【徒歩で巡る】水の都・新潟！歴史と港町の情緒を再発見する一日

2025/11/23 - 2025/11/23

水の都・新潟を自分の足で巡る！歴史とグルメ、絶景を満喫する充実の1日旅。

新潟市の中心部を、全て徒歩で散策しました。

明治のレトロな雰囲気が残る旧新潟税関庁舎（みなとぴあ）で港町の歴史に触れ、新潟市のシンボル萬代橋を渡ります。ランチはピアBandaiの漁協食堂で、新鮮な特選海鮮丼（1,600円）に舌鼓！

午後はBefcoばかうけ展望台へ登り、佐渡汽船ターミナルを見下ろす雄大な景色と旅情に浸りました。

徒歩圏内で楽しめる新潟の魅力をぎゅっと詰め込んだ、歴史散策とグルメ、絶景の旅をご紹介します！

エリア 新潟市(新潟)

みなとぴあの駐車場（無料）に車を停めて、いよいよ徒歩観光開始です!

「歴史博物館敷地内にある旧第四銀行住吉町支店は、国の有形文化財に登録された歴史的建造物で、建物を有効活用し価値を認識してもらう機会を創出するために、1階の営業室・厨房をイベント等で短期的にご利用いただいく暫定利用を行っていました。
現在、工事のため休館しています」
とのことで、外観のみ。

旧第四銀行住吉町支店 名所・史跡

開港五港で唯一現存する開港当時の税関庁舎！

内部の見学はできないようで、こちらも外観のみです。
新潟市のHPを確認したところ、「落雷の影響で安全設備に問題が発生したため、現在内部の公開を中止しています。」とのこと。残念です。

旧新潟税関庁舎 名所・史跡

庁舎を裏手から見たところ。
海鼠壁（なまこかべ）や瓦屋根の上の望楼など、和と洋が見事に融合した「擬洋風建築」の美しさに感動。当時の日本の大工さんのセンスが光っています！

旧新潟税関庁舎 名所・史跡

旧税関庁舎の隣にある重厚な「保税倉庫」。
明治・大正時代の港の賑わいに思いを馳せました。
歴史的建造物が集まるこのエリアは、しっとりとした港町新潟の魅力を再発見できる素敵なスポットです。

まるでヨーロッパの宮殿のような佇まいの「みなとぴあ」本館。
2代目新潟市役所庁舎のデザインが用いられているそうです。

新潟市歴史博物館みなとぴあ 美術館・博物館

開館時間は、9：30～17：00。
月曜休館です。
常設展の観覧料は大人1人390円でした。
写真のこちらは無料で見学できるところ。縄文時代の農機具などが展示されていました。
見応えは・・・あまりないので、お金を払っても常設展を見に行った方が旅の満足度は高まると思います。

新潟市歴史博物館みなとぴあ 美術館・博物館

常設展は、「郷土の水と人々の歩み」をテーマに、海と川に育まれた新潟市域の人々の歴史を港町・農村の二つの側面から分りやすく紹介しています。
じっくり見れば、観覧時間は1時間程度でしょうか。
シアターの上映時間は20分ありました。

新潟市歴史博物館みなとぴあ 美術館・博物館

シアターで新潟の成り立ちが詳しく上映されたのですが、海岸沿いの「横列砂丘」は、新潟平野の地形や潟の形成に大きな影響を与えました。
砂丘による排水障害が、広大な水田の開発を可能にしました。現代の新潟の豊かな穀倉地帯の基盤を作ったと考えられているそうです。

新潟市歴史博物館みなとぴあ 美術館・博物館

萬代橋からみなとぴあ（新潟市歴史博物館）までの、信濃川左岸に広がるおしゃれな空間を「みなと・さがん」というそうです。
左手に信濃川を眺めながら、みなとぴあから万代橋まで歩きました。

