました。冠雪していて美しい。

箱根湯本に到着です。
そういえば、ロマンスカーと言えば赤いものだと思っていたら、ずいぶんスタイリッシュな車両でした。いつの間にか進化していたのね。椅子の座り心地もよかった。

箱根湯本からは登山列車に乗ります。列の先頭近くに並んでいたので窓際の席を確保できました(^_-)

快晴！

スイッチバックが３回あり、ゆっくり登っていきます。遠く下の方に見える緑の橋を通ってきました。ずいぶん高いところまで来ました。
途中箱根駅伝で選手たちが走る道も見えました。テレビで見ている以上に急坂ですね～。

強羅でケーブルカーに乗り換えます。
当初、まずは箱根美術館に行こうと思っていたけど、混む前に一気に桃源台まで進むことに予定変更。この判断は大正解でした。

強羅駅 駅

ここまでくるとかなり紅葉しています。

早雲山でロープウェイに乗り換えました。15分くらい並んだかな。

早雲山駅 駅

雄大な景色を見ながらぐんぐん上っていきます。

富士山が見えました＼(^o^)／

桃源台駅に到着

水辺に下りてくる場所がわかりにくくて遊覧船の従業員と思われる人に尋ねました。

山と湖、静かでよいです。芦ノ湖に来たのは遠い昔すぎておぼえていませんが、もっとわさわさしていたように思っていたけど記憶違いかも。

桃源台港 名所・史跡

芦ノ湖名物、遊覧船。
この遊覧船も箱根フリー切符で乗船可能です。せっかくの良いお天気なのにもったいないけど今回はパス。

それにしても、どうして海賊船なのかしら？そもそも海じゃないし･･･｡

箱根 芦ノ湖遊覧船 乗り物

桃源台から再びロープウェイに乗り大涌谷まで戻りました。
帰りのロープウェイはちょうど海賊船から下りた人たちとかち合ってしまって長い行列の後ろにつく羽目に(･∀･;)　とはいえ、思ったほど待たずに乗れました。

大涌谷で降りました。
蒸気がもくもく上がってす。これぞ箱根っていう感じの景色です。

大涌谷 自然・景勝地

そろそろお昼ごはんを食べたい。どこも混んでるし、ゆっくり腰を落ち着けるほどの時間はなかったので、黒い肉まんのようなものとカフェオレで軽い昼食としました。
とても良いお天気だったので外で食べるのも気持ちよかった。

展望台まで行ってみました。昔はもっと近くまで下りていけたような気がするけど、これまた記憶違いかしら。

硫黄で黄緑や黄色になってる。硫黄のにおいは思ったほど感じませんでした。

ロープウェイで戻ります。
迫力ある大涌谷の景色、今度はいつ来られるかな。

早雲山の桃源台方面行きのロープウェイ乗り場は信じられなくらいの長い列ができていました。なんと外まで( ° 皿° ;; )　　　
とてもじゃないけど１時間では乗れそうもない感じでした。

早雲山でケーブルカーに乗り換え。
臨時便が出てたけど、それは強羅までノンストップで行くものでした。私たちは途中下車したかったので1本見送り。

紅葉とケーブルカーを撮ろうとする人の手が･･･(ﾟoﾟ）

赤と青の車両がすれ違います。
やってきたこの赤い車両に乗って箱根美術館を目指します。

最寄り駅は「公園上」だけど、中強羅で降りて坂道を一駅分歩きました。

箱根美術館入館料は箱根フリー切符の割引があって1210円。

入っていきなり美しい紅葉に心奪われました。

ここは美術館だけど、お庭目当てで来る人が多いとのこと。ご多分に漏れず私たちも。

箱根美術館 美術館・博物館

この美術館の展示品のメインは絵画ではなくて陶芸品です。正直、よくわからない･･･｡

すてき

紅葉の時期に日本庭園を訪れるのはコロナ禍前の京都以来だと思う。（昨年の足立美術館は紅葉にはちょっと早かった(ﾉ∇･､)）　
ドンピシャの時期に紅葉の名所に行くのって実は難しいように感じます。

小さい滝がありました。

苔が見事です。落ちた赤い葉っぱが映える。

ここに「真和亭」という茶室があって、抹茶とお茶菓子がいただけます。紅葉の庭園を真正面に見ながら素敵な時間を過ごせる場所なんだろうと思う。
そんなに待たずに入れそうだったけど、この後彫刻の森美術館にも行く予定だったので入りませんでした。心残り。

茶室 真和亭 グルメ・レストラン

美しい庭園を満喫しましたあとは、「彫刻の森美術館」へ

再びケーブルカーに乗って強羅まで行き、登山列車に乗り換えました。本当にまっすぐだなぁ。

彫刻の森駅で下車して徒歩３分くらいで「彫刻の森美術館」に到着しました。
ここを訪れたのは初めてです。箱根フリー切符の割引で1900円

彫刻の森美術館 美術館・博物館

途中屋外の作品を見ながら一番奥にある「ピカソ館」へ。

ピカソ館

ピカソ館 美術館・博物館

建物自体もすてき。

これは絵画ではなく、かなり大きなタペストリーです。ミノタウロスという牛頭人身のギリシャ神話の怪獣を通じて人間の内面を描いたものだそうで、作品名は「ミノトーロマシー」。

特段ピカソが好きというわけではないけれど、やはり多彩で突出した芸術家だと思う。

闘牛の一連の流れを描いた作品が26枚並んでいます。黒一色なのに、躍動感があって見る者に伝わるのがすばらしいと思う。やっぱり天才なのね。

ピカソ館を出て

「幸せをよぶシンフォニー彫刻」へ。

入って螺旋階段を一気に登りました。高さは18メートルだそう。

内側は360度ステンドグラスです。教会で見るステンドグラスとは異なって迫力があります。

下から見上げる。

アップで。

近くに「森の足湯」があってたくさんの人が入っていました。

ちょうど席が空いたので私も入りました。友人はカフェへ。

来た時とは違うルートで出口に向かいます。

出口

予め調べてあった時刻の登山列車に乗ります。案の定、とても混んでいました。帰る人が多い時間だもんね。

箱根湯本で30分ほど時間があったので、駅近くのお店を覗いて籠清で揚げかまぼこ、駅構内のお店でお弁当を購入。

予約してあった「特急メトロはこね90号」に乗ります。なんと北千住まで直通で行けるんですって。

さっそく揚げかまぼこを食べました。おいしい～～！
これでおなかが膨れたのでお弁当は持ち帰って帰宅後に食べました。

お天気に恵まれた紅葉時期の箱根旅行は充実の一日となりました。欲を言えば、ポーラ美術館に行きたかったし、海賊船にも乗りたかった。温泉にも入りたかった。って、さすがに日帰りでは無理ですね。何年か後に再訪するとしましょう。