新潟市のシンボル、国の重要文化財「萬代橋」！

信濃川に架かる6連のアーチが本当に美しい。1929年完成の鉄筋コンクリート造りで、花崗岩の化粧張りが重厚感と風格を漂わせています。

萬代橋 名所・史跡

上流の風景。
信濃川の両岸に広がる緑地帯は、新潟市民の憩いの場になっているとのこと。

萬代橋 名所・史跡

橋の上が広々としていて歩きやすい。ここから眺める信濃川と、朱鷺メッセ方面の景色が最高でした！新潟の街が「水の都」であることを実感できるビューポイントです。

萬代橋 名所・史跡

市場全体が活気に満ちていて、歩いているだけでも楽しいピアBandai。

ピアバンダイ グルメ・レストラン

ものすごい人でした！
みなさん、市場でお寿司などを購入して、外のテーブルセットで食べているようです。
私のお目当ては、佐渡の回転寿司店だったのですが、すさまじい行列だったので諦めました。

ピアバンダイ グルメ・レストラン

ということで、目をつけたのがこちらです。
新潟漁業協同組合産が経営されている漁業食堂。

ピアバンダイ グルメ・レストラン

おいしそうなメニュー。

ピアバンダイ グルメ・レストラン

迷いに迷って豪華な特選海鮮丼（1,600円）をオーダーしました。新鮮な地魚がどっさり乗っていて、見た目もボリュームも満点！これぞ港町新潟の味！
新鮮な魚介は身がプリプリで、口の中でとろける甘さ！その日の朝獲れの旬の地魚が入っているらしく、どこを食べても美味しい…。
温かい味噌汁付きで大満足のランチになりました。

ピアバンダイ グルメ・レストラン

続いて、日航新潟へ。
日航新潟は、「朱鷺メッセ」に隣接した複合ビル内に位置し、客室からは日本海、佐渡島、新潟の街並みを一望できます。

ホテル日航新潟 宿・ホテル

お目当ては、朱鷺メッセ31階地上約125mに位置する展望室です。
展望台直通のエレベーターは1階にありました。

ホテル日航新潟 宿・ホテル

エレベーターで展望台へ。
何が太っ腹って、展望台へ上がるのが無料だということです。
ということで、展望台にはお土産ショップや、カフェなどがありました。

Befcoばかうけ展望室 名所・史跡

新潟土産と言えば柿の種。
befcoのお菓子もありました。
ばかうけ、大好きです。

Befcoばかうけ展望室 名所・史跡

日本海方面。
写真だといまいちですが、目視ではぼやっと、佐渡島が見えました。
感動！

Befcoばかうけ展望室 名所・史跡

南側。
手前が、柳都大橋　（りゅうとおおはし）、その向こうが萬代橋です。

Befcoばかうけ展望室 名所・史跡

北側。
佐渡汽船ターミナルが見えます。
あの船に乗って佐渡へ行きたい...と旅情をそそられました！

Befcoばかうけ展望室 名所・史跡

展望台からおりて、みなと・うがんへ。
ちょうど、水上バス「信濃川ウォーターシャトル」が行ってしまいました。
朱鷺メッセからスタート地点のみなとぴあまで乗りたかったのですが・・・
料金500円で少し高いのですが、歩くと遠いですから。

信濃川 名所・史跡

仕方がないので、てくてく歩いて、みなとぴあまで戻ってきました。
ちょうと、佐渡汽船カーフェリーが停留していました。
展望台の上から見ると、それほど大きく見えませんでしたが、こうして目の前にすると、なかなか大きいですね！

佐渡汽船 カーフェリー 乗り物

道の駅にいがたふるさと村へ。
ちょうどイベントが行われていたようで、第二駐車場に駐車。
駐車場から結構歩きました。

新潟ふるさと村バザール館 お土産屋・直売所・特産品

ふるさと村、バザール館内部です。
鮮魚コーナー、農産物直売コーナー、加工品コーナー、フードコートが入っていました。

新潟ふるさと村バザール館 お土産屋・直売所・特産品

あまりにも広すぎて、お土産も選びきれません。
この辺袋にメッセージが入っていて、日頃お世話になっている人宛のお土産に良さそうですね。

新潟ふるさと村バザール館 お土産屋・直売所・特産品

新潟っぽさはないけれど、おしゃれなチョコレート土産もありました。

新潟ふるさと村バザール館 お土産屋・直売所・特産品

ラジオ（？）の公開収録のような感じで、人だかりが。
私は新潟の人間ではないのでピンと来ませんでしたが、地元の方なら分かるのかな・・・


ということで、柿の種アソートをお土産に購入し、新潟日帰りのたび、終わりです。
次は、佐渡に行きたいな!!!

新潟ふるさと村バザール館 お土産屋・直売所・特産品